JPS639425Y2 - - Google Patents

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JPS639425Y2
JPS639425Y2 JP9932483U JP9932483U JPS639425Y2 JP S639425 Y2 JPS639425 Y2 JP S639425Y2 JP 9932483 U JP9932483 U JP 9932483U JP 9932483 U JP9932483 U JP 9932483U JP S639425 Y2 JPS639425 Y2 JP S639425Y2
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JP
Japan
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saw
tightening screw
frame
fixed shaft
presser foot
Prior art date
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Expired
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JP9932483U
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English (en)
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JPS607957U (ja
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Publication of JPS607957U publication Critical patent/JPS607957U/ja
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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばチエーンソー等の鋸刃固定用万
力に関する。
林業において木を切るのにはチエーンソーが用
いられている。このチエーンソーを使用する人達
にいては白ろう病という職業病が問題となつてい
る。白ろう病はチエーンソーの振動が原因だと考
えられているが、本考案者の知見によれば最も大
きな原因はチエーンソーを使用して疲労すること
にあると思われる。したがつて、チエーンソーを
使用する際には、目立てと呼ばれる刃研ぎを手ま
めに行ない、チエーンソーを常によく切れる状態
にしておくことが重要である。
目立てを行なうには、チエーンソーのチエーン
の刃の両側からヤスリをかけるようにする。この
場合、作業をし易くするため、チエーンソーを固
定しなければならない。このため、従来はチエー
ンソーを使つて丸太等に縦の切込み溝を入れ、こ
の溝にチエーンソーの鋸部を挿入して固定するよ
うにしていた。また、別の固定方法として、第1
図に示すような固定用万力も使用されていた。す
なわち、この固定用万力1は、下端部が尖鋭に形
成された一対の脚2,2を有し、上方には一対の
アーム3,4が形成されている。そして、一方の
アーム3の内側面には受け金5が形成され、他方
のアーム4には後端にハンドル6を有する締め付
けネジ7が螺着されてる。この固定用万力1の使
用に際しては、木の切株等の上面に脚2,2を打
ち付けて固定し、アーム3,4の間にチエーンソ
ーの鋸部を挿入し、ハンドル6によつて締め付け
ネジ7を締め付け、受け金5と締め付けネジ7の
先端との間にチエーンソーの鋸部を挾持して固定
するようにしていた。
しかしながら、かかる従来の鋸刃固定態様にお
いては、チエーンソーの鋸部を固定した際、鋸部
をほとんど動かすことができなくなるので、刃の
両側からヤスリをかけるためには作業者がチエー
ンソーの左右両側に移動しながら目立てを行なわ
なければならない。ところが、山間地等の現場で
は、付近に材木が積んであつたり、付近が傾斜面
となつていたりするため、チエーンソーの左右に
移動した場合に自由な作業スペースをとれなくな
ることが多く、その場合、作業者はチエーンソー
の鋸部を取外して再び固定し直さなければならな
かつた。このため、作業能率が悪く、目立て作業
をやつかいなものにしていた。また、鋸刃固定用
万力としては、現場に手軽にもつて行けるように
できるだけ軽く、携帯に適したものが望まれてい
た。
したがつて、本考案の目的は、上記従来技術の
問題点に鑑み、より使い易く、現場の事情に合
い、かつ、携帯に適した鋸刃固定用万力を提供す
ることにある。
本考案によれば、下端部が尖鋭に形成された固
定軸の上端よりやや下方にU字形のフレームが固
着され、該フレームの一端側方より締め付けネジ
が螺着され、該締め付けネジの後端部にはハンド
ルが取付けられ、該締め付けネジの先端部には押
え金が取付けられており、該締め付けネジを締め
付ける際該押え金が衝突する前記フレームの他端
内側面に受け金が形成されている。
したがつて、固定軸の上端部をハンマー等で叩
いて下端部を切り株等の上面に打ち付けて固定
し、U字形のフレームの間にチエーンソー等の鋸
部を挿入し、ハンドルを回して締め付けネジを締
め付けることによつて、受け金と押え金との間に
鋸部を挾持して固定することができる。そして、
目立ての際に作業位置を移動する場合には、固定
軸を回動させることにより鋸部を左右に揺動し、
必要な作業スペースを確保することができる。
以下、第2図ないし第4図を参照して本考案の
実施例を説明する。
第2図に示すように、本考案を実施した鋸刃固
定用万力11は、固定軸12を有し、この固定軸
12の下端部12aは尖鋭に形成されている。固
定軸12の上端部12bよりやや下方には、U字
形のフレーム13が溶接等によつて固着されてい
る。フレーム13の一端部13aには締め付けネ
ジ14が螺着されている。締め付けネジ14の後
端にはピン状のハンドル15が取付けられてい
る。また、締め付けネジ14の先端には押え金1
