JPS6388173A - 2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体 - Google Patents

2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体

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JPS6388173A
JPS6388173A JP61234013A JP23401386A JPS6388173A JP S6388173 A JPS6388173 A JP S6388173A JP 61234013 A JP61234013 A JP 61234013A JP 23401386 A JP23401386 A JP 23401386A JP S6388173 A JPS6388173 A JP S6388173A
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benzofuran
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hydroxy
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Katsuji Ejiri
江尻 勝司
Manzo Shiono
万蔵 塩野
Yoshiji Fujita
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Furan Compounds (AREA)
  • Anti-Oxidant Or Stabilizer Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体に
関する。
本発明によって提供3nる2、3−ジヒドロベンゾフラ
ンルミ導体は酸化防止作用を有しているか又はその酸化
防止作用を有する化合物の前駆体であシ、酸化防市剤又
はその合成中間体として有用でめる0 〔従来の技術〕 従来、3.4−ジヒドロ−2H−ベンゾピラン誘導体が
酸化防止剤として有用なことは知られている。例えば、
ビタミンEは食品包装用プラスチックの酸化防止用の添
加剤として用いられており、また酸化防止作用を有する
2−(3,4−ジヒドロ−6−ヒドロギシー2.5.7
.8−テトラメチル−2H−1−ヘンソヒランー2−イ
ル)エチル ステアレー)、2−(3,4−ジヒドロ−
6−ヒドロキシ−2,5,7,8−テトラメチル−2H
−1−ペンゾビラン−2−イル)エチル 3−(3,5
−ジーを一ブチルー4−ヒドロキンフェニル)プロピオ
ネート% 2−(3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−
2、5,7,8−テトラメチル−2H−1−ベンゾビラ
/−2−イル)エチル 3−ドデシルチオグロビオネー
ト、ジ(2−(3,4−ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2
,5,7,8−テトラメチル−2H−1−ペンソヒラン
ー2−イル)エチル〕アジペート、ジ(2−(3,4−
ジヒドロ−6−ヒドロキシ−2゜5、7.8−テトラメ
チル−2H−1−ベンゾビラン−2−イル)エチル、:
l  3,3’−チオジグロピオネートなどの種々の3
.4−ジヒドロ−2H−ベンゾビラン誘導体が提案され
ている(特開昭56−145283号公報、特開昭57
−146768号公報、特開昭57−158776号公
報、%開昭59−98078号公報及び特開昭59−1
18781号公報参照)0〔発明が解決しようとする問
題点〕 ビタミンEは比較的高価であり、しかも容易に酸化され
て着色するため、酸化防止剤としての使用範囲が制限さ
れている。また上記の種々の3.4−シヒドロー2H−
ベンゾビラン誘導体はビタミンEに比べると抗酸化性、
着色性の面で改善されているものの、酸化防止剤として
必ずしも満足できるものではない。
しかして、本発明の目的は、よシ高い酸化防止活性を有
し、少ない配合量でfl!、水感性な有機材料の老化、
着色などを防ぐことのできる新規な化合物又はその化合
物に容易に訪導される化合物を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、一般式(式中 R1は
水素原子又は低級アルキル基を表わ示し R3は水素原
子又は水酸基の保護基を表わし、nは1〜3の整数を表
わす。R4は置換基を有していてもよいアルキル基又は
式 で表わされる基を示し、mは1〜4の整数を表わし、A
M″ia黄原子を表わし、pはO又は1の整数を表わす
。) で示される2、3−ジヒドロベンゾフラン誘導体〔以下
、これを2.3−ジヒドロベンゾフラン誘導体(1)と
記す〕を提供することによって達成される。
上記一般式(1)中、Rが表わす低級アルキル基として
はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基などが挙
げられるが、特にメチル基が好ましい。R4が表わすア
ルキル基としてはメチル基、エチル基、プロピル基、ブ
チル基、ペンチル基、へΦンル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基、ペンタデンル基、−\キサ
デシル基、ヘプタデシル基などが挙げられ、またこれら
アルキル基が有していてもよい置換基としてはオクチル
チオ基、ドデシルチオ基、3,5−ジーt−ブチルJ1
+シ争 −−1,・ノ −t  −P  −ll1− 
W仁 →−μ′ 上類1 ;斗 −忙 41 ス、−式
一〇−R’で表わされる基の代表例としてアセチル基、
ブチリル基、ステアロイル基、3−(ドデシルチオ)プ
ロピオニル基、3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオニル基などが挙げられる。
またRが表わす水酸基の保護基としては水酸基保護の目
的を達成する限シ通常用いられるいずれの保護基でろっ
てもよく、例えばアセチル基、プロピオニル基、ブチリ
ル基、ベンゾイル基などのアシル基、メチル基、t−ブ
チル基、トリフェニルメチル基、ベンジル基、メトキシ
メチル基、1−エトキシエチル基、1−インブトキシエ
チル基、トリメチル7リル基などが挙げられる。
2.3−ジヒドロベンゾフラノ誘導体(1)の代表例と
して次の化合物を挙げることができる。
