JPS6393773A - ガンマ−ブチロラクトンの精製方法 - Google Patents

ガンマ−ブチロラクトンの精製方法

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JPS6393773A
JPS6393773A JP20076287A JP20076287A JPS6393773A JP S6393773 A JPS6393773 A JP S6393773A JP 20076287 A JP20076287 A JP 20076287A JP 20076287 A JP20076287 A JP 20076287A JP S6393773 A JPS6393773 A JP S6393773A
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gamma
butyrolactone
organic extractant
succinate
dialkyl succinate
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JP20076287A
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ジョージ アーネスト ケラー、ジュニア
ゲイリー リン カルプ
フゥン ガォ ホー
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Johnson Matthey Davy Technologies Ltd
Davy Mckee Ltd
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Davy Mckee Ltd
Davy Mckee London Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D315/00Heterocyclic compounds containing rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom according to more than one of groups C07D303/00 - C07D313/00

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 水元用は、ガンマ−ブチロラクトンおよびコハク酸のジ
アルキルエステルを含む混合物からガンマ−ブチロラク
トン(eBL)を回収するエネルギー効率のよい方法に
係り、より詳しくは、たとえばマレイン酸ジアルキルを
接触水素添加することによって得られた、ガンマ−ブチ
ロラクトンおよびコハク酸のジアルキルエステルの混合
物から、液−液抽出によって、ガンマ−ブチロラクトン
を抽出する方法に関する。
(従来の技術とその問題点) 1.4−ブタンジオールは、ポリエステル製造のための
工業的に価値のあるモノマーであるが、マレイン酸また
は無水マレイン酸を低級アルカノールでエステル化して
得られるマレイン酸ジアルキルを接触水素添加すること
によっC¥J F、することができる。所望の1,4−
ブタンジオールの他に、水素添加粗製物には、工業的に
有用な副生物として、特に、テトラヒドロフラン(T 
HF )およびガンマ−ブチロラクトン(eBL)が含
まれでいる。
しかし、水素添加製品の流れからの高純度、すなわち9
0重最%より^い純度、好ましくは95重足%より高い
純度でのガンマ−ブチロラクトンの回収は、一般に、ガ
ンマ−ブチロラクトンがそれと共沸混合物を形成するも
う一つの通常の水素添加生成物であるコハク酸ジアルキ
ルの存在によって複雑になる。コハク酸ジフルキルのア
ルキル部分は、最初にマレイン酸または、無水マレイン
酸をエステル化するのに使用したアルカノールに相当す
る。コハク酸ジアルキルからのガンマ−ブチC1ラクト
ンの分離は、公知の共沸蒸溜法を使って達成することが
できるが、そのような方法の投資費用およびエネルギー
使用通は高い。すなわち、この分離を実施するのに、エ
ネルギー使用聞の少ない方法があれば有利である。
本発明は、共沸熱温よりも軽演的に、この分離を達成す
るのに、液−液抽出と熱温の組合わせを使用しうるとい
う発見に基づくもので、コハク酸ジアルキルからガンマ
−ブチロラクトンをエネルギー使用1少なく分離するこ
とのできるガンマ−ブチロラクトンの精製方法を提供す
ることを主たる目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明における、コハク酸ジアルキルお、よびガンマ−
