JPS64247Y2 - - Google Patents

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JPS64247Y2
JPS64247Y2 JP13305482U JP13305482U JPS64247Y2 JP S64247 Y2 JPS64247 Y2 JP S64247Y2 JP 13305482 U JP13305482 U JP 13305482U JP 13305482 U JP13305482 U JP 13305482U JP S64247 Y2 JPS64247 Y2 JP S64247Y2
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JP
Japan
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ram
shearing
limit setting
movable
setting switch
Prior art date
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JP13305482U
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JPS5939123U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシヤリングマシンに係り、さらに詳
細には、ラムの上昇停止位置および下降停止位置
を任意に設定することのできるシヤリングマシン
に関する。
従来のシヤリングマシンの中で、可動剪断刃1
(第1〜第3図参照)を保持するラム3は、ラム
3を固定剪断刃5(第1〜第3図参照)に対して
直線的に移動するいわゆるギロチン式シヤリング
マシンにしても、円弧状に移動するスイング式シ
ヤリングマシンにしても、流体圧駆動による方式
のものは第4図に例示するような油圧配管を備え
ていた。
すなわち従来の油圧駆動のシヤリングマシンで
は機枠の例えば前板7(第5〜7図参照)の裏面
などに固定された許容最高位置の上昇限設定マイ
クロスイツチ9によつて、最も高い位置に停止し
ている。ラム3を下降させるにはソレノイド
SOL1,SOL2,次いでSOL3をオンにし、駆
動電動機Mを回転してポンプPを駆動し、オイル
タンクT内の作動油を管路11、パイロツトオペ
レーテドチエツクバルブLC1、管路13、管路
15を経て大径油圧シリンダ17の上部室19へ
導く。するとピストン21を下圧してラム3を下
降させ、同時に下部室23から流出する圧油を管
路25、管路27を経て小径油圧シリンダ29の
上部室31に導く。すると、ピストン33を下圧
してラム3を下降させ下部室35から流出する圧
油を管路37、パイロツトオペレーテドチエツク
バルブLC5、管路39を経てアキユムレーター
ACCに導いて蓄圧させる。そして余剰の圧油は
管路41を経てリリーフバルブ43からオイルタ
ンクT内に排出しラム3を下降する。
次にラム3に取付つけたドグ45が高さ位置調
整自在に機枠にとりつけたマイクロスイツチ47
に当接しその信号によつてソレノイドSOL1、
SOL2、SOL3がオフとなり、同時にソレノイ
ドSOL5がオンに切り替る。従つてポンプPか
らの圧油が管路11、管路49、パイロツトオペ
レーテドチエツクバルブLC3、管路51、管路
41を経てアキユムレーターACCからの圧油も
加わつて管路39、パイロツトオペレーテドチエ
ツクバルブLC5を経て小径油圧シリンダ29の
下部室35に達してピストン33を上方に加圧し
てラム3を上昇させる。
小径シリンダ29の上部室31からの圧油は管
路27、管路25を経て大径油圧シリンダ17の
下部室23に達し、ピストン21を上方に加圧し
てラム3を上昇させる。
大径油圧シリンダ17の上部室19の圧油は、
管路15、管路13、パイロツトオペレーテドチ
エツクバルブLC2、管路53を経てオイルタン
クTに排出される。
小径油圧シリンダ29の上部室の断面積は、大
径油圧シリンダ17の下部室23のピストンロツ
ドの断面積を差し引いた実効断面積に等しく設け
てあるから、ラム3は左右同一距離だけ上昇下降
の移動を行うのである。
かくてラム3の上端辺が前記した許容最高位置
の上限位置マイクロスイツチ9に当接し、ソレノ
イドSOL5をオフにし、管路39と37の流通
が遮断されてラム3は初めの最高許容位置に停止
するのである。
更にシヤリングマシンは被剪断材の被剪断性と
