JPS642215Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS642215Y2
JPS642215Y2 JP1984015315U JP1531584U JPS642215Y2 JP S642215 Y2 JPS642215 Y2 JP S642215Y2 JP 1984015315 U JP1984015315 U JP 1984015315U JP 1531584 U JP1531584 U JP 1531584U JP S642215 Y2 JPS642215 Y2 JP S642215Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
price
sales
accumulator
control circuit
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984015315U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59165071U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1531584U priority Critical patent/JPS59165071U/ja
Publication of JPS59165071U publication Critical patent/JPS59165071U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS642215Y2 publication Critical patent/JPS642215Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動販売機に使用される制御回路、特
に価格の異なる複数の販売品を扱う自動販売機の
制御回路に関するものである。
[従来の技術] 価格の異なる複数の販売品を扱う自動販売機に
は種々の課題がある。
まず、投入金額と顧客が選択した販売品の販売
価格とを比較し、投入金額が販売価格以上ある場
合のみ販売を許容するようにしなければならな
い。
そのような課題を解決する1つの方法は、投入
金額を入力するカウンタないしアキユムレータと
販売価格を入力するカウンタないしアキユムレー
タとを設け、比較回路で比較することである。た
とえば特開昭48−17800号公報に記載されている。
他の方法は投入金額を可逆カウンタに入力し、
販売価格を減算し、減算不可になつた時は販売し
ないことである。たとえば特公昭48−27157号公
報に記載されている。
販売品の引渡しや又、つり銭の支払いを制御す
る多くの多価格販売制御回路(時にチエンジヤと
呼ばれる)がある。何らかの価格の選択性や例え
ば販売品選択、払戻し等を行なう能力を有する装
置も知られている。投入又は他の手段で入力され
た額と販売価格との間の比較を行なう制御回路も
知られている。先行技術の装置のうち典型的なも
のが、下記の特許及び出願に明らかにされてい
る。
1972年 8月29日付米国特許第3687255号、
1974年 6月28日付米国特許第3820642号、1974
年10月15日付米国特許第3841456号、1975年 7
月8日付米国特許第3894220号、1975年 8月20
日付米国特許第606173号、 これらの従来技術により価格の異なる複数の販
売品を取り扱かう自動販売機の制御回路が実現さ
れている。
[従来技術の問題点と技術的課題] 上記従来の自動販売機(第2図に図示)は硬貨
を投入し、販売品の選択スイツチ316B,31
8B,320B,322Bを押すことにより、投
入金額と販売金額が比較器236に入力比較さ
れ、販売払戻しシーケンス制御回路272で販売
が許可されるとリレー316,318,320,
322により販売品に対応する接点316B,3
18B,320B,322Bが閉となり、販売品
に対応するモータ330,331,333,33
5が付勢され、販売品が送出される。以下に従来
の自動販売機についてさらに詳細に説明する。
従来の自動販売機制御回路は投入価格と販売品
の価格の大小を比較して販売、つり銭払戻しの指
令を出す、アキユムレータパルス回路230、払
戻しパルス回路340、比較器236、販売払戻
しシーケンス制御回路272等からなる回路を有
し、顧客が販売品の選択をおこなう選択スイツチ
344,345,346,347および販売品の
送出をおこなう販売モータ330,331,33
3,335、上記販売モータ330,331,3
33,335に電力を供給する電源に接続する端
子506,510、顧客が選択スイツチ344,
345,346,347を押した後販売価格を比