(1)  (2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,
6,7−ドリメチルー1−ベンゾフラン−2−イル)メ
タノール(2)(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)メタノール(3)2〜(2,3−ジヒドロ−5
−ヒドロキシ−4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフ
ラン−2−イル)エタノール (4)  2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキク−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)エタノール (s)  3−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
4,6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2−イル
)プロパツール (a)  3−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)プロパツール (7)ジ((2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,
6,7−トリメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)メ
チル〕3.3′−チオジプロピオネート (8)ジ((2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,
4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イ
ル)メチル)  3.3’−チオジプロピオネート(9
)  ジ[2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
4,6゜7−ト+)Ifルー1−ベンゾ7ランー2−イ
ル)エチル)  3.3’−チオジプロピオネート(l
o)  ジ[:2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキ
シ−2,4゜6.7−テトラメチル−1−ベンゾフラン
−2−イル)エチル]  3.3’−チオジプロピオネ
ート(11)  ジ[3−(2,3−ジヒドロ−5−ヒ
ドロキシ−4,6゜7−ドリメチルー1−ベンゾフラン
−2−イル)プロピル)  3,3’−チオジプロピオ
ネート(12)  ジ(3−(2,3−ジヒドロ−5−
ヒドロキシ−2,4゜6.7−テトラメチル−1−ベン
ゾフラン−2−イル)プロピル)  3.3’−チオジ
プロピオネート(13)  ジ((2,3−ジヒドロ−
5−ヒドロキン−2,4,6,7−テトラメチル−1−
ベンゾフラン−2−イル)メチル〕 スクシネート (14)  ジ(2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロ
キシ−2,4゜6.7−fトラメチル−1−ベンゾフラ
ン−2−イル)エチル〕 スクシネート (15)  ジ((2,3−ジヒドロ−5−ヒドロモノ
−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−
2−−1ル)メチル〕 アジペート 06)  ジ(:2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロ
キシ−2,4゜6.7−テトラメチル−1−ベンゾフラ
ン−2−イル)エチル〕 アジペート (lη ジ[(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2
,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−
イル)メチル〕 セバケート (湧 ジ(2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,4゜6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)エチル〕 セバケート (19)  (2,3−ジヒドo−5−ヒドロキシ−2
,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−
イル)メチル 3−(3,5−ジーt−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)(20)  2− (2,3−ジヒ
ドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラメチル
−1−ベンゾフラン−2−イル)エチル 3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート (21)  (2,3−ジヒト″o−5−ヒドロキシ−
2,4,6,7−ナトラメナル−1−ベンゾフラン−2
−イル)メチル ステアレートr@  2− (2,3
−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラ
メチル−1−ベンゾフラン−2−イル)エチル ステア
レート (ロ) (2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4
,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イル
)メチル 3−(ドデシルチオ)プロピオネート (24)  2− (2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキ
ン−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン
−2−イル)エチル 3−(ドデシルチオ)プロピオネ
ート(25)(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2
,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−
イル)メチル アセテート 00 (5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,
4,6゜7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イ
