JPS641395B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS641395B2
JPS641395B2 JP57094093A JP9409382A JPS641395B2 JP S641395 B2 JPS641395 B2 JP S641395B2 JP 57094093 A JP57094093 A JP 57094093A JP 9409382 A JP9409382 A JP 9409382A JP S641395 B2 JPS641395 B2 JP S641395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
speed
car
elevator
electric motor
Prior art date
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Expired
Application number
JP57094093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58212576A (ja
Inventor
Tomoyuki Aoshima
Toshio Kadokura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP57094093A priority Critical patent/JPS58212576A/ja
Publication of JPS58212576A publication Critical patent/JPS58212576A/ja
Publication of JPS641395B2 publication Critical patent/JPS641395B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野の説明〕 本発明はエレベータの停電時における自動運転
着床装置に関し、特に着床精度を向上させたエレ
ベータ非常運転制御装置に関する。
〔従来技術の説明〕
エレベータ運転中の突然の停電あるいは故障時
において、エレベータの乗かごから乗客を救出す
るため、従来から種々の停電時エレベータ自動着
床装置がある。この自動着床装置には、インバー
タやチヨツパ装置の利用により直接電動機を駆動
するものがある。
通常は、3相交流電源を逆並列に接続したサイ
リスタを介し、電動機速度制御回路によりそのサ
イリスタを位相制御して制御出力を得、電動機を
駆動する。エレベータの乗かごの速度は、電動機
から速度検出回路を介して得られ、その出力が電
動機速度制御装置に入力される。
停電故障時は、停電時非常用直流電源をトラン
ジスタインバータを介し、救出運転制御回路によ
りインバータを制御して電動機が駆動される。乗
かごの停止範囲では、階床を基準にして±200mm
の範囲(以下、ドアゾーンという。)に乗かごが
入ると、ドア開指令が入力されればドアを開くこ
とが可能となる。このドアゾーンで、従来は乗客
を救出しており、最悪の場合、乗かごが階床から
±100mm前後もずれることがあり、車椅子あるい
は移動ベツド等の使用者に不自由を強いていた。
停電によりエレベータの乗かごがドアゾーン外
で停止すると、非常用直流電源からトランジスタ
インバータを介して3相交流に変換され誘導電動
機が駆動される。この場合、救出運転制御回路は
非常用直流電源の供給する電圧に見合つた周波数
指令をトランジスタインバータに与える。エレベ
ータの乗かごがドアゾーンに入つて来るとエレベ
ータを停止させ、ドアを開いて乗客を救出する。
停電時の自動運転着床装置はその需要が高まる中
で、その性能向上に対する要求も増々高まつてい
る。特に乗かごの着床精度に対する要求が車椅子
等を使用する専用エレベータにおいて高まつて来
ている。
〔従来技術の問題点〕
従来では、誘導電動機を電圧−周波数制御(以
下、V/F制御という。)する場合、直流電源の
電圧によつて定まる周波数指令値(速度指令値)
を与えてインバータを制御する。このような制御
であると、電動機の低速領域において一次抵抗降
下分が無視出来なくなりトルク不足となる。その
ため、エレベータの荷重の違いにより着床精度が
異なり、目標の着床性能が得られない。一方、周
波数指令値を最低周波数付近で要求されるトルク
を発生出来るようにすると、直流電源の電圧を上
げる必要が生じ、エレベータの非常運転装置とし
ては不経済となる。
〔発明の目的〕
エレベータの低速領域においても、必要な電動
機トルクを得られるようにしたエレベータ非常運
転制御装置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
エレベータの乗かごがドアゾーン外に位置する
かあるいはドアゾーン内に位置するかを検出し
て、インバータ回路を制御するための周波数指令
値を切り換え、さらには乗かごの速度を検出する
ことによりインバータ回路への電圧・周波数の比
を調整するようにしたエレベータ非常運転制御装
置。
〔発明の実施例〕
(構成) 第1図は本発明に基づくエレベータ非常運転制
御装置のブロツク図である。
3相交流電源の内の2線10からの電圧が充電
回路11に印加され、非常用直流電源12が常時
充電される。停電時には、トランジスタで構成さ
れたインバータの主回路13に直流電源12の直
流電圧が印加され、インバータ主回路13の出力
電圧が電磁接触器14を介して誘導電動機15に
印加される。電動機15に連結された駆動シーブ
16が回転され、それに巻き掛けられたロープ1
7の両端に取り付けられたエレベータの乗かご1
8及びカウンタウエイト19が上昇・下降する。
3相交流電源の停電を救出運転制御回路20が検
出する。また、乗かご18の位置を検出する位置
検出回路21があり、乗かご18がドアゾーン
L1(階床22を基準にして上下200mmの範囲)外
であるか、あるいはドアゾーンから着床ゾーン
L2(階床22を基準にして上下20〜30mm)の間に
あるかを検出して、その検出信号が救出運転制御
回路20に入力される。
乗かご18の停止位置に応じて救出運転制御回
路20の出力信号が速度パターン発生回路23に
出力される。エレベータの乗かご18の速度は電
動機15に連結された速度検出回路24で検出さ
れ、その出力信号及び速度パターン発生回路23
の出力信号が電圧基準設定回路25及び周波数基
準設定回路26に入力される。電圧基準設定回路
25及び周波数基準設定回路26の出力信号はイ
