JPS6388362A - 遠心力による推力調整式変速プ−リ - Google Patents

遠心力による推力調整式変速プ−リ

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JPS6388362A
JPS6388362A JP23391986A JP23391986A JPS6388362A JP S6388362 A JPS6388362 A JP S6388362A JP 23391986 A JP23391986 A JP 23391986A JP 23391986 A JP23391986 A JP 23391986A JP S6388362 A JPS6388362 A JP S6388362A
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pulley
thrust
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centrifugal force
pin
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Yoshihiro Akaboshi
赤星 吉浩
Yutaka Furukawa
豊 古川
Hirobumi Miyata
博文 宮田
Hideki Matsumoto
英樹 松本
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Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プーリの回転速度に応じた遠心力によってプ
ーリ推力を調整しうる変速プーリに関する。
(従来の技術) 従来より、自動車用エンジンなどの原動機の動力を補機
その他の被動機に伝達する変速プーリには種々のものが
あるが、その最もよく知られているものの一つとしては
第3図に示すように、駆動側をねじ式変速プーリaとし
、従動側をばね式変速プーリbとしたものがある。ねじ
式変速プーリaは、駆動軸Cに固定プーリdが固設され
るとともに、移動プーリeが摺動自在に支持され、ハン
ドルfの手動操作をしてねじ捧gを回転させることによ
り移動プーリeを摺動させ、固定プーリdと移動プーリ
eとの間隔を拡縮するものである。
また、ばね式変速プーリbは、従動軸りに固定プーリi
が固設されるとともに、移動プーリjが摺動自在に支持
され、前記ハンドルfの操作に伴い、圧縮ばねkに抗し
てまたは圧縮ばねkの復元ノJにより、ピボットピンQ
を軸方向に移動させ、移動プーリjを摺動させて固定プ
ーリiと移動ブーリjとの間隔を拡縮するものである。
このような変速プーリにおいては、減速時には、駆動側
の両プーリd、eは、第3図(0)に示すように、その
間隔が拡大して■ベルトmの作用半径が小さくなってお
り、他方、従動側の両プーリi、jは、第3図(p)に
示すように、その間隔が圧縮ばねkの復元力により縮少
して■ベルトmの作用半径が大きくなっている。逆に、
増速時には、駆動側の両プーリd、eは、第3図(n)
に示すように、その間隔が縮少して■ベルトmの作用半
径が大きくなっており、他方、従動側の固定プーリおよ
び移動プーリは、第3図(q)に示すように、その間隔
が圧縮ばねkに抗して拡大し、■ベルトmの作用半径が
小さくなっている。
また、上記ねじ式やばね式と異なる方式としては、シー
ブ軸に固定シーブ、摺動シーブおよびストッパが取り付
けられ、摺動シーブとストッパとの間にコイルスプリン
グおよび複数個の調速部材が介装されてなり、調速部材
に作用する遠心力により両シーブ間の間隔を調整可能と
した変速プーリもある(たとえば、実開昭60−568
59号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記第3図に示す変速プーリによれば、従動側
の圧縮ばねkは増速時の方が減速時よりも多く圧縮され
るため(第3図(p)、  (q)参照)、移動プーリ
jに作用する圧縮ばねkの推力は増、速時の方が減速時
よりも大きくなる。しかし、移動プーリjに作用する推
力は、伝動能力の点から減速時の方が増速時よりも大き
くする必要がある。
したがって、移動プーリjの推ツノは減速時を基準にし
て設定されるので、増速時には過大とならざるをえない
。その結果、■ベルトmは、側面に過大な推ツノを受け
て寿命が短くなるとともに、伝、速効率が低下し、また
減速状態から増速状態へ移行するときにハンドルfの操
作が重くなり、軽負荷伝導でないと使用しにくいという
問題があった。
また、ねじ式やばね式と異なる方式のものは、固定シー
