JPS6396331A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JPS6396331A JPS6396331A JP24271186A JP24271186A JPS6396331A JP S6396331 A JPS6396331 A JP S6396331A JP 24271186 A JP24271186 A JP 24271186A JP 24271186 A JP24271186 A JP 24271186A JP S6396331 A JPS6396331 A JP S6396331A
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 6
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/10—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
- F16F9/14—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
- F16F9/16—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts
- F16F9/18—Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only straight-line movement of the effective parts with a closed cylinder and a piston separating two or more working spaces therein
- F16F9/185—Bitubular units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、二輪車のフロント７オーり等に使用される油
圧緩衝器の改良に関する。
圧緩衝器の改良に関する。
（従来の技術）
二輪車のフロント７オーりとして、例えば第２図に示す
ような油圧緩衝器が知られている（実開昭５３−８８６
９２号）。
ような油圧緩衝器が知られている（実開昭５３−８８６
９２号）。
これは、７ウタチユープ１の中心にシートパイプ３を縦
設し、アウタチューブ１の内側に摺動自由に挿入された
インナチューブ２の中心に縦設したピストンロッド４を
このシートパイプ３に挿入し、ピストンロッド４の先端
に形成したピストン５がシートパイプ≠の内側を摺動す
るように構成された緩衝器である。シートパイプ３の内
側のピストン５の上下には油室ＡとＢが、アウタチュー
ブ１とシートパイプ３の間には油室Ｃが形成され、それ
ぞれ内部には作動油が充填されている。また、インナチ
ューブ２の内側には油室Ｃに連通する油溜室りが設けら
れ、その油面の上方には空気が封入されている。油室Ａ
とＢはピストン５を縦貫する図示されない油孔により連
通し、油室ＢとＣはシートパイプ３に形成したオリフィ
ス２０により連通する。＊た、アウタチューブ１とイン
ナチュを当接した懸架スプリング１３により離間方向に
付勢される。
設し、アウタチューブ１の内側に摺動自由に挿入された
インナチューブ２の中心に縦設したピストンロッド４を
このシートパイプ３に挿入し、ピストンロッド４の先端
に形成したピストン５がシートパイプ≠の内側を摺動す
るように構成された緩衝器である。シートパイプ３の内
側のピストン５の上下には油室ＡとＢが、アウタチュー
ブ１とシートパイプ３の間には油室Ｃが形成され、それ
ぞれ内部には作動油が充填されている。また、インナチ
ューブ２の内側には油室Ｃに連通する油溜室りが設けら
れ、その油面の上方には空気が封入されている。油室Ａ
とＢはピストン５を縦貫する図示されない油孔により連
通し、油室ＢとＣはシートパイプ３に形成したオリフィ
ス２０により連通する。＊た、アウタチューブ１とイン
ナチュを当接した懸架スプリング１３により離間方向に
付勢される。
緩衝器の圧側作動時にはインナチューブ２とピストン５
が７ウタチユーブ１及びシートパイプ３の中にそれぞれ
侵入するのに伴い、〜縮小する油室Ｂの作動油がピスト
ン５の油孔を通って拡大する油室Ａに流入するとともに
、ピストンロッド４の侵入体積分の作動油がオリフィス
２０から油室Ｃに流出する。そして、この流出作動油と
７ウタチユープ１に侵入するインナチューブ２の体積分
