JPS639437A - 液体窒素から寒冷療法用の寒冷治療ガスを製造する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲第１項の前段部に記載した形式
の、液体窒素から寒冷療法用の寒冷治療ガスを製造する
装置に関する。

従来の技術 液体窒素から得られる寒冷治療ガスを用いて寒冷療法を
実施する装置は公知である。実地においてはこれまで高
価な装置が提供されているにすぎず、これらの装置はク
リニック又は大きな診療所に訃げる高水準の要求に答え
るものである。寒冷療法を画く少数の患者に対してのみ
適用する医者にとって多大な投資コストハ従来しばしば
この種冷風発生器を導入する際の妨げとなっている。従
って開業医の分野では、従来公知の治療費を著しく軽減
することのできる簡素化された冷風器が求められている
。これは寒冷療法を家庭で行なう１面々の患者ンこ対し
てもいえる。患者が医者の適当な診断及び指示に応じて
独自に寒冷治療することは知られている。寒冷巻包法の
適用は慎重に実施される限シ患者にとっても問題はない
。寒冷巻包法は長期間にわたって連続的に使用し得るこ
とから、この自己治療はこの様な場合に有意義であり、
望ましい。

同じ前提及び周辺条件は寒冷治療ガスでの治療について
も当てはまる。しかしこれまで自己治療に対しては適当
な装置は存在していない。

上記の２分野で使用することのできる治療装置は２つの
要件を満たしている必要がある。その１つは投資コスト
が個人にとっても許容可能な範囲内になげればならない
ことである。他は装置の簡略化によって使用者に対し安
全性に関して危険がないことである。特に自己治療の分
野にとっては、利用者が一般に技術的にまた医学的に門
外漢であるという事実を考慮に入れる必要がある。

発明が解決しようとする問題点 従って本発明の根本課題は、時たまの使用にすぎないこ
とを考慮し、構造的に簡単で、製造費が値ごろであり、
操作が複雑でないと同時に、使用者にとって安全性に関
して危険がない、液体窒素から寒冷療法用の寒冷治療ガ
スを製造する装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段 この課題は本発明によれば特許請求の範囲第１項の前段
部で考慮した技術水準から出発し、特許請求の範囲第１
項の特徴部に記載した特徴によシ解決することができる
。

本発明の有利な実施態様は特許請求の範囲の実施態様環
に記載されている。本発明による装置の本質的な特徴は
液体窒素容器内に固定して内蔵された発熱体である。自
己平衡性リボンフィラメントとして構成された熱線は容
器の底に、そこに設置されたクリップによってろ線状に
固定することができる。リード線は適当なりリップによ
シ容器の内壁に沿って上方にまた容器頚部を貫通して外
に導出することができる。この種の発熱体は上記の方法
で容器の組立て完了前に固定することができ、この場合
容器組立てに際して他の作業行程を邪魔することはなＡ
０従来公知の装置は、容器の充填時に除去しなげればな
らない発熱体を使用する。成る種の公知の系は液体窒素
−容器内に固定して内蔵された発熱体を用いて操作する
が、このためには広口容器を別個に仕上げる必要がある
。本発明による装置の利点は、標準容器を利用し得るこ
と及び発熱体を固定内蔵するにもかかわらす狭口容器か
らの僅かな蒸発速度全利用し得ることである。

意図した簡素化を実現するだめの本質は発熱体を自己平
衡性リボンフィラメントとして構成することである。

容器内の液体窒素が完全に消費された際に発熱体並びて
容器が損傷されるのを阻止するため、公知の系では高価
な温度−及びヒータ電流−調整装置を装備させなげれば
ならない。自己平衡性リボンフィラメントを使用するこ
とによってこれらの装置は不必要となる。この熱線は市
販されている。本発明による装置は、加熱時に電源を外
部から制御することなく線条電力が切断されまた規定の
限界温度を越えることはないという事実を利用する。自
己平衡性リボンフィラメントの寸法を正確に計測するこ
とによって、液体窒素が欠落している場合にも容器並び
に発熱体が損傷されないように、最高限界温度を定める
ことができる。自己平衡性リボンフィラメントは低温下
に高い耐破壊性を有するプラスチックからなる絶縁層を
備えている。従ってこの絶縁層は液体窒素容器内で規定
された通りに使用される限り機械的に損傷されることは
ない。

更にこのプラスチック層は湿気の侵入かうぶ線を保護す
る。従って低温との関連において常に予測される湿気が
、系の電気的安全性を害なうことはない。

意図した使用目的を考慮して容器の容；漬は最大５０！
に限定する。従って本発明による装置は場所的に僅かな
空間に設置することができる。

更にこの装置は１回の充填で数週間運転することが可能
である。

従って液体窒素用容器としては、常用の安全弁及び圧力
計を備えた、小さな７ランジを有する一連の容器を使用
することができる。本発明で使用する場合加熱すること
による加圧処理は、生じる寒冷ガスを上方が開口してい
る容器から排出しなければならない場合にのみ必要であ
るにすぎず、従って圧力計は省略することができる。こ
の代夛に頭部の側方開口含分して熱線のリード線を導出
させる。リード線としては、絶縁層が耐低温性のプラス
チックからなる公知の電線を使用する。このリード線も
同様に、移動し得ないように取っ付ける。従って寒冷下
における機械的な応力も生じない。安全弁は容器に残し
ておくが、これにより排気口の不注意による又は意図し
ない閉鎖によって生じる望ましくない圧力の発生に対し
ても系は安全である。

