JPS6389183A

JPS6389183A - 水上玩具に於ける安全装置

Info

Publication number: JPS6389183A
Application number: JP23399686A
Authority: JP
Inventors: 永野　年秋
Original assignee: Shinsei Industries Co Ltd; Shinsei Kogyo KK
Current assignee: Shinsei Industries Co Ltd; Shinsei Kogyo KK
Priority date: 1986-10-01
Filing date: 1986-10-01
Publication date: 1988-04-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発　　明　　の　　目　　的］（産業上の利用分野）本発明は、主に、スクリューの回転によって推進力を得
る無線操縦の水上玩具に形成されるもので、玩具自体が
水上或いは水中にあるときのみ、スクリューを回転せし
める駆動モーターが回転可能となるようにした水上玩具
に於ける安全装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の水上玩具は、玩具本体から突出している
剥き出しのスクリューを回転せしめることによってその
推進力を得ている。しかも、このスクリューを回転せし
める駆動モーターは、無線操縦装置の受信機によってそ
の回転、停止、回転方向等が制御されている。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、この種の無線操縦装置の受信機は、例えば、
受信機用バッテリーや送信機用バッテリーが消耗して弱
くなっている場合や、送信機の電源をＯＮ状態とする前
に、受信機の電源を先にＯＮ状態としている場合や、他
の送信機による強力な電波が発射されているような場合
等に於いて、外部ノイズ等の影響を受けて誤動作し易く
、この外部ノイズによる誤動作によってスクリューが突
然回転してしまう虞れがあり、大変危険であった。特に
、最近は、駆動用モーターが高出力で、これに強力電源
が組合わされており、スクリューは、がなりの高速回転
が得られるように形成されているため、よりｔｘ重な取
扱い操作が必要となってきている。

［発　　明　　の　　構　　成］（問題点を解決するための手段）そこで、本発明は、スクリュー２２を推進力とする水上
玩具に於いて、玩具本体２０の潜没部に一対のセンサー
端子２．３を配設する。そして、このセンサー端子２．
３相互間に水の如き導通性液体が介在されると、電ＷＡ
７から駆動モーター９への電流を断続自在なリレー回路
４に操作電流を通電するセンサー回路１を形成すること
で、玩具自体が水上或いは水中にあって、スクリュー２
２が水中に潜没するしているときのみ駆動モーター９が
回転可能となるようにし、スクリュー２２の突然の回転
による手指等の損傷事故を防止し、・極めて安全性が高
く、幼児等でも安心して遊べるようにすることを目的と
して創出された。

（作用）しかして、玩具本体２０が水上或いは水中に位置して、
一対のセンサー端子２．３が水に潜没すると、センサー
端子２，３゛間に電流が通電され、センサー回路１から
操作電流がリレー回路４に流れる。そして、リレー回路
４に操作電流が通電されると、リレー５，６を自在に作
動できる状態となり、受信回路１０からの信号に従って
、リレー回路４を介してリレー５．６が作動し、駆動モ
ーター９に電源７からの電流が流される。また、センサ
ー端子２．３が水に潜没していない状態にあるときは、
センサー回路１からリレー回路４に操作電流が流されず
、リレー５．６を介して駆動モーター９への電源７から
の電流を遮断した状態が維持される。

（実施例）以下、本発明を図示例について説明する。

本発明の安全装置は、例えば、ジェットスキーの如き形
態を呈する玩具本体２ｏの潜没部に配設される一対のセ
ンサー端子２．３相互間に水の如き導通性液体が介在さ
れると、これを感知するセンサー回路１と、このセンサ
ー回路１からの操作電流により一対のリレー５．６を作
動せしめて、電源７からの駆動モーター９への電流を自
在に断続するリレー回路４とを備えている。

すなわち、センサー端子２，３相互間に導通性液体が介
在されていない状態にあるときは、センサー回路１でこ
れを感知してリレー回路４への操作電流の通電が停止さ
れ、リレー５．６が作動して、駆動モーター９への電源
７からの電流が自動的に遮断されるように形成されてい
る。

センサー回路１は、一対のセンサー端子２．３が導通性
液体に潜没され、センサー端子２．３間が導通された状
態にある場合のみ、リレー回路４に操作電流を流せるよ
うに形成されている。

センサー端子２．３は、玩具本体２０の潜没部となるス
クリュー２２近傍やラダー２４近傍の船底部分に適宜間
隔で配設されている。しかも、その先端部分は、玩具本
体２０の船底部分に凹設したセンサー用溝２１内に位置
するように配設され、船底より突出しないようにすると
共に、センサー端子２．３相互間に導通性液体が介在さ
れ易いように配慮されている。また、センサー端子２．
３自身は、例えば、ステンレスの如き耐食性材料で形成
されることが望ましい。

リレー回路４は、センサー回路１からの操作電流によっ
て通電され、受信回路１０からの信号に従って一対のリ
レー５．６を夫々作動せしめられるように形成されてい
る。

リレー５．６は、双方向接点が使用され、リレー回路４
に操作電流が通電されない状態にあるときは、電源７と
駆動モーター９とを結ぶ回路を自動的に遮断するように
形成されている。そして、リレー回路４に操作電流が通
電され、受信回路１０からリレー回路４に信号が送られ
ると、一対のリレー５．リレー６の内どちらか一方が作
動して駆動モーター９に電源７からの電流が通電される
ようになる。尚、一方のリレー５が作動する場合と、他
方のリレー６が作動する場合とでは、駆動モーター９の
回転方向が異なるようになり、玩具の前進後進が行える
ようにしである。

