JPS639207Y2 - - Google Patents

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JPS639207Y2
JPS639207Y2 JP1981160007U JP16000781U JPS639207Y2 JP S639207 Y2 JPS639207 Y2 JP S639207Y2 JP 1981160007 U JP1981160007 U JP 1981160007U JP 16000781 U JP16000781 U JP 16000781U JP S639207 Y2 JPS639207 Y2 JP S639207Y2
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JP1981160007U
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JPS5866807U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は主として断路用接触子に使用される
接触子装置に関する。
この種の接触子装置が断路用として装備される
電気装置には例えば引出形しや断器が内装された
配電盤が知られ、このような配電盤は近年監視の
省力化や建屋の経済性から集中設置する場合が多
く、しかもそれは増加の傾向にある。このような
時代背景から配電盤には強い小形軽量化の要請が
あり、これに応えるためにはしや断器の小形軽量
化は当然として断路接触子である接触子装置の小
形軽量化とともに安価にすることが望まれてい
る。そしてしや断器はすでに不断の小形軽量化が
行なわれ、一定水準の成果を納めているが、それ
に比較して接触子装置は等閑視されていたとも言
え、むしろしや断器の小形軽量化を助けた形、す
なわち接触子装置が小形化されないことによる放
熱容量で、しや断器はそれの主接触子部,導体部
および端子部のいずれかが、これは構造によつて
異なるが規定の許容温度上昇値内に納まつている
場合があり得ることである。従つてこのような場
合の小形軽量化は一般の場合とは異なつて制約が
多く、すなわち組み合わされの相手機器の構成や
小形軽量化の進展度等の勘案が必要で、少なくと
も放熱面積の拡大を図つた小形軽量化が必要とな
ることは確である。
従来のこの種の接触子装置を使用した一例の引
出形しや断器としては第1図に示すものが知ら
れ、この引出形しや断器は図示されてない台車上
に載置され要部のみが図示された枠体1の側面に
は上下に配置された支持碍子2,3が取付けられ
ている。下側の支持碍子2には支持腕4が取付け
られ、支持腕4の先端部に一体化された導体4a
は真空バルブ5を垂直に支持するとともにその固
定電極5aに接続されている。上側の支持碍子3
には真空バルブ5の可動電極5bの操作ロツドに
接続された可撓導体7の他端に接続された接続片
8aを支える支持腕8が取付けられている。そし
て導体4aおよび接続片8aの先端面にはそれぞ
れ断路接触子を構成する後述の接触子装置10の
雄側接触子11が円柱状接触部11aとそれのつ
ば状接続部11bとで構成され取付けられてい
る。接触子装置10は前述の雄側接触子11と一
部しか図示されていない配電盤の正面からは奥ま
つたところに位置し、それぞれは母線や外出する
電路に接続された導体9に装着された円筒状ポリ
ゴン形の雌側接触子12とで構成され、雄側接触
子11と雌側接触子12とは当然ながらしや断器
の移動(図で右方向)により開離されるようにな
つている。なお操作ロツド6は一部しか図示され
ていない絶縁操作杆13を介してて図示されてい
ない駆動装置に連結されている。
以上の構成になる引出形しや断器はすでに前述
した各部の温度上昇が許容限度内の限界設計がな
され、その結果として雄側接触子11の取付部1
1b近傍の温度上昇値は許容限度内であることは
勿論だが高温度のものになつていた。このような
ことからこの接触子装置は雄側接触子11と雌側
接触子12との発熱部である接触点Aの温度上昇
値を低く抑える手段として雄側接触子11の円柱
状接触部11aの外径を増してそれ自体の電気抵
抗値を減少させることによる発熱量の低減化と放
熱面積増加による冷却効果の増大が行なわれてい
た。しかしながらこのことは直径の増加とともに
表皮作用に邪魔されて直径を増した割合に通電容
量の増大が望めないものとなり、通電容量が大き
くなると急速に大形で重量が重い従つて高価とな
る欠点をもつものであつた。
この考案は上記従来の欠点を除去し構造が比較
的簡単で小形軽量化されかつ安価となる断路接触
子用の接触子装置を提供することを目的とする。
この考案によれば上記目的は円筒状の内壁に軸
対称に少なくとも2個の接触点が設けられた雌側
接触子と、該雌側接触子内に軸方向の往復動作に
より出し入れされてこの雌側接触子と接離される
円柱状の雄側接触子とを備えた接触子装置におい
て、前記雄側接触子の内部に軸方向に延びた中空
部を設けるとともにこの雄側接触子の外周の前記
雌側接触子との閉成時に前記接触点からはずれた
先端付近および接触点と取付側との中間点付近に
それぞれ前記中空部に通じる貫通孔を設けること
によつて達せられる。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明す
る。第2図はその一実施例の要部図であり、前記
第1図の従来形装置と対応する部には同一符号を
付して説明を省略し異なるところについて説明す
る。異なるところとして接触子装置を構成する雄
側接触子15に円柱状接触部15aに接続部15
b側に開口する同軸上の深穴15cが設けられ、
深穴15cには接触部15aの通電には寄与しな
い接地点Aより先になる側と接触点Aと接続部1
5bとの中間になる位置に外周に貫通するほぼ同
径の排気孔15dと吸気孔15eとが設けられて
いることである。そして排気孔15dは上向きに
吸気孔15eは下向きに開口させるがよい。なお
当然であるが接触片8aの接続部15bとの当接
面には深穴15cと同軸上の貫通孔8bが設けら
れている。
以上の構成においてこの接触子装置は通電され
るとi矢で示す電流の流れによつて接触点Aと接
続点Bとが発熱して温度上昇し、この温度上昇に
よつて深穴15c内の空気が膨張してW矢で示す
循環気流が起こりすなわち排気孔15dおよび深
穴15cの開口部から貫通孔8bを経て熱気が排
出されるにともなつて吸気孔15eから冷気が入
