JPS6396007A - 真空包装装置 - Google Patents

真空包装装置

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JPS6396007A
JPS6396007A JP23805686A JP23805686A JPS6396007A JP S6396007 A JPS6396007 A JP S6396007A JP 23805686 A JP23805686 A JP 23805686A JP 23805686 A JP23805686 A JP 23805686A JP S6396007 A JPS6396007 A JP S6396007A
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vacuum chamber
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vacuum
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deaeration
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は真空包装装置、特に液体を含んだ被包装物を
真空包装するのに好適な真空包装装置に関するものであ
る。
〈従来の技術及びその問題点〉 大量の液汁と一緒に包装する漬物類やその他の食品など
は、その液汁が真空時に激しく沸騰して包装袋から飛び
出るおそれがあるため真空装置の高能率化が難しく、ま
た、被包装物中に気泡を多く含む「含気食品」などの場
合は、真空包装時にその気泡の取除きが完全に行いづら
く好適な真空包装処理ができないものである。更に、い
なり寿司用の1油揚げ」や「がんもどき」の加熱加工食
品は、加熱加工後すぐに真空包装すると、温度が高いた
めに一緒に入れる味付は液汁の沸騰が特に著しく、いっ
たん冷却装置で冷却してからでないと真空包装できなか
った。従って、全体の処理時間がどうしても長くなり、
処理効率の向」−がなかなか図れずにいた。
尚、真空包装処理を1次真空と2次真空に分けて行い、
1次真空の際にチャンバーに一時的に大気を導入して、
この時の衝撃で包装袋内の液汁中の気泡を水面上にひき
だして破裂させることで、液汁中の気泡の消滅を図り、
以て真空処理時間の短縮を行う真空包装装置が提案され
ているが(特開昭57−133819号公報参照)、沸
騰に対する対処の仕方が考慮されておらず、加熱加工食
品の処理については全く不知とされており、真空包装の
高効率化を達成するにはまだまだ解決すべき点が多く残
されている。
この発明は上記の如き従来技術に着目してなされたもの
で、液汁(液体)を含んだ被包装物、気泡を多く含んだ
被包装物、温度が高い液t1−(液体)を含んだ被包装
物、などのものでも確実に且つ効率良く真空包装するこ
とができる真空包装装置を提供せんとするものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者達は」二記の目的を達成するため、鋭意研究を
重ねてきた結果、以下のような真空包装装置を開発する
に至ったものである。すなわち、1つの真空チャンバー
を用いて真空包装する第1発明〔特許請求の範囲第1項
に記載の発明)に係る真空包装装置は、液体含有の被包
装物が充填された包装袋の開口部を載せる枕兼用のシー
ル台が複数設けられ、準備ゾーンより処理ゾーンへと包
装袋を搬送する傾斜角度調整自在な回転ベルトと、該回
転ヘルドの処理ゾーン上方へ上下動自在に配され、回転
ヘルドとの密着時に内部空間のエアーを沸騰点まで脱気
する予備脱気と、緩やかに脱気する本脱気とを行なう真
空チャンバーと、包装袋内の液体が沸騰初期に発生する
水蒸気を感知して前記真空チャンバー内における予備脱
気を停止すべく真空チャンバー内又は脱気路のいずれか