板厚によつて可動、固定両剪断刃のなす剪断角を
変更できなくてはならない。
剪断角を変更するのにまず剪断角を小さく変え
る場合にはソレノイドSOL4をオンにし、パイ
ロツトオペレーテドチエツクバルブLC4を開放
にする。そして、大径油圧シリンダ17の下部室
23からの圧油を管路25、管路55、パイロツ
トオペレーテドチエツクバルブLC4を経て大径
油圧シリンダ17の上部室19に導入する。そし
てラム3を小径油圧シリンダ29のピストンロツ
ド57の下端球継手59を中心に第4図で時計方
向に回動して剪断角を小さく変更するのである。
反対に剪断角を大きく変更するにはソレノイド
SOL6とソレノイドSOL5とをオンにする。そ
してアキユムレーターACCからの圧油を管路3
9、管路61、ソレノイドSOL6の流路、管路
63を径て小経油圧シリンダ29の上部室31に
導く。すると、ラム3は第4図に示した大径油圧
シリンダ17のピストンロツド65の下端球継手
67を中心に反時計方向に回動して剪断角を大き
く修正することができるのである。
上記のように従来の油圧駆動によるシヤリング
マシンは被剪断材料の特性によつて剪断角を変え
られる外に可動剪断刃1の下降限位置を調節自在
に構成してあつた。したがつて例えば第1図に示
したように被剪断板材69が可動剪断刃1の全長
を使用せずに剪断できるだけの幅しかない場合に
は、被剪断板材69を可動剪断刃1の低い側端の
ゲージ71に押し当てて可動剪断刃1の移動スト
ローク距離をS1のように短くして不必要な下降量
を短縮し、復帰を含めてアイドルタイムを合理化
していたのである。
ところが上記したように幅の狭い被剪断板材6
9を可動剪断刃1が剪断角を備えて固定剪断刃5
に近づいている第1図の左側のゲージ71に押し
当てて下降設定のマイクロスイツチ47によつて
アイドルタイムの合理化は達成できる。然しなが
ら可動剪断刃1も固定剪断刃5も第1図の左側部
分ばかりが摩耗して工具寿命が短い不都合をとも
なうことが明白になつてきたのである。
従つて第2図に示したように可動剪断刃1が剪
断角を備えて固定剪断刃5より遠く離れている右
側の第2ゲージ73を用意して半々に使いわけれ
ば工具寿命の短くなる欠点を克服できるわけであ
る。然し従来の装置は可動剪断刃1の上昇復帰位
置を変更できなかつたので第2図にS2で示した最
大ストローク距離の移動を使用せざるを得ない不
都合があつたのである。
本考案は以上詳記した従来装置の不都合を克服
してアイドルタイムの合理化と工具寿命の延長と
を同時に得る機構を備えたシヤリングマシンを提
供するものである。
第5図、第6図、第7図に示した本考案の実施
例機構部分は、ラム3に支柱75を植設し、前記
した機械の適宜位置、例えば前板7の窓穴77を
貫いた前方で支柱75の先端がラム3と一体的に
上下に移動自在に設けてある。
前板7には垂直方向にガイドレール79がとり
つけてあり、該ガイドレール79に案内されて上
下方向に摺動移動自在なスライドブロツク81が
設けてあり、前記した支柱75の先端とスライド
ブロツク81とをコネクテイングロツド83が揺
動自在に連結している。第5図に明らかなように
スライドブロツク81には垂直に比較的長いドグ
45が固定してあり、右端の垂直な部材はシヤリ
ングマシンの右側立ち上り側板85があり、下端
に示したものは後端に固定剪断刃5(第5図には
省略)をとりつけたテーブル87である。
更に前板7の前面にはガイドレール79に平行
な第2ガイドレール89が設けてあつて、該第2
ガイドレール89に案内されて上下に揺動移動自
在な第2スライドブロツク91と第3スライドブ
ロツク93が設けてある。上記第2スライドブロ
ツクには上限設定用マイクロスイツチ95が、第
3スライドブロツクには下限設定用マイクロスイ
ツチ97がとりつけてある。
また前板7にはピボツト99が植設され、別に
ロツクナツトを兼ねたノブボルト101が設けて
ある。
第2スライドブロツク91と第3スライドブロ
ツク93とはそれぞれがピボツト99のまわりを
揺動自在なリンク103と、接続リンク105と
で連結されており、リンク103の中ほどでそれ
ぞれ上限位置設定ベルクランクレバー107と下
限位置設定ベルクランクレバー109とに、作動
リンク111で連結されている。
以上詳記した本実施例機構を備えたシヤリング
マシンは、ラム3の下限位置設定と上限位置設定
とが別個に且つ任意に機械の前板前面で自由で容
易に可能である。したがつて例えば第3図に示し
たように可動剪断刃1が固定剪断刃5より剪断角
