JPS638784Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638784Y2 JPS638784Y2 JP9838782U JP9838782U JPS638784Y2 JP S638784 Y2 JPS638784 Y2 JP S638784Y2 JP 9838782 U JP9838782 U JP 9838782U JP 9838782 U JP9838782 U JP 9838782U JP S638784 Y2 JPS638784 Y2 JP S638784Y2
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- JP
- Japan
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- leveling
- lever
- opening
- tappet
- heald frame
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、織機のタペツト開口装置における
レベリング装置に関する。
レベリング装置に関する。
一般に製織作業中にたて糸が切れたとき織機を
停止させてたて糸を結ぶために、たて糸の開口を
閉じてすべてのたて糸をほぼ一線に揃えるレベリ
ングが行われる。従来消極カム方式のタペツト開
口装置におけるレベリング装置は第2図に示すよ
うに、複数個の開口レバー23を軸支する揺動軸
26にレベリングレバー24を固着し、該レベリ
ングレバー24に開口レバー23の背後部を押圧
する押圧部材25を固着し、他端にウオームホイ
ール28を固着して揺動軸26に装設し、さらに
ウオームホイール28と噛合うウオームギア27
を刻設した回転軸29にハンドル30を取付け、
該ハンドル30の手動回転によりレベリングレバ
ー24を反時計方向に回動させ、ついで押圧部材
25で開口レバー23をコイルばねSの張力に対
向して反時計方向へ回動させるとタペツト22へ
当接中のローラ23aが離脱し、複数個の開口レ
バー23がほぼ一線に揃えられるように構成され
ている。
停止させてたて糸を結ぶために、たて糸の開口を
閉じてすべてのたて糸をほぼ一線に揃えるレベリ
ングが行われる。従来消極カム方式のタペツト開
口装置におけるレベリング装置は第2図に示すよ
うに、複数個の開口レバー23を軸支する揺動軸
26にレベリングレバー24を固着し、該レベリ
ングレバー24に開口レバー23の背後部を押圧
する押圧部材25を固着し、他端にウオームホイ
ール28を固着して揺動軸26に装設し、さらに
ウオームホイール28と噛合うウオームギア27
を刻設した回転軸29にハンドル30を取付け、
該ハンドル30の手動回転によりレベリングレバ
ー24を反時計方向に回動させ、ついで押圧部材
25で開口レバー23をコイルばねSの張力に対
向して反時計方向へ回動させるとタペツト22へ
当接中のローラ23aが離脱し、複数個の開口レ
バー23がほぼ一線に揃えられるように構成され
ている。
このようなレベリング装置におけるレベリング
操作はハンドル30の手動回転操作と、これによ
り複数個の開口レバー23に連動する綜絖枠Fが
所定のレベリング装置へ(上昇)到達したかどう
かを目視で判断するため、手間がかかり注意力を
要するという欠点がある。
操作はハンドル30の手動回転操作と、これによ
り複数個の開口レバー23に連動する綜絖枠Fが
所定のレベリング装置へ(上昇)到達したかどう
かを目視で判断するため、手間がかかり注意力を
要するという欠点がある。
この考案の目的は上記にかんがみて、レベリン
グ操作をきわめて簡単に行なうことができるレベ
リング装置を提供することである。
グ操作をきわめて簡単に行なうことができるレベ
リング装置を提供することである。
またこの考案の要旨は、レベリングレバーを駆
動源により回動させて開口レバーと連動する綜絖
枠が所定のレベリング位置および通常作動位置へ
到達したとき駆動源の駆動を停止させるように構
成したことである。
動源により回動させて開口レバーと連動する綜絖
枠が所定のレベリング位置および通常作動位置へ
到達したとき駆動源の駆動を停止させるように構
成したことである。
以下この考案の実施例を示す第1図のレベリン
グ装置の構成を説明する。1はタペツト軸、2は
タペツト軸1に固着したタペツトである。3は開
口レバーで、上端部には綜絖枠Fへ繋着したワイ
ヤロープWが巻掛けられている。この開口レバー
3の下端部にはローラ3aが軸支され、このロー
ラ3aは綜絖枠Fと機枠Bとの間に掛着したコイ
ルばねSによつてタペツト2と当接するように付
勢されている。4は開口レバー3を軸支させてい
る揺動軸で、この揺動軸4には開口レバー4の回
動手段としてのウオームホイール8を固着した1
対のレベリングレバー5が枢着されている。6は
レベリングレバー5の上端部に取着した押圧部材
である。7は駆動軸9に刻設したウオームギアで
ウオームホイール8と噛合うように装設されてい
る。10は駆動軸9に連結させた我動源としての
モータである。11は検知手段としてのリミツト
スイツチで、開口レバー3が所定角度回動すると
