JPS642496Y2 - - Google Patents

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JPS642496Y2
JPS642496Y2 JP19071682U JP19071682U JPS642496Y2 JP S642496 Y2 JPS642496 Y2 JP S642496Y2 JP 19071682 U JP19071682 U JP 19071682U JP 19071682 U JP19071682 U JP 19071682U JP S642496 Y2 JPS642496 Y2 JP S642496Y2
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JP
Japan
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hanger
mounting bracket
cable
hangers
tip
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JP19071682U
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JPS5995732U (ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は通信用プラスチツクシースケーブルの
ケーブル接続箇所、あるいはガス保守ケーブルに
おけるガス隔壁作成箇所において心線接続部を一
定の大きさ内に保持する場合に用いる心線保持金
具に関するものである。
一般に地下用通信ケーブルの接続に関して多数
の心線が束線されている主ケーブルから心線径あ
るいは対数の異なつたケーブル条数に分岐して相
手方のケーブルと接続することが行なわれる。こ
のような接続箇所には浸水によるケーブルの絶縁
障害や、ガスケーブルのガスの漏洩を防止するた
めに水密性のケースにおさめられ、なおかつケー
ス内には硬化剤を配合した合成樹脂を注入し硬化
させる工法が採用されている。しかしながら心線
接続部の大きさはケーブルの心線径あるいはケー
ブル対数によつて、また接続が手作業のため作業
者の慣れ、不慣れによつて大きく異なり、なおか
つ、心線接続部にたるみが生じ大きさが一定に納
まるとは限らない。そのため心線接続部の一部が
はみ出しケースの内面に接触したり場合によつて
は水密性のケースや嵌合部分にはさみ込まれたり
して硬化剤を配合した合成樹脂を注入してもケー
ス外に流れ出たりまた心線をつたわつて水が浸入
したり、ケーブルの絶縁障害やガスの漏洩を引き
起こす場合が多々あり、心線接続部を一定の大き
さ内に保持し、なおかつケース内面に接触しない
よう一定の間隔を保持する機構が必要となる。そ
のための従来例を第1図に斜視図で示す。
主ケーブル1,2のそれぞれにケーブル挿入円
弧溝を有した固定金具3,4と、同じようにケー
ブル挿入円弧溝を有した締付金具5,6とで主ケ
ーブル1,2をはさみ締付ねじ7−1,7−2と
7−3,7−4とで締付けることによつて固定金
具を主ケーブルに固定し、固定金具3,4の両側
面にコの字形をした取付金具8,9を連結ねじ1
6−1,16−3と16−2,16−4(図示さ
れず。)とで固定金具3,4に取付け固定し、こ
の取付金具8,9に一定の曲率を持つた半円形の
金具ハンガ10,11,12,13,14,15
を上、下それぞれから、取付金具8,9の挿入口
8−1,8−2,8−3,8−4,8−5,8−
6と9−1,9−2,9−3,9−4,9−5,
9−6に挿入し、心線の接続部17を一定の大き
さと位置に保持し、ケース内面に接触しないよう
に一定の間隔を保持する方法が用いられている。
しかしながらこの機構による心線接続部の保持方
法では主ケーブルの外径が変化した場合、固定金
具3,4および締付金具5,6が合わなくなり固
定することができず、主ケーブルそれぞれの外径
によつて固定金具および締付金具をそろえる必要
があり、膨大な数になる。また締付ねじ、部品数
が多く作業が複雑化しており、心線接続部と固定
金具の位置が異なつているため取付金具8,9を
「コ」の字形に加工するなどこのケーブル心線保
持金具では高価になるなどの欠点がある。
本考案は従来の欠点を除去するため、長楕円形
をなし短軸に平行な短辺部と長軸に沿い中央に直
線部のある長辺部からなる金属の帯状体で構成し
