JPS641288Y2 - - Google Patents

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JPS641288Y2
JPS641288Y2 JP14647383U JP14647383U JPS641288Y2 JP S641288 Y2 JPS641288 Y2 JP S641288Y2 JP 14647383 U JP14647383 U JP 14647383U JP 14647383 U JP14647383 U JP 14647383U JP S641288 Y2 JPS641288 Y2 JP S641288Y2
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JP
Japan
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belt
pivot shaft
conveyor
swing arm
conveyor belt
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JP14647383U
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JPS6053722U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】
本考案はコンベヤベルトの縦裂き検出装置に関
する。 従来、鉱石等を運搬するベルトコンベヤに於て
は、シユート部からコンベヤベルトに搬送物が落
下する際、その中に混在する鉄片等の異物や、鋭
利な角部を有する大塊状の鉱石がコンベヤベルト
に突きささり、コンベヤベルトに挟持されて、移
動し、コンベヤベルトを下面から支持するキヤリ
ヤローラ装置にひつかかつて停止し、連続的に運
転、移動されるコンベヤベルトを長手方向に引き
裂く、縦裂き事故を発生し、これがために高価な
ベルトを使用不能に至らしめ、莫大な損失をこう
むることがしばしばあつた。 そこで、従来、その解決を図るべく、コンベヤ
ベルト内部に縦裂き検出機構を組込んだ装置やコ
ンベヤベルト外部より縦裂き現象を検出する如く
なした装置等、各種の手段が検討され、講じられ
て来たが、コンベヤベルト装置に派生する振動、
ベルトの摩耗、風雨や粉塵などの影響を受けて、
折角のコンベヤ縦裂き検出装置が故障や性能劣化
を起こしたり、設置や保守、保全の繁雑さ、或
は、形状的に、コンベヤ装置自体の点検、整備の
邪魔になつて結局は取外されるなどして自際の縦
裂き事故に際して確実にこれを検出し、防止する
ことができない有様であつた。 本考案は従来のこれら実状に着目し、上述の各
難点を打開し縦裂き検出防止効果を是正すること
を課題とし、従前のベルトコンベヤ装置の構造を
一部改良、変更し、かつ、特別に縦裂き検出機構
として付与する装置を最少限度にとどめることに
より、簡便で長期に亘つて確実に作動するコンベ
ヤ縦裂き検出装置を提供することを目的とするも
のである。 即ち、本考案の特徴とするところは、コンベヤ
ベルトの長さ方向に対し、直交してコンベヤフレ
ームに旋回自在に取付けたピボツト軸より鉛直方
向に直立してステイを突設し、該ステイ頂端部に
自在に回転するキヤリヤロールを装着して、搬送
荷物積載面下面よりコンベヤベルトを支持すると
共に、ピボツト軸と一体的に形成したスイングア
ームとコンベヤフレームをピンを似つて結合し、
ピポツト軸の旋回を規制し、ベルト貫通物がキヤ
リヤローラに衝突し、これを押圧した時、ステイ
を介してキヤリヤローラを保持するピボツト軸に
加わる回転力によつて回転力の加わる方向にピボ
ツト軸と共にスイングアームを変動させ、これに
対応し、スイングアームに連動した電気制御回路
を作動せしめてベルト駆動モータを自動的に停止
させる如くなした点にある。 以下、添付図面にもとづいて更に本考案の具体
的な態様を詳述する。 第1図は、本考案の1例に係る縦裂き検出機構
を施したベルトコンベヤの一部を示す概要図で、
上部にシユート1を具え、コンベヤフレーム5の
下側にリタンローラ4を配設し、該リターンロー
ラ4の上面を通過して後部のテールプーリ3に巻
き掛けられ、前記コンベヤフレーム5の上方の搬
送荷物積載側に折り返されてコンベヤベルト2が
掛張され、矢印方向に向つて運転されていると共
に、コンベヤベルト2の長さ方向に直交してピボ
