JPS6397607A - 末端に水酸基を有するポリアルケニルエ−テル - Google Patents

末端に水酸基を有するポリアルケニルエ−テル

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JPS6397607A
JPS6397607A JP24357086A JP24357086A JPS6397607A JP S6397607 A JPS6397607 A JP S6397607A JP 24357086 A JP24357086 A JP 24357086A JP 24357086 A JP24357086 A JP 24357086A JP S6397607 A JPS6397607 A JP S6397607A
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JP
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precursor
ether
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JP24357086A
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Toshinobu Higashimura
東村 敏延
Mitsuo Sawamoto
沢本 光男
Masahiko Minoda
雅彦 箕田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、従来存在しなかったポリアルケニルエーテル
に係シ、更に詳しくは、新しいタイプの両親媒性、水溶
性ポリマーとしての、末端に多数の水酸基を有するポリ
アルケニルエーテルに関するものである。
(従来の技術) G、 RlNewKomeらは、最近、末端に多fiO
官能基をもつ樹木状の化合物を合成しくJ、Org。
Chem、、1985 互0 2003;J、Am、C
hem、Soc、。
1986.108,849;J、Chem、Soc、C
hem。
Commun、、 1986.752 )、界面活性剤
等の新しい分野の可能性を示した。又、DowChem
icalのり、 A、Tomaliaらは、5tarb
urstポリマー。
dendrimerと呼ばれる末端に多数の官能基をも
つポリマーを合成した(Polym、 J、、 17.
117(1985))。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、一般にアルケニルエーテルのカチオン重
合により得られているポリアルケニルエーテルについて
は、従来、末端に多数の水酸基を有するポリマーは未だ
得られていない、という問題点があった。
本発明は、上記の従来の問題点を解決し、末端に多数の
水酸基を有する点で新規なポリアルケニルエーテルの提
供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、かかる目的を達成すべく、とくにポリア
ルケニルエーテルの末端に水酸基を導入し、とりわけ水
酸基濃度を高めると、界面活性剤、吸着剤等の用途で高
性能、高機能が付与される可能性の大きい点に着目し、
鋭意研究を進めた結果、新規な少なくとも一末端に水酸
基、とくに多数の水酸基を有するポリアルケニルエーテ
ルを初めて見いだし、本発明に到達した。すなわち、本
発明は、少なくとも一端に、下記一般式(1) %式% (式中、R1は水素原子又はアルキル基を示し、m及び
nは1〜3の整数を示す。)で表わされる基を有し、数
平均分子量が500以上のポリアルケニルエーテルを要
旨とするものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明のポリアルケニルエーテルは、ポリアルクニルエ
ーテル主鎖の少なくとも一末端に前足一般式(1)で表
わされる基を有するものである。
前足一般式(1)中のm及びnは1〜3の整数であるが