ブチロラクトンを含む混合物から、コハク酸ジアルキル
を分離する方法は、コハク酸ジアルキルおよびガンマ−
ブチロラクトンを含む混合物を、前記ガンマ−ブチロラ
クトンと実質上混じり合わない有機抽出剤と密接に接触
させて、前記混合物から、]ハク酸ジアルキルを抽出す
る工程と:抽出されたコハク酸ジアルキルを含む有機抽
出剤をコハク酸ジアルキルの減少した接触済みの混合物
から抽出相として分離する工程と:前記抽出相およびラ
フィネート相としてのコハク酸ジアルキルの減少した接
触済みの混合物を別々に回収する工程と:前記抽出相を
熱温して前記有機抽出剤からコハク酸ジアルキルを分離
する工程と、接触している上記混合物用として上記り機
抽出剤を再循環する工程と、さらにiyr記有機抽出剤
からコハク酸ジアルキルを分離する工程と、そのラフィ
ネート相を熱温して、ガンマ−ブチロラクトン製品を回
収する工程とを含んでいる。
本発明の好ましい形態においては、コハク酸ジ1ルキル
およびガンマ−ブチロラクトンの混合物からコハク酸ジ
アルキルを分離する方法が、さらに抽出相としての除去
されたコハク酸ジアルキルを含む有機抽出剤を、水のよ
うな極性溶媒と接触さけて、抽出相からガンマ−ブチし
】ラクトンを抽出してガンマ−ブチロラクトンの回収率
を向上させる工程を包含する。好ましくは、抽出8れた
ガンマ−ブチロラクトンを含む水は、次にさらに、前記
有機抽出剤と接触させるために、コハク酸ジアルキルお
よびガンマープチロラクi・ンの混合物と一緒にされる
。水相(極性相)の存在は、」ハク酸ジアルキルのため
の有機抽出剤の受入れ能力を増加さける。
本発明は、ガンマ−ブチC1ラクトン(eBL)および
コハク酸のジアルキルエステルを含む混合物から、ガン
マ−ブチロラクトンを回収する方法に関づる。
このような混合物は、マレイン酸ジアルキルの接触水素
添加によって4〔1られる、1.4−ブタンジオ−ルミ
l製物から、従来の蒸溜法によって製造できる。たとえ
ば、マレイン酸ジエチルの水素添加では、1.4−ブタ
ンジオール、コハク酸ジエチル、ガンマ−ブチロラクト
ン、テトラヒト0フラン、Jタノール、ブタノールおよ
び水を含む粗製物が17られる。通常の蒸溜法を使用し
て、1.4−ブタンジオール粗製物から、主として、ガ
ンマ−ブチロラクトンおよびコハク酸ジエチルを含む混
合物が回収できる。混合物中に1,4−ブタンジオール
が残存していれば、本発明の方法においては、これは、
ガンマ−ブチロラクトンと一緒に回収され、その侵、標
準的な蒸溜法を使用して、ガンマ−ブチロラクトンから
容易に除去される。
本発明は、特に、ガンマ−ブチロラクトンおよびコハク
酸ジアルキルを含む混合物から、ガンマ−ブチロラクト
ンを回収するための、液−液抽出法を指向する。この方
法は、特にアルキル部分に、約1個ないし6個の炭素を
有するコハク酸ジアルキルを含む混合物に適用できる。
わかり易くするため、本発明を、ガンマ−ブチロラクト
ンおよびコハク酸ジエチルを含む混合物、に関して説明
することとするが、当業者に理解できるように、ここに
開示する方法および技法は、他のコハク酸ジアルキルを
含むu合物からのガンマ−ブチロラクトンの回収にも適
用できる。
本発明ににおいては、コハク酸ジJチルおよびガンマ−
ブチロラクトンの供給混合物が、ガンマ−ブチロラクト
ンと実質上Uしり合わない有機抽出剤と、密接に接触さ
れる。本発明の方法に使用可能な有機抽出剤には、20
個までの炭素原子、好ましくは、約6個ないし約12個
の炭素原子を有する、脂肪族および脂環式炭化水素が含
まれる。特に、有用な有機抽出剤は、アルカンおよびシ
クロアルカンから選ぶことができる。本発明の実施に適
した有機抽出剤の特定の例は、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、デカン、シクロヘキサンおよびそれらの種々の
混合物である。
好ましくは、俵述する抽出の通常の操作条件で液体であ
り、比較的沸点の低い有機抽出剤が選ばれる。低い沸点
は、最少のエネルギー1dを使い、温度に敏感な成分の
分解を最低にした、その後の抽出相の蒸溜を容易にする
。一般に、約60ないし65℃以上の沸点を有する有機
抽出剤が好ましく、これによって、蒸溜の操業圧におい
て、凝縮媒体として通常の冷却水を使うことができる。
また、エネルギーを考慮すると、有機抽出剤の沸点は、
供給混合物中のコハク酸ジアルキルの沸点以下のものが
よく、特に、約80℃と約180℃の間の沸点を有する
有機抽出剤が好ましい。
コハク酸ジエチルおよびガンマ−ブチロラクトンの供給
混合物は、抽出帯域で有機抽出剤と密接に接触して、有
機抽出相中へ、コハク酸ジエチルが抽出される。その後