ローラ3aと当接するように配設されており、こ
のリミツトスイツチ11と駆動源10とは導線1
2で接続させている。13は検知手段としてのリ
ミツトスイツチで、開口レバー3が所定角度回動
した後レベリングレバー5と当接するように配設
されており、このリミツトスイツチ13と駆動源
10とは導線14で接続させている。
グ装置の構成を説明する。1はタペツト軸、2は
タペツト軸1に固着したタペツトである。3は開
口レバーで、上端部には綜絖枠Fへ繋着したワイ
ヤロープWが巻掛けられている。この開口レバー
3の下端部にはローラ3aが軸支され、このロー
ラ3aは綜絖枠Fと機枠Bとの間に掛着したコイ
ルばねSによつてタペツト2と当接するように付
勢されている。4は開口レバー3を軸支させてい
る揺動軸で、この揺動軸4には開口レバー4の回
動手段としてのウオームホイール8を固着した1
対のレベリングレバー5が枢着されている。6は
レベリングレバー5の上端部に取着した押圧部材
である。7は駆動軸9に刻設したウオームギアで
ウオームホイール8と噛合うように装設されてい
る。10は駆動軸9に連結させた我動源としての
モータである。11は検知手段としてのリミツト
スイツチで、開口レバー3が所定角度回動すると
ローラ3aと当接するように配設されており、こ
のリミツトスイツチ11と駆動源10とは導線1
2で接続させている。13は検知手段としてのリ
ミツトスイツチで、開口レバー3が所定角度回動
した後レベリングレバー5と当接するように配設
されており、このリミツトスイツチ13と駆動源
10とは導線14で接続させている。
つぎにこのように構成したこの考案のレベリン
グ装置の作動態様を説明する。
グ装置の作動態様を説明する。
通常時織機は複数個のタペツト2と複数個の開
口レバー3のローラ3aとが当接している。した
がつてタペツト2の回転により開口レバー3は揺
動軸4を中心として揺動し、さらに綜絖枠Fを昇
降させて各種の織物を製織する。製織中にたて糸
が切れたとき織機を停止させてたて糸を結ぶため
に上記レベリングが行われる。
口レバー3のローラ3aとが当接している。した
がつてタペツト2の回転により開口レバー3は揺
動軸4を中心として揺動し、さらに綜絖枠Fを昇
降させて各種の織物を製織する。製織中にたて糸
が切れたとき織機を停止させてたて糸を結ぶため
に上記レベリングが行われる。
この場合、モータ10を適当手段で正転駆動さ
せるとモータ10に連結されているウオームギア
7およびウオームホイール8が正回転し、レベリ
ングレバー5を反時計方向に回動させるため、
個々の開口レバー3は押圧部材6によつて反時計
方向へ押圧されて回動するとともに綜絖枠Fは所
定のレベリング位置へ向つて移動する。これによ
り各開口レバー3はほぼ一線に揃えられると同時
に綜絖枠Fはすべて所定のレベリング位置へ上昇
(到達)し、ローラ3aがリミツトスイツチ11
へ当接する。この当接による信号はモータ10へ
伝達されてその正転駆動が自動的に停止する。し
たがつて綜絖枠Fは所定のレベリング位置で停止
したままタペツト2を取換えたり、再びたて糸を
通入して結着する。
せるとモータ10に連結されているウオームギア
7およびウオームホイール8が正回転し、レベリ
ングレバー5を反時計方向に回動させるため、
個々の開口レバー3は押圧部材6によつて反時計
方向へ押圧されて回動するとともに綜絖枠Fは所
定のレベリング位置へ向つて移動する。これによ
り各開口レバー3はほぼ一線に揃えられると同時
に綜絖枠Fはすべて所定のレベリング位置へ上昇
(到達)し、ローラ3aがリミツトスイツチ11
へ当接する。この当接による信号はモータ10へ
伝達されてその正転駆動が自動的に停止する。し
たがつて綜絖枠Fは所定のレベリング位置で停止
したままタペツト2を取換えたり、再びたて糸を
通入して結着する。
その後、再びモータ10を適当手段で逆転駆動
させると、ウオームギア7およびウオームホイー
ル8は逆回転してレベリングレバー5を時計方向
へ回動させるため、各開口レバー3も上記コイル
ばねSの弾性力によつて時計方向へ回動する。そ
の後各綜絖枠Fが所定の通常作動装置へ降下(到
達)すると同時にレベリングレバー5の押圧部材
6は開口レバー3から離脱し、ローラ3aがタペ
ツト2と当接すると同時にレベリングレバー5が
リミツトスイツチ13へ当接する。この当接によ
る信号はモータ10へ伝達されてその逆転駆動が
自動的に停止する。これと同時に織機の稼動を再
開させる。
させると、ウオームギア7およびウオームホイー
ル8は逆回転してレベリングレバー5を時計方向
へ回動させるため、各開口レバー3も上記コイル
ばねSの弾性力によつて時計方向へ回動する。そ
の後各綜絖枠Fが所定の通常作動装置へ降下(到
達)すると同時にレベリングレバー5の押圧部材
6は開口レバー3から離脱し、ローラ3aがタペ
ツト2と当接すると同時にレベリングレバー5が
リミツトスイツチ13へ当接する。この当接によ
る信号はモータ10へ伝達されてその逆転駆動が
自動的に停止する。これと同時に織機の稼動を再
開させる。
以上のとおり、この考案のレベリング装置は綜
絖枠と連動する開口レバーを回動させるために駆
動源を使用し、かつ開口レバーが所定のレベリン
グ位置および通常作動位置へ到達(綜絖枠は昇降
