JPS6397328A - 金型用離型剤組成物 - Google Patents

金型用離型剤組成物

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JPS6397328A
JPS6397328A JP24272486A JP24272486A JPS6397328A JP S6397328 A JPS6397328 A JP S6397328A JP 24272486 A JP24272486 A JP 24272486A JP 24272486 A JP24272486 A JP 24272486A JP S6397328 A JPS6397328 A JP S6397328A
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JP
Japan
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compound
epoxy
group
silicone
compd
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JP24272486A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kanekura
金倉 顕博
Kenichi Iwamoto
岩本 憲一
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技 術  分  野 本発明は合成樹脂、ゴム等の成形物製造の際に金型に塗
布、硬化して使用され、成形体の離型性ならびに塗膜耐
久性に優れ、且つ金型よりのクリーニング剥離性に優れ
た離型剤被膜を与え得る離型剤組成物に関するものであ
る。
従来技術 金型成形品の離型剤として従来、シリコーン、ワックス
などを溶剤に溶解乃至は分散させた液を金型に塗布し、
乾燥させて一時的な離型層を形成させるか、あるいは離
型剤を金型表面に適用し、硬化させて強靭な離型膜を形
成せしめる方法が、一般に採用されている。
しかし前者の場合、成形サイクル毎に離型剤を塗布する
ため作業性が悪く、また離型剤が成形体表面に付着し、
塗装や接着処理を妨げるなど二次加工性に劣る欠点があ
る。また後者では、例えばポリテトラフルオロエチレン
(PTFE)を用いた場合、離型効果の持続性や二次加
工性は期待できるが、離型膜形成に高温焼付けを要した
り、また金型再処理に際し、PTFE膜の剥離を完全な
らしめるため多大の労力と時間を要する欠点を有してい
る。
近時、シラノール型のシリコーン化合物とエポキシ化合
物とを硬化触媒を用いて重合させるシリコーン樹脂の製
造方法が公開され注目されている(たとえば特開昭51
−50942号;同51−118728号〉。これら技
術においては各種の硬化触媒が用いられているが第1錫
塩を用いた場合には硬化反応速度が遅く、硬化温度を高
くする必要があるし、また有機アルミニウム化合物を用
いた場合には反応が極めて速く、室温で反応原料を混合
しただけで直ちに粘度上昇がみられ、ポットライフが短
か過ぎ、これらを金型離型剤として使用することは出来
ない。ちなみにこれら特許出願にかかる技術は主として
成形品を作るための配合物にかかるものである。
発明が解決しようとする問題点 そこで合成樹脂、ゴムなどの成形物製造の際に金型に塗
布、硬化せしめて、離型膜を作りうる離型剤組成物であ
って、ポットライフが充分長く、適度の硬化温度で硬化
させることができ、優れた離型効果ならびに耐久性があ
ると共に、成形品の二次加工性および離型膜のクリーニ
ング性にも優れた離型剤を提供することが本発明の主目
的である。
