JPS639377Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS639377Y2
JPS639377Y2 JP1986041303U JP4130386U JPS639377Y2 JP S639377 Y2 JPS639377 Y2 JP S639377Y2 JP 1986041303 U JP1986041303 U JP 1986041303U JP 4130386 U JP4130386 U JP 4130386U JP S639377 Y2 JPS639377 Y2 JP S639377Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
quill
tapping
pulses
tap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986041303U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61163120U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986041303U priority Critical patent/JPS639377Y2/ja
Publication of JPS61163120U publication Critical patent/JPS61163120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS639377Y2 publication Critical patent/JPS639377Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、タツプの送り速度を、タツプのピツ
チに合わせて、パルスによつて電気的に制御でき
るるようにしたタツピング装置に関する。
〔考案の背景ならびに従来技術の問題点〕
一般に、タツピング装置ではタツプを回転させ
るための駆動系と、このタツプを軸方向に移動さ
せるための駆動系とを備えている。この駆動系の
うち、タツプを回転させるための駆動系はモータ
を常に一定の回転数によつて回転させることによ
つて駆動させれば良いが、タツプを軸方向に移動
させるための駆動系ではタツピングするネジのピ
ツチに応じて移動速度を変化させる必要がある。
従来は上記タツプを軸方向へ移動させるための
駆動系としてインダクシヨンモータを用い、この
インダクシヨンモータの回転をタツプの軸方向へ
の移動力に変換する機構としてギヤを設けてい
る。そして、このギヤを交換可能なものとし、こ
のギヤを交換することにより、タツピングするネ
ジの種類に応じたピツチ、例えば呼び径M8のネ
ジではピツチ1.25、M10のネジではピツチ1.5な
どのピツチに応じたタツプの軸方向移動速度を設
定している。ところが、このギヤ交換方式では、
タツピング作業の予備作業としてギヤの交換を行
なわなければならず、段取工数がかさむ原因とな
つている。また、ネジのピツチの種類はメートル
ネジ以外のものも含めて極めて多種にわたるもの
であり、交換すべきギヤの組合せも多くなり、交
換ギヤも数多く用意しなければならない。
また従来はタツプ取付部にタツパーを装備して
タツピング完了後のタツプ取付軸上昇時にタツプ
の逆転が行なわれるようにされていたが、このタ
ツパーによる作業ではタツプ取付軸の上昇切換時
にタイミングを図る精度が悪く、タツピングされ
たネジが細る等の欠点が生じている。
〔考案の目的〕
本考案は、タツピング装置における従来の欠点
を解消したものであり、タツプの軸方向移動速度
を電気的に制御することにより、予備作業の簡
易、迅速化を図ることのできるタツピング装置を
提供することを目的としている。
〔考案の概要〕
本考案は、先端にタツプ取付チヤツクを備えた
スピンドルがモータによつて回転駆動され、この
スピンドルを保持するクイルが前記スピンドルと
ともに軸方向に移動してワークテーブルに近接離
反するようにされたタツピング装置において、前
記クイルは、パルス周波数により回転速度を制御
することのできるモータによつて前記軸方向に駆
動されており、且つタツプ取付チヤツクに保持さ
れるタツプのピツチに応じた制御データが入力さ
れる入力部材が設けられているとともに、クイル
を駆動するモータの回転速度を制御するパルスの
周波数を、前記制御データにより設定されるタツ
プの種類に応じたパルス数に適合させて、クイル
の移動速度をスピンドルの回転数とタツプのピツ
チとに合わせるための制御回路が設けられている
ことを特徴とするものである。
本考案では、回転するタツプを軸方向に送るた
めの駆動源としてパルスモータ、または、ジエネ
レータおよびエンコーダ付モータを使用し、この
モータの回転速度をパルス周波数によつて制御し
て、スピンドルの移動速度を、タツプのピツチと
スピンドルの回転数に応じて設定できるようにし
た。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は本考案の第1実施例によるタツピング
装置の概略を示す斜視図、第2図はその回路構成
