JPS6411458U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
縦断側面図、第２図は一部切欠正面図、第３図は
本考案の作用を展開状態で略示する平面図である
。 １……外歯歯車、ａ……スプライン軸孔、２…
…内歯歯車、Ａ，Ｂ……内歯歯車部材、ｔ２……
内歯歯車の歯、ｄ……角度差、３……遊星歯車、
４……回転体、５……中間軸、６……ピンねじ（
締結部材）、Ｃ……クリアランス、７……溝、８
……ばね。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外歯歯車１と内歯歯車２との間に遊星歯車
   ３を回転自在に軸支した回転体４を装置した遊星
   歯車機構において、上記内歯歯車２を円周方向に
   沿つて軸線に垂直な平面方向に２分割した内歯歯
   車部材Ａ，Ｂを形成し、この２分割した内歯歯車
   部材Ａ，Ｂを適宜の喰違い状に重ね合わせて、上
   記遊星歯車３との噛み合いのバツクラツシユを解
   消するように該内歯歯車２の各歯ｔ２に回転方向
   に沿う前後の角度差ｄを形成したことを特徴とす
   る遊星歯車機構。 (2) 前記２分割された内歯歯車部材Ａ，Ｂを周
   縁部に挿通した締結部材６により前記角度差ｄを
   形成した状態に互いに固定したことを特徴とする
   実用新案登録請求の範囲第１項記載の遊星歯車機
   構。 (3) 前記２分割された内歯歯車部材Ａ，Ｂが、
   双方の周縁部に跨るように配置されて前記角度差
   ｄを常時拡大する方向に付勢するばね８を備え、
   かつ、少くとも一方の内歯歯車部材Ｂとの連結が
   円周方向に上記角度差ｄを形成するためのクリア
   ランスＣを有するようにした締結部材６によつて
   互いに連結されていることを特徴とする実用新案
   登録請求の範囲第１項記載の遊星歯車機構。