問題点を解決するための手段 本発明に従えば上記発明目的が、 (式中Rは一価炭化水素基およびm個ハロゲン化炭化水
素基よりなる群から選ばれるが、少なくともその5モル
%以上はフェニル基であり、mとnはO<m+n≦4の
条件を満たす正数であり、シラノール基含量が2重量%
以上)で表される分子中にシラノール基を1個以上有す
るシリコーン化合物、 (b)前記シリコーン化合物のシラノール基1個当り1
.5〜10個のエポキシ基を与え得る量の分子中にエポ
キシ基を1個以上有する化合物、(c)硬化触媒、およ
び (d)アルコール類および比誘電率7以下の非芳香族系
化合物からなる群より選ばれる有機溶剤からなる金型用
離型剤組成物により、達成せられる。
本発明者らはある特定のシリコーン化合物を、比較的多
量のエポキシ化合物と組合せ、且つ特定の溶剤を選択使
用することにより、金型離型剤として極めて優れた組成
物の得られることを見出し本発明を完成させたものであ
る。
本発明では先づ、シリコーン化合物として(式中Rは一
価炭化水素基およびm個ハロゲン化炭化水素基よりなる
群から選ばれるが、少なくともその5モル%以上はフェ
ニル基であり、mとnはO<m+n≦4の条件を満たす
正数であり、シラノール基含量が2重量%以上)で表さ
れる分子中にシラノール基を1個以上有するシリコーン
化合物が用いられる9本発明者らは、上記式で表される
シラノール基を分子中に1個以上有するシリコーン化合
物のうち、Rで表される有機基が一価炭化水素および一
価ハロゲン化炭化水素からなる群より選ばれるべきこと
、またその少なくとも5モル%以上はフェニル基で、シ
ラノール基含量は2重量%以上でなければならぬことを
見出しな。
−価炭化水素基あるいはm個ハロゲン化炭化水素基の具
体例としてはアルキル基例えばメチル、イソプロピル、
オクチル、オクタデシル、3−メチルへブチルおよびミ
リシル;アルケニル基例えばビニル、ヘキセニルおよび
4,9−オクタデカンジェニル;アルキニル基例えばプ
ロピニルおよびデシニル:アルキニル基例えば1−ペン
テン−3−イニル;脂環基例えばシクロブチル、シクロ
ヘキシル、2,4−ジメチル−シクロペンチル、シクロ
へキセニルおよび1,2,3.4−テトラヒドロナフチ
ル;アリール基例えばフェニル、2−エチルフェニル、
キセニル、アントラシルおよび4−m−ターフェニル;
アールアルキル基例えば2−フェニル−オクチル、ジフ
ェニルメチルおよび2−フェニルプロピル;ハロアルキ
ル基例えばクロロメチル、3−クロロプロピル、ブロモ
オクタデシルまたは2(パーフルオロアルキル〉エチル
基;ハロ脂環基例えばブロモシクロヘキシル、クロロシ
クロペンチルまたはフルオロシクロヘキシル;ハロアリ
ール基例えば2,4−ジクロロフェニル、ジブロモキセ
ニル、α、α、α−トリフルオロトリル、ヨードナフチ
ルおよびテトラクロロフェニル;ハロアルアルキル基例
えば2(クロロフェニル)エチル、p−クロロベンジル
または2(ブロモフェニル)プロピルのいづれかのもの
である。
しかしながらかかる有機基のうち少なくとも5モル%以
上、好ましくは20〜80モル%はフェニル基でなけれ
ばならない。本発明者らはフェニル基が5モル%未満で
は硬化性、物性の低下をきたし、充分な耐久性の離型膜
が得難いこと、また80モル%を越えると離型性の低下
傾向が認められることを見出した。またシラノール基は
2重量%以上、好ましくは2〜20重量%の範囲内のも
のが用いられる。というのはシラノール基が2重量%未
満では良好な硬化物が得られないからである。
かかる要件を満たす限り、任意のシラノール化合物が用
いられるが、特に好ましいものはオルガノハロシラン類
を加水分解して得られるなどのオルガノポリオール、あ
るいはそれらを共縮合して得られる有機ポリシロキサン
