JPS6397101A - スキー靴の内靴に発泡体を充填する方法及びこの方法により製造されたスキー靴の内靴 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、膨張可能な発泡材料を靴のＦ部、好ましくは
靴の甲部分に注入してスキー靴の内靴に発泡体を充填す
る方法、及びこの方法によゲて製造されたスキー靴の内
靴に関するものである。

〔従来の技術及びその問題点〕

上記タイプの従来方法では、発泡材料を長手（縦）方向
の中心軸の周りに対称に設けた２つの空洞内に注入して
いる。スキー靴の内靴（以下単に「内靴」という。）は
、一方において、スートーヤーの足の運動をスキーに伝
えると共に足を確実に支えなければならないが、他方に
おいて、履き心地が良く集中的に加わる圧力から足を保
護しな番」れはならないので、内靴に発泡体を充填する
ことは、上述の目的を達するために重要な役割を果たし
ている。しかし、従来のスキー靴は、最適の滑走及び歩
行特性を示していない。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕驚いたことに
は、本発明方法のように、内靴の＋ｉｉ＋側方部に内靴
の縦方向中心面に対して非対称の２つの空調に非り・ｊ
称的に発泡材料を注入すると、上述の目的が最もよ（達
成されることか判明した。

これに関連し°Ｃ１靴の内側（足の親指側）にある空洞
を靴先に向かっ゛（外側の空胴よりも長くすると、史に
よいことも分かった。

本発明方法により製造した本発明の内靴は、スキー靴又
はその内靴の垂直な縦方向中心面に対して非対称である
離れた２つの非対称空洞に緩衝手段が充填され、これら
２つの空洞は、靴の甲に沿って伸び１つの空間によって
仕切られている。この空間は、これらの非対称空洞の間
及び靴先に伸ひて緩衝手段が充填され、特に靴底側にお
いて靴の内側が靴の外側より短くなっζいる。

〔実施例〕

第１図は本発明による内靴の一実施例をスキー靴の外殻
と共に示す断面図、第２図は第１図の内靴の平面図、第
３図はその後方から見た立面図である。

（１）で示される内靴は、足の甲、両側部及び疎（くる
ぶし）を被う空洞体（２）を有し、これは、第：（図に
示すように、踵（かかと）の土部で縫い目（３）により
内靴の外殻（５）に接続される。外殻（５）の底側は、
靴底（４）に例えば接着又は縫合により接続される。外
殻（５）の踵側は開放し、そごを内靴又は外殻のどちら
かに固定される裏付きフラップ（直立片）（６）で被う
。空洞体（２）は、第１図に示すように３つの層より成
る。すなわち、外側の層（７）、これに続く例えばプラ
スチックの発泡気密層（９）及び内側の１４ｔｒ熱１−
＋８１より成る。ただし、層（？）、　（８１の孔につ
いては後述する。内靴の縦方向中心面の両側に、それぞ
れ縫い［１（１０）及び（１１）によって限定された２
つの空洞（」２）及び（１３）がある。これらの空洞の
うち、スキー靴の外側（足について）の空洞（１２）は
、スキー靴の先端に向かって見たとき、内側に位置する
他の空洞（１３）より短い。発泡材料を注入するため、
ホース（１４）及び（１５）をそれぞれ足の踵に向けて
配置し、注入された発泡材料が最初に一番強い緩衝効果
の望まれる踵部分に入り、次に（１６）で示す課の前の
２つの空洞の各々に入るようにする。空洞（１２）　、
　　（１３）に発泡材料を注入したのち余分の発泡材料
を排出するため、＃ＩＭ（１６）のうしろ空洞（１２）
　、　　（１３）の下隅両側にチューブ（１７）　、　
　（１Ｂ）を設け、これから取出すようにする。発泡材
料がこれらのチューブより成る時間現われれば、両空洞
に十分に注入されたことが確実であるので、ホース（１
４）。