tこ設けたセンサーと、真空チャンバー内における本脱
気の時間を設定するタイマーと、真空チャンバー内の包
装袋を上から押圧整形すべく、真空チャンバー内で上下
動自在に設けた整形板と、真空チャンバー内の包装袋の
開口部を前記シール台と挟持した状態でヒートシールす
べく、真空チャンバー内で上下動自在に設けた加熱板と
、を備えているものである。
2つのチャンバーを用いて真空包装する第2発明(特許
請求の範囲第2項に記載の発明)に係る真空包装装置は
、液体含有の被包装物が充填された包装袋の開口部を載
せる枕兼用のシール台が複数設けられ、準備ゾーンより
2つの処理ゾーンに包装袋を搬送する傾斜角度調整自在
な回転ベルトと、該ベルト装置の2つの処理ゾーン上方
へ前後一対にして各々上下自在に配され、回転ベルトと
の密着時に内部空間のエアーを沸騰点まで脱気する予備
脱気と、緩やかに脱気する本脱気とをそれぞれ行なう第
1及び第2の真空チャンバーと、包装袋内の液体が沸騰
初期に発生ずる水茎気を感知して前記両真空チャンバー
内における予備脱気をそれぞれ停止すべく、各真空チャ
ンバー内又は各脱気路のいずれかに設けたセンサーと、
第2真空チャンバー内の包装袋を上から押圧整形すべく
、第2真空チャンバー内で上下動自在に設けた整形板と
、第2真空チャンバー内の包装袋の開口部を前記シール
台と挟持した状態でヒートシールすべく、第2真空チャ
ンバー内で上下動自在に設けた加熱板と、を備えている
ものである。
〈作  用〉 第1発明の詳細な説明する。ます、エアーを沸騰点まで
脱気する予備脱気を行うので真空チャンバー内における
脱気処理時間の短縮化を図ることができる。そして、も
しこのまま予備脱気を続けていると包装袋内の液体が徐
々に沸騰し始め、最後には激しい沸騰となって包装袋か
ら飛び出ることになり、特に加熱加工食品をそのまま真
空包装する際には、温度が高いことから包装袋内の液体
の沸点も降下し、沸騰して飛び出し易くなる。そこで、
液体がまだあまり沸騰していない沸騰初期の水蒸気をセ
ンサーにより感知して前記予備脱気を停止する。そして
、次に液体が激しく沸騰しない程度に緩やかな脱気を行
う本脱気を行う。包装袋内は水分が気体蒸発するために
真空にあることはないが、包装袋に残留している空気は
水蒸気と共に包装袋外に出て包装袋内は殆ど水蒸気のみ
となる。この本脱気は予めタイマーにて設定した時間が
経過すると自動的に停止する。そして、本脱気にて真空
にされた状態のまま、真空チャンバー内の整形板にて包
装袋を押圧整形する。この時包装袋内に希薄な空気が残
っていれば包装袋外へ押し出し、また押圧整形すること
により、包装袋の開口部をシワなく合わせることができ
、後はその開口部をヒートシールするだけで、気泡が殆
どなくシワのない仕」二げ状態を得ることができる。
次に第2発明の詳細な説明する。この第2発明では2つ
の真空チャンバー、すなわち第1真空チャンバーと第2
真空チャンバーとを用い、第1真空チャンバーでは予備
脱気と本脱気だけ行い、第2真空チャンバーでは、」二
記予備脱気と本脱気に加え、整形板による包装袋の押圧
整形と、開口部のビー1.シールを行うものである。そ
して、第1真空チャンバーにて前記第1発明と同様な予
備脱気及び本脱気により、包装袋の真空処理を予め行っ
ておく。そして、第1真空チャンバーの工程を経た包装
袋を、次に第2真空チャンバーに移す。
この時、一旦包装袋は大気にさらされるが、包装袋内が
真空化していることから、開口部が大気圧にてきつく締
まり、包装袋内に大気が戻ることは殆どない。また包装
袋が大気圧で押されて気泡が取り除き易い位置へ出てく
る。そして、第2真空チャンバーでは、前記第1発明同
様の工程で処理が行われ、最終的な真空包装製品を得る
。そして、この第2発明では、上記第1真空チャンバー
における工程と第2真空チャンバーにおける工程とが同
時に行なわれるものである。