ツト軸7が軸受10によつて、コンベヤフレーム
5に旋回自在に取り付けられている。 このピボツト軸7は第2図及び第3図に示す如
く頂端部に自在に回転する複数個のキヤリヤロー
ラ6を装着したステイ8を鉛直方向に突出し、搬
送荷物積載面下面よりコンベヤベルト2を該コン
ベヤベルト2の両側縁が高く、中央部を下方に膨
出せるごとく彎曲させて、支持すると共に、ピボ
ツト軸7と一体的に形成したスイングアーム9を
コンベヤフレーム5に沿つて突出し、スイングア
ーム9の先端部付近にシアピン11を挿入し、シ
アピンブラケツト12を介し、コンベヤフレーム
5と結合し、ピボツト軸7の旋回を規制し、か
つ、スイングアーム9の先端には第3図に示す如
き爪状突起を付し、ピボツト軸7の旋回に伴うス
イングアーム9の揺動により、該爪状突起に近接
して設けたリミツトスイツチ14を作動させ、電
気接点を開くことによりコンベヤベルト駆動モー
タを自動的に停止させる如く構成した電気制御回
【図示せず】と接続している。 なお、前記構成においてシアピン11はベルト
貫通物15の衝突、停止によつてキヤリヤローラ
6の側面にコンベヤベルト2を縦裂きさせるに足
る異常に大なる荷重が印加された時、ピボツト軸
7回りに誘起する回転力を受け、シアピンブラケ
ツト12とスイングアーム9の面間で破断を起す
剪断強度を有している。 又、シアピン1破断時、ピボツト軸7が無制限
に旋回し、キヤリヤローラ6が、コンベヤフレー
ム5や隣接したキヤリヤローラへ衝突することを
防止し、且つ、コンベヤベルト両縁部からの積荷
の落下を防止するために、第4図に示すように取
付け長さ調節可能なストツプスクリユ13を以つ
てピボツト軸7の旋回を一定範囲内に制限するよ
う構成が付与されている。 次に叙上の如き構成を具備した本考案ベルト縦
裂き検出装置についてその作用を説明すれば、先
ず常態においては搬送荷物を積載せるコンベヤベ
ルト2をピボツト軸7より鉛直方向に突出したス
テイ8上端の自在に回転するキヤリヤローラ6を
もつて支持し、回動させており、コンベヤベルト
2荷重の大部分はピボツト軸7に垂直荷重として
印加されている。 そして、この場合、ピボツト軸7廻りには軽微
な回転力しか作用せず、ピボツト軸7と一体的に
形成したスイングアーム9がシアピン11によつ
てシアピンブラケツト12を介してコンベヤフレ
ーム5と結合し、ピボツト軸7の旋回を拘束し、
リミツトスイツチ14をスイングアーム9先端に
付した爪状突起から遊離した状態を保持させてコ
ンベヤベルト2の運転を続ける。 ところが第1図図示の如くコンベヤベルト2に
貫通物15が突刺するなど異常が発生しコンベヤ
ベルト2に突刺した当該貫通物15がベルトに挟
持されたまま移動し、キヤリヤローラ6に衝突し
停止する時、キヤリヤローラ6の側面にコンベヤ
ベルト2の進行方向へ向かう異常に大なる横荷重
が発生し、それがピボツト軸7廻りの回転力を誘
起し、スイングアーム9をシアピンブラケツト1
2を介してコンベヤフレーム5に結合しているシ
アピン11に剪断力として印加され、シアピン1
1をスイングアーム9とシアピンブラケツト12
との面間で破断せしめる。 このとき、スイングアーム9は回転力印加方向
にストツプスクリユ13による制限範囲内を揺動
し、スイングアーム9先端に設けた爪状突起をも
つて、その近傍に隣接してコンベヤフレーム5上
に設置したリミツトスイツチ14を蹴つて作動さ
せ、電気接点を開いてコンベヤベルト駆動用モー
【図示せず】を自動的に停止させ、コンベヤベ
ルト2の縦裂きを防止する。 なお、以上はシアピン11を破断させることに
よつてスイングアーム9先端の爪状突起をもつて
リミツトスイツチを蹴り、ベルト駆動モータを停
止させる場合であるが本考案は、その要旨を逸脱
しない限りにおいて、更に設計的改変が許される
ことは云うまでもない。 第5図は、かかる変形実施例の1つであり、前
記実施例のリミツトスイツチに代えて電気抵抗歪
ゲージを使用する場合を示す。 そしてこの場合には異常時に、ピボツト7回り
に誘起する回転力を受け止めて、十分耐い得る剪
断強度を有したピン18を以つてアーム17をブ
ラケツト19を介してコンベヤフレーム5に結合
しており、又、ピン18の近傍、ピボツト軸7寄
りのアーム17側面に電気抵抗歪ゲージ16を貼
付し、異常時にピキツト軸7の回りに誘起する回
転力を担持することによつて発生するアーム17
の歪を検出し、その電気信号によつて電気制御回
路を遮断し自動的にコンベヤベルト駆動モータを