ル)メタノール (27)2−(5−ペンジルオキシ−2,3−ジヒドロ
−2゜4、6.7−テ・トラメチル−川−ベンゾフラン
−2−イル)エタノール (2B)3−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ
−2゜4、6.7−テトラメチル−1−ベンゾフラジ−
2−イル)グロパノール 2.3−2ヒドロベンゾフラン誘導体(1)のうち、一
般式(1)に2いてnが1である2、3−ジヒドロベン
ゾフラン誘導体rL ily’iえはへの方法にょシ裂
造することができる。
(It)                     
 (IV)(Vl)            (I−1
a)(1−1b) (式中、R及びRは前記定義の通りであり、R3′は水
酸基の保護基゛を表わ17、Rは低級アルキル基有して
いてもよいアルキル基又は式 で表わされる基を示し、m、A及びpは前記定義の通り
である。) すなわち、不活性ガス雰囲気下、1.0〜1.2当量の
マグネシウムと一般式(n)で示される臭化物とをテト
ラヒドロフラン中室温〜5o℃にて反応させて対応する
グIJ 二ヤール試薬を調製し、該反応液に必要に応じ
臭化物(1)に対して1.0〜1,2モル当量の臭化第
一銅を50 ’C,以下で加え、次いより一般式(M)
で示されるアリルベンゼン誘導体を祷る。得られたアリ
ルベンゼン誘導体(A’)に塩化メチレン、1,2−ジ
クロルエタンなどの不活性溶媒中、1.0〜1.5モル
当量の通史7e、香酸、m−クロル過安息香酸などの過
酸(V)を室温にて反応させてエポキシド(■)とし、
次いで保護基を脱離させるとともに酸性条件下で環化さ
せることにょす2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体(
I−IJL)を得ることができるっまた、t12.3−
 )ヒドロベンゾフラン誘導体(J−18)を常法に従
いエステル化することにより一般式(1−1b)で示さ
れる2、 3− ジヒドロベンゾフラン誘導体を得るこ
とができる。
また一般式(1)においてnが1である2、3−ジヒド
ロベンゾフラン竹導体は次の方法によっても(■)  
           (Ml)(I−xd)    
      (1−tb)(式中、’T’RI 、H4
、B4’及びRは前記定義の通シであシ、R3″は所在
+外下及び塩基性条件下において脱保護反応を受けない
ベンジル基などの水酸基の保護基を表わし、R3/#は
酸性条件下又は塩基性条件下において脱保訛反応を受け
る水酸基の保護基を表わす。) すなわち、不活性ガス琢囲気下で一般式(■)で示され
るフェノール誘導体に1.0〜1.2モル当量の水酸化
リチウム、水酸化ナトリウムなどの苛性クム、ヨク化テ
トラブチルアンモニウムなどのヨウ素イオンの存在下に
トルエン、ベンゼン、ヘキサン等の非極性溶媒中で反応
させることによりアリルベンゼン誘導体(■)を得る。
次いで常法に従いフェノール性水酸基をアセチル化、プ
ロピオニル化、ベンゾイル化、メトキシメチル化、1−
エトキシエチル化などの方法により保護したのち、塩化
メチレン、1.2−ジクロルエタンなどの不活性溶媒中
、1.0〜1.5モル当量の通史匹香酸5m−クロル過
安息香酸などの過酸(V)を室温にて反応させてエポキ
シド(■)′とする。該エポキシドに、メタノール、エ
タノールなどの低級アルコールと水との混合溶媒中で、
1.0〜1.5モル当量の水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどの苛性アルカリ又は0.01〜10モル当債
の塩当木素、硫酸などの砿酸を作用させて保護基を除去
し、メタノール、エタノールなどの低級アルコール中で
0.01〜10モル当葉の塩化水素、吠酸、p−)ルエ
ンスルホン醒などの酸を用いて閉環することにより一般
式(1−1(りで示される2、3−ジヒドロベンゾフラ
ン誘導体を得ることができる。また該2,3一ジヒドロ
ベンゾフラン誘導体(1−1(りを常法に従いエステル
化することにより一般式(1−1d)で示される2、3
−ジヒドロベンゾフラン誘導体を得ることができる。更
に該2,3一ジヒドロベンゾフラン誘導体(1−1d)
を常法に従い脱保護することによシ一般式(J−11)
)で示される2、3−ジヒドロベンゾフラン誘導体を得
ることができる。
一般式(1)において、nが2である2、3−ジヒドロ
ベンゾフラン誘導体は例えば次の方法により製造するこ
とができる。
(II) (X)          Q7) (1−2a)              (l−2t
11)(式中、R1、R3′、R4、R”及びXは前記
定義の通pである。) すなわち、不活性ガス雰囲気下、1.0〜1.2当シヨ
のマグネシウムと一般式(It)で示される臭化物をテ
トラヒドロ7ラン中、室温〜5o℃にて反応させて対応
するグリニヤール試薬を調製し、次い゛で該反応液に臭
化物(n)に対して1.0〜1.2モル当量の臭化第一
銅を50’C以下で加え、得られた反応数を一般式(■
)で示されるγ−ブロモクロトン識エステル誘導体のテ
トラヒト07ラン醇液ニ室温〜50℃で滴下して反応さ
せた後、常法により保穫基を除去して一般式(X)で示
される置換クロトンhセエステル誘導体を得る。この置
換クロトノ酸エステル誘導体(X)を約200”Cに加
熱して一般式(XI)で示される2、3−ジヒドロベン
ゾフラン−2−イル酢酸エステル銹導体とし、該エステ
ル(M)を常法によりテトラヒトa7ラン中0.75〜
1.5モル当量の水素化リチウムアルはニウムで還元す
ることにより一般式(1−2a)で示される2、3−ジ
ヒドロベンゾフラン誘導体を得ることができる。また、
該2,3一ジヒドロベンゾフラン誘導体を常法に従いエ
ステル化することにより一般式(1−2b)で示される
2、3−ジヒドロベンゾフラン誘導体を得ることができ
る。
また、一般式(1)においてnが3である2、3−ジヒ
ドロベンゾフラン誘導体は、例えば次の方法によシ製造
することができる。
(I−35L) (1−3b) (式中、R1,R4、R4′及びXrc前記定74 (
1)通り−c’、sり、Phはフェニル基を表わす。) すなわち、不活性ガス雰囲気下、一般式(I−28)で
示される2、3−ジヒドロベンゾフラン誘導体に常法に
より1.0〜1.2モル当量の水酸化カリウム及び1.
0〜1.2モル当量の塩化ベンジルを作用させてベンジ
ルエーテルを得、次いで該ベンジルエーテルに対し1.