較的236に入力するために使用される選択端子
276,278,280,282、選択インタフ
エース274、送出インタフエース334からな
る。また論理回路の販売指令に基づいて上記販売
モータ330,331,333,335を駆動す
るリレー316,318,320,322を有す
る。
従来の自動販売機の制御回路では選択スイツチ
344,345,346,347のいずれか1つ
を押すことにより、対応する選択端子276,2
78,280,282のいずれかを選択インタフ
エース274に接続し、選択インタフエース27
4は、価格マトリクス254、比較器236に販
売価格を入力して投入金額との比較をおこない販
売が許可される場合は、販売・払戻しシーケンス
制御回路272からリレー316,318,32
0,322のいずれかに入力指令をおこない、上
記入力指令によつてリレー接点316B,318
B,320B,322Bのいずれかを閉とし、販
売モータ330,331,333,335のうち
対応するいずれかを電源端子506,510を通
して通電駆動し、販売品を送出される。
従来の自動販売機の制御回路では各々の販売品
ごとに、選択スイツチ344,345,346,
347とリレー接点316B,318B,320
B,322Bを有する。選択スイツチ344,3
45,346,347のいずれかにより販売価格
を比較器236に入力し、販売が許可されるとリ
レー接点316B,318B,320B,322
Bの対応するいずれかが閉となり、販売モータが
通電付勢され、販売品が送出される。
このように従来の多価格・多品種の自動販売機
の制御回路では販売品の種類ごとに選択スイツ
チ、販売モータの付勢リレー(付熱スイツチ)を
有するので制御回路が複雑化するという問題を有
し、その簡単化が必要となつていた。
[本発明の手段、作用、効果の概要] 第1図に本考案による販売制御回路のブロツク
図が示されている。
本考案の自動販売機制御回路は投入価格と販売
品の価格の大小を比較して販売、つり銭払戻しの
指令を出す、比較器24、アキユムレータ20,
22、販売払戻しシーケンス制御回路28等から
なる回路を有し顧客が販売品の選択をおこなう選
択スイツチ74,90および販売品の送出をおこ
なう販売モータ78,94、上記販売モータ7
8,94に電力を供給する全波整流器64、交流
ラインリード66に接続される全波整流器64、
フオトトランジスタ受光部62、SCR72から
なる電源制御回路62、顧客が選択スイツチ7
4,90を押した後に販売に先だつて販売価格を
比較器24、アキユムレータ22に入力するため
に使用されるパルス源80、価格マトリクス装置
96,136、販売払戻しシーケンス制御回路2
8の販売指令に基づいて電源制御回路62を駆動
させるフオトカプラ58からなる。
本考案の自動販売機の制御回路では同一の選択
スイツチ74又は90を販売価格の論理回路への
入力と販売品送出のために用いる販売モータ78
又は94の付勢の両方の目的に用いる。より具体
的にはパルス源80から低レベルの電流を選択ス
イツチ74又は90を介して価格マトリクス回路
装置96又は136に供給することによりアキユ
ムレータ22、比較器24に販売価格を入力して
投入金額との比較を行い販売が許可される場合は
販売・払戻しシーケンス制御回路28から販売許
可信号を販売制御回路52に入力しフオトカプラ
58によりフオトカプラ58のフオトトランジス
タ受光部60を導通とし、それによつてSCR7
2をトリガし、高レベルの電流をSCR72を通
して通電し、この高レベルの電流を同一の選択ス
イツチ74又は90を介して販売モータ78,9
4に供給し販売品を送出する。
本考案の自動販売機の制御回路では各々の販売
品に設けられている1つの選択スイツチを販売価
格のアキユムレータ・比較器への入力と販売モー
タの付勢の両方の目的に用いる。また販売制御回
路52、フオトカプラ58、電源制御回路62は
各販売品に共通に使用されるものとして一式のみ
を備える。
従来は、販売価格のアキユムレータ比較器への
入力のためのスイツチと、販売モータ付勢のため
のスイツチ(リレー)は通常別々に設けられてい
るから、スイツチの数が少くとも販売品の種類の
数の2倍は必要であつたのに対して、本考案によ
れば、それが販売品の種類の数と同数プラス、フ
オトカプラー式のみで良く、スイツチの数を大巾
に減らすことができる。
本考案の利点は販売品の種類が増加するに従つ
て顕著となる。
したがつて、このような構造とすることにより
本考案の自動販売機の制御回路は従来のものに比
較して簡単化がなされる。
[本考案の詳細な説明] 本考案の目的は構造が簡単な多価格、多品種の
自動販売機制御回路を提供することである。
本制御装置のこれら及びその他の目的及び利点
は、添付図面に示す本考案の実施例による販売制