、二層が分11される。抽出は、広範囲の種々の公知の
技術と従来の装置を使用して達成することができる。好
ましくは、抽出は一連のミキサー−セトラーまたは、棚
段塔を使用した連続向流多段接触方式または充填塔、回
転円板接触塔等における自流微分接触によって、連続方
式で実施される。抽出を達成するのに適した装置は、当
業者に明白であるので、詳細な説明は省略する。
本発明における連続抽出を行うための配置を、第1図、
第2図および第3図に図示する。
まず、第1図によれば、コハク酸ジエチルおよびガンマ
−ブチロラクトンを含む供給混合物は、ライン11を通
じて、抽出帯域10の頂部へ導入され、ここで供給混合
物からコハク酸ジエチルを除去するために、ヘプタンの
ような有機抽出剤と密接に接触させられる。ヘプタンは
、ライン12を通じて、抽出帯域の底部に導入される。
代表的には、供給混合物は、約0.5型組%から約50
重量%までのコハク酸ジエチルを含むであろう。6通は
、供給混合物は約5ないし約40重量%のコハク酸ジエ
チルを含むであろう。
第1図の抽出帯域10を通る二つの流れは、向流である
。向流抽出法が好ましいが、他の公知の抽出法を使うこ
ともできる。所望の度合の分離を得るために必要な、変
更は当業者に明白?″ある。
有機抽出剤および供給混合物から抽出されたコハク酸シ
アル4−ルを含む抽出相は、油出帯域10からライン1
3へ回収され、ガンマ−ブチロラクトンを含むラフィネ
ート相は、抽出帯域10からライン14を通じて回収さ
れる。
抽出帯域10に導入された有機抽出剤の供給混合物に対
する重量圧は、供給混合物に含まれるコハク酸ジエチル
の暑オよびその所望の除去率によって若干変化する。一
般に、約3:1ないし約20:1という有機抽出剤の供
給混合物に対する重量圧が、第1図の実施態様では適当
であり、約4.5:1ないし約13:1のIfa比が妊
ましい。
木発圓の方法において得られるガンマ−ブチロラクトン
からのコハク酸ジエチルの73度の分離のため、供給混
合物中のコハク酸ジエヂルのQ麿および所望の分離率に
よって、2という低い値から約25までの理論平衡段数
が、抽出帯域10に使用される。一般に、約5ないし約
15のF!!論平衡段数が使用される。所定の分離率を
保つためには、理論平衡段数が低くなるほど、大きい溶
媒/供給物重量比が必要となる。しかし、平衡段数が小
さいと、ガンマ−ブチロラクトンの回収率は、減少する
傾向がある。
抽出帯域10において、供給混合物からコハク酸ジエヂ
ルを抽出する温度は、臨界的ではない。
最適の湿度は主として、有機抽出剤の選び方(たとえば
、それが液体である条件)および抽出されるべきコハク
酸ジアルキルの性質と石によって左右される。たとえば
、ガンマ−ブチロラクトンがら、コハク酸ジエチルを除
去する場合は、はぼ周囲温度から約100℃までの抽出
帯域1oの温度が満足すべきものであり、はぼ周囲温度
と60℃の間の温度が好ましい。一般に、抽出帯域は、
二種の液体流が、液状に保たれればどんな圧力ぐち使用
可能であるが、はぼ大気圧で操業される。
抽出帯域10から、ライン13に回収される有機抽出相
を、抽出液熱温帯域15で蒸溜して、コハク酸ジエチル
を含んでいる実質上溶媒のない抽出物とは別に、抽出工
程で再使用するために有機抽出剤を回収する。この実施
態様では、抽出相は代表的には、どこでも約0.1ない
し15重量%、普通は約0.5ないし10重量%のコハ
ク酸ジエチルを含み、残りは主として、有機抽出剤であ
る。溶媒を含まない抽出物は、熱温帯[15の底部から
、ライン16へ回収される。代表的には、溶媒を含まな
い抽出物流は、1.4−ブタンジオールを製造するため
に、工程中の水素添加反応器に再循環される。
M溜帯域15からのライン17中のオーバーヘッドは、
通常の凝縮装置(図示せず)を通過したのち、分111
!20中で傾瀉される。分離器20から回収された軽買
溜分は、有機抽出剤から成り、その−・部は導管18を
通じて、還流として熱温帯域15へ戻され、一方、残部
は21管12を通じて抽出帯域10へ再循環される。追
加の有機抽出剤(図示せず)を、再循環流に、必要に応
じで追加して、コハク酸ジエチルおよびガンマ−ブチロ
ラクトン製品中のその損失を補償する。分離器20から
ライン21へ回収された重質分は、ガンマ−ブチロラク
トンを含み、ラフィネート熱温帯域25への供給物の一
部を形成する。
抽出液熱温帯域15の操作条件は、主として、抽出に使
用する特定の溶媒に左右される。一般に、蒸溜は大気圧
またはそれ以下で行う。抽出相中に存在する物質の温度
に対する敏感性(すなわち、化学的安定性)によっては
、大気圧未満の圧力が好ましい。
抽出帯域10の底部からのラフィネート相は、ライン1