6が取付けられている。そして、ハンドル15を
回して締め付けネジ14を締め付けた際押え金1
6が衝突するフレーム13の他端部13bの内側
面には、受け金17が形成されている。第3図を
合わせて参照すると、締め付けネジ14の先端1
4aは皿状に形成され、押え金16の円筒状基部
16a内に挿入されている。また、押え金16の
円筒状基部16aの受け面16bは凹状に形成さ
れており、締め付けネジ14の先端14aと押え
金16の受け面16bとの間にはボール18が介
在されている。そして、押え金16の円筒状基部
16aは内方にかしめられ、締め付けネジ14の
先端14aに係合して抜け止めされている。
次にこの鋸刃固定用万力の使用方法について説
明する。第4図に示すように、木の切株Wの上面
に、固定軸12の下端部12aを当て、上端部1
2bをハンマー等で叩いて固定軸12をほぼ垂直
に打ち付けて固定する。この場合、上端部12b
はフレーム13の固着部よりも上方に突出してい
るので、ハンマー等で叩き易く、かつ、フレーム
を損傷することがない。次にチエーンソー19の
鋸部20をU字形のフレーム13の間に挿入し、
ハンドル15を回して締め付けネジ14を締め付
ける。これによつて、チエーンソー19の鋸部2
0は押え金16と受け金17との間に挾まれて固
定される。この場合、押え金16は円筒状基部1
6a内にボール18が介在し多少の揺動ができる
ようになつているので、チエーンソー19の鋸部
20によく密着し、締め付けが良好になされ、か
つ、鋸部20に傷がつきにくい。この状態でチエ
ーン21の刃を左右両側からヤスリで研ぎ、目立
てを行なう。そして、作業中、鋸部20の左右に
移動する際、付近に障害物があつて作業スペース
を充分にとれないときは、第4図中矢印で示すご
とく、固定軸12を中心に回動させてチエーンソ
ー19を左右に移動させスペースを確保すること
ができる。また、固定軸12を回動させたことに
より、固定軸12が緩んだときには、固定軸12
の上端部12bを再びハンマーで叩いて固定軸1
2をより深く打ち込めばよい。目立てが終了した
場には、チエーンソー19を持つて、鋸部20を
左右に反復して揺動させ、固定軸12を充分に緩
める。この状態でハンドル15を回して締め付け
ネジ14を緩め、鋸部20を鋸刃固定用万力11
から取外す。最後に、充分に緩んだ固定軸12を
切株Wから引き抜いて鋸刃固定用万力11を取り
外せばよい。固定軸12の回動や揺動は、チエー
ンソー19を持つて長尺な鋸部20を介して行な
うので、てこの原理によつて極めて小さな力で行
なうことができる。
以上説明したように、本考案によれば、チエー
ンソーの鋸部を固定した状態で固定軸を中心に回
動させてチエーンソーを左右に移動することがで
きるので作業スペースを確保し易い。また、固定
軸は一本であり上端部がフレームより上方に突出
しているので、打ち付け固定が容易であり、か
つ、打ち付けによつてフレームを損傷する虞れが
ない。さらに、一本の固定軸と、その上部に固着
されたU字型のフレームとを主体とするので、比
較的軽量小型となり、携帯にも適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鋸刃固定用万力の一例を示す斜
視図、第2図は本考案による鋸刃固定用万力の一
実施例を示す斜視図、第3図は同実施例の部分拡
大断面図、第4図は同実施例の使用態様を示す斜
視図である。 11……鋸刃固定用万力、12……固定軸、1
2a……下端部、12b……上端部、13……フ
レーム、13a……一端部、13b……他端部、
14……締め付けネジ、15……ハンドル、16
……押え金、17……受け金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端部が尖鋭に形成された固定軸の上端よりや
    や下方にU字形のフレームが固着され、該フレー
    ムの一端側方より締め付けネジが螺着され、該締
    め付けネジの後端部にはハンドルが取付けられ、
    該締め付けネジの先端部には押え金が取付けられ
    ており、該締め付けネジを締め付ける際該押え金
    が衝突する前記フレームの他端内側面に受け金が
    形成されていることを特徴とする鋸刃固定用万
    力。
JP9932483U 1983-06-29 1983-06-29 鋸刃固定用万力 Granted JPS607957U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9932483U JPS607957U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 鋸刃固定用万力

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9932483U JPS607957U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 鋸刃固定用万力

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS607957U JPS607957U (ja) 1985-01-19
JPS639425Y2 true JPS639425Y2 (ja) 1988-03-19

Family

ID=30235433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9932483U Granted JPS607957U (ja) 1983-06-29 1983-06-29 鋸刃固定用万力

Country Status (1)

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JP (1) JPS607957U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS607957U (ja) 1985-01-19

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