、数が大きい程、末端の水酸基が多く存在することにな
り、用途によっても異なるが、m及びnは2又は3が好
ましい。また、数平均分子量は500以上、好ましくは
1.000〜100.000である。
本発明の末端に水酸基を有するポリアルケニルエーテル
を製造するには、まず前駆体のポリマーを製造するのが
よい。前駆体ポリマーとしては、下記一般式CI)〜(
IV) 14      H2 =CH2−C−CH3−m(COOR’)m、、、、、
・、・、  (■)ろR3 〔上記の玉代中B2は水素原子又はメチル基を示しR3
は一価の有機基を示しH4は水素原子又ハメチル基ヲ示
シ、R5バーcH2CH2+0CH2CH2+2(ただ
しkはθ〜3の整数である。)を示し、R6は炭素数1
〜8のアルキル基又はアリール基を示し、!は1以上の
整数を示し、mは1〜3の整数を示す。〕で表わされる
ポリマーが挙げられる。
前足一般式(I)〜(IV)中のR3で示される一価の
有機基としては、例えばアルキル基、ア17 +ル基、
アルコキシアルキル基、アリールオキシこれらはへテロ
基で置換されていてもよい。
かかる前駆体ポリマーは以下のようにして製造すること
ができる。
前足一般式CI)の前駆体ポリマーを製造するには、開
始剤として、下記一般式〔V)0H・=0      
   ・・・・・・・・・ (V)「 (式中、R4,R5,H6は前足一般式CI)における
と同義である。)で表わされる化合物を用いる。
前足一般式(V)で表わされる化合物(以下、化合物(
V)という。)の具体例としては、下記(以下の分子式
におけるEtはエチル基を示すものである。): (+)  CH2=CH0CH2CH2CH(COOE
t) 2(v)CH2−C(CH3)OCH2CH2C
H(COOEt)2(vl)CH2−CHOCH2CH
2C(COOCH3)3等が挙げられる。又、これらの
化合物を得る方法を例をあげて簡単に説明すると、例え
ば上記(r)の化合物は、後記参考例1に示すように、
CH2=CH0CH2CH2C1(クロロエチルビニル
エーテル)と、CH2(COOEt) 2(マロン酸エ
チルエステル)及びEtONa(ナトリウムエチラート
)の反応から合成されるN? 2H(cooEt)2と
を反応させて得られる。
これらの化合物(V)にヨウ化水素(HI)を付加させ
ると、下記一般式〔V′〕 CH−C−I               ・・・・
・・ 〔V′〕° 1 R5CH3−m(COOR6)m (式中、R’、 R5,R’は前退一般式(1)におけ
ると同義である。)で表わされる付加体が生ずる。
この化合物〔Vつを12  の存在下に開始剤とじて用
いる。化合物〔v′〕と工2のモル比は10:1〜1:
10の範囲が好ましく、特に3:1〜1:3の間が好ま
しい。
重合させるモノマーとしては下記一般式(V[)CH2
=C・・・・・・・・・ (Vl)八R3 (式中12.R3は前退一般式CI)〜(IV)におけ
ると同義である。)で表わされるアルケニルエーテル化
合物を用いる。上記のアルケニルエーテル化合物の具体
例としては、下記(以下の分子式におけるiBuはイソ
ブチル基を示す。):CH2=CH(OCH3) 、 
 CH2=CH(OiBu) 。
CH2=CH(OC16H33)、CH2=CH(OC
H2CH2C6)。
CH2=C(CH3)(QC2H5)、 CH2=CH
(−CH,(つ)。
CH2=CH(OCH2CH20COCH3)。
CH2=CH(OCH2CH20COCH=CH−@)
CH2=CH(OCH2CH20Et)。
CH2=CH0CH2CH2CH(COOEt)2゜C
H2=CH0CH2CH2C(COOEt) 3等を挙
げることができる。アルケニルエーテル化合物(Vl)
と化合物〔Vりのモル比が2:1〜1ooo: 1とな
るようにアルケニルエーテル化合物〔■〕を加える。反
応温度は一100℃〜+30℃、特に−80℃〜0℃が
好ましい。
このようにして前退一般式〔…〕で表わされる前駆体ポ
リマーが得られる。
前退一般式CI)で表わされる前駆体ポリマーを得るに