図である。
第1実施例において、図中の符号1はクイルで
あり、図示しない装置本体に対し軸方向に摺動自
在に取付けられている。このクイル1にはスピン
ドル2が回転自在に内装されており、このスピン
ドル2の下端にはタツプ取付チヤツク3が設けら
れて、タツプ4を取付けるようにされている。ま
た、スピンドル2の上端にはプーリ5が固設され
ており、このプーリ5と、タツプ回転駆動用のイ
ンダクシヨンモータ6に設けられた駆動プーリ7
との間にベルト8が巻装され、このインダクシヨ
ンモータ6の回転により、タツプ4が一定の回転
数にて回転するようになつている。
一方、前記クイル1の側面にはラツク9が刻設
されており、このラツク9には中間ギヤ10が噛
合つている。さらに、このクイル1の駆動源とし
てパルス周波数によつて回転速度を制御できるモ
ータであるパルスモータ11が備えられており、
このパルスモータ11の出力軸にはクラツチ12
を介してピニオン13が設けられ、このピニオン
13が前記中間ギヤ10に噛合つている。そし
て、上記パルスモータ11と前記インダクシヨン
モータ6は制御装置14に接続されている。
次に、このタツピング装置における回路構成を
説明する。
まず第2図に示すように、制御装置14内には
パルス発振回路14aが内蔵されている。このパ
ルス発振回路14aはパルスモータ駆動回路14
cに接続されており、パルスモータ11を駆動で
きるようにされている。またパルス発振回路14
aにはパルス発振周波数をタツピングピツチに合
わせて変えるための発振周波数制御回路14bが
接続されている。第1図に示す実施例では、この
発振周波数制御回路14bとしてマイクロコンピ
ユータのCPU(中央処理装置;ここではシステム
コントローラ、クロツクジエネレータを含んだマ
イクロプロセツサーを言う)が用いられている。
そして、マイクロコンピユータによるメモリにセ
ツトされたストアードプログラムにより、上記
CPUが制御指令を行なうようになつている。ま
たタツプ4の種類に応じた制御データは制御装置
14のパネルに装備されたキー15によつてイン
プツトされ、そのデータは同じくパネルに設けら
れたデジタル表示器16に表示される。
また、タツピングが完了したときに、インダク
シヨンモータ6を逆転させるための回路(図示せ
ず)、パルスモータ11を逆転させるための回路
(図示せず)、及びインダクシヨンモータ6の逆転
時にクラツチ12とのタイミングを同期させる回
路(図示せず)も設けられており、これらの回路
も前記CPUによつて指令制御できるようにされ
ている。また必要によつては、タツピング深さも
設定できるようにされており、この制御は、
CPUによつてパルス発振回路14aからの発振
数をカウントし、一定の発振数に至つたとき、す
なわちタツプの進行寸法が一定のものとなつたと
きに、前記インダクシヨンモータ6の逆転回路、
パルスモータ11の逆転回路およびクラツチ12
のタイミングを同期する回路に対し、信号を発す
るようにしておくことによつて行なわれる。この
タツピング深さもキー15による制御データの入
力によつて設定できるようにしておく。
また17はワークテーブルである。
次に、本考案によるタツピング装置の動作を説
明する。
まず、ワークのネジ切り寸法に応じた呼び径の
タツプ4をチヤツク3に固定し、このタツプ4に
応じたピツチをキー15によつて制御データとし
て入力する。また、必要に応じて、タツピング深
さもキー15によつて制御データとして入力す
る。そして、ワークをワークテーブル17にセツ
トした後、インダクシヨンモータ6を始動してス
ピンドル2を一定の速度で回転させる。次にパル
スモータ駆動回路14cによつてパルスモータ1
1を回転させてタツピング作業を開始するが、前
述の如く、CPUによる発振周波数制御回路14
bに入力された制御データにより、パルス発振回
路14aの発振周波数が制御され、パルスモータ
11は取付けられたタツプ4のピツチに応じた回
転数によつて回転する。そして、パルスモータ1
1の回転力が、ピニオン13、中間ギヤ10を介
してクイル1のラツク9に伝達されて、クイル1
が軸方向に移動する。その結果、例えばM8のネ
ジのタツピング作業では、ピツチ1.25、すなわち
スピンドル2が一回転する間に、このスピンドル
2がクイル1とともに1.25mm進められ、またM10
のネジのタツピングでは、ピツチ1.5、すなわち
スピンドル1が一回転する間に1.5mm進行する速
度でパルスモータ11が回転する。
次に、タツピング深さが一定寸法に至つたとき
に、CPUからの信号によつてクラツチ12が断
たれる。その直後に逆転回路が作動して、パルス
モータ11およびインダクシヨンモータ6が逆転
し、さらにこれと同時に、もしくは短時間経過後
に再びクラツチ12が接続されてタツプ4が逆転
し、タツピングされたネジ穴内からタツプ4が抜
き出される。
なお、このタツピング作業の間、パルスモータ
11の速度を終始一定にさせておいても良いが、
パルスモータ11を作業初期に速く回転させ、タ
ツプ4がワークに近づくまでの間を早送りし、そ
の後に、パルスモータ11をタツピングピツチに
応じた速度に落としてタツピング作業を行なうよ