する)したことを電気的に検知して駆動源を自動
的に停止させ、さらに必要に応じてこれを点灯標
示することも可能であるため、レベリング操作が
きわめて簡単になり、織機の稼動停止時間も著し
く短縮できる効果は著大である。
絖枠と連動する開口レバーを回動させるために駆
動源を使用し、かつ開口レバーが所定のレベリン
グ位置および通常作動位置へ到達(綜絖枠は昇降
する)したことを電気的に検知して駆動源を自動
的に停止させ、さらに必要に応じてこれを点灯標
示することも可能であるため、レベリング操作が
きわめて簡単になり、織機の稼動停止時間も著し
く短縮できる効果は著大である。
第1図はこの考案に係るレベリング装置の部分
断面正面図、第2図は従来のレベリング装置の部
分断面正面図である。 2……タペツト、3……開口レバー、3a……
ローラ、4……揺動軸、5……レベリングレバ
ー、6……押圧部材、7,8,9……回動手段、
10……駆動源、11,13……検知手段、F…
…綜絖枠、S……ばね手段(コイルばね)。
断面正面図、第2図は従来のレベリング装置の部
分断面正面図である。 2……タペツト、3……開口レバー、3a……
ローラ、4……揺動軸、5……レベリングレバ
ー、6……押圧部材、7,8,9……回動手段、
10……駆動源、11,13……検知手段、F…
…綜絖枠、S……ばね手段(コイルばね)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 綜絖枠と連動する開口レバーを前記綜絖枠に
付設したばね手段によつてタペツトへ当接する
ように付勢し、前記タペツトの回転により前記
開口レバーが揺動可能な構成のタペツト開口装
置において、前記各開口レバーを回動させてほ
ぼ一線に揃えるための押圧部材を取着し、かつ
回動手段を固着したレベリングレバーを前記開
口レバーの揺動軸へ嵌装し、前記回動手段を駆
動源へ連結させ、さらに開口レバーと連動する
綜絖枠が所定のレベリング位置および通常作動
位置へ到達したことを開口レバーおよびレベリ
ングレバーの回動から検出する検出手段を具備
することを特徴とするタペツト開口装置におけ
るレベリング装置。 (2) 前記レベリングレバーの回動手段としてウオ
ームギアとウオームホイールとを使用する実用
新案登録請求の範囲第1項記載のタペツト開口
装置におけるレベリング装置。 (3) 前記検知手段としてリミツトスイツチを使用
し、該リミツトスイツチと前記駆動源とを導線
で接続した実用新案登録請求の範囲第1項記載
のタペツト開口装置におけるレベリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838782U JPS594775U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | タペツト開口装置におけるレベリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9838782U JPS594775U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | タペツト開口装置におけるレベリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS594775U JPS594775U (ja) | 1984-01-12 |
JPS638784Y2 true JPS638784Y2 (ja) | 1988-03-16 |
Family
ID=30233616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9838782U Granted JPS594775U (ja) | 1982-06-30 | 1982-06-30 | タペツト開口装置におけるレベリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS594775U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5943145A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-10 | 株式会社豊田自動織機製作所 | 織機におけるヘルドフレ−ムのレベリング装置 |
FR2868090B1 (fr) * | 2004-03-29 | 2006-05-26 | Staubli Faverges Sca | Dispositif de nivelage, mecanique d'armure a came incorporant un tel dispositif et metier a tisser d'une telle mecanique |
-
1982
- 1982-06-30 JP JP9838782U patent/JPS594775U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS594775U (ja) | 1984-01-12 |
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