は、前退一般式(VI)で表わされるアルケニルエーテ
ル化合物のモノマーに開始剤としてHI と工2を用い
て重合を行なう。HIとI2を開始剤に用いた場合、あ
る条件下ではリビング重合が達成されるので片末端は完
全に〃生きた“状態になっている。これに下記一般式〔
■〕(式中、Mはアルカリ金属を示し、mは1〜3の整
数を示す。)で表わされる化合物を“生きた“生長末端
の当量数以上滴下することにより、前記した前駆体ポリ
マー(I[)及び〔■〕が得られる。なお、一般式〔■
〕の化合物の具体例としては、下記(分子式中、Meは
メチル基を、Etはエチル基を、Buはブチル基を示す
。):Φ e              e eNa
 CH(COOE t ) 2 、  K CH(CO
OMe ) 2 。
e                  ■ eNa 
C(COOEt)3.  Na C(COOBu)3等
が挙げられる。
HI、工2を開始剤として完全に生きた〃生長末端を得
るには、重合温度は+30℃以下、好ましくは0℃以下
であり、HIと工2のモル比は10:1〜1:10、好
ましくは3:1〜1:3にすることが望ましい。
さらに溶媒としては、ヘキサン、トルエフ(Dような炭
化水素、塩化メチレンクロロホルムのようなハロゲン化
炭化水素を用いるのが好ましい。
このようにして得られた前駆体ポリマーに水酸基を含む
アミンを作用させることにより、多数の水酸基を末端に
もつ本発明のポリアルケニルエーテルを得ることができ
る。前駆体ポリマーは、−足糸から取り出して乾燥して
からアミンを反応させてもよいし、系から取り出さずそ
のままでアミンを反応させてもよい。特に前者の方が反
応が定量的に行えるので好ましい。
ここで使用するアミンとしては、下記一般式%式%( (式中、R1,nは前爪一般式〔■〕におけると同義で
ある。)で示されるアミン化合物が用いられる。一般式
CVIII)で表わされるアミン化合物の具体例として
は、NH(CH3)C(CH20H)3゜NH2CH(
CH20H)2.NH2C(CH20H)3等が挙げら
れる。アミン化合物を反応させる条件として金物〔■〕
と炭酸カリウムを加え、アルコール中50〜100℃で
5〜50時間反応すればよい。
以上のような方法により、下記式で表わされる本発明の
ポリマーが得られる。
R2R4 (Xは末端停止剤残基を示す。) 又は ((HOH2C)nCH3−nRlNOC)mCH3−
mR50−C−→CH2H3 ゜)□ (20H)n)□ R2R2 、= 前駆体ポリマー〔…)、(III)及び〔■〕は、いず
れもリビング重合により得られるポリマーのため、狭い
分子量分布をもち、またそのために、前足一般式〔1〕
の末端基を有するポリアルケニルエーテルも分子量分布
が狭いという特徴を有する。
(実施例) 次に、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
参考例1 マロン酸エチルエステル(CH2(COOEt)2)と
ナトリウムエチラート(EtONa)  との反応によ
シ得られた化合物のN? ?H(cooEt) 2  
に、クロロエチルビニルエーテル(CH2=CHOCH
2CH2(J)を、エタノール中、80℃で5時間反応
させて、前足一般式〔1〕で表わされる前記(1)の化
合物:を得た。
参考例2 トリエチル−メタントリカルボキシレート(CH(CO
OEt)3)とナトリウムエチラートとの反応によシ得
られた化合物のN?ε(COOEt)3ニ、クロロエチ
ルビニルエーテルヲ、ベンゼン−ジメチルホルムアミド
中、100℃で10時間反応させ、前足一般式(I)で
表わされる前記(11)の化合物: を得た。
参考例3 クロロエチルビニルエーテルの代ワリニCH2=CH(
OCH2CH20CH2CH2C4)を用いた以外は、
参考例Iと同様にして、前足一般式(If)で表わされ
る前記(+++)の化合物: を得た。
実施例1 片末端に前足一般式〔1)の基をもつポリ(イソブチル
ビニルエーテル)の合成(その1):参考例1の化合物
(r)の50 m mol/l)塩化メチレン溶液4.