（１５）及びチューブ（１，７）　、　　（１８）を切
り離す。

本発明による内靴は、主として踵側から履く（足を入れ
る）スキー靴を対象としている。そのため、外殻（５）
の踵側を縫い目（３）を経て開き、カップ状の中間空所
（１９）を形成する。この空所に隣接して、外殻（５）
に一端が固定され互いに対向するフラップ（靴紐取付片
’）　　（２０）　、　　（２１）を設ける。

このフラップに、スキーヤ−がスキー靴を履いたのち内
靴（１）を閉めるための靴紐（２６）を取付ける。

２つの空Ｍ　（１２）　、　　（１３）の間で足の甲の
上に、発泡材料を注入しない縦方向の空間（２２）を設
ける。この空間に空気及び蒸気を透過する＋Ａ料を満た
し、靴内の通気性を良くする。そのため、その開所の２
つの層＋７１．　ｆｉｌに孔をあし」る。Ｉ＊（用を空
気透過性にすれば、内靴及び外殻間の隙間（２４）を介
して通気が―Ｊ能となる。内靴のつま先では、空間（２
２）は横方向に広がって靴底に達する。したがって、空
間（２２）の一端は空洞（１２）　、　　（１３）の間
の空所に、他端は靴先に及ぶ。

足の先端を被うため、カラー（指当て）　　（２５）を
設ける。これは、外殻（５）に縫い付けられ裏がイ・」
りである。

上述した実施例の説明を始めに述べた一般的な説明及び
特許請求の範囲と共に読めば、本発明を完全に理解する
ことができるであろう。

し発明の効果ｊ 以上説明したとおり、本発明によれは、スキーの滑走及
び歩行中、スキーヤ−の足の運動をよくスキーに伝える
と共に足を確実に支え、集中する圧力から足を保護し履
き心地が極めて良好な、すなわち従来より優れた滑走及
び走行特性をもつスキー靴の内靴を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による内靴の一実施例をスキー靴の外殻
と共に示ずＩ［面図、第２図は第１図の内靴の平面図、
第３図はその後部立面図であるゆ（１）・・・内靴、（
８）・・・発泡体、（１２，１３）・・・２空洞、（２
２）・・・２空洞間の空間。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、膨張可能な発泡材料を靴の甲などの適当な靴の下部
   に注入してスキー靴の内靴に発泡体を充填する方法にお
   いて、 上記内靴の長手方向中心面に対して非対称に設けた２つ
   の空洞に注入して、上記内靴の側部及び前部に非対称的
   に発泡体を充填することを特徴とするスキー靴の内靴に
   発泡体を充填する方法。 ２、上記発泡材料を靴の踵の下方端に向けて該発泡材料
   がその踵の端部に現われるまで注入する特許請求の範囲
   １項記載の方法。 ３、上記２つの空洞のうち、内側にある空洞が外側の空
   洞よりも靴先に向かって伸びている特許請求の範囲１項
   記載の方法。 ４、１つの空間によって仕切られ、靴の甲に沿って伸び
   、自己の緩衝手段が充填された２つの非対称空洞を有し
   、 上記空間は、自己の緩衝手段をもち、上記空洞と靴先と
   の間に伸び、特に靴底に沿って靴の内側が靴の外側より
   も短くなっていることを特徴とするスキー靴の内靴。 ５、上記空洞は、内靴の踵の上方に上記空洞の外壁を橋
   絡する接続体により上記空洞が中断される空所（１９）
   を形成する特許請求の範囲４項記載のスキー靴の内靴。 ６、上記接続体は靴紐接続体である特許請求の範囲５項
   記載のスキー靴の内靴。 ７、上記空所は広い底をもつカップ状を呈し、その底は
   ウエスト成形手段を経て次第に上方に広がる間隙となり
   、その境界に靴紐手段を取付けるフラップが設けられた
   特許請求の範囲５項記載のスキー靴の内靴。 ８、上記空洞と靴尖端の間に上記空洞に隣接して１つの
   空間が設けられ、その空間は、空気及び蒸気を透過する
   材料の壁に囲まれ、且つ空気及び蒸気を透過する充填材
   料が充填されている特許請求の範囲４項記載のスキー靴
   の内靴。 ９、外靴と組合わせて完全なスキー靴となる特許請求の
   範囲４項記載のスキー靴の内靴。