の作動油が油室Ｃから油溜室りに流入し、上昇する油面
により封入空気を圧縮する。この時、オリフィス２０は
流出する作動油の流量に応じた滅貨力を発生させ、また
圧縮された油溜室りの空気が懸架スプリング１３ととも
に緩衝器の圧側作動に反発する。一方、緩衝器が伸側作
動に転じると油室Ａの作動油が油室Ｂへ流入するととも
に、油溜室りに流入していた作動油が油室ＣとＢに還流
し、油溜室りの油面が下降する。
が７ウタチユーブ１及びシートパイプ３の中にそれぞれ
侵入するのに伴い、〜縮小する油室Ｂの作動油がピスト
ン５の油孔を通って拡大する油室Ａに流入するとともに
、ピストンロッド４の侵入体積分の作動油がオリフィス
２０から油室Ｃに流出する。そして、この流出作動油と
７ウタチユープ１に侵入するインナチューブ２の体積分
の作動油が油室Ｃから油溜室りに流入し、上昇する油面
により封入空気を圧縮する。この時、オリフィス２０は
流出する作動油の流量に応じた滅貨力を発生させ、また
圧縮された油溜室りの空気が懸架スプリング１３ととも
に緩衝器の圧側作動に反発する。一方、緩衝器が伸側作
動に転じると油室Ａの作動油が油室Ｂへ流入するととも
に、油溜室りに流入していた作動油が油室ＣとＢに還流
し、油溜室りの油面が下降する。
（発明が解決しようとする問題点）
ところで、緩衝器が大きく伸縮したり高速で作動すると
油溜室りの油量が激しく変動し、急激に増加した作動油
が封入空気の中に吹き上げたり、８激に減少する作動油
の中に空気が巻き込まれたりすることがあり、また懸架
プリング１３の伸縮が油面を乱すこともあって、油溜室
りは作動油に空気が混入するいわゆるエアレージ１ンを
起こしやすい条件となっていた。このようにして作動油
中に混入した気泡が油室ＡやＢに至ると、油室ＡやＢが
縮小した時にこれらの気泡が圧縮されて圧力上昇を鈍ら
せ、オリフィス２０の流量が減少するために発生滅貨力
も小さくなる。したがって、この緩衝器は激しい作動に
対して十分に対応できない恐れがあった。
油溜室りの油量が激しく変動し、急激に増加した作動油
が封入空気の中に吹き上げたり、８激に減少する作動油
の中に空気が巻き込まれたりすることがあり、また懸架
プリング１３の伸縮が油面を乱すこともあって、油溜室
りは作動油に空気が混入するいわゆるエアレージ１ンを
起こしやすい条件となっていた。このようにして作動油
中に混入した気泡が油室ＡやＢに至ると、油室ＡやＢが
縮小した時にこれらの気泡が圧縮されて圧力上昇を鈍ら
せ、オリフィス２０の流量が減少するために発生滅貨力
も小さくなる。したがって、この緩衝器は激しい作動に
対して十分に対応できない恐れがあった。
本発明は、油量変動を吸収する空気をインナチューブに
封入した油圧ａｍ器における以上のような問題点を解決
すべく、封入空気が作動油に混入しにくい構造の油圧緩
衝器を提供することを目的とする。
封入した油圧ａｍ器における以上のような問題点を解決
すべく、封入空気が作動油に混入しにくい構造の油圧緩
衝器を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段）
本発明は、アウタチューブの内側にインナチューブを摺
動自由に挿入するとともに、アウタチューブの中心部に
縦設したシートパイプの内側にインナチューブに縦設し
たピストンロッドを摺動自由に挿入し、このピストンロ
ッドの先端に形成したピストンに構成されるシートパイ
プ内の上下の油室ＡとＢ並びにシートパイプの外側のイ
ンナチューブ下方の油室Ｃに作動油を充填し、これらの
油室間で作動油を流通させるとともに、これらの油室の
容量変化に伴う余剰作動油を流入させる空気を封入した
油溜室りをインナチューブの内側に設け、アウタチュー
ブとインナチューブを離間方向に付勢する懸架スプリン
グをこの油溜室り内に配設した油圧緩衝器において、ピ
ストンロッドを中空に形成し、その上部を大径に形成し
てここに空気を封入した別の油溜室Ｅを設け、前記油室
ＡとＢとこの油溜室Ｅとで前記油室Ｃ及び油溜室りがら
遮断された作動油流通系統を構成するとともに、この流
通系統の途中に減衰力発生手段を備えている。
動自由に挿入するとともに、アウタチューブの中心部に
縦設したシートパイプの内側にインナチューブに縦設し
たピストンロッドを摺動自由に挿入し、このピストンロ
ッドの先端に形成したピストンに構成されるシートパイ
プ内の上下の油室ＡとＢ並びにシートパイプの外側のイ