0〜1.2モル当量のp−トルエンスルホニルクロライ
ドをピリジン中で作用させてp−hルエンスルホナート
ヲ得ル。該スルホナートにN、N−ジメチルホルムアミ
ド中1.0〜1.2モル当量のシアン化ナトリウムを作
用させてニトリルとしたのち、該ニトリルをエチレング
リコール−水中で水酸化カリウムにより加水分解してカ
ルボン酸とする。その後、該カルボン酸をテトラヒドロ
フラン中、はぼ等モルの水素化リチウムアルミニウムで
還元してアルコールとし、次いでパラジウム−炭素触媒
の存在下加水素分解することによシ目的とする2、3−
ジヒドロベンゾフラン誘導体(1−3a)を得る。更に
該2.3一ジヒドロベンゾフラン誘導体(r−aa)を
常法によジエステル化することによシ2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン誘導体(1−3b)を得ることができる。
次に、2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体(1)並び
に対照として用いたα−トコフェロール及び3.4−ジ
ヒドロベンゾピラン誘導体についてのリノール酸エチル
の過酸化一対する抑制作用の試験及びその結果を示す。
試験例1〜12 リノール酸エチルに第1表に示す供試化合物をそれぞれ
該リノ−ル酸エチル1009に対して0.020gを添
加混合し、試料の溶液を作成した。これらの試料の20
m/をA OM (Antioxygen Metho
d )試験装置を用い、AOM条件下(97,8℃、通
気2.33cc / sec )で虐待し、3.5時間
後のpov(過酸化物価)を;jlij定した。
第1表 試騎し1]   供試化合物  POV(meす2)2
  α−トコフェロール       365第1表か
ら明らかなように、2.3−ジヒドロベンゾフラン誘導
体(I)は対照のα−トコフェロール及び3,4−ジヒ
ドロベンゾピラン誘導体に比べていずれも高い過酸化防
止作用を示した。
このように2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体(1)
は酸素感性な有機材料の酸化防止剤として3゜4−ジヒ
ドロベンゾビラン誘導体と比べて優れた特性を有する。
また2、3−ジヒドロベンゾフラン誘導体(1)は酸化
防止作用に由来する種々の薬理作用を有する化合物の合
成中間体としても有用である。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例により具体的に説明する。なお
、本発明はこれらの実施例により限定されるものではな
い。
1)窒累雰囲気下マグネシウム4.92にテトラヒドロ
フラン20継及び臭化エチルQ、 5 rttlを加え
、マグネシウムを活性化した。次いで該反応液に2−プ
ロモー1.4−ビス(1−(エトキシ)エトキシ) −
3,5,,6−)リメチルベンゼン75Fとテトラヒド
ロフラン200 tttlから成る溶液を、反応温度を
30〜40°Cに保ちながら滴下し、滴下後、同温度で
1時間攪拌を続けることによりグリニヤール試薬のテト
ラヒドロフラン溶液を調製した。
2)上記の方法により得られたグリニヤール試薬のテト
ラヒドロ7ラン溶液に、反応温度を50℃以下に保ちな
がら臭化アリル24.2 fを滴下し、滴下後、同温度
にて2時間攪拌した。得られた反応液を冷IN水酸化ナ
トリウム水溶液にあけ、エチルエーテルで抽出した。エ
ーテル抽出液を飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸す)lラ
ムで乾燥し、次いで低沸点物を減圧下に留去して2−ア
リル−1,4−ビス〔1−(エトキシ)エトキシ) −
3,5゜6−トリメチルベンゼンを得喪。
3)上記の方法によセ得られた2−アリル−1,4−ビ
ス(1−(エトキシ)エトキシ)−3,5,6−トリメ
チルベンゼンを塩化メチレン300 theに溶解し、
30℃以下にてm−クロル過安息香酸(純度80%)4
3.1Fを祢々に加えた。得られた反応液を室温で3時
間攪拌した後、濾過し、戸液にエチルエーテルを加えて
重曹水、チオ硫酸ナトリウム水溶液、重曹水及び食塩水
で順次洗滌した。
有機層を減圧下に濃縮し、得られた残渣にエタノk 2
00 ml及び2N塩酸50mJを加え、60℃に加温
した。反応液を水にあけてエチルエーテルで抽出し、抽
出液を食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。これより低沸点物を減圧下に留去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーでhaし、次いで
エチルエーテル/ヘキサンで再結晶することにより、下
記の物性を有する(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ
−4゜6.7−ドリメチルー1−ベンゾフラン−2−イ
ル)メタノール〔化合物(J)〕を6.62得た。
NMRスペクト/’ (90MHz)δHMSDMS 
O−dh’ 1.93(s、 3H) : 1.98(s、 6B)
 ;2.56〜3.36(m、 2H);3.46(t
、J=5H2,2H>;4.4〜4.7(m、IH);
4.79(t、J−5H2,IH);7.33(s、I
H)FD−質廿スベクトル (ME  208 1)実施例1−1)と同様に反応させることにょシグリ
ニャール試薬のテトラヒドロフラン溶液を得た。
2)該グリニヤール試薬のテトラヒドロフラン溶液に臭
化第一銅28.7Fを反応液が40℃を越えないように
加え、添加後間温度で1時間攪拌し、有機銅試薬のテト
ラヒドロ7ラン懸濁液を調製した。
3)上記によシ得られた有機銅試薬のテトラヒドロフラ
ン懸濁液に塩化メタリル18.1Fを50℃を越えない
ように滴下し、滴下後間温度で2時間攪拌した。得られ
た反応液をIN水酸化ナトリウム水溶液にあけ、エチル
エーテルを加えてセライトを通して濾過した。P液を分
液し、有機層を食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。
これよシ低沸点物を減圧下に留去することにより1.4
−ビス〔1−(エトキシ)エトキシ〕−3,5゜6−ド
リメチルー2−(2−メチル−2−プロペニル)ベンゼ
ンを得た。
4)実施例1−3)において2−アリル−1,4−ビス
[1−(エトキシ)エトキシ]−3,5,6−ドリメチ
ルベンゼンの代りに上記の方法によシ得られた1、4−
ビス〔1−(エトキシ)エトキシ〕−3゜5.6−ドリ
メチルー2−(2−メチル−2−プロペニル)ベンゼン
を用いた以外は実兄flJ1−3)と同様に反応及び精
製を行なうことにより、下記の物性を有する(2.3−
ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラメ
チル−1−ベンゾフラン−2−イル)メタノール〔化合
物(2)〕を25.5 r得た。
HMS 。
NMRスペクトル(90MHz)  δCDCl:+・
1.33(s、 3H) ;2.03(8,l0H) 
;2.72 (d、 J= 16Hz、 I J ; 
3.08 (d+ J= 16Hz、 LH) ;3.