9を経て、ラフィネート熱温帯域25へ送られる。一般
に、この実施態様では、熱温帯域25への供給物は、ど
こでも約0.05から約10ffi m%、典型的には
、約0.1ないし5重■%のコハク酸ジエチルを含み、
残りは主としてガンマ−ブチロラクトンである。この熱
温帯域中では、有機抽出剤は、ライン22中にオーバー
ヘッド生成物として回収され、ガンマ−ブチロラクトン
生成物は、ラフィネート相から、ボトム生成物として導
管26中へ回収される。
熱温帯域25から導管22中へのオーバーヘッドは、通
常の凝縮装置(図示せず)を通過した後、分離器30中
で傾ぬされる。ガンマ−ブチロラクトンを含む重質分は
、ライン23を通じて還流として、熱温帯域25へ戻さ
れ、一方、有機抽出剤を含む軽?′j溜分は、ライン2
4を通じて抽出帯域10へ再循環される。
ラフィネートの蒸溜は、一般に抽出液の蒸溜に使用した
のと類似の条件で行われる。この蒸溜の主目的は、抽出
帯域10の底部から回収したガンマ−ブチロラクトン含
量の多いラフィネートから、残存する有機抽出剤を除く
ことにある。熱温帯域25から回収されたガンマ−ブチ
ロラクトン製品は、代表的には、抽出帯域10から回収
されたボトム生成物と同じ程度のコハク酸ジエチルを含
むであろう。
当業者の認めるように、抽出液およびラフィネートの熱
温帯域における操業温度は、使用圧力に依存し、かつ、
両者は処理すべき抽出液およびラフィネート相の組成に
、ある程度依存する。熱温帯域15および25中で分離
を行うに要する熱エネルギーは、当業者に公知の種々の
りボイラーのオプシコンの一つを使用して供給すること
ができる。また、館に述べたように、抽出液の熱温帯域
またはラフィネート熱温帯域のいずれかへの供給物が、
温度に敏感な物質を含んでいる場合は、大気圧未満の圧
力、すなわち真空で蒸溜を行うのが好ましい。たとえば
、熱面帯域15または25のためのそのような条件での
適切な操作圧力は、約10〜400■水銀柱である。ま
た、充填塔およびシープ・トレーのような通常の装置も
、抽出液およびラフィネートの両方の熱面帯域に使用で
きる。
第2図は、二元溶媒法に関する本発明の好ましい6冒を
図示している。第1図中の要素と類似または同一・の第
2図中の構成要素は、同じ参照番号に100を加えた番
号で示されている。この実施態様では、ガンマ−ブチロ
ラクトンの回収率を最大にするために、抽出されたコハ
ク酸ジエチルを含む有機抽出剤は、水のような極性溶媒
または、有機抽出剤と実質上混じり合わず、ガンマ−ブ
チロラクトンと親和性を11するアセトニトリルのよう
な他の類似の作用をする極性溶媒で逆抽出される。この
方法では、コハク酸ジエチルおよびガンマ−ブチロラク
トンの供給混合物が、ライン111を通じて、抽出帯t
a110の中間部に供給されることを除いては、類似の
装置と条件を使用して、第1図に図示したのと実質上同
じ方法で行われる。当業者が認めるように、供給の最適
の位置は、いくつかの変量に左右され、その位置は当業
者が容易に決めることができる。この実施態様では、抽
出帯域110は、代表的には供給点の上方に約1ないし
6、普通は2ないし5の理論平衡段数を有し、一方、供
給点の下方に(供給段自体を含めて)約4ないし20、
普通は6ないし15の理論平衡段数を有する。
この実1111HJI様では、ヘプタンまたはデ/Jン
のような有機抽出剤は、ライン112を経て、抽出帯域
110の底部へ導入され、一方、極性溶媒、たとえば水
はライン127を経て、抽出帯域110の頂部へ導入さ
れる。水流(極性流)は、抽出帯域110を下へ向って
通過し、ガンマ−ブチロラクトンの濃度が増えていき、
一方有機抽出剤は、それと向流に流れてコハク酸ジエチ
ルの濃度が増えていく。出願人らは、抽出帯域110の
上部における有機抽出剤からのガンンープチOラクトン
の回収率を増加するのに加えて、水が抽出帯域110の
下部におけるコハク酸ジエチルの分配係数をも増加させ
、そのため、有機抽出剤の量が減少されることを見出だ
した。
この実/ili態様では、抽出帯域110に導入される
有機抽出剤の供給混合物に対する重量比は、一般に約0
.3 :1ないし約15:1の間にあり、それにより高
い比率も低い比率も使うことができるが、好ましくは、
約0.5:1と約10:1の間がよい。抽出帯域110
へ導入される水の供給混合物に対する重量比は、一般に
約0.15:1ないし約2:1の閂にあり、好ましくは
、約0.2:1と1:1の間にある。
導管113中に回収された抽出されたコハク酸ジエチル
を含む有機抽出剤は、抽出液熱面帯域115で蒸溜され
る。通常の凝縮器(図示せず)を通過したのち、ライン