ンナチューブ下方の油室Ｃに作動油を充填し、これらの
油室間で作動油を流通させるとともに、これらの油室の
容量変化に伴う余剰作動油を流入させる空気を封入した
油溜室りをインナチューブの内側に設け、アウタチュー
ブとインナチューブを離間方向に付勢する懸架スプリン
グをこの油溜室り内に配設した油圧緩衝器において、ピ
ストンロッドを中空に形成し、その上部を大径に形成し
てここに空気を封入した別の油溜室Ｅを設け、前記油室
ＡとＢとこの油溜室Ｅとで前記油室Ｃ及び油溜室りがら
遮断された作動油流通系統を構成するとともに、この流
通系統の途中に減衰力発生手段を備えている。
（作用）
圧側作動時のピストンロッドのシートパイプへの侵入体
積分の作動油は油溜室Ｅに収容され、インナチューブの
７ウタチユーブへの侵入堆積分の作動油は油溜室りに収
容されろ。そのため、油溜室Ｅは油量変化が少な（、ま
た伸縮動作により油面を乱す懸架スプリングも油溜室Ｅ
内には存在しないことから、油溜室Ｅの油面ば安定的に
変化し、エフレーン硼ンを起こしにくい。したがって、
この油溜室Ｅに連なる作動油流通系統に介装された減衰
力発生手段により安定した減衰力が得られる。
積分の作動油は油溜室Ｅに収容され、インナチューブの
７ウタチユーブへの侵入堆積分の作動油は油溜室りに収
容されろ。そのため、油溜室Ｅは油量変化が少な（、ま
た伸縮動作により油面を乱す懸架スプリングも油溜室Ｅ
内には存在しないことから、油溜室Ｅの油面ば安定的に
変化し、エフレーン硼ンを起こしにくい。したがって、
この油溜室Ｅに連なる作動油流通系統に介装された減衰
力発生手段により安定した減衰力が得られる。
（実施例）
第１図に本発明の実施例を示す。
１はアウタチューブ、２はその内側に上方から摺動自由
に挿入されたインナチューブであり、アウタチューブ１
の底部から立設したシートパイプ３にインナチューブ２
に縦設した中空のピストンロッド４が摺動自由に挿入さ
れ、その先端部周囲に形成したピストン５がシートパイ
プ３の内側に摺接する。シートパイプ３の内部はピスト
ン５により上方の油室Ａと下方の油室Ｂに構成され、ピ
ストン５には伸側の減衰力発生手段として油室ＡからＢ
へ作動油を所定の抵抗のもとに流入させ、逆方向の油量
は抵抗なく許容する弁装置５Ａが介装される。ピストン
ロッド４の内側にはピストン５を縦貫して油室Ｂの中に
開口する油通路６が形成される。＊た、ピストンロッド
４の径を拡大した基端部４Ａの内側には圧側の減衰力発
生手段である弁装置７及び８を介して下方の油通路６に
連通する油溜室Ｅが設けられる。弁装置７は一定以上の
圧力下において油通路６を介した油室Ｂの作動油を油溜
室Ｅへ流入させる一方、逆方向へは抵抗なく開動して油
溜室Ｅの作動油を油室Ｂに還流させるように構成される
。また、弁装置８は外部操作で軸方向に変位するニード
ル弁８Ａとこれに相対して設けたパルプシー）８Ｂから
なり、ニードル弁８Ａは油溜室Ｅを縦貫する〃イド１０
の内部に収装され、インナチューブ２の上端部に取り付
けたダイアル１１により操作される。この弁装置８は弁
装置７に並列して設けられ、油溜室Ｅと油通路６との油
量に対してニードル弁８Ａの変位位置に応じた抵抗を発
生させる。なお、油溜室Ｅの油面上方には空気を封入し
、油面と空気との間には７０−ト１２を備える。
に挿入されたインナチューブであり、アウタチューブ１
の底部から立設したシートパイプ３にインナチューブ２
に縦設した中空のピストンロッド４が摺動自由に挿入さ
れ、その先端部周囲に形成したピストン５がシートパイ
プ３の内側に摺接する。シートパイプ３の内部はピスト
ン５により上方の油室Ａと下方の油室Ｂに構成され、ピ
ストン５には伸側の減衰力発生手段として油室ＡからＢ
へ作動油を所定の抵抗のもとに流入させ、逆方向の油量
は抵抗なく許容する弁装置５Ａが介装される。ピストン
ロッド４の内側にはピストン５を縦貫して油室Ｂの中に
開口する油通路６が形成される。＊た、ピストンロッド
４の径を拡大した基端部４Ａの内側には圧側の減衰力発
生手段である弁装置７及び８を介して下方の油通路６に
連通する油溜室Ｅが設けられる。弁装置７は一定以上の
圧力下において油通路６を介した油室Ｂの作動油を油溜
室Ｅへ流入させる一方、逆方向へは抵抗なく開動して油
溜室Ｅの作動油を油室Ｂに還流させるように構成される
。また、弁装置８は外部操作で軸方向に変位するニード
ル弁８Ａとこれに相対して設けたパルプシー）８Ｂから
なり、ニードル弁８Ａは油溜室Ｅを縦貫する〃イド１０