ンバータ回路27の制御回路28に入力され、制
御回路28が主回路13を制御する。インバータ
回路27は主回路13及び制御回路28を含む。
第2図は速度パターン発生回路23の出力信号
で、エレベータの乗かご18の停止位置によりド
アゾーンL1外での運転では高速パターンを出力
し、ドアゾーンL1内での運転においては低速パ
ターンを出力する。
第3図はインバータの制御回路28に対する電
圧及び周波数信号との関係を示し、低速領域にお
いては電動機の一次抵抗降下分を補償するため電
圧と周波数(以下、V/Fという。)の比の関係
をAに示すように大きくしている。
(作用効果) 停電により、エレベータの乗かご18がドアゾ
ーンL1外の領域で停止すると、救出運転制御回
路20が停電を検出して電磁接触器14が閉じる
ことにより、インバータ主回路13が誘導電動機
15に接続される。乗かご18の運転方向は、負
荷がかかる方向へ電動機15が駆動される。救出
運転制御回路20は、位置検出回路21から乗か
ご18がドアゾーンL1外に停止しているとの信
号を受けて、速度パターン発生回路23から第2
図に示すような速度パターン信号を出力する。こ
の速度パターン信号を入力した電圧基準設定回路
25と周波数基準設定回路26は、速度検出回路
24からの乗かご18の速度に応じて、低速領域
ではV/Fの比を大きくする。これは、周波数が
低くなることによる電動機18の一次抵抗降下分
を補償し、一次電流・出力トルクの減少を抑え、
電動機に必要なトルクを発生させるようにインバ
ータ回路27を制御する。また、高速領域では
V/Fの関係を一定に保ち、第3図に示すように
折線の右側Bのごとく制御をする。さらに、エレ
ベータの乗かご18がドアゾーン内に入つて来る
と、速度パターン発生回路は第2図のように着床
スピードにするべく速度パターンを下げる。この
場合も同様、再び低速領域に入つても電圧基準設
定回路25と周波数基準設定回路26は、一次抵
抗降下によるトルクの減少からエレベータの荷重
変動による着床精度が変わらないようにV/Fの
関係を制御する。乗かごが着床ゾーンの中に入つ
て来るとエレベータのブレーキを落し、乗かごを
停止させる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、低速領域での一次抵抗降下分
を補償するため、V/Fの関係を大きくとること
により、エレベータの負荷変動の影響を小さくし
着床精度を向上させることができる。また、低速
領域でのみV/Fの関係を大きくしているため、
低速領域を基準にして電動機の必要トルクを得る
ようにした場合に比して、非常用直流電源の電圧
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づくエレベータ非常運転制
御装置のブロツク図、第2図は速度パターン発生
回路の出力パターン信号を示すグラフ及び第3図
は電圧・周波数の関係を示すグラフである。 12……非常用直流電源、13……インバータ
主回路、15……誘導電動機、18……エレベー
タの乗かご、20……救出運転制御回路、21…
…位置検出回路、23……速度パターン発生回
路、24……速度検出回路、25……電圧基準設
定回路、26……周波数基準設定回路、27……
インバータ回路、28……インバータ制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 非常用直流電源を3相交流電圧に変換して電
    動機に供給するインバータ回路と、 前記電動機により駆動されるエレベータの乗か
    ごの位置がドアゾーン内にあるか否かを検出する
    位置検出回路と、 前記電動機の速度を制御するため前記インバー
    タ回路に周波数指令値を出力する速度パターン発
    生回路と、 前記位置検出回路の出力信号に応じて乗かごが
    ドアゾーン外にあれば高速パターンに、乗かごが
    ドアゾーン内にあれば低速パターンとして前記速
    度パターン発生回路から出力される周波数指令値
    を切り換える救出運転制御回路と、 前記乗かごの速度を検出する速度検出回路と、 前記速度検出回路の出力信号に応じて前記イン
    バータ回路に対する電圧と周波数の比を可変と
    し、前記位置検出回路の出力信号により乗かごが
    ドアゾーン内にいるときの前記比をドアゾーン外
    にいるときの比よりも大とする回路と を有するエレベータ非常運転制御装置。
JP57094093A 1982-06-03 1982-06-03 エレベ−タ非常運転制御装置 Granted JPS58212576A (ja)

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JP57094093A JPS58212576A (ja) 1982-06-03 1982-06-03 エレベ−タ非常運転制御装置

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JPS58212576A JPS58212576A (ja) 1983-12-10
JPS641395B2 true JPS641395B2 (ja) 1989-01-11

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JP4416224B2 (ja) * 1999-10-18 2010-02-17 東芝Itコントロールシステム株式会社 エレベータの停電時救出運転装置
JP2008184278A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Mitsubishi Electric Corp エレベーターの制御装置

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JPS5950588B2 (ja) * 1976-07-24 1984-12-08 株式会社日立製作所 エレベ−タの速度基準指令発生装置
JPS56132275A (en) * 1980-03-19 1981-10-16 Hitachi Ltd Controller for elevator

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JPS58212576A (ja) 1983-12-10

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