化合物、例えば信越化学工業社製のシリコーンワニスK
R−212、同214、同216 、)−レシリコーン
社製のシリコーンワニス5H6018などである。
本発明では第2成分として分子中に少なくとも1個のエ
ポキシ基を有する化合物が用いられる。
かかるエポキシ化合物は飽和あるいは不飽和の、脂肪族
、脂環族、芳香族、複素環式のいづれの化合物であって
もかまわない。代表例としてはスチレンオキシド、シク
ロヘキセンオキシド、含フツ素エポキシ化合物、グリシ
ジルオクタンなどのモノエポキシ化合物;多価フェノー
ルあるいは多価アルコール類とエピクロルヒドリンの反
応により得られるグリシジル型エポキシ;ノボラック型
フェノール樹脂とエピクロルヒドリンとの反応で得られ
るエポキシ化ノボラック;過酸化法によりエポキシ化し
て得られるエポキシ化オレフィン、エポキシ化ポリブタ
ジェン、エポキシ化植物油;またビニルシクロヘキセン
ジオキサイド、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル
−3,4−二ポキシシクロヘキサンカルボキシレートな
どのシクロヘキサン誘導体などを挙げることができる。
本発明にあってはかかるエポキシ化合物が比較的多量、
すなわちシリコーン化合物中のシラノール基1個に対し
エポキシ基が1.5〜10個、好ましくは1.5〜6個
の割合となるような量で用いられる。シラノール基1個
に対しエポキシ基が1個以下では充分な硬化が得られず
、また10個を越えるとエポキシ樹脂量が多くなりすぎ
て離型性が低下する傾向を示すからである。
本発明ではさらに硬化触媒が用いられるが、触媒として
は、通常のシリコン樹脂硬化触媒、またはエポキシのカ
チオン触媒として使用されているものであれば任意のも
のでよいが、とりわけ第1錫塩または有機アルミニウム
化合物が好ましい。
第1錫塩としては例えばステアリン酸、オクチル酸、ナ
フテン酸なとのカルボン酸の第1錫塩、またマレイン酸
モノブチル、イタコン酸2−エチルヘキシルなどのカル
ボン酸誘導体の第1錫塩が使用される。有機アルミニウ
ム化合物としては例えばアルミニウムトリイソプロポキ
シドなどのアルミン酸エステル化合物、アルミニウムア
セテートなどのカルボン酸アルミニウム化合物、キレー
ト化合物とアルミニウムアルコキシドとの反応より得ら
れるアルミニウムキレート化合物などが挙げられる。か
かる触媒の使用量に関しては通常の触媒量で充分である
が、通常シリコーン化合物に対し0.01〜5重量%の
範囲内で適宜選択せられる。
本発明にあってはさらに有機溶剤が含有せしめられるが
、この有機溶剤はアルコール類、例えばイソプロパツー
ル、ブタノール、エチレングリコールなともしくは比誘
電率が7以下の非芳香族系化合物、例えば酢酸ブチルエ
ステル、ジオキサンなどから選択せられる必要がある。
本発明者らはシリコーン化合物−エボキシ化合物−触媒
からなる組成物を金型離型剤として使用するためには有
機溶剤による希釈が好ましいが、予想外にもこの有機溶
剤の選択がシリコーン化合物とエポキシ化合物の反応速
度、ポットライフ制御に重大な影響を及ぼすこと、各種
溶剤につき試験を繰り返した結果、上述の有機溶剤が作
業性、ポットライフの点で極めて実用的な離型剤組成物
を与え得ることを見出し、それが本発明の重要な基礎の
一つとなったのである。
本発明にかかる組成物は基本的に前記したシラノール型
シリコーン化合物、エポキシ化合物、硬化触媒、溶剤成
分から構成され、充填剤、添加剤などは必ずしも必要と
される成分ではないが、離型効果を上げたり、また機械
的強度、耐熱性向上のためには配合することが好ましく
、例えばガラス繊維、炭素繊維、セラミック繊維、ポリ
アミドまたはフッ素樹脂などの有機質繊維、また粉末状
化合物のほか、シリカ、ケイ酸アルミニウム、タルク、