3(br、  s、  11■) ; 3.53(s、
 2H)FD質量スペクトル (Ml  222 1)実施例1−1)と同様に反応させることによりグリ
ニヤール試薬のテトラヒドロフラン溶液を調製した。
2)実施f;J 2−2)と同様に反厄させることによ
り有機銅試薬のテトラヒドロフラン懸濁液を得た。
3)4−ブロモ−3−メチル−2−ブテン酸メチル38
.6 Fとテトラヒドロフラン200 mlから成る溶
液に40°C以下にて上記により得られた有機銅試7の
テトラヒドロフラン懸濁液を滴下し、同温度で3時lV
l攪拌した。得られた反応液を2N塩酸にあけ、約50
°Cに加温したのら冷却しエチルエーテルで抽出した。
抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、これより低洟点
物を留去して得られる残渣を減圧下約200℃に加熱し
て蒸留した。
留出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し
て(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2゜4、6.
7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)酢酸
メチル1”!、2tを得た。
4)上記の方法により得られた(2,3−ジヒドロ−5
−ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベ
ンゾフラン−2−イル)酢酸メチル9.5yとテトラヒ
ドロフラン50m1から成る溶液を、水素化リチウムア
ルミニウム1.42とテトラヒドロ7ラン200W1/
から成る懸濁液に加熱還流下で滴下した。滴下後、約3
0分間加熱還流を続けたのち冷却し、氷水に徐々に加え
た。希塩酸を加えて酸性としたのち塩化メチレンで抽出
し、抽出液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。これより
低沸点物を減圧下に留去したのち、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィーでT々製することにより下記の物性を
有スる2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,
4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イ
ル)エタノール〔化合物(4)〕を3.5y得た。
NMRスペクトル(90MHz )  δHMS CD
α3゜ 1.4(s、 3H) ;1.65〜2.2(m、 1
2H) ;2.78(d、 J=15Hz、 LH) 
; 3.0(d、 J=15Hz、 IH) ;  3
.55〜4.0(m、 2H);4.2(br、811
H)FD質量スペクトル C?VD  236 1)実施例1−1)と同様に反応させることによシグリ
ニャール試薬のテトラヒドロフラン溶液を調製した。
2)実施例2−2)と同様に反応させることによシ有機
銅試薬のテトラヒドロフラン懸濁液を得た。
3)4−プロモー2−ブテン酸メチル35.8 rとテ
トラヒドロフラン200 解から成る溶液に40℃以下
にて上記により得られた有機銅試薬のテトラヒドロフラ
ン懸濁液を滴下し、同温度で3時間攪拌した。得られた
返応液を2N塩酸にあけ、約50℃に加温したのち冷却
し、エチルエーテルで抽出した。抽出液を無水硫酸ナト
リウムで乾燥し、これよシ低沸点物を留去して得られる
残渣を減圧下約200°Cに加熱して蒸留した。留出物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーでffWffし
て(2゜3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−
)リメテルー1−ベンゾ7ランー2−イル)酢酸メチル
を14.3F得た。
4)実施例3−4)において(2,3−ジヒドロ−5−
ヒドロキシ−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベン
ゾフラン−2−イル)酢酸メチル9.52の代シに(2
,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−トリメ
チル−1−ベンゾフラン−2−イル)酢酸メチル9.O
fを用いた以外は実施例3−4)と同様に反応及び分離
f:I製を行なうことにより、下記の物性を有する2−
(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−)
ジメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)エタノール〔
化合物(8)〕を2.02得た。
NMRスベク)#(90MHz) δHhiS  。
CDα3゛ 1.65〜2.2(m、 12H) ;2.55〜3.
2(m、 2H) ;3.55〜4.Q(m、 2H)
 ; 4.1 (br、 s、 IH) ;4.35〜
4.7 (m、 IH) FD質量スペクトル CM)” 222 1)窒素雰囲気下2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロ
キシ−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラ
ン−2−イル)エタノール4.72r(20mmol)
とエタノール5 Q ralから成る溶液に水酸化カリ
ウム1.34F(24mmol)と水3 Mlから成る
溶液を加え、室温で1時間攪拌したのち減圧下に低沸点
物を留去した。得られた残渣をN、N−ジメチルホルム
アミド50ゴに溶解し、塩化ベンジル2.89 (22
mmol )を加えて、約60°Cで1時間加熱した。
反応液を希塩酸にあけてエチルエーテルで抽出し、抽出
液を食塩水で洗隙後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
これより減圧下に低沸点物を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによ
?) 2−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)エタノール〔化合物(27) ) 4.569
を得た。
2)上記の方法により得た2−(5−ベンジルオキシ−
2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチル−1
−ベンゾフラン−2−イル)エタノール4.56V (
14mmol)をピリジン50meに溶解し、水冷下p
−トルエンスルホニルクロライ)’2.99 ヲ加え、
更に室温で3時間攪拌を続けた。得られた反応液を水に
あけてエチルエーテルで抽出し、抽出液を希塩酸及び食
塩水で順次洗滌した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した
。これよシ低沸点物を減圧下に留去し、得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することに
よシ2− ′(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ
−2,4,6゜7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−
2−イル)エチル plルエンスルホナー)を4.80
f得た。
3)上記の方法によシ得られた2−(5−ベンジルオキ
シ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチル
−1−ベンゾフラン−2−イル)エチル p−トルエン
スルホナート4.80rをN、N−ジメチルホルムアミ
ド5Qm/に溶解し、シアン化ナトリウム0.6CM’
を加えて約60°Cで3時間攪拌した。
得られた反応液を水にあけてエチルエーテルで抽出し、
抽出液を食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。これより減圧下に低沸点物を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで右I製するこ