たハンガ取付金具、先端に開口部を有し内側面に
鋭い突起部を複数設けた弾性を有する金属製円筒
体の開口部の反対側の外側に、一端のコ字状部を
形成した金属板体よりなるつなぎ板の他端を垂直
に固定したホルダおよび先端を若干外方に曲げた
半円形のハンガからなり、前記ハンガ取付金具の
短辺部に前記つなぎ板のコ字状部を円筒体が内側
になるよう嵌合して固定し、一方前記ハンガ取付
金具の長辺部の直線部に複数の孔を設けて内側よ
り前記ハンガの先端を回転自在に挿入しハンガ2
個で円形となるよう近接して配設し対ハンガとし
対ハンガを複数設けたことを特徴とし、その目的
は主ケーブルと一動作で固定でき、取付作業が簡
単で、作業効率が向上し、部品数が少く、コスト
ダウンするにある。
第2図に本考案のケーブル心線保持金具(以下
単に金具という。)の正面図、第3図に同じく平
面図、第4図に側面図、を示す。
図において、20はハンガ取付金具(以下取付
金具という。)、21,22はケーブルホルダ(以
下単にホルダという。)、23〜30はハンガ、を
示す。
本考案の金具の構造を説明する。
取付金具20は全体の形状が長楕円形をなし長
軸に沿う長辺部20−1,20−2と短軸に平行
な短辺部20−3,20−4からなり、長辺部2
0−1,20−2の中央部に直線部20−1K,
20−2Kを設ける。直線部20−1K,20−
2Kにそれぞれ孔1A,1B,1C,1D,1
E,1F,1G,1Hと孔2A,2B,2C,2
D,2E,2F,2G,2Hを穿設し、対孔1
A,1B、1C,1D、1E,1F、1G,1H
は間隔狭く、対孔間は間隔を広く設ける。孔2A
〜2Hについても同様である。ハンガ23〜30
は半円形で先端を外方に孔1A〜1F,2A〜2
Hに挿入できるよう折り曲げてある。取付金具2
0の内側より対応する孔1A,2A……1H,2
Hにハンガ23〜30を挿入する。
本考案のホルダ21,22は2個の弾性を有す
る金属の部品で構成され、1つは一端に先端が一
定の曲率21A−1,21A−2,22A−1,
22A−2で外側に曲つて狭い開口部を有する円
筒体21A,22Aで内側面に複数の鋭い突起部
21−1,21−2,21−3,21−4と22
−1,22−2,22−3,22−4が設けら
れ、他の1つは金属の板状体で一方の先端をコ字
形に折り曲げたコ字状部21B−1,22B−1
を形成したつなぎ板21B,22Bである。円筒
体21A,22Aとつなぎ板21B,22Bと
を、円筒体21A,22Aの開口部の反対側の外
側面に、コ字状部21B−1,22B−1を円筒
体21A,22A側に向けて、つなぎ板21B,
22Bの一端を円筒体に対し垂直に溶接などによ
り固定する。ホルダ21,22のコ字形部21B
−1,22B−1を取付金具20の短辺部20−
3,20−4に外側から、円筒体21A,22A
が取付金具20の内側に位置するよう嵌合しリベ
ツト31で固定して本考案の金具が構成される。
次に、本考案の金具を用いる心線接続部の保持
装置を説明する。
第5図により心線接続部の保持順序の要領を説
明する。
主ケーブル1,2および分岐ケーブル47,4
8が接続されている状態52の場合において、金
具を取付ける時には下側の半円形のハンガ41,
43,45を取付金具20の挿入孔4A,4B,
4C,4D,4E,4Fよりはずしケーブル心線
保持金具の弾性を持つたホルダ21、または22
の円筒体21A,22Aのどちらか一方を主ケー
ブル1、または2に外側より挿入し次に反対側の
ホルダ2、または1を反対側の主ケーブル2また
は1に外側から挿入する。この場合つなぎ板21
B,22Bは弾性をもつているのでホルダ21,
22は外側に曲げることができるため安易に主ケ
ーブルに固定できるわけである。これで心線保持
金具の主ケーブルへの固定は完了する。つぎには
ずした下側の半円状のハンガ41,43,45を
心線接続部をつつみ込むように内側に入れながら
取付金具20の挿入孔4A,4C,4Eに挿入す
る。
以上で心線接続部の大きさを半円状のホルダ4
1,42,43,44,45,46内に収容し、
しかもケース49の内壁より一定間隔が保てるも
のである。50,51はゴムパツキングを示す。
本考案のホルダは弾性体で構成され、特に円筒
体が弾性体であり内側面に複数の突起部を設けて
あるので主ケーブル径に例えば2mm位の差異があ
つても支障なく何れの径の主ケーブルにも確実に
固定できる。
第6図に本考案のケース内にケーブル心線接続
