JPS596695Y2 - 樹木の枝伐採具 - Google Patents
樹木の枝伐採具Info
- Publication number
- JPS596695Y2 JPS596695Y2 JP7212078U JP7212078U JPS596695Y2 JP S596695 Y2 JPS596695 Y2 JP S596695Y2 JP 7212078 U JP7212078 U JP 7212078U JP 7212078 U JP7212078 U JP 7212078U JP S596695 Y2 JPS596695 Y2 JP S596695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft rod
- blade
- tree branch
- receiving member
- rope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、樹木の枝伐採具に関する。
杉の木などで節のない銘木を作るためには、或長ずる過
程において幹から延びてくる余計な枝は基から伐採する
必要がある。
程において幹から延びてくる余計な枝は基から伐採する
必要がある。
従前においても実公昭49−5573公報に示すように
、長尺な軸杆の先端に略長方形の上辺、下辺及び前辺の
3面に刃を附けた枝打刃板を設け、上辺の刃を使用する
ときは枝の下側部に当てることにより、また下辺の刃を
使用するときには枝の上側部に当てることによって軸杆
の下部に遊嵌したハンマ一部材を衝撃受け部材に衝突さ
せ、これの衝撃力で枝を伐採するようにした伐採具はす
でに提案されてはいるが、か)る伐採具は先にも述べた
ように刃を枝の上側部或いは下側部に当てがって切断す
るものであるため、枝が少し太くなって一方向のみから
の刃の喰い込みだけではうまく切断できず、上,下刃を
交互に使用して上下方向から喰い込ませて切断するよう
な場合いちいち刃を当て換えなければならず手数が掛る
。
、長尺な軸杆の先端に略長方形の上辺、下辺及び前辺の
3面に刃を附けた枝打刃板を設け、上辺の刃を使用する
ときは枝の下側部に当てることにより、また下辺の刃を
使用するときには枝の上側部に当てることによって軸杆
の下部に遊嵌したハンマ一部材を衝撃受け部材に衝突さ
せ、これの衝撃力で枝を伐採するようにした伐採具はす
でに提案されてはいるが、か)る伐採具は先にも述べた
ように刃を枝の上側部或いは下側部に当てがって切断す
るものであるため、枝が少し太くなって一方向のみから
の刃の喰い込みだけではうまく切断できず、上,下刃を
交互に使用して上下方向から喰い込ませて切断するよう
な場合いちいち刃を当て換えなければならず手数が掛る
。
また当てかい方が悪かったり衝撃力の入れ具合を誤まる
と刃がはずれたりなどして、きれいな伐採ができないお
それがある。
と刃がはずれたりなどして、きれいな伐採ができないお
それがある。
そこで本考案にか・る欠点を解消すべく提案されたもの
であり、一側に樹木の枝に引掛け可能な切欠を有し且つ
該切欠の上下縁に下向き及び上向きの湾曲型鎌状刃を形
或したコ字型の該刃部材を、ハンマ一部材が衝撃受け部
材に衝突する衝撃力によって上下動させ、下向き、上向
きの刃を連続的に枝の上下側に喰い込ませることにより
枝の伐採を容易かつ迅速に行なわしめようとするもので
ある。
であり、一側に樹木の枝に引掛け可能な切欠を有し且つ
該切欠の上下縁に下向き及び上向きの湾曲型鎌状刃を形
或したコ字型の該刃部材を、ハンマ一部材が衝撃受け部
材に衝突する衝撃力によって上下動させ、下向き、上向
きの刃を連続的に枝の上下側に喰い込ませることにより
枝の伐採を容易かつ迅速に行なわしめようとするもので
ある。
以下図面によって実施例を説明する。
1は軸杆2の上端に刃受け部材3を介して設けられた刃
部材であり、該刃部材1の上部一側には樹木の枝′に引
掛可能な切欠き4が形或され上記刃部材1はコ字状にな
っている。
部材であり、該刃部材1の上部一側には樹木の枝′に引
掛可能な切欠き4が形或され上記刃部材1はコ字状にな
っている。
該切欠き4の上下端には下向き、上向きの湾曲型鎌状刃
5,5′が配設されている。
5,5′が配設されている。
尚、該刃部材1の下端は刃受け部材3に扶持されボルト
ナット6により着脱可能に止着されている。
ナット6により着脱可能に止着されている。