117中のオーバーヘッド溜升は、分離器120中で、
軽質有機面分と重質水性部分に傾潟される。第1図の実
施態様におけるように、コハク酸ジエチルは、ライン1
16中でボトム生成物として回収されて、マレイン酸ジ
アルキル水素添加反応器に再循環され1一方、分子tI
器120から軽′11′a分として回収された有機抽出
剤は、ライン118を通って熱面帯域115へ行く還流
と、ライン112を通って抽出帯域110へ行く再循環
流とに分割される。重質分として回収された水性流は、
導管121を経て、水供給の一部として抽出帯域110
に再循環される。
ライン114に回収された抽出帯域110からのボトム
生成物は、ガンマ−ブチロラクトンを含む水性ラフィネ
ート相から成る。この流れは、水性ラフィネート熱温帯
域125中で蒸溜され、ライン126中のボトムのガン
マ−ブチロラクトン生成物と、ライン122中のオーバ
ーヘッド流となり、このオーバーヘッド流は、通常の凝
縮器(図示せず)を通過した後、分1Iil器130中
で傾凛されて、水から成る重質分を回収し、その一部は
ライン127を経て、抽出帯域110へ再循環され、他
の一部はライン123を経て、熱面帯域125への還流
として戻され、有機抽出剤から成る軽am分は、ライン
124を経て、抽出帯域110へ再循環される。
抽出帯t4110および熱面帯域115および125の
操作条件ならびに使用する装置は、実質上、第1図の実
施態様に関して述べたものと同じである。第1図と同様
に熱面帯域は、熱面帯域115及び125に熱エネルギ
ーを供給するのに必要なりボイラー装置をも含んでいる
第3図は、二元溶at法の抽出帯域110のための別の
配置を図示する。図示のように抽出帯域210は、小区
分210aと、210bに物理的に分けられる。コハク
酸ジエヂルおよびガンマ−ブチロラクトンの供給混合物
は、小区分210bの頂部にライン211を通じて供給
され、ここで有機抽出剤と密接に接触する。有機抽出剤
は、供給混合物と向流に、そこを通して上方へ流れるよ
うに、小区分210bの底部へ、ライン212を通じて
導入される。第2図の配直におけると同様に、ガンマ−
7チロラクトンの含量の多いラフィネートは、抽出帯域
210bの底部で、ライン214bに回収され、その後
、熱温装置(図示せず)中で処理して、有機抽出剤をガ
ンマ−ブチロラクトン製品から除き、この有機抽出剤は
再循環される。
第3図の配置では、有機抽出相は、ライン213a中に
回収される。有機抽出相は、コハク酸ジエチルの含偵が
nく、少h1のガンマ−ブチロラクトンを含む。この抽
出相は、抽出小区分210a中で、水または類似の作用
をする極性溶媒と接触させる。水がライン227を通じ
て導入され、有機抽出剤からガンマ−ブチロラクトンを
除去して、ガンマ−ブチロラクトンの総画収量を向上さ
せる。
ガンマ−ブチロラクトンを含む水性ラフィネート相は、
ライン214a中に回収され、ライン214b中に回収
されたラフィネートと一緒にしてもよいし、または別々
に処理して、水からガンマ−ブチロラクトン生成物を回
収してもよい。抽出されたコハク酸ジアルキルを含む有
機抽出剤は、導管213b中に回収され、熱温装置(図
示せず)中で処理して、有機抽出剤およびコハク酸ジエ
チルを別々に回収する。
本発明は、ガンマ−ブチロラクトンおよび約50ab+
%までのコハク酸ジアルキルを含む混合物から90ff
l ffi%より高く、好ましくは95重量%より高い
純度のガンマ−ブチロラクトンを回収することを可能に
する。
に実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
なお、以下説明する実施例は、特許請求の範囲に記載し
た本発明の範囲を、いかなる意味においても限定するも
のではない。
実施例1 この実施例では、第2図の実施態様に従って操業される
8段の平衡段数の連続液−液抽出法をシミュレートする
ために、公知の回分式向流多段抽出方式を使用した(な
お、詳細については、Treyba l 、 R,Eの
Liquid Extraetion、第2版、第9章
(1963年刊)に記載されている。)。
供給混合物は、62.8重口%のガンマ−ブチロラクト
ンおよび31.2重端%のコハク酸ジエチルを含み、1
.5の有機抽出剤/供給混合物重量比と、0.4の水/
供給混合物重最比を使用して、そのような公知の方法に
従って、ヘプタンおよび水と接触させた。手順は、水沫
の段階6での供給混合物の4大をシミコレートするよう
に設計された。各々の回分段階の種々の流れは、分液ロ
ート内で30分間接触させて、平衡態様に確実に到達す
るようにした。この回分式のシミュレーシヨンのそれぞ
れ平衡段数843よび1から回収された抽出相およびラ