御回路についての以下の詳細な説明により明白に
なるであろう。
第1図において、番号10は、本考案の実施例
による自動販売機のための制御回路を示してい
る。回路10は、既存の自動販売機制御回路の要
素と同様の多くの要素を有している。たとえば硬
貨スイツチを持つた硬貨ユニツト又は何らかの他
の型のクレジツト・エントリ・ユニツト12、払
戻しスイツチ回路14、パルス生成回路16、比
較回路18等である。
[比較器24、アキユムレータ20,22、販売
払戻しシーケンス制御回路28の動作説明] 第1図の実施例においては、比較回路18、販
売払戻しシーケンス制御回路28等を含む論理回
路を用いて販売及び払戻し操作を制御する。適切
な投入金額の入力が既になされている場合、選択
した販売品の価格がこの論理回路に入力すると、
この論理回路が応答して販売、払戻し操作を制御
する。比較回路18は、第1すなわちAアキユム
レータ部20及び第2の、すなわちBアキユムレ
ータ部22を含んでおり、Aアキユムレータ部で
は、各販売操作中において投入された金を表わす
量が累計され、Bアキユムレータ部は、選ばれた
品物ないしサービスの販売価格が入れられている
価格部である。アキユムレータ22には又、以下
に説明されるように払戻し操作中に払戻される各
硬貨の値に等しい額も入れられる。
比較回路18は又、Aアキユムレータ20に入
れられたクレジツト額と、Bアキユムレータ22
に入れられた販売価格との間の比較を行なう比較
器部24をも有する。払戻し、又は払戻し操作に
よる額がBアキユムレータに入れられる場合と入
れられない場合がある。比較回路18は、両アキ
ユムレータ20及び22に入れられた額の間の差
に応じた出力を出す。回路18は、販売・払戻し
シーケンス制御回路28等に接続される第1の出
力26を有するように図示されている。比較回路
18は又、Aアキユムレータ20、Bアキユムレ
ータ22の額が等しい時に信号が発生する。A=
Bと分類した出力31を含む他の出力を有する。
又この他の出力には1以上と分類した出力32も
ある。出力信号が出力32上にある時は、両アキ
ユムレータ20及び22に入れられた額の間に少
なくとも1つの最小許容硬貨単位の差があること
を意味している。2以上と分類したもう1つの出
力34は、A及びBアキユムレータ20及び22
に入れられた額の間に、少なくとも2単位の差が
ある時に信号を有し、5以上と分類したさらに他
の出力36は、両アキユムレータ20及び22に
入れられた額の間に少なくとも5単位の差がある
時に信号を有する。出力31,32,34及び3
6は、販売・払戻しシーケンス制御回路28への
入力として接続され、顧客により選ばれた販売価
格以上の投入額の払戻しすなわち返還を制御する
ために使われる。典型的な5セント白銅貨、10セ
ント銀貨、25セント制御回路においては、リード
32,34及び36上の制御出力は、それぞれ5
セント白銅貨、10セント銀貨、及び25セント銀貨
の払戻し、すなわち返還を制御するために使われ
る。例えば、アキユムレータ20及び22に入れ
られた額の間に5単位又はそれ以上の差があるな
らば、販売・払戻しシーケンス制御回路28は、
25セント銀貨を払戻すようにプログラムされよ
う。差が5単位より小さいが2単位以上であるな
らば、回路28は、10セント銀貨を払戻すように
プログラムされ、差が2より小さく0より大きい
ならば、回路28は5セント白銅貨を払戻すよう
にプログラムされよう。払戻し操作は、可能な最
高額硬貨の払戻しに優先順位を与えて、硬貨の数
を最も少なく払戻すような順序で行なわれよう。
これらの基本的な特徴を有する回路は、上述の米
国特許等に明らかにされている。
上述のような払戻しを行なうのに必要な回路
は、米国特許第3687255号、第3820642号、第
3894220号、第3841456号、及び第4008792号に明
らかにされているような周知の構成でよく、これ
らは全て、本出願人に譲渡されている。図示の回
路では、5セント白銅貨の払戻しは、5セント貨
払戻し制御回路40を制御するリード38上の回
路28の出力により制御される。10セント貨払戻
し信号は、リード42上に現われ、10セント貨払
戻し制御回路44を制御し、25セント貨払戻し制
御信号は、リード46上に現われ、25セント貨払
戻し制御回路48を制御する。
Aアキユムレータ20及びBアキユムレータ2
2をリセツトするために用いられる種々の信号や
接続は、その多くは本願の図面に詳細に示されて
はいないが、図示の種々のブロツク内に含まれて
いる。たとえばAアキユムレータ20及びBアキ
ユムレータ22は販売動作の最後にリセツトされ
る。投入金額が販売価格よりも大きい時は、販売
動作に硬貨の払戻しを含ませうる。投入金額が販
売価格と丁度等しい時は、払い戻しは不要であ
