JPS639240Y2 - - Google Patents

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JPS639240Y2
JPS639240Y2 JP6993681U JP6993681U JPS639240Y2 JP S639240 Y2 JPS639240 Y2 JP S639240Y2 JP 6993681 U JP6993681 U JP 6993681U JP 6993681 U JP6993681 U JP 6993681U JP S639240 Y2 JPS639240 Y2 JP S639240Y2
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JP
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diodes
storage battery
cathodes
coil
charging
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JP6993681U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば人工衛星に用いられる蓄電
池充電装置に関するものである。人工衛星に用い
られる蓄電池充電装置に要求される条件は、 効率が良いこと(発熱が少ないこと)。
小型軽量であること。
電気的ノイズの発生が小さいこと(定電流充
電)。
危険な状態となる故障を生じないこと。
蓄電池に対して充電可能な電圧の最大値は、充
電電源電圧に等しいか又は、それ以上であるこ
と。
等が上げられる。
この考案は、上記の条件を全て満足するように
なされたものであり、チヨツパ型スイツチング方
式により、蓄電池を定電流充電するものである
が、通常のチヨツパ型スイツチング方式では、ス
イツチングのデツドタイムや、スイツチングトラ
ンジスタのオン電圧、チヨークコイルの抵抗分に
よる電圧降下等により、蓄電池に対して充電可能
な最大電圧は、充電電源電圧よりも低い値となる
ことを改善し、チヨツパ型スイツチング方式の高
効率の特徴を維持しつつ蓄電池に対して充電可能
な最大電圧を充電電源電圧に等しい値、又はそれ
以上の値にすることを可能にしたことを特徴とす
るものである。
第1図は従来のこの種回路を示すもので、図に
おいて1は蓄電池充電電源、2及び3はスイツチ
ング用トランジスタ、4はチヨークコイル、5は
蓄電池充電電流検出器、6はフライバツク用ダイ
オード、7はパルス幅制御による定電流制御回
路、8は充電される蓄電池である。
この回路は、制御回路7によりトランジスタ
2,3が、一定の周期で交互にスイツチングさ
れ、スイツチングのパルス幅は蓄電池充電電流検
出器5により検出される蓄電池充電電流の値を制
制回路7に帰還することにより制御しているもの
である。
ところで第1図に示す回路では、トランジスタ
2,3がOFFとなる時間が必要となるが、この
回路の定電流動作状態における入力電圧に対する
出力電圧の関係は、 VBAT=τONnax/τONnax+τOFFnio ×VIN−(VCE+VLR) …(1) τONnax:トランジスタ2と3のいずれかがON
となる時間の最大値 τOFFnio:トランジスタ2と3の両方がOFFとな
る時間の最小値 VBAT:第1図における蓄電池8に充電し得る
最大充電電圧 VIN:第1図における(1)の蓄電池充電電源電圧 VCE:トランジスタ2及び3による電圧降下 VLR:コイル4に含まれる抵抗分による電圧降
下 で表わされ、VBAT<VINとなる。
ところで入工衛星の蓄電池を充電する場合、特
定の値を持つ充電電源(通常DC29V、バス電
圧という)にて、限られた時間内に、より多くの
エネルギーを蓄電池に蓄える必要があり、又蓄電
池の充電に流し得る電流値にも制限があることか
ら、蓄電池の段数を増して、充電電圧を高くする
必要が生じる。又、蓄電池から他の負荷へ電力を
供給する場合、バス電圧と同じ値であることが、
他の機器とのインターフエイス上望ましいため、
蓄電池へは、バス電圧すなわち充電電源電圧より
高い値まで充電する必要がある。
しかし、第1図に示す従来の回路ではVBAT
VINとすることは第(1)式より不可能である。
又、第3図及び第4図に別の方式による従来の
回路の1例を示すもので、第3図において1から
8までは、第1図と同じである。19は充電電圧
保持用のコンデンサである。
この回路は、電流検出器5により蓄電池充電電
流値を検出し、制御回路7に帰還して、この制御
回路7によりトランジスタ2を、一定の周期で、
スイツチングして、スイツチングパルス幅を制御
することにより定電流制御を行なうものである。
まずトランジスタ2がONしている時、1→4
→2→1のループで電流が流れコイル4にエネル
ギーを蓄え、次にトランジスタ2がOFFとなり、
コイル4に蓄えられているエネルギーが電源1に
重畳され負荷8へ供給される。そしてトランジス
タ2がスイツチングを停止した場合、無制限の大
電流が蓄電池へ流れ込み、蓄電池を破壊する、い
わゆる危険な状態となる故障を生ずる大きな欠点
がある。又大容量のコンデンサ19も必要とな
る。
次に第4図において、1から8は第1図と同じ
であり、20は変圧器、21は逆流防止用ダイオ
ードである。
この回路は、制御回路7により、トランジスタ
2,3が一定の周期で交互にスイツチングされる
ものであり、電流検出器5にて検出された蓄電池
充電電流値を制御回路7に帰還して、トランジス
タ2及び3のスイツチングパルス幅を制御するこ
とで定電流制御を行なつているものである。又、
変圧器20により負荷8へ供給する電圧を必要な
値に昇圧している。尚21,4〜6,8から成る
回路は第1図における2〜8より成る回路と同じ
働きをする。
この回路においては、変圧器20を使用してい
るため、この変圧器20による電力変換効率の損
失が生じ、第1図に示す回路より効率が低下する
欠点がある。
この考案による蓄電池充電装置は、前述の従来