酸化チタン、酸化鉄、炭酸カルシウムなどが例示される
上述の各必須成分ならびに任意成分からなる本発明にが
かる離型剤組成物はスプレーあるいは刷毛塗り、浸漬に
適した粘度に調整され、そのポットライフも例えば25
℃で200分と充分長時間であり、金型に適用されたあ
と比較的低温、例えば80℃で30分程度の焼付けによ
り硬化されて強靭な塗膜を与えることができ、しかも耐
久性、離型性に優れた離型膜を与えることができ、且つ
通常の金型クリーニング剤により容易に離脱せしめるこ
とができ、金型離型剤として極めて有用である。またシ
リコーン化合物とエポキシ化合物を分離して2液型の離
型剤として調整することができるので極めて実用的、且
つ有用な離型剤を提供することができる。さらに本発明
の離型剤を使用した場合、成形物の二次加工性の極めて
良好である点が指摘せられる。
以下実施例および比較例により本発明を説明する。特に
ことわりなき限り、部および%は重量による。
実Iff例1 シリコーン化合物としてシリコンと結合する有機基の量
としてメチル基約40モル%、フェニル基約60モル%
からなり、シリコンと結合する水酸基含有量5重量%で
ある信越化学工業製商品名「シリコーンワニスKR−2
12J  (キシレン溶液、不揮発分70%)につき、
キシレン溶剤を減圧下留去して酢酸ブチル(20℃での
比誘電率5.0)を加え不揮発分70%の酢酸ブチル溶
液とし、本溶液にアルミニウムトリアセトネート(以下
AI(acac)3と略す)を0.2%濃度になる量を
加えてシリコーン溶液を調製する。本シリコーン酢酸ブ
チル溶液65部に、エポキシ化合物としてユニオン・カ
ーバイト・コーポレーション社製商品名rERL−42
21J  (エポキシ当量125>55部を室温で加え
、均一に混合して、熱硬化性離型剤組成物を調製する。
得られた組成物のポットライフは室温で約200分と安
定であった。またこの組成物をブライト仕上げ面をもつ
鋼鉄製金型面に塗布し、80℃30分間加熱乾燥して、
エンピッ硬度Hの強靭な重合膜(膜厚的20μ)が得ら
れた。
実施例2 実施例1と同様に「シリコーンワニスKR−212Jの
ブタノール(20℃での比誘電率17.8)溶液(不揮
発分70%、AI(acac)30 、2%含有)を調
製する。本シリコーンブタノール溶液65部にエポキシ
化合物r ERL−4221J 55部を室温で加え、
均一に混合して、所定の組成物を調製する。得られた組
成物のポットライフは、室温で約400分と安定であっ
た。また、この組成物を金型面に塗布し、80℃で30
分間加熱乾燥して、エンピッ硬度Hの強靭な膜(膜厚的
20μ)が得られた。
実施例3 実施例1と同様に「シリコーンワニスKR−212Jの
ジオキサン(25°Cでの比誘電率2.2)溶液(不揮
発分70%、AI(acac)30 、2%含有)を調
製する。当シリコーンジオキサン溶液65部にエポキシ
化合物rERL−4221J 55部を室温で加え、均
一に混合して所定の組成物を調製する。
得られた組成物のポットライフは室温で約180分と安
定であった。また、この組成物を金型面に塗布し、80
℃で30分間加熱、乾燥して、エンピッ硬度Hの強靭な
膜(膜厚的20μ)が得られた。
比較例1 「シリコーンワニスKR−212J  (キシレン溶液
、不揮発分70%)にAI(acac)3を0.2%濃
度になる量を加え、シリコーンのキシレン溶液を調製す
る。このキシレン溶液65部にエポキシ化合物rERL
−4221J 55部を室温で加え、均一に混合して組
成物を調製する。得られた組成物のポットライフは室温
で20分以下と不安定であった。
比較例2 実施例1と同様に「シリコーンワニスにR−212Jの
メチルイソブチルケトン(20°Cでの比誘電率13.