り、その場合Aアキユムレータにストアされた額
がBアキユムレータにストアされた額と等しい
(A=B)ことを示す信号を比較器部24がつく
り出す。このA=Bの信号はAアキユムレータ2
0、Bアキユムレータ22の入力をリセツトし、
両アキユムレータをリセツトするのに有効に用い
ることができる。顧客の投入金額が販売価格より
も大きい場合、Aアキユムレータにストアされた
額は当初Bアキユムレータにストアされた額より
も大きく、リード32,34,36上に発生した
払戻し信号による払戻しが必要である。硬貨が払
い戻されると、モータ払戻しスイツチ14が起動
され、パルス生成器16からBアキユムレータ2
2のカウント入力に払戻された硬貨の値に対応す
る数の硬貨パルスを供給する。従つて硬貨が1つ
づつ払戻されるたびにBアキユムレータ22のカ
ウントの値は増加する。払いもどしが続くとBア
キユムレータに蓄えられたカウントが増加しやが
てAアキユムレータ20にストアされたカウント
と等しくなる。そのようになると、それ以上の払
戻し信号はリード32,34,36上に発生され
ず比較器部24によりA=B信号がつくり出さ
れ、リード31を介して払戻制御回路28に供給
され、払戻し動作を終了させる。又このようなA
=B信号はAアキユムレータ20及びBアキユム
レータ22の入力をリセツトし、両アキユムレー
タをリセツトするのに有効に用いられる。典型的
な比較回路18(Aアキユムレータ、Bアキユム
レータ、比較器部を含むもの)及びそれによつて
A=B信号を発生する方法の詳細な説明は米国特
許第3841456号(特願昭49−50639号に対応)にな
されている。
[販売制御回路52、電源制御回路62、販売モ
ータ78,94の動作説明] 販売・払戻しシーケンス制御回路28は、もう
1つの出力50を有し、これは販売制御回路52
に接続されている。このリードに出力が現われる
時、それは販売オーペレーシヨンを開始する状態
をつくりだす。販売制御回路52は、フオトカプ
ラ58のLED発光部56と直列に接続された通
常は非導通のトランジスタ54を有する。フオト
カプラ58のフオトトランジスタ受光部60(図
中央部)は、交流ライン・リード66に接続され
た全波整流器64を含む電源制御回路62内にあ
る。全波整流器64の端子64aは、リード68
により可動選択スイツチ接点70に接続される。
全波整流器64の別の端子64bは、フオトカプ
ラ58の受光部60を含む電源制御回路62を通
つてSCR(サイリスタ)72として示された電子
スイツチ装置に接続されている。回路62は、又
図示のように番号のつけられていない抵抗器及び
コンデンサをも有している。図示のSCRは、そ
の導電度がアノード電圧を基準電圧とするゲート
バイアスによつて制御されるものである。回路2
8の出力リード50に高電位信号が与えられる
と、トランジスタ54が導通状態となり、それに
伴つてフオトカプラ58のLED発光部56に電
流を流し、発光させる。するとフオトカプラ58
のフオトトランジスタ受光部60が光を受けて導
通状態となり、これによつて入力電源リード66
から選択スイツチの可動接点70へフルパワーの
回路接続が形成される。駆動された選択スイツチ
はこの時、接点76のような通常開の接点と接触
する。電力はリード66と第1図下部のモータ7
8,94間の共通ライン66′との間に印加され、
販売モータ78を付勢する。
図示のアノードバイアスのSCR72の代りに、
カソード電圧を基準電圧とするゲートバイアスに
よつてその導電度が制御されるSCRを用いるこ
ともできる。この場合は当業者に自明のように、
(イ)フオトトランジスタ受光部60と、(ロ)無番号の
抵抗(フオトトランジスタのコレクタとSCRの
アノードの間に接続されているコレクタ抵抗)と
の位置を交換する。フオトトランジスタのベース
抵抗は図示のままSCRのカソードに接続すれば
よい。このようなカソードゲートでバイアスされ
たSCRのアノードはフオトトランジスタ受光部
60のコレクタに接続し、上述の無番号の抵抗は
フオトトランジスタ受光部60のエミツタとカソ
ードゲートバイアスSCRのカソードとの間に接
続し、このカソードゲートバイアスSCRのゲー
トはフオトトランジスタ受光部60のエミツタに
接続すればよい。
[パルス源80、価格設定マトリクス回路装置9
6,136の動作説明] 選択スイツチ74の駆動と同時に、そしてわず
かに販売モータの付勢に先立つてパルス源80か
ら後述の価格マトリクス装置への回路が形成され
る。パルス源80からの信号は、比較的微弱な電
流の信号であり、販売価格を価格アキユムレータ
22に入れて、販売及び払戻しオペレーシヨンの
開始を含む各種の回路機能を行なわせるのには十
分であるが、それ自身で販売モータ78を付勢す
るほどパワーが強くはない。従つて、販売モータ