とにより3−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ
−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−
2−イル)プロピオニトリルを2.972得た。
4)上記により得らすした3−(5−ベンジルオキシ−
2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチル−1
−ベンゾフラン−2−イル)プロピオニトリル2.97
F、エチレングリコール100ue及び20チ水酸化力
リウム水溶液20Meから成る溶液を窒素雰囲気下で一
夜加熱還流した。得られた反応液を冷却後、希塩酸にあ
けてエチルエーテルで抽出した。抽出液を水及び飽和食
塩水で順次洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。こ
11より減圧下に低沸点物を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製することによ
り3−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2゜
4、6.7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イ
ル)プロピオン酸を1.902得た。
5)上記により得られた3−(5−ベンジルオキシ−2
,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テト之メチル−1−
ベンゾフラン−2−イル)プロピオン酸1.s47をテ
トラヒドロフラン501に溶解し、水素化リチウムアル
ミニウム0.38Fとテトラヒドロフラン100πeか
ら成る溶液に加熱還流下で滴下した。滴下後1時間加熱
還流したのち冷却し、得られた反応液を氷水にあけ、希
塩酸を加えてエチルエーテルで抽出した。抽出液を食塩
水で洗滌し、無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち低沸点
物を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製することによI)3−(5
−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6゜7
−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)プロパ
ツール〔化合物(28))を1.39F得た。
6)上記の方法によシ得られた3−(5−ベンジルオキ
シ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−チトラメf 
# −1−ヘンシフラン−2−イル)プロパツール1.
36Fをエタノール5Qmlに溶解し、濃塩酸2滴及び
3係パラジウム−炭素0.52を加えて水素雰囲気下、
室温で2日間攪拌した。得られた反応液を濾過したのち
低沸点物を減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製することにより下記の
物性を有する3−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ
−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−
2−イル)プロパツール〔化合物(6)〕を0.9y得
た。
HMS 。
NMRスペクトル(90MHz )  δCDQ’3’
1.4(8,3H) ; 1.5〜2.2(rll、 
13I() ;2.72(d、 J=15Hz、 I 
H) ; 3.0 (dt J=15 Hz、 L H
) ; 3.3 (br、 s。
2H) ; 3.4〜3.8 (m、 2H)FD質量
スペクトル [:M]   250 1)実施例5−1)において2−(2,3−ジヒドロ−
5−ヒドロキシ−2+ 4+ 6+ 7−テトラメチル
−1=ベンゾフラン−2−イル)エタノール4.72F
の代シに2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4
,6,7−ドリメチルー1−ベンゾフラン−2−イル)
エタノール4.44Fを用いた以外f′i実施例5−1
)と同様に反応及び分離WHを行なうことに、1)2−
(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−4,6,7
−ドリメチルー1−ペンゾフラ/−2−イル)エタノー
ルを4.42得た。
2)実g!を例5−2)において2−(5−ベンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチ
ル−1−ベンゾフラン−2−イル)エタノール4.56
2の代りに2−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒド
ロ−4,6,7−ドリメチルー1−ベンゾフラン−2−
イル)エタノールを4.37f用いた以外ハ実施例5−
2)と同様に反応及び分離精製を行なうことによυ2−
(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−4,6,7
−)ジメチル−1−ベンゾフラン−21ル)エチル p
−トルエンスルホ−1)−一トを4.70f得た。
3)  実施例5−3)において2−(5−ベンジルオ
キシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−チトラメテ
ルー1−ベンゾフラン−2−イル)エチル p−)ルエ
ンスルホナー)4.8QPO代りに2−(5−ベンジル
オキシ−2,3−ジヒド0−4.6.7−ト1ツメチル
〜1−ベンゾフラン−2−イル)エチルP−)ルエンス
ルホナート4.66Fを用いり以外は実施例5−3)と
同様に反応及び分離精製を行なりことによfi3−(5
−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−4,6,7−ト
リメチル−1〜ベンゾフラン−2−イル)プロピオニト
リルを2.82得た。
4)  実1m例s −4)において3−(5−ベンジ
ルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラ
メチル−1−ペンゾフラ/−2−イル)プロピオニトリ
ル2.979の代)に3−(5−ベンジルオキシ−2,
3−ジヒドロ−4,6,7−)ジメチル−1−ベンゾフ
ラン−2−イル)プロピオニトリル2.85Fを用いた
以外は実施例5−4)と同様に反応及び分離精製を行な
うことによ、93−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジ
ヒドロ−4,6,7−ドリメチルー1−ベンゾフラン−
2−イル)プロピオン酸を1,922得た。
5)  実71J5−5)において3−(5−ベンジル
オキシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメ
チル−1−ペンゾフラ/−2−イル)フロピオン酸1.