部を収納状態を一部断面の正面図で示す。2分割
した凸型ケース60、凹型ケース61から本考案
のケースはなり、ケース61の内面外周縁は内方
に溝形に構成し、63は嵌合パツキング、62は
リングパツキング、64は注入口ふたを示す。
ケース61の嵌合パツキング63に対応するケ
ース60の内面外周縁には連続する凸部を設け、
ケース60の凸部とケース61の嵌合パツキング
63を嵌合し連結ねじ、締付ねじなどで気密に結
合し注入蓋64をとり注入口より硬化剤を配合し
た合成樹脂を注入する。
本考案のケーブル心線保持金具は以上の構造を
具備するもので、従来と同様簡単にケース内壁よ
り一定間隔保持できると共に心線接続部の一定大
きさに収容でき、更に一動作で主ケーブルに固定
でき、しかも弾性と鋭い突起部により主ケーブル
の外径が変化しても確実に固定でき、部品が少
く、コストダウンできる、などの作用効果を生ず
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のケーブル心線保持金具の斜視
図、第2図は本考案ケーブル心線保持金具の正面
図、第3図は同じく平面図、第4図は同じく側面
図、第5図は本考案の金具を用いる心線接続部の
保持順序の要領説明図、第6図は本考案のケース
内にケーブル心線接続部を収納した状態を一部断
面で示す正面図、を示す。 20:ハンガ取付金具、21,22:ケーブル
ホルダ、23〜30:ハンガ、21A,22A:
円筒体、21B,22B:つなぎ板、1A〜1
H,2A〜2H:孔、20−3,20−4:短辺
部、21−1,20−2:長辺部、20−1K,
20−2K:直線部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長楕円形をなし短軸に平行な短辺部と長軸に沿
    い中央に直線部のある長辺部からなる金属の帯状
    体で構成したハンガ取付金具、先端に開口部を有
    し内側面に鋭い突起部を複数設けた弾性を有する
    金属製の円筒体の開口部の反対側の外側に、一端
    にコ字状部を形成した金属板体よりなるつなぎ板
    の他端を垂直に固定したホルダおよび先端を外方
    に若干曲げた半円形のハンガからなり、前記ハン
    ガ取付金具の短辺部に前記つなぎ板のコ字状部を
    円筒体が内側になるよう嵌合して固定し、一方前
    記ハンガ取付金具の長辺部の直線部に複数個の孔
    を設けて内側より前記ハンガの先端を回転自在に
    挿入し、ハンガ2個で円形となるよう近接して配
    設し対ハンガとし、対ハンガを複数設けたことを
    特徴とするケーブル心線保持金具。
JP19071682U 1982-12-17 1982-12-17 ケ−ブル心線保持金具 Granted JPS5995732U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19071682U JPS5995732U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 ケ−ブル心線保持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19071682U JPS5995732U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 ケ−ブル心線保持金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5995732U JPS5995732U (ja) 1984-06-29
JPS642496Y2 true JPS642496Y2 (ja) 1989-01-20

Family

ID=30410861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19071682U Granted JPS5995732U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 ケ−ブル心線保持金具

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JPS5995732U (ja) 1984-06-29

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