ブと摺動シーブとの間隔は調速部材に作用する遠心力に
より自動的に拡縮されるが、摺動シーブに作用する推ノ
コを積極的に調整する機構が設けられていない。したが
って、摺動シーブの推力は、減速状態から増速状態に至
る全範囲にわたって適当な強さを得るのが容易でないと
いう問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は従来知られている変速プーリのこのような問題
点を解決する目的でなされたものであって、本発明の遠
心力による推力調整式変速プーリは、固定プーリが固設
されているプーリ軸に、固定プーリに相対向して移動プ
ーリと該移動プーリの背面側にばね受けとがそれぞれ摺
動自在に支持されるとともに、ばね受けに係合してその
摺動を制御するシフト機構がベアリングを介して支持さ
れ、移動プーリの背面とばね受けとの間に圧縮ばねが介
装され、移動プーリの背面とばね受けとの各外周部にそ
れぞれ複数個の支軸が設けられ、該各支軸によってそれ
ぞれリンクの外端部が回動自在に枢支され、各リンクの
内端部は回動自在にピン結合されてなる推力調整機構が
構成されていることを特徴とするものである。
(作用) 本発明の遠心力による推力調整式変速プーリは、上記の
構成であるので従動側に使用される。圧縮ばねの初期押
圧力は、増速時を基準とし、推力調整機構のリンクに作
用する遠心力の軸方向分力と圧縮ばね自体の押圧力との
和が適度な推力として移動プーリに作用するように設定
されている。減速時には、両ブマりの間隔が縮少して■
ベルトの作用半径が大きくなる。このとき、遠心力は低
速回転のため減少するとともに、圧縮ばねの押圧ノJも
減少しようとする。しかし、減速時には、伝動トルクを
増大させるため移動プーリの推力をむしろ増加させる必
要があるので、シフト機構が駆動側に連動してばね受け
を移動プーリ側に移動させるが、その移動量は両リンク
の開き角度が増速時よりも大きくなるように制御される
。その結果、遠心力の軸方向分力は、遠心力および圧縮
ばねの押圧力の減少を補うほどに大幅に増加するので、
移動プーリの推力も増速時より大きくなり、太きいトル
クの伝達が可能となる。しかも、各速度比における推力
が最適になるようにシフト機構を設定しておくと、■ベ
ルトの寿命が延びるとともに、増速状態から減速状態へ
の切換え操作が軽くなる。
したがって、重負荷伝動にも使用可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図および第2図に基づい
て説明する。
本実施例の遠心力による推力調整式変速プーリAは、第
1図に示すようにプーリ軸1に固定プーリ2、移動プー
リ3、ばね受け4およびシフト機構5が組み付けられ、
移動プーリ3とばね受け4との間には、圧縮ばね6が介
装されるとともに、複数個の推力調整機構7とが設けら
れてなる。プーリ軸lの外Jyi面にはスプライン1a
が形成されている。固定プーリ2は、円錐部2aとボス
部2bとからなり、ボス部2bがボルト8によりスプラ
イン1aの一端側に固設されている。移動プーリ3は、
円錐部3aとボス部3bとからなり、円錐部3aを固定
プーリ2の円錐部2aに相対向させて、ボス部3bがス
プライン1aにM動自在に支持されている。ばね受け4
は、円板部4aとボス部24bとからなり、移動プーリ
3の背面側にスプライン1aの他端側に摺動自在に支持
されている。シフト機構5は、円筒カム9とカムフォロ
ア10とからなる6円筒カム9は、円筒部9aの内周面
に少なくとも1条以上のら旋状のカム溝9bと外周面に
同期レバー9cとが形成されてなり、ベアリング11を
介してプーリ軸1の軸端に旋回可能に支持されている。
カムフォロア10は、カム溝9b内に係合するローラ1
2が支持リングエ3の外周面に回動自在に立設されてな
り、支持リング13がベアリング14を介してばね受け
4のボス部4bの外周面に旋回可能に支持されている。
圧縮ばね6は、移動プーリ3の円錐部3aの背面とばね
受け4の円板部4aとの間に介装され、移動プーリ3を
固定プーリ2側に押圧付勢している。
各推力調整機構7は、移動プーリ3の円錐u3a背面の
外周部と、ばね受け4の円板部4aの外周部との各等間
隔位置に、それぞれ複数個のピン受け3c、4cが配設
され、該各ピン受けにはそれぞれ支軸15.16が設け
られており、該各支軸によってリンク17.18の外端
部が回動自在に枢支され、各リンクの内端部はピン19
により回動自在にピン結合されてなる。前記固定プーリ
2と移動プーリ3の間には、■ベルト20が巻き掛けら
れる。
本実施例の遠心力による推力調整式変速プーリAは、上
記の構成であるので従動側に適用され、次のように作用