84rO代シに3−(5−ベンジルオキシ−2゜3−ジ
ヒドロ−4,6,7−)ジメチル−1−ベンゾフラン−
2−イル)プロピオン酸1.77fを用いた以外は実施
例5−5)と同様に反応及び分離精製を行なうことによ
、93−(5−ベンジルオキシ−2,3−ジヒドロ−4
,6,7−)ジメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)
プロパツールを1.385’得た0 6)  実施fl15−6)において3−(5−ベンジ
ルオキシ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラ
メチル−1−ベンゾフラン−2−イル)プロパツール1
.36Fの代シに3−(5−ベンジルオキシ−2゜3−
ジヒドロ−4,6,7−1−ジメチル−1−ベンゾフラ
ン−2−イル)プロパツール1.30fを用いた以外は
実施例5−6)と同様に反応及び分離精製を行なうこと
により、下記のFDIi量スペクトルを有する3−(2
,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−ドリメ
チルー1−ベンゾフラン−2−イル)プロパツール〔化
合物(5)〕を0.86F得たつFD質付スペクトル 〔M″]+ 236 窒素雰囲気下で(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)メタノ−k O,222? (1mmol)、
3.3′−チオジプロピオン岐0.89り(Q、5 m
mol )、トルエン15m1及びp−トルエンスルホ
ン酸0.011から成る混合液を加熱し、生成する水を
共沸混 ′合物として系外へ除去した。得られた反応液
を戚圧下に濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーでfR1!!することにより、下記の物性を有するジ
((2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6゜
7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)メチ
ル)  3.3’−チオジプロピオネート〔化合物(8
)〕を0.24f得た。
NMRスペクト屓90MH,L)δHMS 。
CDC2a。
1.4(8、6H) ;2.03(8、18H) ;2
.35〜3.1(m、12H);4.07(8,4H)
:4.2(br、s、2H)FD質、計スペクトル 〔M′3″−586 実施例8 実施例7において(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ
−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−
2−イル)メタノール1mmolの代υに2−(2,3
−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6,7−fトラ
メチル−1−ベンゾフラン−2−イル)エタノール1m
molを用いた以外は実施例7と同様に反応及び分離精
製を行なうことによシ、下記の物性を有するジ(:2−
(2,3−ジヒドロ−5=ヒドロキシ−2,4,6,7
−テトラメチル−l−ベンゾフラン−2−イル)エチル
)  3,3’−チオジプロピオネート〔化合物曲)〕
を0.249得た。
NMRスペク)#(90MHz)δHMS  。
CD(:13゜ 1.38(s 、 6H) ;2.03(br、s 、
 22H) ;2.35〜3.1(m、12H);4.
2(L、J=7H2,4H);4.25 (br、s 
、 2H) FD質量スペクトル [M)]”  614 実施例9〜12 実施例7において(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ
−2,,1,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン
−2−イル)メタノール1 mmolの代りに(2,3
−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−)ジメチル
−1−ベンゾフラン−2−イル)メタノール、2−(2
,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−)ジメ
チル−1−ベンゾフラン−2−イル)エタノール、3−
(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−4,6,7−ド
リメチルー1−ベンゾフラン−2−イル)プロパツール
又は3−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,、
i、 6.7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−
イル)フロノシノールをそれぞり、 1 mmol用い
た以外は実施例7と同機に反応及び分離精製を行なうこ
とにより、それぞし対応する3、3′−チオジプロピオ
ン戚ジエステルを得た。−“〔の結果を第2表に示す。
第 2  表 9      (7)    74    [:M]+
55810     (9)    75   [:M
]+ 58611     (11)    82  
 (M〕”  61・112     (12)   
 71    (M:l+642実施例13〜15 実施例7において3,3′−チオジプロピオン岐0、5
 mmolの代シにコハク酸、アジピン酸又はセバシン
酸をそれぞれQ、5 mmol用いた以外は実施例7と
同りkに反応及び分離0製を行なうことにより、それぞ
れ対応するジエステルを得た。その結果を第3衣に示す
第  3  表 14      (15)    84    (M)
”  55415      (17)    86 
   [M:l+610実施例16 窒素雰囲気下で(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−
2,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2
−イル)メタノール0.222r(1mmol)、3−
(3,5−ジーt−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオ/酸0.2787(1mmol )、p−トル
エンスルホンao、o 1 ?及?J ト+zンl s
ゴから成る混合液を加熱し、生成する水を共沸混合物と
して系外へ除去した。得られた反応液を減圧下に濃縮し
、その残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで梢
製することにより、下記の物性を有する(2.3−ジヒ
ドロ−5−ヒドロキシ−2、4,6,7−テトラメチル
−l−ベンゾフラン−2−イル)メチル 3−(3,5
−ジーし一ブチルー4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート〔化合物α臼〕を0.399得た。っ NMR,xベク)x(9QMHz)δ”S ICD Q
! 3゜ 1.37(8、21H) ;2.02(br、s 、 
9f() ;2.35〜3.1(m、6M):4.08
(s、2M);4.1(’br、s、111);4−9
8 (S、I H) ;6.91 (s 、 ’214
 )FD質址スペクトル (:M)+4”82 実施例17 実施例16において(2,3−ジヒドo−5−ヒドロキ
シ−2,4,6,7−チトラメテルー1−ベンゾフラン
−2−イル)メタノール1 mmolの代りに2−(2
,3−ジヒド0−5−ヒドロキシ−2,4,6゜7−チ
トラメテルー1−ベンゾフラン−2−イル)エタノール
l mmolを用いた以外は実施例16と同様に反応及
び分離#!裂を行なうことにより、下記の物性を有する
2−(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2,4,6
,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−イル)エ
チル 3−(3,5−ジ−t−フチルー4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〔化合物置〕を0.391得
た。
Nl、IRスベク) 桓90MHz)δ)IMS  。
CI)C7!a’ 1.37(3,21H) ;1.85〜2.2(m、 
11H);2.37〜3.1 (m 、 6H) : 
4.2 (t 、 J==7Hz 、 2H) ;4.