5mlに、ヨウ化水素の225mm01/in−へ゛キ
サン溶液1.0mJを、−78℃で加えた。これに、イ
ンブチルビニルエーテル(以下、IBVEと略記する。
) o、s oma (3,sm mog )を3、0
 mlの塩化メチレンに溶解した溶液を加え、さらにヨ
ウ素の2.0 m mol/l 塩化メチレン溶液を加
え、次いで得られた反応溶液を一15℃に昇温し、10
分間反応させた後、アンモニア水入9メタノール(−1
5℃)s、omgで停止してポリ(IBVE)前駆体C
I) (m=2)を得た。重合率100%、 Mn=2
100. Mw/Mn= t、o 8であり、また生成
物のすべての片末端にマロン酸エステルが存在すること
を1H及び13CNMRにより確認した。
得られた前駆体CI)の100ηをジメチルスルホキシ
ド20m1に溶解し、これにトリス(ヒドロキシメチル
)アミノメタ1581r1g(0,48mmol、前駆
体(1)の末端エステル基の5当量)及び炭酸カリウム
50■を加え、70℃で2日間かくはんした。反応混合
物を水中へ注ぎ、トルエンで抽出し、有機層を水洗、エ
バポレートして、片末端に前足式(1)の基をもつポリ
(IBVE)を得た。生成物のMn、Mw/Mnは前駆
体(1)と大差なく、また、すべてのエステル基が反応
したことを1H及び”CNMRで確認した。
実施例2 同上の合成(その2): 化合物(1)の代わりに参考例2の化合物(11)を用
いた以外は、実施例1と全く同様にして反応させ、ポリ
(IBVE)前駆体(1) (m=3)を経て、片末端
に前足式(1) (m=3)の基をもつポリ(IBVE
)を得だ。本ポリマーはMn=2200゜Mw/Mn=
1.08であった。
実施例3 同上の合成(その3): 化合物(1)の代わりに参考例3の化合物(+++)を
用いた以外は、実施例1と全く同様にして反応させ、ポ
リ(IBVE)前駆体(1)(m=z)を経て、片末端
に前足式(1) (m=2)の基をもつポリ(IBVE
)を得た。本ポリマーはMn=2150゜Mw/Mn=
 1.09であった。
実施例4 同上の合成(その4): 窒素置換した三方コック付フラスコに水素化ナトリウム
0.4051 (流動パラフィンとの混合物、60重量
係、 o、olomon )とトルエン23.5mlを
仕込み、ここへ室温でマロン酸ジエチル1.55mg 
(o、o t omon)をゆっくり滴下した。直ちに
水素ガスが発生し、ゲル状生成物が析出した。ここヘジ
オキサ725m1を加えて均一なソジオマロン酸エステ
ル(N?θH(CO2C2H5)2〕の200m mo
71/l溶液(iv)を得た。
次イテ、I BVE o、s om7!(3,8m m
ol )を8.0m2の塩化メチレンに溶解し、ここへ
−15℃でHI ノ100mM n−ヘキサン溶液t、
om4、続いてヨウ素の2.0mM塩化メチレン溶液1
.0 ml  を加え、20分間重合させた。ここへ上
述の溶液QV)2.5rnJを加えて反応を停止し、ポ
リ(I BVE)前駆体(III) (m=2)を得た
。重合率100%。
Mn=3650. Mw/Mn =1.06で、また、
生成物がすべて片末端にマロン酸エステルをもつことを
”H−NMRにより確認した。
得られた前駆体(1)を、実施例1と全く同様ニドリス
(ヒドロキシメチル)アミノエタンと反応させ、片末端
に前足式(1) (m=2)の基をもつポIJ(IBV
E)を得た。生成物のMn、Mw/Mn値は前駆体(I
II)と大差なく、すべての末端マロン酸エステルが反
応したことを13C−及び”H−NMRにより確認した
実施例5 両末端に前足式(1)の基をもつボIJ(IBVE)の
合成: 参考例1の化合物(1)の50 m mop/l 塩化
メチレン溶液5.0mlに、−78℃てHIの25 o
m mop/7!n−ヘキサン溶液1.0mlを加えた
。ここへ、I BVEo、25ml (t9m mol
 )を塩化メチレン2−75m1に溶解した溶液を加え
、さらにヨウ素の2−Ommol/l 塩化メチレン溶
液を加え、次いで得られた反応溶液を一15℃に昇温し
で4分間重合させた。ここへ、実施例4で合成して用い
た溶液Ov) 6.5 m71を加えて反応を停止し、
ポリ(IBVE)前駆体(IY) (m=2)を得た。
重合率100%、 Mn=t s 20. Mw/Mn
=t、o sで、また、生成物のすべてが両末端にマロ
ン酸エステルをもつことを1H及び13CNMRによシ
確認した。
得られた前駆体(IV)を、実施例1と全く同様にトリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタンと反応させ、両末
端に前足式(1) (m=2)の基をもつポリ(IBV
E)を得た。生成物のMm、 Mw/M nは前駆体(
IV)と大差なく、すべての末端マロン酸エステルが反
応したことを1H及び13CNMRにより確認した。
実施例6 片末端に前足式〔1〕の基をもつポリ(メチルビニルエ
ーテル)の合成: メチルビニルエーテル(以下、MvEと略記する。) 
1.4ml (19m mob )を−78℃で液化さ
せ、これに8.0 mlの塩化メチレンを加えた。
HIの420m mop/l n −ヘキサン溶液1.