7は上記軸杆2に遊嵌されたハンマ一部材8の落下を受
け止める衝撃受け部材であり、該衝撃受け部材7は上記
軸杆2の下端に着脱可能に螺着されることから、伐採す
る枝の太さに合せ重量を異にするハンマ一部材8が交換
可能となる。
け止める衝撃受け部材であり、該衝撃受け部材7は上記
軸杆2の下端に着脱可能に螺着されることから、伐採す
る枝の太さに合せ重量を異にするハンマ一部材8が交換
可能となる。
尚、上記軸杆2は第1図に示すように幹に生えた枚の高
さに合せ補助の軸杆を継ぎ足し可能にその中途部がネジ
組みされている。
さに合せ補助の軸杆を継ぎ足し可能にその中途部がネジ
組みされている。
さらに上記軸杆2の中途部には、ハンマ一部材8を挾ん
だ状態で上記衝撃受け部材7から所望の間隔を置いて該
ハンマ一部材8のストッパー兼衝撃受け部材9が設けら
れている。
だ状態で上記衝撃受け部材7から所望の間隔を置いて該
ハンマ一部材8のストッパー兼衝撃受け部材9が設けら
れている。
尚、上記ハンマ一部材8は第3図に示すように、その上
端に、該ストッパー兼衝撃受け部材9の上方にあって軸
杆2に設けた滑車10に架けられ且つ一端に把手部11
を有するロープ12の他端を連結せしめ、ロープの下方
への引動によりハンマ一部材8の上方への持ち上げを容
易にするように形戊することもできる。
端に、該ストッパー兼衝撃受け部材9の上方にあって軸
杆2に設けた滑車10に架けられ且つ一端に把手部11
を有するロープ12の他端を連結せしめ、ロープの下方
への引動によりハンマ一部材8の上方への持ち上げを容
易にするように形戊することもできる。
またストッパー兼衝撃受け部材9と衝撃受け部材7との
間隔は、衝撃受け部材7を軸杆2から取りはずし特に図
示していないが補助の軸杆を継ぎ足して、該補助の軸杆
の下端に再び衝撃受け部材7を螺着せしめることによっ
てハンマ一部材8のストロークは調整可能である。
間隔は、衝撃受け部材7を軸杆2から取りはずし特に図
示していないが補助の軸杆を継ぎ足して、該補助の軸杆
の下端に再び衝撃受け部材7を螺着せしめることによっ
てハンマ一部材8のストロークは調整可能である。
尚13は取手部材である。
次に本考案の作用を説明すると、樹木の枝の基部に刃部
材1の湾曲型鎌状刃5を引掛けて軸杆2の中途部あるい
は軸杆の下方に設けられた取手部材を支えハンマ一部材
8を落下させまず切欠き4の上端に設けられた湾曲型鎌
状刃5を枝に喰い込ませると・もに、手でもってあるい
はハンマ一部材8の上端に連結されたロープ12の一端
を急激に強く引くことによってハンマ一部材8をストッ
パー兼衝撃受け部材を強打せしめ、上向きの衝撃力を利
用して上向きの湾曲型鎌状刃5′を枝の下側に喰い込ま
せ、これを連続的に繰り返して行なうことにより太い枝
でも容易に切断をすることが可能となる。
材1の湾曲型鎌状刃5を引掛けて軸杆2の中途部あるい
は軸杆の下方に設けられた取手部材を支えハンマ一部材
8を落下させまず切欠き4の上端に設けられた湾曲型鎌
状刃5を枝に喰い込ませると・もに、手でもってあるい
はハンマ一部材8の上端に連結されたロープ12の一端
を急激に強く引くことによってハンマ一部材8をストッ
パー兼衝撃受け部材を強打せしめ、上向きの衝撃力を利
用して上向きの湾曲型鎌状刃5′を枝の下側に喰い込ま
せ、これを連続的に繰り返して行なうことにより太い枝
でも容易に切断をすることが可能となる。
尚、ハンマ一部材を直接手動にて上下動し、ストッパー
兼衝撃受け部材を強打してもよい。
兼衝撃受け部材を強打してもよい。
このように本考案によれば、枝を切断する場合、刃部材
に設けられた切欠を枝に引掛け、上下刃を有効に利用し
、ハンマー操作により適確な枝のスムーズな伐採作業が
なしうろことは勿論のこと、特に本考案では、ハンマ一
部材の上部に、一端に把手を設けたロープの他端を固定
し、このロープを上方の衝撃受け部材より上方の軸杆中
途部に設けた滑車にかけ回ししたので、把手に手をかけ
、ロープの下方への引動によりハンマ一部材の衝撃受け
部材への衝撃受け部材への衝撃作用を容易に、かつ、軽
快に行わせることができるなど実用上の効果は大きい。
に設けられた切欠を枝に引掛け、上下刃を有効に利用し
、ハンマー操作により適確な枝のスムーズな伐採作業が
なしうろことは勿論のこと、特に本考案では、ハンマ一
部材の上部に、一端に把手を設けたロープの他端を固定