の欠点を改善したもので、その主な目的は蓄電池
に充電し得る最大電圧を充電電源電圧に等しい値
又はそれ以上の値にすることである。
第2図において、1は蓄電池充電電源、2及び
3はスイツチング用トランジスタ、4はチヨーク
コイル、5は蓄電池充電電流検出器、6はフライ
バツク用ダイオード、7はパルス幅制御による定
電流制御回路、8は充電される蓄電池、9及び1
0はチヨークコイル、11〜16は逆流阻止用ダ
イオード、17及び18はコンデンサである。
この装置においては、従来の回路のように2と
3及び4と6及び5と7から成る回路により、チ
ヨツパ型スイツチングレギユレータを構成して定
電流制御を行なう。それと同時に、9〜18から
成る回路により、蓄電池の充電電圧が上昇するに
つれて、蓄電池に対する充電電源電圧を上昇させ
る機能を持たせたものである。
このような構成において、まず、トランジスタ
2がONになれば、電源1から蓄電池8へ電力が
供給されると同時に、コイル9へ時間に対して定
率で上昇する電流が流れる。次にトランジスタ2
がOFFになれば、コイル9へ流れていた電流は
L1→のダイオード15→のコンデンサ17のル
ープを通り、のコンデンサ17を充電する。次
に、再びのトランジスタ2がONになれば、コン
デンサ17に蓄えられている電圧が、充電電源1
に重畳されて蓄電池8へ電力を供給すると同時に
コイル9へは定率で上昇する電流が流れる。
ここで、蓄電池8の充電電圧が上昇するにつれ
てトランジスタ2がONとなる時間が長くなり、
そのためコイル9へ流れる電流が上昇し、その結
果コンデンサ17へ蓄えられる電圧が高くなるた
め、蓄電池8を充電する充電電源電圧が次第に上
昇するかたちとなる。
ここで、ダイオード11及び12は、コンデン
サ17及び18の逆充電防止用であり、ダイオー
ド15及び16はコンデンサ17及び18へ蓄え
られた電荷がコイル9及び10へもどることを防
ぐものである。又ダイオード13及び14は、コ
イル9へ蓄えられたエネルギーがコンデンサ12
へ、又コイル10へ蓄えられたエネルギーがコン
デンサ17へ移ることを防止するものである。
以上の動作が3,10,12,14,16,1
8より成る回路においても同様に行なわれる。
以上述べたように、この考案による蓄電池充電
装置は、蓄電池を効率良く(発熱が少く)、充電
電源電圧よりも高い値にまで定電流充電(低ノイ
ズ)することが可能であり、負荷である蓄電池を
故障に至らしめる故障モードを持たず、又小型軽
量に製作できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のチヨツパ型スイツチング方式に
よる蓄電池充電装置を示す概略図、第2図はこの
考案の一実施例を示す概略図、第3図及び第4図
は、従来の蓄電池充電装置の他の実施例を示す概
略図であり、1は充電電源、2及び3はトランジ
スタ、4はコイル、5は電流値検出器、6はダイ
オード、7は制御回路、8は蓄電池、9及び10
はコイル、11〜16はダイオード、17及び1
8はコンデンサである。 なお図中同一あるいは相当部分には同一符号を
付して示してある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヨツパ型スイツチングレギユレータを構成す
    る蓄電池充電装置において、充電電源の負端子と
    蓄電装置の負端子が接続されており、蓄電装置の
    正端子にはフライバツク用コイルと電流検出器の
    直列回路の1端が接続され、この直列回路の他端
    はアノード側が蓄電装置の負端子に接続されたフ
    ライバツク用ダイオードのカソード側に接続さ
    れ、充電電源の正端子が2個のスイツチング用ト
    ランジスタの各々のコレクタに接続されており、
    2個のスイツチング用トランジスタの各々のエミ
    ツタにはキヤパシタと並列接続されたダイオード
    のアノードが、各々に対応して接続されており、
    各々のキヤパシタと並列接続されたダイオードの
    カソードは、さらに各々に対応したダイオードの
    アノードに接続され、それらのダイオードのカソ
    ード側は、先に述べたフライバツク用ダイオード
    のカソードに接続されており、さらに2個のスイ
    ツチング用トランジスタの各々のエミツタには中
    点タツプを有するコイルが、各々に対応して接続
    されており、各々の中点タツプを有するコイルの
    他端は充電電源の負端子に接続され、中点タツプ
    には各々に対応したダイオードのアノードが接続
    されており、それらのダイオードのカソードは先
    に述べたキヤパシタと並列接続されたダイオード
    のカソードに接続されており、2個のスイツチン
    グ用トランジスタのベースと、電流検出器の電流
    検出信号が制御回路に接続されていることを特徴
    とする蓄電池充電装置。
JP6993681U 1981-05-15 1981-05-15 Expired JPS639240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6993681U JPS639240Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

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JP6993681U JPS639240Y2 (ja) 1981-05-15 1981-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57183029U JPS57183029U (ja) 1982-11-19
JPS639240Y2 true JPS639240Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29865784

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