〈実 施 例〉 以下この発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
第1図〜第3図はこの第1発明の一実施例に係る真空包
装装置を示す図である。1は搬送装置本体で、両端のロ
ーラ2に回転ベルト3が捲回されている。この回転ベル
ト3の表面には、搬送方向(第2図中矢示A方向)に対
して直角方向に枕兼用のシール台4が複数固定されてい
る。そして、いくつかあるシール台4のうち、この回転
ヘルド3の上側表面には準備ゾーン、1と処理ゾーンS
とに各々位置するように2列のシール台4が現れるよう
になっており、各シール台4にはそれぞれ3つの包装袋
5の各開口部6が載せられるようにしである。この包装
袋5の中には、加熱加工後の温度の高い[油揚げ(被包
装物)XJが大量の味汁(液体)Yと一緒に充填されて
いる。そして回転ベルト3は、前記包装袋5を載せたま
ま回転することにより、包装袋5を一定速度で間欠にi
ll送できるようになっている。更に、搬送装置本体1
自体は回転ベルト3ごと傾斜角度調整自在とされており
、包装袋5内の味汁Yがこぼれないように、包装袋5の
開口部6側を任意角度だけ持ち−にげた状態となってい
る。従って、第3図の装置は、左方への」二かり傾斜状
態で使用されることが多いが、味汁Yの量によっては任
意傾斜角度を選定するものとし、もし味汁Yが少量であ
れば水平状態のまま使用してもよいことは勿論である。
尚、7は計器部で、搬送装置本体1の傾斜に見易いよう
に、予め搬送装置本体1とは逆の方向へ傾斜させである
そして、8は真空チャンバーで、持ち上げアーム兼用の
脱気パイプ9にて上下動自在とされており、回転ヘルド
3における処理ゾーンSのシール台4に載せられている
3つの包装袋5へかぶせることができる。そしてこの真
空チャンバー8を回転ベルト3にかぶせて密着させた時
に、真空ポンプ11と接続しである前記脱気パイプ9か
ら内部を脱気して内部空間を真空化するものである。ま
た、この真空チャンバー8の内側には包装袋5の開口部
6をシール台4と挟持した状態でヒートシールすべく、
弾性部材により形成された中空構造の空気柱12にて上
下動する加熱板13が設けられている。そして、同じく
真空チャンバー8の内側には整形シリンダ14にて上下
動する整形板15が設けられている。尚、この整形シリ
ンダ14および前記空気柱12は共に図示せぬエアー供
給機構により作動するものである。
また、第4図に示す如く、真空ポンプ11から真空チャ
ンバー8までの脱気路16には、通気開口の大きい主脱
気弁17が設けられており、この脱気路16のバイパス
路18には通気開口の小さい補助脱気弁19が設けられ
ている。また、脱気路16の途中には光電管素子による
センサー20が設けられており、脱気路16をある一定
以上の水蒸気が通過した際に感知するようになっている
そして、2)はブロー弁で、真空チャンバー8内を大気
圧に戻す際にエアーを取り入れるところである。尚、1
6a、18aは各々絞り弁を示している。
次に動作を説明する。
予備1叉 ■ 入側22の準備ゾーンJに位置するシール台4に開
口部6を載せた状態で、3つの包装袋5を回転ベルト3
上に配置する。この包装袋5の中には加熱加工した直後
の温度の高い[油揚げ(被包装物)XJが味汁Yと共に
充填されている。
■ 回転ヘルド3を回転させ、準備ゾーンJに配した包
装袋5を処理ゾーンSに運ぶ。他方で、次の新たな包装
袋5が準備ゾーンJのシール台4上に配置される。
■ 真空チャンバー8が下降して処理ゾーンSに運ばれ
てきた包装袋5へ上側からかぶせられる。
そして脱気路16の主脱気弁17を介して、真空チャン
バー8内に形成された内部空間内のエアーを沸騰点まで
脱気する。真空チャンバー8内のエアーは短時間に除か
れ、真空チャンバー8内がすぐに減圧状態となる。
皇l土二■煎 ■ 上記の予備脱気を続けていると包装袋5内の味汁(
液体)Yが徐々に沸騰点に近づき始め、最後には激しい