の内部に収装され、インナチューブ２の上端部に取り付
けたダイアル１１により操作される。この弁装置８は弁
装置７に並列して設けられ、油溜室Ｅと油通路６との油
量に対してニードル弁８Ａの変位位置に応じた抵抗を発
生させる。なお、油溜室Ｅの油面上方には空気を封入し
、油面と空気との間には７０−ト１２を備える。
アウタチューブ１とシートパイプ３との間には油室Ｃが
形成される。この油室Ｃはインナチューブ２の下端の開
口部を通じてインナチューブ２とピストンロッド４との
間に形成した油溜室りに連通する。油溜室りの油面上方
には空気が封入され、また内部にはインナチューブ２の
基端部とシートパイプ３の上端部に両端をそれぞれ当接
し、アウタチューブ１とインナチューブ２とを伸び方向
に付勢する懸架スプリング１３が配設される。なお、油
室Ｃ並びに油溜室りはシートパイプ３及びピストンロッ
ド４により油室ＡとＢ及び油溜室Ｅから隔絶し、相互の
作動油の流通は遮断される。
形成される。この油室Ｃはインナチューブ２の下端の開
口部を通じてインナチューブ２とピストンロッド４との
間に形成した油溜室りに連通する。油溜室りの油面上方
には空気が封入され、また内部にはインナチューブ２の
基端部とシートパイプ３の上端部に両端をそれぞれ当接
し、アウタチューブ１とインナチューブ２とを伸び方向
に付勢する懸架スプリング１３が配設される。なお、油
室Ｃ並びに油溜室りはシートパイプ３及びピストンロッ
ド４により油室ＡとＢ及び油溜室Ｅから隔絶し、相互の
作動油の流通は遮断される。
次に作用を説明する。
緩衝器の圧側作動においてはインナチューブ２が７ウタ
チユーブ１に、ピストンロッド４がシートパイプ３にそ
れぞれ侵入し、ピストン５がシートパイプ３の内側を下
方へ摺動する。これにより、縮小する油室Ｂの作動油が
弁装置５Ａを通って拡大する油室Ａに抵抗な（流入する
一方、ピストンロッド４の侵入体積分の作動油は油通路
６から弁装置８を通って油溜室Ｅに流入し、７０−ト１
２を介して内部の封入空気を圧縮する。そして、この流
入作動油が弁装置８を通過する際の抵抗により圧側減衰
力を発生させる。なお、油通路６と油溜室Ｅの圧力差が
一定以上に大きくなると弁装置７が開さ、作動油の流入
を助けて減衰力が過大になるのを阻止する。一方、ピス
トンロッド４の外側では懸架スプリング１３が撓むとと
もに、油室Ｃの作動油がインナチューブ２の下端の開口
部から油溜室りに流入し、油面を上昇させて内部の封入
空気を圧縮する。このようにして、懸架スプリング１３
並びに油溜室りとＥの圧縮空気の反発力がｌｆｃ衝器の
圧側作動に反発するとともに、油室Ｂから油溜室Ｅへの
油量抵抗が圧側作動を滅貨する。
チユーブ１に、ピストンロッド４がシートパイプ３にそ
れぞれ侵入し、ピストン５がシートパイプ３の内側を下
方へ摺動する。これにより、縮小する油室Ｂの作動油が
弁装置５Ａを通って拡大する油室Ａに抵抗な（流入する
一方、ピストンロッド４の侵入体積分の作動油は油通路
６から弁装置８を通って油溜室Ｅに流入し、７０−ト１
２を介して内部の封入空気を圧縮する。そして、この流
入作動油が弁装置８を通過する際の抵抗により圧側減衰
力を発生させる。なお、油通路６と油溜室Ｅの圧力差が
一定以上に大きくなると弁装置７が開さ、作動油の流入
を助けて減衰力が過大になるのを阻止する。一方、ピス
トンロッド４の外側では懸架スプリング１３が撓むとと
もに、油室Ｃの作動油がインナチューブ２の下端の開口
部から油溜室りに流入し、油面を上昇させて内部の封入
空気を圧縮する。このようにして、懸架スプリング１３
並びに油溜室りとＥの圧縮空気の反発力がｌｆｃ衝器の
圧側作動に反発するとともに、油室Ｂから油溜室Ｅへの
油量抵抗が圧側作動を滅貨する。
また、緩衝器が伸側作動に転じると、拡大する油室Ｂに
油溜室Ｅの作動油が弁装置７を介して油通路６から抵抗
なく流入し、油溜室Ｅの油面が低下すると同時に、縮小
する油室Ａの作動油が弁装置５Ａを介して伸側減衰力を
発生させつつ油室Ｂに流入する。また、油溜室りの作動
油が拡大する油室Ｃに流入して油溜室りの油面も低下す
る。
油溜室Ｅの作動油が弁装置７を介して油通路６から抵抗
なく流入し、油溜室Ｅの油面が低下すると同時に、縮小
する油室Ａの作動油が弁装置５Ａを介して伸側減衰力を
発生させつつ油室Ｂに流入する。また、油溜室りの作動
油が拡大する油室Ｃに流入して油溜室りの油面も低下す
る。
以上の伸縮動作においで、油溜室Ｅの油量変動はシート