0mg。
次いでヨウ素のi o m mol/7I塩化メチレン
溶液1、0 mlを加え、反応溶液を一40℃に昇温し
たのち、1時間重合させた。そこへ実施例4で合成して
用いた溶液(iv)10mjlを加えて反応を停止し、
ポリ(MVE)前駆体(III) (m=2)を得た。
重合率71.9%、 Mn==2250. Mw/Mn
= 1.06で、また、生成物のすべてが片末端にマロ
ン酸エステルをもつことを1H及び13CNMRに本シ
確認した。
得られた前駆体(]Iりを、実施例1と全く同様にトリ
ス(ヒドロキシメチル)アミノメタンと反応させ、片末
端に前足式(1) (m=2)の基をもつポリ(MVE
)を得た。生成物のMn2MW/Mnは前駆体側〕と大
差なく、すべての末端マロン酸エステルが反応したこと
を1H及び13CNMRにより確認した。
実施例7 両末端に前足式(1)の基をもポリ(MVE)の合成: 参考例1の化合物(1)の150 m mo l/l塩
化メチレン溶液3.0 mlにHIの4 s Om m
op/6 n −ヘキサン溶液1.0 ml、を−78
℃で加えた。別に、三方コックを備えた目盛付ガラス管
にてMVEl、8ml (λ4mmoJ)を−78℃で
液化させ、ここへ塩化メチレン5.0mlを加え、この
溶液を先の開始剤溶液に加え、次いでヨウ素の10 m
 mol/1塩化メチレン溶液1.0 mlを加え、こ
のようにして得られた反応溶液を一40℃に昇温した後
、1時間重合させた。ここへ、実施例4で合成して用い
た溶液(+v) 10 m7Bを加えて反応を停止し、
ポリ(MVE)前駆体(W) (m=z)を得た。重ま
た、生成物のすべてが両末端にマロン酸エステルをもつ
ことを1Hおよび13CN/iiRによシ確認した。
得られた前駆体(IV)を゛、実施例1と全く同様にト
リス(ヒドロキシメチル)アミノメタンと反応させ、両
末端に前足式(1) (m=2)の基をもつポリ(MV
E)を得た。生成物のM n 、 M w/Mnは前駆
体(IV)と大差なく、すべての末端マロン酸エステル
が反応したことを1H及び13CNMRによシ確認した
(発明のガ果) 以上の結果から明らかなように、本発明の末端に水酸基
を有するポリアルケニルエーテルは、新しいタイプの両
親媒性、水溶性ポリマーとして初めて得られたポリアル
ケニルエーテルであシ、多数の水酸基を有して水酸基濃
度が非常に高いことから、例えば高性能、高機能の界面
活性剤、吸着剤、化粧品等としても有望な工業的価値あ
る顕著な効果を奏し得るものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一端に、下記一般式〔 I 〕−CH_
    3_−_m{CONR^1CH_3_−_n(CH_2
    OH)_n}_m……〔 I 〕(式中、R^1は水素原
    子又はアルキル基を示し、m及びnは1〜3の整数を示
    す。)で表わされる基を有し、数平均分子量が500以
    上のポリアルケニルエーテル。
JP24357086A 1986-10-14 1986-10-14 末端に水酸基を有するポリアルケニルエ−テル Pending JPS6397607A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059486B2 (en) * 2000-07-11 2006-06-13 Akzo Nobel N.V. Plastic container with rounded shoulders

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7059486B2 (en) * 2000-07-11 2006-06-13 Akzo Nobel N.V. Plastic container with rounded shoulders

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