沸騰となって包装袋5から飛び出るので、味汁Yがまだ
あまり沸騰していない沸騰初期の水蒸気をセンサー20
により感知する。っます、沸騰の程度につれて、脱気路
16を通過する水蒸気の量も徐々に増加し、この状態を
前記センサー20にて感知して沸騰の初期状態を知るこ
とができる。
■ センサー20にて沸騰の初期状態を感知したら、主
脱気弁17を閉じ、補助脱気弁19を開き、脱気路16
をバイパス路18に切り換える。
本−反一気 ■ 補助脱気弁19を開くと、真空チャンバー8内のエ
アーを脱気する本脱気が行われる。この時の本脱気は補
助脱気弁19の通気開口が小さいことから、緩やかな脱
気となり、水分の帰化も緩慢となり、味汁Yが飛び出す
程の激しい沸騰は起こらず、良好な状態で真空チャンバ
ー8内の脱気を続けることができる。
■ 本脱気は予めタイマーにて設定された時間だけ行わ
れ、その時間が経過した時に補助脱気弁19を閉じる。
構により整形シリンダー14のエアーが送られ、包装袋
5を整形板15にて上側から押圧整形する。
■ 本脱気を終了した時点での包装袋5は包装袋5内の
希薄空気を含んだ水蒸気により膨らんだ状態となってい
るが、この整形板15による押圧整形により、包装袋5
の脹らみを押さえて包装袋5の形状を整えると共に、内
部に残っている希薄な空気を開口部6から真空チャンバ
ー8内に押し出す。
[相] 整形板15による押圧整形は、前記の如く包装
袋5内の希薄空気を押し出すと共に、包装袋5の形状を
整えることから、シール台4上の開口部6のシワを無く
し、開口部6を隙間なく合わせることができる。
見−トシール ■ そして、前記押圧整形した状態のまま、今度は加熱
板13を支持する空気枕12内にエアーを取り入れ。加
熱板13を下降させて、包装袋5の開口部6をシール台
4とで挟持し、ヒートシール(溶着)を行う。この時、
前述の押圧整形により開口部6がシール台4上でシワな
く整えられているので、シワのないきれいなシール状態
を得ることができる。
@ ヒートシール終了後は、ブロー弁2)が開いて、真
空チャンバー8内に大量のエアーが導入されて、真空チ
ャンバー8内は大気圧に戻される。
そして、真空チャンバー8が上昇し、回転ベルト3が回
転して処理ゾーンSより真空包装製品を出full 1
0に送り出し、併せて処理ゾーンSに次の包装袋5を移
送位置決めすることが同時に行われる。
以上を繰り返すことにより、次々と真空包装処理を行う
ことができる。
第5図〜第8図は第2発明の一実施例を示す図である。
尚、従来と共通する部分については同一の符号を付し、
重複する説明は省略する。
この第2発明は2つの真空チャンバー23.8により、
真空包装作業の能率を向上させんとするものである。そ
して、この実施例における回転ベルト24は準備ゾーン
J及び処理ゾーンS1、S2に対応させて上側に3列の
シール台4が現れるようにされている。また、処理ゾー
ンS2の包装袋5にかぶせる前記実施例と全く同様の第
2真空チャンバー8と、処理ゾーンS1の包装袋5にか
ふせる第1真空チャンバー23とが備えられている。こ
の第1真空チャンバー23は、整形シリンダ14、整形
板15、空気枕12、加熱板13が無いだけで、あとは
第2真空チャンバー8と同じ構造をしている。そして、
この第1真空チャンバー23および第2真空チャンバー
8とも、前記実施例と略同じ真空系を介して真空ポンプ
11に接続されている。
次に動作を説明する。
まず、入側22の準備ゾーンJに位置するシール台4に
3つの包装袋5を配置する。そして、回転ヘルド3が送
られ、先に配置された包装袋5は処理ゾーンS1に移送
され、そこで第1真空チャンバー23内に配置される。
そして、このとき準備ゾーンJに現れてくるシール台4
には次の包装袋5が新たに配置される。
そして第1真空チャンバー23では、先の第1発明の実
施例と同様にセンサー20およびタイマーにてコントロ
ールされる予備脱気と本脱気が行われる。この第1真空