図中８はメインスイッチで、このメインスイッチ８をＯ
Ｎ状態としないことにはセンサー回路１も機能しないよ
うに形成されている。

１１は受信機を示し、例えば、第３図にあっては、受信
機１１内にセンサー回路１、リレー回路４、受信回路１
０が夫々設けられている。

ところで、センサー回路１は、受信機１１内に設けなく
ても良いし、リレー回路４は、受信回路１０と一体的に
構成したものでも′、受信回路１０と別体としたもので
も良い。また、受信回路１０は、リレー回路４と同様に
、センサー回路１からの操作電流によってによって作動
できるように構成しても良いし、或いは、センサー、回
ｒＢ１とは関係なくメインスイッチ８がＯＮ状態となる
と作動できるように構成したものでも良い。

図中２３はスクリュー軸で、２５は、受信回路１０から
の信号により作動してラダー２４の向きを変えるサーボ
モーターである。

また、３０は、玩具本体２０の本体下部と本体上部との
間に介装され、本体下部と本体上部との接合部分の防水
をより確実にするシリコンパツキンで、このシリコンパ
ツキン３０は、本体上部周縁に形成した凹溝に収容され
、この凹溝に嵌合される本体下部周縁部分により圧迫を
受けて弾性変形する。３１は、電池交換等のために玩具
本体２０の本体上部に開口しである開口部を開蓋自在で
、且つ防水的に閉蓋する防水蓋である。

尚、本発明の安全装置は、図示例の如きジェットスキー
玩具、ボート玩具、潜水艦玩具、その他の適宜玩具に利
用できるもので、導通性液体は、電流が僅かにでも流れ
るものであれば利用できる。

本発明は前述の如く構成され、次にその使用について説
明すると、先ず、送信機のスイッチを入れ、メインスイ
ッチ８をＯＮ状態にする。そして、玩具本体２０を水上
に浮べて、センサー端子２゜３が潜没すると、センサー
端子２．３相互間が導通されてセンサー回路１からリレ
ー回路４に操作電流が流れる。それから、送信機から信
号を送り、この信号を受信回路１０で受け、これをリレ
ー回路４に伝えると、リレー回路４がリレー５．６を作
動し、駆動モーター９に電源７の電流が流れて、駆動モ
ーター９が回転する。

また、玩具本体２０を水から引き上げると、センサー端
子２，３相互間が導通されず、センサー回路１からリレ
ー回路４に操作電流が流れないこととなって、リレー５
．６は作動しなくなり、駆動モーター９には電源７の電
流が通電されないこととなる。

［発　　明　　の　　効　　果］従って、本発明は、スクリュー２２を推進力とする水上
玩具に於いて、玩具本体２０の潜没部に一対のセンサー
端子２．３を配設し、このセンサー端子２．３相互間に
水の如き導通性液体が介在されると、電源７から駆動モ
ーター９への電流を断続自在なリレー回路４に操作電流
を通電するセンサー回路１を形成したので、センサー端
子２゜３が水の如き導通性液体に潜没していない状態に
あるとき、すなわち、玩具を手で支えているような状態
にあるときは、受信機１１の受信回路１０で受ける信号
に関係なく（例えば、外部ノイズ等の影響を受けて受信
機１１が誤動作した場合や、誤操作によって受信機１１
が動作した場合等であっても）、スクリュー２２が突然
回転するようなことがなくなり、スクリュー２２による
手指等の損傷事故の発生を確実に防止でき、極めて安全
性が高く、幼児でも安心して遊ぶことができるようにな
る。

また、センサー端子２，３が導通性液体に潜没している
ときには、センサー回路１が確実に作動して駆動モータ
ー９の回転が行えるようになる。

特に、駆動モーター９は、リレー回路４によって作動す
るリレー５．６を介して電源７からの電気の供給を受け
るように形成したので、センサー回路１やリレー回路４
等に駆動モーター９を回転させるための大きな電流は流
れず、センサー回路１やリレー回路４等を確実に保護で
きると共に、耐久性の優れたものとなる。

更に、本発明の安全装置は、その汎用性が高く、しかも
、スクリュー２２の回転によって推進力を得る水上玩具
に容易に形成できる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明を例示するもので、第１図は一部切欠正面
図、第２図は一部切欠側面図、第３図は回路の概略図で
ある。１・・・センサー回路、２・・・センサー端子、３・・
・センサー端子、４・・・リレー回路、５・・・リレー
、６・・・リレー、７・・・電源、８・・・メインスイ
ッチ、９・・・駆動モーター、１０・・・受信回路、１
１・・・受信機、２０・・・玩具本体、２１・・・セン
サー用溝、２２・・・スクリュー、２３・・・スクリュ
ー軸、２４・・・ラダー、２５・・・サーボモーター、３０・・・シリコンパツキン、３１・・・防水蓋。

Claims

【特許請求の範囲】１、スクリューを推進力とする水上玩具に於いて、玩具
本体の潜没部に一対のセンサー端子を配設し、このセン
サー端子相互間に水の如き導通性液体が介在されると、
電源から駆動モーターへの電流を断続自在なリレー回路
に操作電流を通電するセンサー回路を形成したことを特
徴とする水上玩具に於ける安全装置。２、駆動モーターは、リレー回路によって作動するリレ
ーを介して電源からの電気の供給を受けるように形成し
た特許請求の範囲第１項記載の水上玩具に於ける安全装
置。