を備えて遠く配置されている図の右側の第2ゲー
ジ3に被剪断板材69を押しあてた作業状態の場
合でも、ラム3はその最高上限位置設定マイクロ
スイツチ9より低い上限位置をマイクロスイツチ
95でストローク距離がS2より短いS3に設定する
ことが可能である。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、この考案によれば、ラムの上昇停止位置と下
降停止位置とを任意に設定可能であるので、ラム
に取付けた上刃の左側付近、中央付近、右側付近
において板材の剪断を行なうとき、ラムのストロ
ーク長を無駄のないように設定でき、アイドルタ
イムを短くできるものである。すなわち、上刃の
極部的な摩耗を防止できると共に作業能率の向上
を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機械で幅の狭い被剪断材を可動
剪断刃の低い側に寄せて剪断する場合の説明図、
第2図は同上可動剪断刃の高い側に寄せて剪断す
る場合の説明図、第3図は本考案の実施例機構を
備えた機械で幅の狭い被剪断材を可動剪断刃の高
い側に寄せて剪断する場合の説明図、第4図は従
来の可動剪断刃の剪断角調整と上昇下降を操作す
る油圧配管図の説明図、第5図は本考案実施例機
構部の正面図、第6図は同上左側面図、第7図は
同上右側面図である。 図面の主要な部分を表わす符号の説明、1…可
動剪断刃、3…ラム、5…固定剪断刃、7…前
板、45…ドグ、75…支柱、77…窓穴、95
…上限設定用マイクロスイツチ、97…下限設定
用マイクロスイツチ、99…ピボツト、101…
ノブボルト、107…上限設定ベルクランクレバ
ー、109…下限設定ベルクランクレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧シリンダ17,29の作動によつてラム3
    の昇降作動を行なうと共に、上記油圧シリンダ1
    7,29と油圧源とを接続する油圧配管に配設さ
    れた適数のソレノイドバルブの切換えを制御して
    上記ラム3の昇降作動を制御する構成のシヤリン
    グマシンにして、シヤリングマシンにおける機枠
    に、前記ラム3に一体的に備えられたドグ45に
    よつて作動されたときにラム3の上昇を停止せし
    めるべく作用する上限設定用スイツチ95を上下
    動自在に装着して設けると共に、上記ドグ45に
    よつて作動されたときにラム3の下降を停止せし
    めるべく作用する下限設定用スイツチ97を上下
    動自在に装着して設け、上記上限設定用スイツチ
    95の上下位置を調節するためのレバー107と
    下限設定用スイツチ97の上下位置を調節するた
    めのレバー109とを前記機枠に近接して装着し
    てなることを特徴とするシヤリングマシン。
JP13305482U 1982-09-03 1982-09-03 シヤリングマシン Granted JPS5939123U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13305482U JPS5939123U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 シヤリングマシン

Applications Claiming Priority (1)

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JP13305482U JPS5939123U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 シヤリングマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5939123U JPS5939123U (ja) 1984-03-13
JPS64247Y2 true JPS64247Y2 (ja) 1989-01-06

Family

ID=30300271

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JP13305482U Granted JPS5939123U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 シヤリングマシン

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