し、このロープを上方の衝撃受け部材より上方の軸杆中
途部に設けた滑車にかけ回ししたので、把手に手をかけ
、ロープの下方への引動によりハンマ一部材の衝撃受け
部材への衝撃受け部材への衝撃作用を容易に、かつ、軽
快に行わせることができるなど実用上の効果は大きい。
第1図は従来技術の一部切欠き正面図、第2図は同上一
部切欠き側面図、第3図は本考案の要部を示す一部の正
面図である。 1・・・・・・刃部材、2・・・・・・軸杆、3・・・
・・・刃受け部材、4・・・・・・切欠き、5,5′・
・・・・・鎌状刃、7・・・・・・衝撃受け部材、8・
・・・・・ハンマ一部材、9・・・・・・ストッパー兼
衝撃受け部材、10・・・・・・滑車、12・・・・・
・ロープ。
部切欠き側面図、第3図は本考案の要部を示す一部の正
面図である。 1・・・・・・刃部材、2・・・・・・軸杆、3・・・
・・・刃受け部材、4・・・・・・切欠き、5,5′・
・・・・・鎌状刃、7・・・・・・衝撃受け部材、8・
・・・・・ハンマ一部材、9・・・・・・ストッパー兼
衝撃受け部材、10・・・・・・滑車、12・・・・・
・ロープ。
Claims (1)
- 長尺軸杆の先端に設けた刃を、樹木の枝の基部に引っか
け、軸杆の下部に遊嵌し、かつ、軸杆に設けた上下の衝
撃受け部材間にハンマ一部材を配設し、上記長尺軸杆の
上端に、一側に切欠きを有するコ字型で、かつ、該切欠
の上下縁に下向き及び上向きの湾曲型鎌状刃を形或した
刃部材を設けた伐採具において、上記ハンマ一部材の上
部に、一端に把手を設けたロープの他端を固定し、この
ロープを上方の衝撃受け部材より上方の軸杆中途部に設
けた滑車にかけ回したことを特徴とする樹木の枝伐採具
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7212078U JPS596695Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 樹木の枝伐採具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7212078U JPS596695Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 樹木の枝伐採具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54172854U JPS54172854U (ja) | 1979-12-06 |
JPS596695Y2 true JPS596695Y2 (ja) | 1984-03-01 |
Family
ID=28983510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7212078U Expired JPS596695Y2 (ja) | 1978-05-26 | 1978-05-26 | 樹木の枝伐採具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS596695Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010115145A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Hisao Okamoto | 手持ち式農具及び手持ち式農具用補助具 |
-
1978
- 1978-05-26 JP JP7212078U patent/JPS596695Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010115145A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Hisao Okamoto | 手持ち式農具及び手持ち式農具用補助具 |
JP4733732B2 (ja) * | 2008-11-13 | 2011-07-27 | 久男 岡本 | 手持ち式農具及び手持ち式農具用補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54172854U (ja) | 1979-12-06 |
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