停止させるようになつている。 しかして、このような構成においても前記実施
例と同様、縦裂き防止機能を発揮することができ
る。 本考案装置は以上のように従来のキヤリヤロー
ラを支持するステイがコンベヤフレームに固定さ
れているのを改め、これを貫通物の衝突押圧に際
し、その横荷重作用方向に揺動させ、これに基い
てベルトの縦裂きを検出するものであるからキヤ
リヤローラ自体が縦裂き検出機構の主要部分を兼
ねると共に、更に異常検出機能は一本のシアピン
をもつて行なうようになつていることから装置構
成が単純となり、しかも貫通物を直接受止するキ
ヤリヤローラの横荷重を利用するためにコンベヤ
の縦裂きの早期確実な検出が可能となり、縦裂き
による事故を未然に阻止する機能を高めることが
できることはもとより、装置の簡易化より保守、
保全が容易で実用的価値に勝れる種々の利点を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るベルト縦裂き検出装置
の一実施例を示す第2図C−C線に沿う一部断面
側面図、第2図は、第1図A−A線に沿う断面
図、第3図は第2図B−B線に沿う部分断面図、
第4図は第3図D−D線に沿う部分断面図、第5
図は本考案の変形実施例の態様を示した第2図B
−B線に沿う部分断面図である。 1……シユート、2……コンベヤベルト、3…
…テールプーリ、4……リタンローラ、5……コ
ンベヤフレーム、6……キヤリヤローラ、7……
ピボツト、8……ステイ、9……スイングアー
ム、10……軸受、11……シアピン、12……
シアピンブラケツト、13……ストツプスクリ
ユ、14……リミツトスイツチ、15……ベルト
貫通物、16……電気抵抗歪ゲージ、17……ア
ーム、18……ピン、19……ブラケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンベヤベルトの長さ方向に直交してコンベヤ
    フレームに旋回自在にピボツト軸を取り付け、該
    ピボツト軸より鉛直方向にステイを突設し、その
    頂端部に自在に回転するキヤリヤロールを装着し
    て前記コンベヤベルトを搬送荷物積載面下面より
    支持すると共に、前記ピボツト軸にコンベヤフレ
    ームに沿つてスイングアームを一体的に形成し、
    該スイングアームとコンベヤフレームをピンをも
    つて結合することによりピボツト軸の旋回を規制
    し、かつ前記スイングアームに、ベルト貫通物が
    キヤリヤローラに衝突し、これを押圧したとき、
    ステイを介してピボツト軸に加わる回転力によつ
    て変動するスイングアームの動きに対応し、これ
    に連動してベルトを自動的に停止させるベルト停
    止用電気制御回路を接続せしめたことを特徴とす
    るコンベヤベルトの縦裂き検出装置。
JP14647383U 1983-09-20 1983-09-20 コンベヤベルトの縦裂き検出装置 Granted JPS6053722U (ja)

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JP14647383U JPS6053722U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 コンベヤベルトの縦裂き検出装置

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JP14647383U JPS6053722U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 コンベヤベルトの縦裂き検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS6053722U JPS6053722U (ja) 1985-04-16
JPS641288Y2 true JPS641288Y2 (ja) 1989-01-12

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JP14647383U Granted JPS6053722U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 コンベヤベルトの縦裂き検出装置

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