の付勢は、リード50上の信号発生を待たねばな
らず、リード50上には、パルス源80からの信
号が価格を入力するのとほとんど同時であるが、
それよりわずかに遅れて信号が発生する。
選択スイツチ74の通常は閉じている側は、所
望の販売品及び/又は販売価格の数に依存した所
望数の他の同様な選択スイツチの通常は閉じてい
る側と直列に接続されている。この特徴は、以下
で明らかになる理由により本回路にとつて重要な
ものである。図示のパルス源80は、60サイクル
の周波数のラインのような一定周波数の出力パル
スを連続的に供給し、これは販売価格情報のよう
な情報が、60分の1秒毎に価格アキユムレータ2
2に入力されうることを意味する。選択スイツチ
74は、通常閉じた接点84を有し、これはリー
ド86により同様な選択スイツチ90の可動接点
88に接続され、以下同様に続いている。選択ス
イツチ74,90及びその他必要なだけの選択ス
イツチの各々は、又接点76及び92のような通
常は開の接点を有し、これらの接点は、モータ7
8及び94のようなそれぞれの販売モータを含む
回路内のいくつかの異なつた場所に接続される。
かかるスイツチ及びモータは、必要数だけ任意に
備えることができる。
選択スイツチ74が客により駆動される時、そ
の可動接点70は通常閉じている固定接点84と
の係合から離れて、通常開いている固定接点76
と係合する。これで直ちに販売モータ78への回
路が形成される。それは又価格マトリクス回路装
置96の入力側に接続されているリード97上の
回路をもつくり、図示の構成において、価格マト
リクスは5つの入力及び5つの出力端子を有し、
以下に説明するように、任意の対応するものが販
売価格を確立するために使われうる。価格マトリ
クス96の入力端子は、端子98,100,10
2,104及び106であり、出力端子は、端子
108,110,112,114及び116であ
る。カード状価格マトリクス96において、入力
端子98は、ダイオード118を介して対応する
出力端子108に接続され、入力端子100は別
のダイオード120を介して出力端子110に接
続される。他の入力端子はどれも接続されておら
ず、従つてカード状マトリクス96において使用
されていない。
価格マトリクス136も同様に接続されてい
る。価格マトリクス96,136はダイオードと
組み合せることにより設定価格を変えることがで
きる。
データ・ストローブ80からの信号のような出
力信号が出力端子108及びそれに接続されてい
るリード122上に存在するときはいつでも、80
セントの販売価格を表わす信号が価格アキユムレ
ータ22の対応する入力リード123に供給され
る。これは2進形式での入力として容易に表わさ
れうる。同様にして価格マトリクス96の出力端
子110及びそれに接続されたリード124上に
出力信号が存在するときにはいつでも、それは40
セントの販売価格を表わし、2進形式で価格アキ
ユムレータ22のリード126に販売価格を入力
するために使われる。リード122及び124上
に同時に信号が存在するならば、価格マトリクス
96からの組み合せ出力は、個々の入力の和であ
る$1.20の全販売価格入力を表わす。同様にし
て、出力信号が価格マトリクス96の出力端子1
12及びリード128上に現われるならば、20セ
ントの額の販売価格を表わし、出力端子114及
びリード130上の信号は10セント価格の入力額
を表わし、そして端子116及びリード132上
の出力は5セントの販売価格入力額を表わす。出
力端子108−116上に現われる信号により表
わされる任意の組合せが、価格アキユムレータ2
2内への入力として得られる。これは価格マトリ
クス96内の端子の他の対応する対の間にダイオ
ード118及び120のような接続ダイオードを
設けることにより行なわれる。かくして図示のよ
うに接続された回路では、客による選択スイツチ
74の駆動で、直ちにマトリクス回路96の入力
リード97に信号を供給し、Bアキユムレータ2
2に適当な販売価格を入れるように動作する。パ
ルス源80からの信号は、価格入力を行なうには
十分な強さである。同じ信号が販売モータ78に
も供給されるが、販売モータを付勢するほどには
強くなく、後に販売制御回路52の出力が選ばれ
た販売価格に等しいか十分な額の投入が行なわれ
たことを示すまで待たねばならず、その時に主電
源から販売モータ78に電力が供給される。これ
は後に説明される。
第2の選択スイツチ90も選択スイツチ74と
同様にして作動され、この時には、パルス源80
から第2の価格マトリクス136へリード138
を介して信号が供給される。この信号は、マトリ
クス入力端子140,142,144,146及
び148上に現われ、それらの端子はマトリクス
96の入力端子98−106にそれぞれ対応す