る循環が行なわれて冷却されるとともに、深穴1
5cの内壁が放熱面として有効であることからそ
れによつても冷却されることになり、通電容量は
重量が軽減されても増大することになる。そして
深穴15cを設けたことによる見掛けの通電断面
積の減少は前述したように表皮作用から有効断面
積の減少にはつながらないことから、このことは
同一通電容量の場合において小形軽量化が可能と
いえる。
次にこの考案の他の実施例を第3図および第4
図により説明する。この実施例の前記第1図の実
施例と異なるところは接触子装置を構成する雄側
接触子16が接続されるしや断器側の接触片17
の接触面が水平の場合に対応するものであつて、
比較的定格電流値の小さいしや断器に多く見られ
る形のものである。雄側接触子16は銅管によつ
て作られ円筒接触部16aから延長された部分を
隙間を残して押しつぶすことで接続部16bが形
成され、先端部はキヤツプ16fで閉塞されてお
り、接触片17への取付けに際しては隙間16c
に間隔管18を挿入することで隙間16cをつぶ
すことのないように構成されている。そして接触
部の外周には中空部に貫通する排気孔16dと吸
気孔16eとが設けられて、前記第2図実施例と
同様な気流の循環による冷却が行なわれるより軽
量な雄側接触子が得られる。
なおこの実施例および前記第2図の実施例にお
ける雄側接触子の先端部を閉塞する構成としたが
これを開口する方が冷却効果が大きくなる配置や
構成の場合には開口するがよい。
以上述べたようにこの考案によれば雄側接触子
を中空にして必要に応じて適所に吸、排気孔を設
けた簡単な構成で小形軽量でかつ安価な断路用の
接触子装置が得られ引出形電気機器を収納する配
電盤の小形化ならびにコストダウンへの貢献は充
分期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の断路用接触子装置が装備された
一例の引出形しや断器の一部断面を示す要部側面
図、第2図ないし第4図はいずれもこの考案によ
る断路用接触子装置のそれぞれ異なる実施例であ
つて、第2図はその一実施例の縦断面図、第3図
はその他の実施例の縦断面図、第4図は第3図を
P矢線に沿つて切断した断面図である。 10:接触子装置、12:円筒状雌側接触子、
15,16,19:雄側接触子、15a,16
a,19a:接触部、15b,16b,19b:
接続部、15c,19c:深穴、15d,16
d:排気孔、15e,16e:吸気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状の内壁に軸対称に少なくとも2個の接触
    点が設けられた雌側接触子と、該雌側接触子内に
    軸方向の往復動作により出し入れされてこの雌側
    接触子と接離される円柱状の雄側接触子とを備え
    た接触子装置において、前記雄側接触子の内部に
    軸方向に延びた中空部を設けるとともにこの雄側
    接触子の外周の前記雌側接触子との閉成時に前記
    接触点からはずれた先端付近および接触点と取付
    側との中間点付近にそれぞれ前記中空部に通じる
    貫通孔を設けたことを特徴とする接触子装置。
JP16000781U 1981-10-27 1981-10-27 接触子装置 Granted JPS5866807U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16000781U JPS5866807U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 接触子装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16000781U JPS5866807U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 接触子装置

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Publication Number Publication Date
JPS5866807U JPS5866807U (ja) 1983-05-07
JPS639207Y2 true JPS639207Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=29952437

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JP16000781U Granted JPS5866807U (ja) 1981-10-27 1981-10-27 接触子装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4522733B2 (ja) * 2004-03-26 2010-08-11 株式会社ソディック 放電加工用電気回路の切換装置及び放電加工電源回路の切換装置
JP5291220B1 (ja) * 2012-04-11 2013-09-18 株式会社ソディック 放電加工用スイッチ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5144751A (en) * 1974-10-15 1976-04-16 Taiyo Seimitsu Jugengaisha Jikikyuinryoku oryoshita kyumentaishijisochi ojusuru torukudendoki
JPS51144969A (en) * 1975-06-06 1976-12-13 Mitsubishi Electric Corp Switch

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JPS5144751A (en) * 1974-10-15 1976-04-16 Taiyo Seimitsu Jugengaisha Jikikyuinryoku oryoshita kyumentaishijisochi ojusuru torukudendoki
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JPS5866807U (ja) 1983-05-07

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