チャンバー23内には、前記の如(整形板15や加熱板
13等が設けられていないので、以上の如き脱気だけが
行われる。
第1真空チャンバー23内での本脱気が終了すると、第
1真空チャンバー23内はブロー弁2)の解放により大
気圧に戻され、第1真空チャンバー23は上昇する。尚
、第1真空チャンバー23内の脱気は第2真空チャンバ
ー8のし−トシールが終了するまで継続できる。
次に、回転ベルト3が更に一定量送られ、第1真空チャ
ンバー23内にあった包装袋5は次の処理ゾーンS2に
移送され、そこで第2真空チャンバー8内に配置される
。この時、準備ゾーン、■にあった包装袋5も処理ゾー
ンS1の第1真空チャンバー23内に配置される。また
、準備ゾーン、■には新たな包装袋5が配置される。
第1真空チャンバー23から第2真空チャンバー8に移
される際に、包装袋5は一旦大気にさらされることにな
るが、包装袋5内が第1真空チャンバー23による真空
工程により真空化されていることから、開口部6が大気
圧にてきつく締まり、包装袋5内まで大気が戻ってしま
うようなことはない。また、包装袋5が大気にて押され
て気泡が取り除き易い位置へ出てくる。
そして、第1真空チャンバー23内および第2真空チャ
ンバー8内に包装袋5がそれぞれ配置された時点で、第
1真空チャンバー23では前述の如き予備脱気と本脱気
が行われ、それと同時に第2真空チャンバー8内では先
の実施例同様に予備脱気からヒートシールまで全ての工
程が行われる。
第2真空チャンバー8における脱気は、第1真空チャン
バー23で予め包装袋5内の脱気が行われているので、
短時間の脱気で十分である。そしてあとは、真空包装製
品の出側10からの取り出しと、入側22の準備ゾーン
Jへの新たな包装袋5の配置を繰り返しながら、順次前
記工程を繰り返し、包装袋5を次々に処理していくこと
ができる。
く効  果〉 第1発明に係る真空包装装置は、以上説明してきた如き
内容のものであって、通常液の吹出しをおそれて必要以
」二に脱気速度を制限しているが、これに比べて、エア
ーの急速な脱気を行う予備脱気を行うので、真空チャン
バー内の真空化に要する時間を短縮することができ、真
空包装作業の全体的な能率を向上させることができる。
しかも、この予備脱気ば脱気終了時をセンサーにて制御
しているので、包装袋内の液体が沸騰し過ぎて飛び出す
とういうようなことがなく、温度が高く液体を多く含ん
でいるような加熱加工食品などの真空包装に特に好適で
ある。
つまり、加熱加工食品等を真空包装する場合、包装袋中
の高温液体が激しく沸騰し易いものなので、従来はわざ
わざ冷却してから真空包装せざるを得す、そのために大
型冷却装置や冷却工程のための時間を必要としていたが
、この発明の場合は、液体の沸騰・飛出しをセンサーに
て制御・防止しているので、加熱加工食品等を加工後す
ぐに真空包装処理することができる。従って、冷却装置
及び冷却工程に要した時間及びそのための+il!送時
間要時間となり、加熱加工後の処理コスト及び作業能率
の面でのメリットは多大なものがある。また、加熱加工
後、すぐに真空包装できるということは、食品等の品質
・味・風味を保つ上からも極めて大事なことである。
また、整形板により包装袋を押圧整形するので、包装袋
の脹らみを押さえて包装袋の形状が整えられると共に、
包装袋内部の希薄空気を開口部から外に押出すことがで
きる。
そして更に、押圧整形により包装袋の形状を整えるとい
うことは、包装袋の形状が安定するので、開口部におけ
るシワの発生を防止し、気泡が殆どなくシワのないきれ
いなヒートシール状態を得ることができる。
また、第2発明に係る真空包装装置にあっては、前記第
1発明に示された効果に加えて、第1真空チャンバーに
て予め脱気をある程度して気泡を除いておくので、第2
真空チャンバーでの脱気が短時間で済み、より一層気泡
の少ない真空包装処理ができ、真空包装作業の全体的な
能率を向上させることができるという効果がある。