る。しかしながらマトリクス136の場合には、
ダイオード150及び152は、それぞれ40セン
ト及び20セント位置に対応する位置である入力端
子142及び144と、出力端子154及び15
6の間にそれぞれ接続される。カード状価格マト
リクス136の出力端子はカード状価格マトリク
ス96の対応するそれぞれの出力リード122−
132に接続され、又、販売価格アキユムレータ
22への対応する入力に接続される。これは、ス
イツチ90が駆動された時、40セント及び20セン
ト出力が、価格アキユムレータ22に入れられ、
選択スイツチ74の場合の$1.20の販売価格の代
りに60セントの販売価格を設定する。任意数の選
択スイツチ、販売モータ及び価格マトリクス回路
装置が本回路に接続されることができ、各々のか
かる回路は、ダイオードが接続されている数及び
場所により同じ、又は異なつた販売価格を設定す
るために使われうる。図示の回路では、低い方で
は5セントから高い方で$1.55までの任意の販売
価格を設定することが可能である。マトリクス回
路に追加の入力及び出力端子をつけ加えることに
よつて、更に高い価格範囲が設定されうるが、価
格アキユムレータ22への入力にも追加の回路が
必要である。
Aアキユムレータ20に投入金額が設定され、
その後Bアキユムレータ22に価格が設定される
と、比較回路18がリード26,31,32,3
4,36上に適当な出力を発生する。投入金額が
Bアキユムレータ22に設定された価格と等しい
かより大である場合は、リード26上に信号が発
生し、販売・払戻しシーケンス制御回路28に供
給される。シーケンス制御回路28はリード26
上の信号及びリード31,32,34,36上の
信号に応答して販売及び払戻しの動作に必要な出
力を発生する。これらの出力の1つは、リード5
0上に発生して、販売モータ78のような選ばれ
た販売モータを付勢するのに十分な入力エネルギ
ーを供給できる販売制御回路52に供給される。
モータへのフル電力は、上記のスイツチ74のよ
うな同一の選択スイツチを介してモータに送られ
る。投入額が十分である場合は、選択スイツチの
駆動とほとんど同時にフル電力が供給される。唯
一の遅延は、投入額が少なくとも販売価格と等し
いかどうかを回路が決定するのに必要な時間であ
る。販売モータ78が付勢され、そして作動し始
めると即座に、接点158のようなモータ自己保
持用接点が機械的に動かされる。自己保持用接点
158の可動接点は、主エネルギー源の一方に直
接に接続されている。その結果、可動接点が閉じ
ると、販売サイクルが完了するまでモータ78を
付勢されたままに保つ回路を形成する。これはカ
ム又は同様の装置(図示されていない)の制御の
もとにある。このカム等はやがてモータ自己保持
用接点158を開放し、その結果モータは作動で
きない状態に戻ることができる。ホールド回路
は、完全な販売サイクルを行なうことを保証する
ために必要であり、販売サイクルを行なうことが
できないほど短時間に顧客が選択スイツチを作動
してしまう可能性を予防する。同様な自己保持用
接点が各々の販売モータに備えられており、これ
らのスイツチは直列回路で接続されており、リー
ド159により端子66で入力電源の一端に接続
されている。
各種の装置が、マトリクス回路の出力を価格ア
キユムレータすなわちBアキユムレータ22の入
力に接続させるために使われうる。1つのかかる
装置は、上記の販売制御回路52及び62内で使
われたような発光ダイオードを使用することであ
る。発光ダイオードは、入力間の分離を行なうと
いう利点を持つている。これは、複数個のマトリ
クス回路が使われ、同じ価格アキユムレータに異
なる価格を入れるようにプログラムされている時
特に有効である。リード122−132内に示さ
れたブロツクは、このためにLED又は同様の装
置を使用することを示すように意図されている。
上記の先行技術で明らかにされているような既
知の構成の別の装置が、Aアキユムレータ20及
びBアキユムレータ22をリセツトするために使
用されうる。同様なリセツト回路装置が必要に応
じ別の回路部をリセツトするためにも使用されう
る。本回路で使用されたリセツト及び払戻し装置
は、本考案の中心ではなく、説明をより完全にす
るために含まれている。
かくして、本考案の制御回路を備えた自動販売
機に顧客が硬貨を寄託し、選択スイツチの1つを
押すと、Aアキユムレータ20に入れられた入力
額と比較するために、価格が直ちにBアキユムレ
ータ22に入れられることが理解されよう。Aア
キユムレータ20に入れられた額がBアキユムレ
ータ22に入れられた販売価格に等しいか、それ
を越えるならば、制御回路28は比較器24から
の入力を受取り、リード50上に販売出力を出
す。この出力は、ほとんど瞬間的に対応する販売