フィネート相の重量%で表した組成を、第1表に示す。
第1表 この抽出を行ったとき、三つの互いに混じり合わない相
が、平衡段数7段目(供給口のすぐ上の段)だけでなく
供給トレー(平衡段数6段目)に相当するところに生成
するのが観察された。これらの三種の互いに混じり合わ
ない相の生成を避ける条件が選ばれるのが好ましい。
大1辻l ヘプタン有機抽出剤/供給物のff1ffi比を1.5
から3.01.:増加させたほかは、他の操作を変えな
いで、実施例1の手順を繰返した。
回分式シミコレーシミン抽出帯域のそれぞれ平衡段数8
段目および1段目から回収された、抽出相およびラフィ
ネート相の重量%で表した組成を第2表に示す。
この実施例の方法を行っている際に、各々の平衡段数に
おいて、二相がyA察された。実施例1の方法における
平衡段数6段目および7段目において観察された第三の
相は、現れなかった。
実施例3 この実施例は、第1図の実施態様の抽出方法のコンピュ
ーター・シュミレーシコンである。第3表および第4表
は、それぞれ60fi!i%のガンマ−ブチロラクトン
と40重量%のコハク酸ジエチルならびに95重間%の
ガンマ−ブチロラクトンと5(嶽%のコハク酸ジエチル
を含む供給混合物から、95重量%より多いガンマ−ブ
チロラクトンと約0.1重量%のコハク酸ジエチルを含
むラフィネート流を製造するのに適した、理論平衡段数
および有機抽出剤/供給混合物の重量化を要約したもの
である。同表中に抽出器から回収したラフィネート中の
ガンマ−ブチロラクトンの回収率%も併記づる。
(以下余白) 第3表 (以下余白) 第4表 実施例4 この実施例は、第2図の実施態様の二元溶媒抽出法のコ
ンピューター・シミュレーシヨンである。第5表および
第6表は、それぞれ601(71%のガンマ−ブチロラ
クトンと40ififji%のコハク酸ジエチルならび
に95重市%のガンマ−ブチ[1ラクトンと5重量%の
コハク酸ジエチルを含む供給混合物から、約0.1 m
m%のコハク酸ジエチルを含むラフィネート流および約
01重量%のガンマ−ブチロラクトンを含む抽出液流を
製造するのに適した理論平衡段数、有機抽出剤/供給混
合物の重量比および水/供給混合物の重り比を要約した
ものである。抽出器から回収されたラフィネート中のガ
ンマ−ブチロラクトンの回収率%は、全ての場合に、約
99重量%であった。
(以下余白) 第5表 +11:供給口段数を含む。
(以下余白) 第6表 本2:供給ロ段数を含む。
以上、本発明のいくつかの特定の実施例について説明し
たが、本発明はかかる実施例に限定されるべきものでは
なく、必要に応じ1種々の変更を加えることが可能であ
る。
[発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば、
コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラクトンを含
む混合物から、コハク酸ジアルキルを容易に分離するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はコハク酸ジアルキルおよびガンマーブチロラク
l〜ンを含む供給混合物が抽出器中で、有機抽出剤と接
触する本発明の一つの実11Ii態様のフローシート、
第2図は水のような極性溶媒および有機抽出剤の両方を
使用して供給混合物を二元溶媒抽出法で処理する本発明
の好ましい実施態様のフローシート、第3図は二元溶媒
抽出を実施するための別の配置を示したものである。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラクト
    ンを含む混合物から、コハク酸ジアルキルを分離する方
    法において: (a)コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラクト
    ンを含む混合物を、前記ガンマ−ブチロラクトンと実質
    上混じり合わない有機抽出剤と密接に接触させて、前記
    混合物からコハク酸ジアルキルを抽出する工程と; (b)抽出されたコハク酸ジアルキルを含む有機抽出剤
    をコハク酸ジアルキルの減少した接触済みの混合物から
    抽出相として分離する工程と; (c)前記抽出相およびラフィネート相としてのコハク
    酸ジアルキルの減少した接触済みの混合物を別々に回収
    する工程と; (d)前記抽出相を蒸溜して前記有機抽出剤から、コハ
    ク酸ジアルキルを分離する工程と; および (e)前記ラフィネート相を蒸溜して、ガンマ−ブチロ
    ラクトン製品を回収する工程と を有することを特徴とするガンマ−ブチロラクトンの精