上記の系の場合７ランジ部における固有の頚部開口は加
熱装置から完全に独立している。従って治療チューブの
設置は公知の装置に比べて著しく簡略化することができ
る、それというのも容器を充填するために解体するに当
って固有の治療チューブのみ分除去するだけで、発熱体
は取シ除く必要がないからである。

チューブの外表面の冷却は阻止しなければならないが、
これ・は継続使用の場合にではなく、一般に２〜３分以
内の個々の治療に際してだけである。従ってチューブの
高価な絶縁処理は省くことができる。ｐｖｃからなる固
有の寒冷ガス供給用ら線状チューブはそれぞれプラスチ
ック箔製の層及び箔を被覆したフェルト製の層で絶色 縁するだけで十分である。更に被把可能のプラスチック
チューブをこの上に設ける。

本発明による装置の場合寒冷がスの温度調整装置は省略
されている。電流での一定の加熱によシ運転中コンスタ
ントな寒冷ガス流が送られ、これは短い始動時間の後、
チューブ排出口にコンスタントな寒冷ガス温度を生ぜし
める。

上記の前提条件の下て本装置の電気的制御機構も従来公
知の系に比べて著しく簡略化することができる。リボン
フィラメントは電源電圧に直接接続することができる。

必要な安定規準を満たすためにはこの電流回路に主開閉
器と安全素子を接合するだけでよい。

更にこの回路は、運転開始に際して治療時間を予め選択
することのできるタイムスイッチを装備していてもよい
。この時間の開始後装置は自動的に遮断される。このタ
イムスイッチは治療装置の運転てとって絶対に必要なも
のではないが、操作の便利性を高め、これにより値ごろ
な装置を得るという本発明の目的が妨げられることはな
い。

上記の電気据付素子は小さなケーシングに入れて容器頚
部に固定することができ、この場合治療チューブの解体
並びに容器の充填は頚部の開口によって阻害されること
はない。

実施例 次に本発明の１実施例を図面に基づき詳述する： 第１図に示した容器１は容積３０！の狭頚構造の標準的
容器である。絶縁及び二Ｍ壁構造の詳細は図示されてい
ない。本発明によれば自己平衡性りｆンフィラメント２
は底部及び容器内壁にクリップ３によシ固定して取シ付
げられておシ、また容器頚部４小ら外部に導出されてい
る。

第２図は容器の頚部を詳細に示すものである。

頚部にはケーシング５が固定されておシ、ケーシング５
内には主開閉器６、ヒユーズ７及びタイムスイッチ８が
配設されている。プラグ９を電気回路網に接続すると直
ちに装置は運転可能である。タイムスイッチ８の作動後
、予め設定した時間に応じて寒冷治療ガスが発生し、こ
れはチューブ１０を介して治療個所に供給される。

チューブ１０はフランジ１１によシ容器頚部４に固定さ
れている。フランジ１１には安全弁１２が設置されてい
る。

安全技術上本発明による装置は、寒冷療法に適応される
要件を満たす。本装置を連続的に運転する場合にも甑く
限定された窒素量が放出されるにすぎないことから、通
常の条件下に当該空間の空気中酸素量が明らかに減少す
ることはない。生じた寒冷治療がスは乾燥している。治
療チューブからの液体窒素の流出は不可能である。従っ
て自己治療の分野での該装置の使用は極めて適切である
。

本発明による装置は、寒冷療法を実施するた費 めの現在公知の装置に対して必要とされる経４の極〈１
部で製造することができる。患者自身の投置費用は、健
康保険による経費負担なしにも装置の買い付けを可能に
し得る程度のものである。

装置の運転経費は治療時間に対する統計上の平均値によ
シ査定することができる。平均治療時間２分及び１日２
回の治療を施す場合、この治療による液体窒素消費量及
び３０Ｉｌ装置の固有蒸発量から全系の保持時間は６週
間以上である。更に実際に行なう再充填間隔は寒冷量に
よる。

【図面の簡単な説明】

第１図に発熱体を有する容器を１部破断して示した側面
図、第２図は容器頚部の分解詳述図である。 １・・・容器、２・・・リボンフィラメント、３・・・
クリップ、４・・・頚部、５・・・ケーシング、６・・
・主開閉器、７・・・ヒユーズ、８・・・タイムスイッ
チ、９・・・プラグ、１０・・・チューブ、１１・・・
７ランゾ、１２・・・安全弁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、液体窒素を貯蔵するための容器とこの容器内部に配
   置された電熱体とを備えた、液体窒素から寒冷療法用の
   寒冷治療ガスを製造する装置において、容器（１）が最
   高５０ｌの収容能力を有する小型容器であり、また電熱
   体が容器内部に固定された、自己平衡性リボンフィラメ
   ント（２）からなる発熱体であることを特徴とする、液
   体窒素から寒冷療法用の寒冷治療ガスを製造する装置。 ２、容器の頚部（４）に固定された、電力供給用主開閉
   器（６）及びヒューズ（７）を収容するケーシング（５
   ）を備えた、特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３、治療時間を予選択しまた装置を自動的に遮断するた
   めの、ケーシング内に設置されたタイムスイッチ（８）
   を有する、特許請求の範囲第２項記載の装置。