JPS6392607A - 紫外線硬化型組成物の安定性改良法 - Google Patents

紫外線硬化型組成物の安定性改良法

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JPS6392607A
JPS6392607A JP23828686A JP23828686A JPS6392607A JP S6392607 A JPS6392607 A JP S6392607A JP 23828686 A JP23828686 A JP 23828686A JP 23828686 A JP23828686 A JP 23828686A JP S6392607 A JPS6392607 A JP S6392607A
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JP
Japan
Prior art keywords
ultraviolet
curable composition
benzotriazole
stability
hydroxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP23828686A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Ueda
昌宏 植田
Kazuo Sakiyama
崎山 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS6392607A publication Critical patent/JPS6392607A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、紫外線硬化型組成物の光硬化性を損なわず、
光安定性を著るしく向上させる方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、各種用途に紫外線硬化型組成物が用いられており
、特に光硬化性の高いすなわち低照射先買で速やかに硬
化する性能を有するものが望まれ用いられている。
しかし、これらの樹脂はその紫外線への鋭敏な感光性ゆ
えに、その安定性の面で不都合が生じている。例えば、
わずかな紫外線の漏入で硬化反応が起き、組成物の粘度
が上昇したり、ゲル状物を生成したりする。
このため紫外線の完全な遮断が望まれるが、組成物の操
作時や運搬時において外光や照明からの紫外線の完全な
遮断は困難である。
この不都合の解決のため紫外線吸収剤を組成物中に添加
する方法が考えられるが、この方法によると光硬化性が
低下し好ましくない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 そこで、外光や照明からの紫外線の漏入(こは安定であ
るが、UV照射ランプによる光硬化時にはすぐれた光硬
化性を有する紫外線硬化型組本発明者等は外光や照明か
らの紫外線と光硬化に用いられるUV照射ランプの紫外
線とのスペクトルの差に注目して鋭意検討した結果、紫
! 外線硬化性組成物にベンゾトリアゾール系化合物を配合
することにより外光等からの紫外線の漏入には安定であ
り、かつ高い光硬化性を有する紫外線硬化型組成物が得
られることを見出し本発明に至った。
〈問題点を解決する手段〉 本発明は、紫外線硬化型組成物に下記の一般式で表わさ
れる    −−−Rツゾトリアゾール系化合物を配合
することを特徴とする紫外線硬化型組成物の安定性を改
良する方法である。
(式中X1i−H又は−C1l Rt 、 R1バーC
nHgn+t(1≦n≦8)を表わす。) 本発明で用いられるベンゾトリアゾール系化合物として
は、2−(2’−ヒドロキシ−8′−tert フチル
 5′−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ8’ e 5’ −te
rt−ブチルフェニルチーベンゾトリアゾール、2−(
2’−ヒドロキシ−5’ −tertオクチルフェニル
)−ベンゾトリアゾール、2ミ ー(2′−ヒドロキシ8’、5’−ジーtert−アシ
ルフェニル+ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロ
キシ−6フーメチルフエニル+ベンゾトリアゾール等が
挙げられる。
配合量としては紫外線硬化型組成物100重量部に対し
て0.005〜2M量部の範囲が好ましく、より好まし
くは0.01〜1重量部の範囲である。
本発明の適用される紫外線硬化型組成物は、官能性モノ
マー、オリゴマーと光重合開始剤等からなるものである
官能性モノマー、オリゴマーとしては(1)ビニル重合
型モノマー及びオリゴマー、又は(2)エン/チオール
付加型モノマー及びオリゴマー等が挙げられる。ビニル
重合型モノマーの具体例としては、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、分岐脂肪酸ビニル等のビニルエステル、
(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)アクリ
ル酸グリシジルエステル、ジエチレングリコール(メタ