そして更に、包装袋が第1真空チャンバーから第2真空
チャンバーに移される際に、一旦大気圧に戻されること
から、包装袋が大気圧で押されて気泡が取り除き易い位
置へ出てくるので、第2の真空チャンバーでの除去が容
易になるという付随的効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の一実施例に係る真空包装装置を示す
側面図、 第2図は第2図中矢示■方向から見た平面図、第3図は
第2図中矢示m−m線に沿う断面図第4図は真空チャン
バーの脱気系統を示す説明図・ 第5図は第2発明の一実施例に係る真空包装装置を示す
第1図相当の側面図、 第6図は第2図中矢示■方向から見た平面図、第7図は
第6図中矢示■−■線に沿う断面図、そして、 第8図は第2発明を示す第4図相当の説明図である。 3.24− 回転ベルト 4   シール台 5− 包装袋 6 = 開口部 8.23− 真空チャンバー 13− 加熱板 15− 整形板 20− センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体含有の被包装物が充填された包装袋の開口部
    を載せる枕兼用のシール台が複数設けられ、準備ゾーン
    より処理ゾーンへと包装袋を搬送する傾斜角度調整自在
    な回転ベルトと、 該回転ベルトの処理ゾーン上方へ上下動自在に配され、
    回転ベルトとの密着時に内部空間のエアーを沸騰点まで
    脱気する予備脱気と、緩やかに脱気する本脱気とを行な
    う真空チャンバーと、包装袋内の液体が沸騰初期に発生
    する水蒸気を感知して前記真空チャンバー内における予
    備脱気を停止すべく真空チャンバー内又は脱気路のいず
    れかに設けたセンサーと、 真空チャンバー内における本脱気の時間を設定するタイ
    マーと、 真空チャンバー内の包装袋を上から押圧整形すべく、真
    空チャンバー内で上下動自在に設けた整形板と、 真空チャンバー内の包装袋の開口部を前記シール台と挟
    持した状態でヒートシールすべく、真空チャンバー内で
    上下動自在に設けた加熱板と、を備えていることを特徴
    とする真空包装装置。
  2. (2)液体含有の被包装物が充填された包装袋の開口部
    を載せる枕兼用のシール台が複数設けられ、準備ゾーン
    より2つの処理ゾーンに包装袋を搬送する傾斜角度調整
    自在な回転ベルトと、 該ベルト装置の2つの処理ゾーン上方へ前後一対にして
    各々上下自在に配され、回転ベルトとの密着時に内部空
    間のエアーを沸騰点まで脱気する予備脱気と、緩やかに
    脱気する本脱気とをそれぞれ行なう第1及び第2の真空
    チャンバーと、包装袋内の液体が沸騰初期に発生する水
    蒸気を感知して前記両真空チャンバー内における予備脱
    気をそれぞれ停止すべく、各真空チャンバー内又は各脱
    気路のいずれかに設けたセンサーと、第2真空チャンバ
    ー内の包装袋を上から押圧整形すべく、第2真空チャン
    バー内で上下動自在に設けた整形板と、 第2真空チャンバー内の包装袋の開口部を前記シール台
    と挟持した状態でヒートシールすべく、第2真空チャン
    バー内で上下動自在に設けた加熱板と、を備えているこ
    とを特徴とする真空包装装置。
JP61238056A 1986-10-08 1986-10-08 真空包装装置 Expired - Lifetime JPH0617130B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03162224A (ja) * 1989-11-16 1991-07-12 Tousei Denki Kk 真空包装方法およびその装置

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