パイプ３へ侵入するピストンロッド４の体積相当分のみ
であり、アウタチューブ１に侵入するインナチューブ２
の体積分の油量変動は油溜ＩＤにおいて吸収される。そ
のため、油溜室Ｅの油量変動は少なく、また油溜室Ｅ内
の油面はフロート１２により空気と分離されているため
、緩衝器の摺動速度やストロークの大きさにかかわらず
油溜室Ｅ内の油面は安定を保ったまま上下に変位する。
パイプ３へ侵入するピストンロッド４の体積相当分のみ
であり、アウタチューブ１に侵入するインナチューブ２
の体積分の油量変動は油溜ＩＤにおいて吸収される。そ
のため、油溜室Ｅの油量変動は少なく、また油溜室Ｅ内
の油面はフロート１２により空気と分離されているため
、緩衝器の摺動速度やストロークの大きさにかかわらず
油溜室Ｅ内の油面は安定を保ったまま上下に変位する。
また、緩衝器の作動とともに伸縮する懸架スプリング１
３は油溜室りに配設されているため、油溜室Ｅの油面が
この伸縮動作に乱されることもない。したがって、油溜
室Ｅに封入した空気が作動油に混入する恐れはなく、緩
油室ＡとＢ及び油溜室Ｅの間を流通する作動油は気泡を
含まないため、圧側、伸側ともに安定した減衰力が得ら
れる。
３は油溜室りに配設されているため、油溜室Ｅの油面が
この伸縮動作に乱されることもない。したがって、油溜
室Ｅに封入した空気が作動油に混入する恐れはなく、緩
油室ＡとＢ及び油溜室Ｅの間を流通する作動油は気泡を
含まないため、圧側、伸側ともに安定した減衰力が得ら
れる。
なお、懸架スプリング１３の伸縮動作に伴い油溜室りの
作動油に封入空気が混入しても、この作動油はシートパ
イプ３やピストンロッド４の内部に流入することがない
ため、発生減衰力には何等影響しない。
作動油に封入空気が混入しても、この作動油はシートパ
イプ３やピストンロッド４の内部に流入することがない
ため、発生減衰力には何等影響しない。
（発明の効果）
以上のように、本発明はピストンロッドを中空に形成し
て上部に空気を封入した大径の油溜室を設け、シートパ
イプ内の油室とこの油溜室とでシートパイプ並びにピス
トンロッドの外側から遮断された作動油流通系統を構成
するとともに、この流通系統の途中に減衰力発生手段を
備えたため、緩衝器作動時のピストンロッド内の油溜室
の油量変化はシートパイプへ侵入するピストンロッドの
体積分のみとなり、油面の変動を小さく抑えることがで
さる。、＊た、懸架スプリングはピストンロッドの外に
配設されることから、ピストンロッド内の油溜室の油面
が懸架スプリングの伸縮により乱されることもない、し
たがって、この油溜室では作動油に空気が混入しにくく
、この作動油の流通系統に介装した減衰力発生手段は衝
撃に対して常に安定的に減衰力を発生する。そのため、
激しい作動においても衝撃吸収機能が損なわれず、緩衝
器の信頼性が向上する。
て上部に空気を封入した大径の油溜室を設け、シートパ
イプ内の油室とこの油溜室とでシートパイプ並びにピス
トンロッドの外側から遮断された作動油流通系統を構成
するとともに、この流通系統の途中に減衰力発生手段を
備えたため、緩衝器作動時のピストンロッド内の油溜室
の油量変化はシートパイプへ侵入するピストンロッドの
体積分のみとなり、油面の変動を小さく抑えることがで
さる。、＊た、懸架スプリングはピストンロッドの外に
配設されることから、ピストンロッド内の油溜室の油面
が懸架スプリングの伸縮により乱されることもない、し
たがって、この油溜室では作動油に空気が混入しにくく
、この作動油の流通系統に介装した減衰力発生手段は衝
撃に対して常に安定的に減衰力を発生する。そのため、
激しい作動においても衝撃吸収機能が損なわれず、緩衝
器の信頼性が向上する。
第１図は本発明の実施例を示す油圧緩衝器の断面図、第
２図は従来例を示す油圧緩衝器の断面図である。 １・・・アウタチェーブ、２・・・インナチューブ、３
・・・シートパイプ、４・・・ピストンロッド、５・・
・ピストン、５Ａ、７．８・・・弁装置、Ａ 、Ｂ 、
Ｃ・・・油室、Ｄ。 Ｅ・・・油溜室。 特 許 出 願 人 カヤバエ業株式会社第２図
２図は従来例を示す油圧緩衝器の断面図である。 １・・・アウタチェーブ、２・・・インナチューブ、３
・・・シートパイプ、４・・・ピストンロッド、５・・
・ピストン、５Ａ、７．８・・・弁装置、Ａ 、Ｂ 、
Ｃ・・・油室、Ｄ。 Ｅ・・・油溜室。 特 許 出 願 人 カヤバエ業株式会社第２図
Claims (1)