する。なお、駆動側には、従来のねじ式変速プーリなど
が使用される(図示省略)。
まず、増速時には、第1図(1)に示すように、固定プ
ーリ2と移動プーリ3の間隔が拡大して■ベルト20の
作用半径Rは小さくなっている。また、ローラ12はカ
ム溝9bの内端側に、ばね受け4はスプライン1aの他
端側にそれぞれ位置し、両リンク17.18は開き角度
αをもって互いに回動している。このとき、両リンク1
7.18に作用している遠心力Fの軸方向分力Pは、第
2図から明らかなように、 PミF/2tanθ・・・・・・・・・・・・ (1)
となる、ここに、θは各リンク17.18の軸方向に対
する傾斜角である。この軸方向分力Pと圧縮ばね6の押
圧力Qとの和が推力Tとして移動プーリ3に作用してい
る。ただし、押圧力Qは、二の増速時を基準として、推
力Tが適度な強さになるように初期設定がなされている
。次に、減速時には、第1図(2)に示すように、固定
プーリ2と移動プーリ3の間隔が縮少して■ベルト20
の作用半径が大きくなる。このとき、遠心力Fは低速回
転のため減少するとともに、圧縮ばね6の押圧力Qも減
少しようとする。しかし、減速時には、伝動トルクを増
大させるため移動プーリ3の推力Tをむしる増加させる
必要があるので、駆動側に連動して同期レバー9cが円
筒カム9を旋回する。
円筒カム9は、ローラ12をカム溝9bの外端側に移動
させ、支持リング13およびベアリング14を介してば
ね受け4を移動プーリ3側に移動させるが、その移動、
雀は両リンク17.18の開き角度αが増速時よりも大
きくなるように制御される。したがって、両リンク17
.18の傾斜角0は増速時よりも小さくなり、遠心力F
の軸方向分力Pが増加するが、その増加の程度は遠心ノ
JFおよび押圧力Qの減少を十分に補うほどに急徴であ
ることが(1)式より明らかである。その結果、推力T
は増速時よりも大きくなり、大きいトルクの伝達が可能
となる。しかも、各速度比に応じて最適の推力Tが得ら
れるようにカム溝9bの形状を設定しておくと、■ベル
ト20の寿命が延びるとともに、増速状態から減速状態
への切換え操作が軽くなる。したがって、重負荷伝動に
も使用可能となる。
(発明の効果) 本発明は、上記のように構成したので、すべての速度比
において最適の移動プーリの推力を得ることができる。
その結果、■ベルトの寿命が延び、伝動効率が向上し、
増速から減速への変速操作が軽くなる。したがって、重
負荷伝動にも使用することができるなどの効果を有する
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示し、第1図は遠心力によ
る推力調整式変速プーリの中央縦断面図、第2図は推力
調整機構の作用を示す拡大断面図、第3図は変速プーリ
の従来例を示す断面図である。 1・・・・・プーリ軸、2・・・・・・固定プーリ、3
・・・・・・移動プーリ、4・・・・・・ばね受け、5
・・・・シフト機構、6・・・・・・圧縮ばね、7・・
・・・・推力調整機構、11・・・・・ベアリング、1
5.16・・・・・・支軸、17.18・・・・・・リ
ンク、19・・・・・・ピン、A・・・・遠心ツノによ
る推力調整式変速プーリ 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定プーリが固設されているプーリ軸に、固定プ
    ーリに相対向して移動プーリと該移動プーリの背面側に
    ばね受けとがそれぞれ摺動自在に支持されるとともに、
    ばね受けに係合してその摺動を制御するシフト機構がベ
    アリングを介して支持され、移動プーリの背面とばね受
    けとの間に圧縮ばねが介装され、移動プーリの背面とば
    ね受けとの各外周部にそれぞれ複数個の支軸が設けられ
    、該各支軸によってそれぞれリンクの外端部が回動自在
    に枢支され、各リンクの内端部は回動自在にピン結合さ
    れてなる推力調整機構が構成されていることを特徴とす
    る遠心力による推力調整式変速プーリ。
JP23391986A 1986-09-30 1986-09-30 遠心力による推力調整式変速プ−リ Expired - Fee Related JPH0794858B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8298027B1 (en) 2009-06-11 2012-10-30 Basse Per H Method and apparatus for using a skim board

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