うに制御することもできる。このようにすること
により、作業時間が短縮化される。
また、発振周波数制御回路14bにマイクロコ
ンピユータを使用せず、第3図に示すようなロー
タリースイツチ式の制御装置21を用いることも
できる。この場合には、予め何種類かのタツプの
種類に応じて、パルス発振周波数の切換値を決め
ておき、ロータリースイツチ22によつてタツピ
ングピツチを選択し、この選択値に基づいてパル
ス発振回路14aからのパルス発振周波数を変え
ることができるようにしておく。
次に、本考案の第2実施例によるタツピング装
置の回路構成を第4図に示す。
この実施例では、クイル1を移動させる駆動源
として、パルス周波数によつて回転速度を制御で
きるモータであるエンコーダ31aおよびジエネ
レータ31b付きのモータ31(DC又はACモー
タ)が使用されている。この場合にはモータ31
に電流を与えるモータ駆動回路32と、モータの
回転速度を制御する回路として、フイードバツク
制御回路33が設けられる。フイードバツク制御
回路33は、例えばマイクロコンピユータの
CPUが用いられ、入力キー15によつて予めメ
モリーにインプツトされた制御データのパルス周
波数と、エンコーダ31a、パルスジエネレータ
31bからフイードバツクされるパルス周波数と
がこのCPUによつて比較される。この比較値に
応じて、モータ駆動回路32が制御され、モータ
31の電気子電流を変化させてモータ回転速度を
変化させ、タツピングピツチに応じたタツプの移
動速度が得られるようになる。その結果第1実施
例の場合と同様に、タツプ4の種類に応じてクイ
ル1の進行速度が設定され、スピンドル2が適正
なピツチにて進行できるようになる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、タツプの進行速
度をモータの回転速度によつて変化させるように
したので、従来のようにタツプ進行用のギヤを交
換する必要がなくなり、予備作業が大幅に簡略化
される。また使用されるタツプの種類に応じた制
御データを入力できるようにし、この制御データ
に基づいて、モータの回転数をパルスによつて制
御しているので、キーによる入力、あるいはロー
タリースイツチの切換操作のみで簡単にタツピン
グピツチの設定ができる。特に、マイクロコンピ
ユータによる制御回路を用いれば、メートルネ
ジ、インチネジなどの多種のネジについて多数の
径のネジに対応するピツチを簡単に設定すること
ができ、タツピング装置の利用範囲が広がる。さ
らに、タツピング深さを入力することによつてそ
の入力に応じたパルス数によりクイルが進行し、
設定深さまで進行した時点で各モータを逆転させ
る回路を設けたので、タツプ回転用モータおよび
タツプ進行用のモータを逆転させることによつて
タツピングされたネジ穴を損傷させることなくタ
ツプの抜き取りができるようにもなり、従来のタ
ツパーを使用したものよりも加工されたネジの精
度が向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例によるタツピング
装置の概略を示す斜視図、第2図は第1実施例の
回路構成図、第3図は入力部材としてロータリー
スイツチ4を用いた制御装置の斜視図、第4図は
エンコーダ及びジエネレータ付モータを用いた第
2実施例の回路構成図である。 1……クイル、2……スピンドル、3……タツ
プ取付チヤツク、4……タツプ、6……スピンド
ル回転用モータ、11,13……パルス周波数に
よつて回転速度を制御できるモータ、14,21
……制御装置、14a……パルス発振回路、14
b……発振数制御回路、15,22……制御デー
タの入力部材、33……フイードバツク制御回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 先端にタツプ取付チヤツクを備えたスピンド
    ルがモータによつて回転駆動され、 このスピンドルを保持するクイルが前記スピ
    ンドルとともに軸方向に移動してワークテーブ
    ルに近接離反するようにされたタツピング装置
    において、 前記クイルは、パルスにより回転制御される
    モータによつて前記軸方向へ駆動されており、 且つタツプ取付チヤツクに保持されるタツプ
    のピツチならびにタツピング深さに応じた制御
    データが入力される入力部材が設けられている
    とともに、 クイルを駆動するモータの制御パルスを、前
    記制御データにより設定されるタツプのピツチ
    に応じた周波数に適合させて、クイルの移動速
    度をスピンドルの回転数とタツプのピツチとに
    合わせるための制御回路、 および前記制御データにより設定されるタツ
    ピング深さに応じたパルス数によつてクイルを
    前進させた後に、スピンドル駆動モータとクイ
    ル駆動モータとを逆転させる回路が設けられて
    いる ことを特徴とするタツピング装置。 (2) パルスにより回転制御されるモータはパルス
    モータであり、且つ制御回路は、パルスモータ
    へパルスを与えるパルス発振回路の発振周波数
    およびパルス数を制御する発振周波数制御回路