1>溶液(不揮発分70%、AI(acac)30.2
%含有)を調製する。当シリコーン溶液65部にエポキ
シ化合物r ERL−4221J 55部を室温で加え
、均一に混合して所定の組成物を調製する。
得られた組成物のポットライフは、室温で30分以下と
不安定であった9 比較例3 実施例1と同様に[シリコーンワニスKR−212Jの
二塩化メチレン(20℃での比誘電率8.9)溶液(不
揮発分70%、AI(acac)30.2%含有)を調
製する。当シリコーン溶液65部にエポキシ化合物r 
ERL−4221」55部を室温で加え、均一に混合し
て所定の組成物を調製する。得られた組成物のポットラ
イフは、室温で30分以下と不安定であった。
比較例4 実施例1で得られた「シリコーンワニスKR−212」
の酢酸ブチル溶液65部にエポキシ化合物r ERL−
4221」15部を室温で加え、均一に混合して組成物
を調製する。得られた組成物のポットライフは、室温で
約200分と安定であったが、この組成物を金型面に塗
布し、80℃で30分間加熱処理したところ、表面粘着
性で充分な硬化膜が得られなかった。
参考例1 実施例1で示したエポキシ−シリコン樹脂で離型処理さ
れた鋼鉄製金型を用いて、以下の処方によりポリウレタ
ンの離型性試験、二次加工性試験を行った。
A成分: ミリオネートMR−200 (日本ポリウレタン社製商品名)   100部B成分
: エフセノール845 (旭オーリン社製商品名)       70部1.4
−ブタンジオール        30部ジブチル錫ジ
ラウレート        0.04部トリエチレンジ
アミン         0.06部両成分を室温にて
攪拌機で約10秒間混合して、離型処理された金型(7
0mIIIX150開、深さ3龍)内に注入し、70℃
の乾燥器内に入れ、硬化させる。約10分間加熱処理し
た後、金型からポリウレタン成形体を引き剥がして離型
性を触感により判断しな。
離型性の判定基準としては、 ○・・・手で殆ど力を加えずども容易に剥がれるΔ・・
・手でかなりの力を入れれば剥がれる×・・・手でかな
りの力を入れれば剥がれるが、金型表面に破壊された樹
脂成分が残っているを用いた。試験結果は離型性として
第1表に示した。
次に、上記で得られたポリウレタン成形体表面に油性塗
料:白色フレキセンF−105(日本ビーケミカル社製
)を塗布し、120°Cで30分間加熱乾燥して、塗膜
外観(目視判定)、塗膜密着性(ゴバン目セロテープ剥
離試験)を評価し、二次加工性試験として第1表に示し
な。
参考例2〜3 参考例1と同様の処方で、但し離型剤として実施例2〜
3記載の組成物を用い、ポリウレタン成形体を作り、参
考例1と同様の性能試験を行い、得られた結果を第1表
に示した。
参考例4 エポキシ樹脂エピクロン850(大日本インキ化学製品
)100部とトリエチレンテトラミン10部を均一に混
合し、実施例1で作成したエポキシ−シリコン樹脂で処
理した金型に注入し、100℃の乾燥器内に入れ、硬化
させる。約1時間加熱処理後、得られたエポキシ樹脂は
金型から容易に剥がれ、また本成形体の二次加工性(塗
装性)も良好であった。また本離型剤の、エポキシ樹脂
に対する離型持続回数として、成形加工を10回以上繰
り返したが処理成形型の離型表面に顕著な視覚的変化は
なく、また処理成形型から成形製品を引き剥がすのに必
要な離型力も変わらなかった。
特許出願代理人

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) (a)式 (R)_m(HO)_nSiO{[4−m−
    n]/2}(式中Rは一価炭化水素基および一価ハロゲ
    ン化炭化水素基よりなる群から選ばれるが、少なくとも
    その5モル%以上はフェニル基であり、mとnは0<m
    +n≦4の条件を満たす正数であり、シラノール基含量
    が2重量%以上)で表される分子中にシラノール基を1
    個以上有するシリコーン化合物、 (b)前記シリコーン化合物のシラノール基1個当たり
    1.5〜10個のエポキシ基を与え得る量の、分子中に
    エポキシ基を1個以上有する化合物、 (c)硬化触媒、および (d)アルコール類及び比誘電率7以下の非芳香族系化
    合物からなる群より選ばれる有機溶剤からなる金型用離
    型剤組成物。
  2. (2)シリコーン化合物とエポキシ基を有する化合物と
    が分離保持されてなる特許請求の範囲第1項記載の組成
    物。
  3. (3)硬化触媒がカルボン酸第1錫塩、アルミン酸エス
    テル化合物、カルボン酸アルミニウム化合物及びアルミ
    ニウムキレート化合物からなる群より選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載の組成物。
JP24272486A 1986-10-13 1986-10-13 金型用離型剤組成物 Pending JPS6397328A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6982379B2 (en) 2004-02-13 2006-01-03 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Automotive electrical connection box and a method of mounting it
JP2010173293A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Shin-Etsu Chemical Co Ltd 金型洗浄用シリコーンゴムシート組成物
JP2011506148A (ja) * 2007-12-21 2011-03-03 アシュラント ズュートヘミー ケルンフェシュト ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 鋳造目的の鋳型の製造

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