    製方法。
  2. (2)コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラクト
    ンを含む混合物から、コハク酸ジアルキルを分離する方
    法において: (a)コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラクト
    ンを含む混合物を、前記ガンマ−ブチロラクトンと実質
    上混じり合わない有機抽出剤と密接に接触させて、前記
    混合物からコハク酸ジアルキルを抽出する工程と; (b)抽出されたコハク酸ジアルキルを含む有機抽出剤
    をコハク酸ジアルキルの減少した接触済みの混合物を含
    むラフィネート相から抽出相として分離する工程と; (c)抽出されたコハク酸ジアルキルを含む有機抽出剤
    を、極性溶媒と密接に接触させて、前記有機油出剤から
    ガンマ−ブチロラクトンを抽出し、前記極性溶媒から接
    触済みの有機抽出剤を抽出相として分離する工程と; (d)ラフィネート相および抽出相を別々に回収する工
    程と; (e)前記抽出相を蒸溜して、前記有機抽出剤からコハ
    ク酸ジアルキルを分離する工程と; および (f)前記ラフィネート相を蒸溜して、ガンマ−ブチロ
    ラクトンを回収する工程と を有することを特徴とするガンマ−ブチロラクトンの精
    製方法。
  3. (3)前記極性溶媒が、水であることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載のガンマ−ブチロラクトンの精製
    方法。
  4. (4)前記有機抽出剤が、脂肪族炭化水素、脂環式炭化
    水素およびそれらの混合物から成る群から選ばれたもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  5. (5)前記有機抽出剤が、脂肪族炭化水素、脂環式炭化
    水素およびそれらの混合物から成る群から選ばれたもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  6. (6)前記有機抽出剤が、6個ないし12個の炭素原子
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の
    ガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  7. (7)前記有機抽出剤が、6個ないし12個の炭素原子
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    ガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  8. (8)前記有機抽出剤が、アルカン、シクロアルカンお
    よびそれらの混合物から成る群から選ばれたものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項記載のガンマ−
    ブチロラクトンの精製方法。
  9. (9)前記有機抽出剤が、アルカン、シクロアルカンお
    よびそれらの混合物から成る群から選ばれたものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載のガンマ−
    ブチロラクトンの精製方法。
  10. (10)前記工程(d)の蒸溜が、大気圧未満の圧力(
    Sub−atmospheric pressure)
    で行われることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  11. (11)前記工程(e)の蒸溜が大気圧未満の圧力で行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  12. (12)前記工程(e)の蒸溜が大気圧未満の圧力で行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  13. (13)前記工程(f)の蒸溜が大気圧未満の圧力で行
    われることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  14. (14)工程(d)の蒸溜で分離された前記有機抽出剤
    が、工程(a)において、前記混合物と接触するのに使
    用されることを特徴とする特許請求の範囲1項記載のガ
    ンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  15. (15)工程(e)で分離された前記有機抽出剤が、工