    である実用新案登録請求の範囲第1項記載のタ
    ツピング装置。 (3) パルスにより回転制御されるモータはエンコ
    ーダおよびジエネレータ付モータであり、且つ
    制御回路は、エンコーダおよびジエネレータか
    らフイードバツクされるパルスの周波数および
    パルス数に基づいてモータの回転数および回転
    量を制御するフイードバツク制御回路である実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のタツピング
    装置。 (4) 制御回路はマイクロコンピユータのCPUを
    用いたものである実用新案登録請求の範囲第2
    項または第3項記載のタツピング装置。
JP1986041303U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPS639377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041303U JPS639377Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986041303U JPS639377Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61163120U JPS61163120U (ja) 1986-10-09
JPS639377Y2 true JPS639377Y2 (ja) 1988-03-19

Family

ID=30550998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986041303U Expired JPS639377Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS639377Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5061292B2 (ja) * 2006-12-26 2012-10-31 多摩川精機株式会社 電動タッピングマシンおよびその加工条件切り替えシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4523247Y1 (ja) * 1966-09-27 1970-09-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4523247Y1 (ja) * 1966-09-27 1970-09-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61163120U (ja) 1986-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4692071A (en) Thread cutting machine
US5076020A (en) Apparatus for in-situ dressing of threaded grinding wheels used in gear grinding machines
WO1985003468A1 (en) Tapping method
US4561216A (en) Workpiece engaging apparatus in grinding machines
US4656897A (en) Numerical control device for automatic lathe
JPS639377Y2 (ja)
JPS5819415B2 (ja) 放電加工方法及び装置
US3564633A (en) Method and apparatus for terminating the axial depth of a thread cutting operation
US4808047A (en) Variable speed motor tapping attachment
US20050025589A1 (en) Machine tool apparatus
US2096754A (en) Machine tool
JPH0438525B2 (ja)
JPS5796750A (en) Tapping apparatus
CN207495083U (zh) 一种数控钻攻机
JP4724556B2 (ja) 鏡面仕上げ切削加工方法及び鏡面仕上げ切削加工装置
JP2650264B2 (ja) 手動パルス発生装置
JP3180513B2 (ja) ドリルタップ加工装置
CN214921140U (zh) 摇臂式攻丝机
JPH07194190A (ja) ステップモータ駆動装置
JPH11156638A (ja) 数値制御装置
US20030122518A1 (en) Electrical motor-driven lathe
JP3128960B2 (ja) 工作機械
JP3792566B2 (ja) 歯車研削方法および歯車研削装置
JPS59187422A (ja) 旋削制御方式
JP2007038265A (ja) スポット溶接用電極の研磨装置