25(br、8 、 LH) ;4.98(8、LH)
 ;6.93(8,2H)FD買点点スペクト ルΔj)”  496 実施例18〜20 実施例16に3いて3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)フロピオン酸1mrnolO代
すにステアリンd、3−(ドデシルチオ)プロピオン酸
又は酢酸をそれぞれ1mmol用いた以外は実施例16
と同様に反応及び分離iM 11を行なうことによりそ
れぞれ対応するエステルを得た。
その結果を第4表に示す。
第  4  表 18     (21)    87  、  CM〕
+48819     (23)    84   (
M)” 47820     (25)    63 
   CM)+264実施例21 1)窒素雰囲気下、4−ベンジルオキシ−2,3,5−
トリメチルフェノール24.2?をエタノール200 
II/に溶解し、水酸化リチウム2.8Elの水溶液2
011/を加えて室温で一夜攪拌したのち減圧下に濃縮
し、更にトルエンを加えて減圧下に濃縮し乾個した。得
られた残渣にトルエン500d及゛びヨウ化ナトリウム
10fを加え、斂しく攪拌しながら臭化メタリル13.
5′?を滴下した。滴下後室温で一夜攪拌し、得られた
反応液を希塩酸にあけ、エチルエーテルで抽出したつ抽
出液を無水憬敏ナトリウムで乾燥し濃縮したのちシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、4−ベンジル
オキ7−2−(2−メグ−ルー2−プロペニル)−3,
5,6−)リメナルフェノールを20.8r得た。
2)上記により得られた4−ベンジルオキシ−2−(2
−ノナルー2−プロペニル)−3,5,6−)リメチル
フェノール20.72を塩化メチレン300tttlK
溶解し、ピリジン7 d及び無水的R7,81を滴下し
たつ室温で一夜攪拌したのち、得られた反応液を希塩酸
にあけ、エチルエーテルで抽出した。。
抽出液を希塩酸、1に曹水及び食塩水で順欠洗滌し、無
水’mLUナトリウムで乾燥した。これよシ低沸点物を
減圧下に留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製することによシ4−べ/ジルオキ
シー2−(2−メチル−2−プロペニル)−3,5,6
−)リメチルフェニル アセテートを20.4F得た。
3)上記によシ得られた4−ベンジルオキシ−2−(2
−メチル−2−プロペニル)−3,5,6−ドリメチル
フエニル アセテ−)20.3Fを塩化メチレン300
JE/に溶解し、m−クロ°ル通史息香醒(純度80%
 ’>12.94fを室温で徐々に加えた。
室温で一夜攪拌したのち濾過し、PK!Lをチオ硫酸ナ
トリウム水溶液で洗滌し、次いで減圧下に濃縮した。得
られた残渣をエチルエーテルに溶解し、チオ硫酸ナトリ
ウム水溶液及び水酸化ナトリウム水溶液で順欠洗滌した
のち減圧下に濃縮した。得られた残渣をエタノール30
0 乳1に沼解し、  6N水鐘化ナトリウム水溶液5
0rnlを加えて室温で1時間攪拌したのち、減圧下に
Q縮したつ得られた残渣に希塩酸を加え、エチルエーテ
ルで抽出し、抽出液を減圧下に濃縮した。得られた残渣
をエタノール2001RIに溶解し、濃塩酸10dを加
えて約60℃に加温したつ得られた反応液を水にあけエ
チルエーテルで抽出し、抽出液を食塩水で洗滌後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。これより低沸点物を減圧下
に留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
することにより、下記の物[[スる(5−ベンジルオキ
シ−2,3−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチル
−1−ペンゾフラ/−2−イル)メタノール〔化合物暖
)〕を9.72得た。
NMRスベク)k(90MHz)  δHMS  。
CDα3゜ 1.4(s 、 3H) ;1.85(t 、J =6
Hz 、 111) ;2.06(3、3H) ;2.
13(3、3H) ;2.16(S 13H) ;2.
73 (d 、 J==16Hz 、 IH) ) 3
.1 (d 、J==16Hz 、 IH) t3−5
8(d、J=6H3,2H’):4.67(s+2H)
;7.2〜7.6(m、3H) FD質量スペクトル CM〕+ 312 4)上記によシ得られた(5−ベンジルオキシ−2,3
−ジヒドロ−2,4,6,7−テトラメチル−1−ベン
ゾフラン−2−イル)メタノール7.82をエタノール
150dに溶解し、の塩酸3滴及び3%パラジウム−炭
素を2′?加え、水素雰囲気下で2日間攪拌した。得ら
れた反応液を濾過し、ろ液を濃縮して得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーでf、# l’Jす
ることにより(2,3−ジヒドロ−5−ヒドロキシ−2
,4,6,7−テトラメチル−1−ベンゾフラン−2−
イル)メタノール〔化合物(2)〕を5.17得た。
〔発明の効果〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1は水素原子又は低級アルキル基を表わし
    、R^2は水素原子又は式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼で表わされる基を示し、R^3は水素原子又は水
    酸基の保護基を表わし、nは1〜3の整数を表わす。R
    ^4は置換基を有していてもよいアルキル基又は式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる基を示し、mは1〜4の整数を表わし、A
    は硫黄原子を表わし、pは0又は1の整数を表わす。) で示される2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体。
JP61234013A 1986-09-30 1986-09-30 2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体 Granted JPS6388173A (ja)

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