    程(a)において、前記混合物と接触するのに使用され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のガンマ
    −ブチロラクトンの精製方法。
  16. (16)工程(c)で得られる抽出されたガンマ−ブチ
    ロラクトンを含む水を、コハク酸ジアルキルおよびガン
    マ−ブチロラクトンを含む前記混合物と一緒にすること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のガンマ−ブチ
    ロラクトンの精製方法。
  17. (17)工程(c)で得られる抽出されたガンマ−ブチ
    ロラクトンを含む水を、工程(d)で回収されたラフィ
    ネート相と一緒にすることを特徴とする特許請求の範囲
    第3項記載のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  18. (18)ガンマ−ブチロラクトン製品を回収するための
    前記ラフィネート相の蒸溜が、水製品をも製出すること
    を特徴とする特許請求の範囲第16項記載のガンマ−ブ
    チロラクトンの精製方法。
  19. (19)ガンマ−ブチロラクトン製品を回収するための
    前記ラフィネート相の蒸溜が、水製品をも製出すること
    を特徴とする特許請求の範囲第17項記載のガンマ−ブ
    チロラクトンの精製方法。
  20. (20)前記水を、工程(c)において、抽出されたコ
    ハク酸ジアルキルを含むその有機抽出剤と接触させるの
    に使用することを特徴とする特許請求の範囲第18項記
    載のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  21. (21)前記水を、工程(c)において、抽出されたコ
    ハク酸ジアルキルを含むその有機抽出剤と接触させるの
    に使用することを特徴とする特許請求の範囲第19項記
    載のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  22. (22)前記コハク酸ジアルキルが、コハク酸ジエチル
    、コハク酸ジプロピルおよびコハク酸ジブチルから成る
    群から選ばれたものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  23. (23)前記コハク酸ジアルキルが、コハク酸ジエチル
    、コハク酸ジプロピルおよびコハク酸ジブチルから成る
    群から選ばれたものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載のガンマ−ブチロラクトンの精製方法。
  24. (24)コハク酸ジアルキルおよびガンマ−ブチロラク
    トンを含む混合物から、コハク酸ジアルキルを分離する
    方法において: (a)二種類の混じり合わない液体を接触させるための
    第一および第二の端部を有する抽出帯域を設ける工程と
    、; (b)前記混合物を、前記抽出帯域の前記第一および第
    二の端部の間の中間点に供給する工程と; (c)前記混合物を、前記抽出帯域を流れて通るよう前
    記抽出帯域の第一の端部に供給されている、前記ガンマ
    −ブチロラクトンと実質上混じり合わない有機抽出剤と
    、前記抽出帯域で密接に接触させて、前記混合物からコ
    ハク酸ジアルキルを抽出する工程と、; (d)前記有機抽出剤と密接に接触させ、かつ前記有機
    抽出剤の流れと向流の方向に前記抽出帯域を流通させる
    ために、極性溶媒を、前記抽出帯域の第二の端部に供給
    する工程と、 (e)コハク酸ジアルキルの減少した接触済みの混合物
    および極性溶媒の混合物を含有するラフィネート相と、
    抽出されたコハク酸ジアルキルを含有する有機抽出剤を
    含む抽出相とを、前記抽出帯域から別々に回収する工程
    と、 (f)前記抽出相を蒸溜して、前記有機抽出剤からコハ
    ク酸ジアルキルを分離する工程と、 (g)前記ラフィネート相を蒸溜して、ガンマ−ブチロ
    ラクトン製品を回収する工程と を有することを特徴とするガンマ−ブチロラクトンの精
    製方法。
  25. (25)前記極性溶媒が、水であることを特徴とする特
    許請求の範囲第24項記載のガンマ−ブチロラクトンの
    精製方法。
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