- アウタチューブの内側にインナチューブを摺動自由に挿
入するとともに、アウタチューブの中心部に縦設したシ
ートパイプの内側にインナチューブに縦設したピストン
ロッドを摺動自由に挿入し、このピストンロッドの先端
に形成したピストンに構成されるシートパイプ内の上下
の油室ＡとＢ並びにシートパイプの外側のインナチュー
ブ下方の油室Ｃに作動油を充填し、これらの油室間で作
動油を流通させるとともに、これらの油室の容量変化に
伴う余剰作動油を流入させる空気を封入した油溜室Ｄを
インナチューブの内側に設け、アウタチューブとインナ
チューブを離間方向に付勢する懸架スプリングをこの油
溜室Ｄ内に配設した油圧緩衝器において、ピストンロッ
ドを中空に形成し、その上部を大径に形成してここに空
気を封入した別の油溜室Ｅを設け、前記油室ＡとＢとこ
の油溜室Ｅとで前記油室Ｃ及び油溜室Ｄから遮断された
作動油流通系統を構成するとともに、この流通系統の途
中に減衰力発生手段を備えたことを特徴とする油圧緩衝
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61242711A JP2682618B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61242711A JP2682618B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 油圧緩衝器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396331A true JPS6396331A (ja) | 1988-04-27 |
| JP2682618B2 JP2682618B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=17093105
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61242711A Expired - Lifetime JP2682618B2 (ja) | 1986-10-13 | 1986-10-13 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2682618B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01202593A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-15 | Showa Mfg Co Ltd | 自動二輪車等のフロントフォーク |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS512578A (en) * | 1974-06-28 | 1976-01-10 | Takahashi Jugen | Teikikenireno seizohoho |
| JPS57159047U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-06 |
-
1986
- 1986-10-13 JP JP61242711A patent/JP2682618B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS512578A (en) * | 1974-06-28 | 1976-01-10 | Takahashi Jugen | Teikikenireno seizohoho |
| JPS57159047U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-06 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01202593A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-15 | Showa Mfg Co Ltd | 自動二輪車等のフロントフォーク |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2682618B2 (ja) | 1997-11-26 |
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