)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート等の(メタ)アクリル酸エステル、スチレン、ア
ルキルスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族不飽和炭
化水素、クロルスチレン、クロルアクリル酸エステル等
の含塩素不飽和化合物およびこれらの混合物等が挙げら
れる。
ビニル重合型オリゴマーの具体例としては、エポキシ(
メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレー
ト、ポリエーテル(メタ)アクリレート、ウレタン(メ
タ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等
が挙げられる。
又(2)のエン/チオール付加型モノマー、オリゴマー
のエン成分としては、ジアリルフタレート、トリアリル
イソシアヌレート、ジアリリデンペンタエリスリトール
等の多価アリル化合物及び前記ビニル重合性モノマーが
挙げられ、チオール成分としては、トリメチロールプロ
パントリチオグリコレート、ペンタエリスリトールテト
ラチオグリコレート、ジペンタエリスリトールへキサチ
オグリコレート、トリスメルカプトプロピルイソシアヌ
レート等が挙げられる。
光重合開始剤としては、α開裂型の芳香族カルボニル化
合物、例えばベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル
、ベンジルケタール、アセトフェノン誘導体や水素引き
抜き型の芳香族カルボニル化合物、例えばベンゾフェノ
ン、キサントン、フルオレノン及びその誘導体等が挙げ
られ、それらとアミン系化合物との組合せも有効である
本発明の紫外線硬化型組成物は他にシリカ、アルミナ等
の充填剤、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸
エチル、メタクリル酸メチル;2−とドロキシエチルア
クリレート共重合体の重合体の添加も可能である。
〈発明の効果〉 本発明の方法により作られた、紫外線硬化型組成物は、
外光、照明等の紫外線の漏入には安定である。しかし、
U、v、照射ランプによる光硬化に対しては高い光硬化
性が得られる。
従って塗料、表面保護剤、成型物、接着剤、インク類等
に応用される。
〈実施例〉 次に本発明を実施例により具体的に示す。
実施例 エポキシアクリレート     10部トリメチロール
プロパントリアクリレ−)50mネオペンチルグリコー
ルジアクリレート  40部2−メチル−2−ヒドロキ
シプロピオフェノン(メルク’m)7  部からなる混
合物を混合物Mとする。Mにベンゾトリアゾール系化合
物として2−<p’−ヒドロキシ−8’ −tert−
ブチル−5′−メチルフェニルナベンゾトリアゾールを
添加したもの(COmp−1とする〕の室内灯安定性及
びUV照射時の硬化性を測定した。その結果を表−1に
示す。
室内灯安定性は、室内灯下に組成物を設置し、経時にと
もなうゲル物の発生の状態を示している。Oはゲル物の
発生のない場合を、Xはゲル物の発生したことを示す。
又UV照射時の硬化性は組成物調合後、高圧Hfi ラ
ンプ照射による表面のタックの有無を示すもので、タッ
クがある場合×、ない場合はOで示す。
なお硬化物の膜厚は6μである。
比較例 前述の混合物Mそのもの、およびMにベンゾフェノン系
紫外線吸収剤の2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノンを添加したもの(@omp−2とする)、および
酸化防止剤2゜6−シーtert−ブチル−4−メチル
フェノールを添加したもの(comp −8とする)に
ついても実施例と同様に室内灯安定性、UV照射時の硬
化性を測定した。その結果を表−1に示す。
表−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 紫外線硬化型組成物に下記の一般式で表わされるベンゾ
    トリアゾール系化合物を配合することを特徴とする紫外
    線硬化型組成物の安定性を改良する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中Xは−H又は−ClをR_1、R_2は−CnH
    _2n+(1≦n≦8)を表わす。)
JP23828686A 1986-10-07 1986-10-07 紫外線硬化型組成物の安定性改良法 Pending JPS6392607A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849459A (en) * 1994-11-29 1998-12-15 Teijin Seiki Co., Ltd. Resin composition for stereolithography
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JPS5987127A (ja) * 1982-11-12 1984-05-19 Showa Denko Kk レンズの製造方法

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