モータに電力を供給せしめる。モータが付勢され
ると即座に、モータは上述のようにその販売自己
保持用接点を閉じ、顧客ができる限り速くその指
を販売スイツチからはなしても販売サイクルが確
実に完了するようにしている。
[考案の効果] 本制御回路の多くの構成要素は上述の通り既知
の構成でよく、回路素子のあるものは、上記のも
のを含む前記米国特許等の対応する素子と同様な
ものでよい。これには、硬貨及び払戻し回路12
及び14、パルス生成器16、比較回路18、そ
のアキユムレータ部分20及び22、シーケンス
制御回路28が含まれる。しかしながらパルス発
生回路であるパルス源80は、本回路で新しく使
われているものと思われ、選択スイツチを含む選
択装置、マトリクス回路装置の使用及びそれらが
異なつた販売価格を入れるために接続されている
方法、及び販売モータが付勢され、付勢された状
態を保つ方法も同様に新しく使われているものと
思われる。本構成で特に重要であるのは、本回路
が任意の所望数の販売価格及び販売選択を供給す
るようにされることができ、その数にかかわら
ず、それらの全てに対して同じ基本的な制御回路
が使用されうるという事実である。これは販売制
御分野における顕著な進歩を示しており、基本制
御回路を過度に複雑化することなく販売可能性を
極めて広げているものである。
かくして、求められていた全ての目的及び利点
を満たす新規な多価格、多重販売制御回路が示さ
れ、かつ説明された。しかしながら当業者には本
考案の多くの変更、修正、変形及び別の使用及び
適用が可能であり、かつ考えられうることは明白
であろう。本考案の意図及び範囲から離れること
のない全てのかかる変更、修正、変形及び別の使
用及び適用は、実用新案登録請求の範囲によつて
のみ制限される本考案により包含されているもの
とみなされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による販売制御回路のブロツ
ク図、第2図は従来の販売制御回路のブロツク図
である。 10……販売制御回路、12……クレジツト・
エントリ・ユニツト、14……払戻しスイツチ、
16……パルス生成器、18……比較回路、20
……Aアキユムレータ、22……Bアキユムレー
タ、24……比較器、28……販売払戻しシーケ
ンス制御回路、52……販売制御回路、56……
LED発光部、58……フオトカプラ、60……
フオトトランジスタ受光部、64……全波整流
器、62……電源制御回路、72……SCR、7
4……選択スイツチ、78……販売モータ、80
……パルス源、96……価格マトリクス回路装
置、118,120……接続ダイオード、158
……モータ自己保持用接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の販売品から所望の品を選択するための複
    数の選択スイツチ74,90;選択された販売品
    の販売価格を入力するための価格アキユムレータ
    22と投入された金額を入力するためのクレジツ
    トアキユムレータ20;価格アキユムレータに入
    力された販売価格をクレジツトアキユムレータに
    入力された投入金額と比較し、販売動作を指令す
    る比較器24、販売払戻しシーケンス制御回路2
    8;を備え、顧客の選択した販売品の販売価格を
    投入金額と比較し、投入金額が販売価格以上であ
    る場合販売動作を行なう自動販売機の販売制御回
    路であつて: 複数の選択スイツチの各々に価格設定マトリク
    ス96,136と販売品送出手段78,94とを
    接続し; 複数の選択スイツチに共通に一つのパルス源8
    0と一つの電源回路64,62とを接続し; 選択スイツチの操作によつて、販売品送出手段
    を駆動することはできない低電流レベルのパルス
    源からのパルスによつて価格設定マトリクスの販
    売価格を価格アキユムレータに入力し; 制御回路が販売価格と投入金額との比較を行つ
    た後、販売を許可した場合、 操作された前記選択スイツチによつて電源制御
    回路62から電力を販売品送出手段に供給する自
    動販売機の販売制御回路。
JP1531584U 1984-02-06 1984-02-06 販売制御回路 Granted JPS59165071U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1531584U JPS59165071U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 販売制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1531584U JPS59165071U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 販売制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165071U JPS59165071U (ja) 1984-11-06
JPS642215Y2 true JPS642215Y2 (ja) 1989-01-19

Family

ID=30146652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1531584U Granted JPS59165071U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 販売制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59165071U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827157A (ja) * 1971-08-09 1973-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827157A (ja) * 1971-08-09 1973-04-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59165071U (ja) 1984-11-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4034839A (en) Simplified multi-price vend control circuit
US4498570A (en) Multiple purchase discount module for a single price vending machine
US3894220A (en) Vending control system
EP0024150B1 (en) Vending machine
US5366404A (en) Auxillary coin dispenser with transaction data recording and transfer mechanisms
US6427912B1 (en) Off-line credit card transaction system and method for vending machines
US3841456A (en) Control circuit for vending and other coin controlled devices
CA1188391A (en) Vendor control system
JPH0223914B2 (ja)
US7765026B2 (en) Multiple service vending machine with unitized pricing and proportionalized analog display
JPH0727587B2 (ja) 自動販売機の制御回路
JPS642215Y2 (ja)
US4109775A (en) Coin control circuitry for a vending machine
JP5018284B2 (ja) 自動販売機
JPH0226273B2 (ja)
US3313923A (en) Numerical accumulator for business accounting
KR0143384B1 (ko) 자동판매기 관리시스템
US3504778A (en) Multiple price coin changer for variable price vending machines
US4526263A (en) Lock-ahead vend control employing a common vend energization monitor to effect vend selection recognition for vending
RU2133503C1 (ru) Устройство и способ хранения сдачи для автоматического торгового аппарата
JPS6222929Y2 (ja)
US3891075A (en) Solid state control circuit for vending devices
US5103956A (en) Goods selling control system for a vending machine
JPH06176251A (ja) 自動販売機の制御方法
JPS5821014Y2 (ja) 自動販売機の制御回路