JPS6387545A

JPS6387545A - 空気調和機

Info

Publication number: JPS6387545A
Application number: JP61232375A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Kiyabu; 木薮　和彦
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 1986-09-30
Filing date: 1986-09-30
Publication date: 1988-04-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は室外機に設けられた温度センサによる室外の温
度を正しく測定できるようにした空気調和機に関するも
のである。

「従来の技術」空気調和機の運転モードの切換え制御を行なう場合、室
外の温度も重要なデータの１つである。

しかるに、従来は、室外温を測定するために室外機の内
部の送風ファンを一定時間運転して室外機と外気とを同
じ温度にした後、室外機の内部の温度センサで温度を測
定していた。この送風ファンの運転制御は、制御装置に
予め記憶されたプログラムに基づいて画一的に行なわれ
ていた。

［発明が解決しようとする問題点」画一的なプログラムで温度測定を行なうと、冷・暖房負
荷の大小、室外機の設置条件等に差違が生じているにも
拘らず、送風ファンの運転時間が一定であるため、室外
温を正確に測定できず、きめの細かな空気調和機の冷・
暖房運転ができないという問題があった。

「問題点を解決するための手段」本発明は上述のような問題点を解決するためになされた
もので、室外機内に設けられ、室外温度を測定する温度
センサと、検温タイミング毎に、所定間隔で段階的に分
割された温度に対応した全段階の信号を順次出力する温
度ゾーン設定部と、前記温度センサによる出力が温度ゾ
ーン設定部によるいずれの温度ゾーンに対応するかを比
較する比較器とを具備してなるものである。

「作用」温度測定に際しては、室外機内のファンを回転しながら
一定時間毎の検温タイミングで温度を測定する。この温
度測定には、検温タイミング毎に温度ゾーン設定部から
段階的に順次温度が変化するような全段階の信号を出力
するので、温度センサの出力がいずれかの温度ゾーンと
一致したところで出力する。ファンの回転で室外機の内
部に空気が吸入されると、室外機内が次第に外気温と一
致してくるが、このとき、検温タイミング毎に温度セン
サ出力もそれに応じて変化し、温度ゾーンが変化する。

温度センサの出力が同一温度ゾーン内に存在するように
なったとき、そのときのタイミングで測定した温度デー
タが制御用として用いられる。

「実施例」以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第２図において、（１）は室（２）の内部に設けられた
室内機、（３）は室外機である。この室外機（３）の内
部には熱交換器（４）、ファン（５）、サーモスタから
なる温度センサ（６）が設けられている。この温度セン
サ（６）は第１図に示すように、一端が電源端子（十Ｂ
）に結合され、他端が抵抗（７）を介して接地され、こ
れらの結合点は比較器（８）の一方の入力端子に結合さ
れている。この比較器（８）の他方の入力端子には抵抗
（９）（１０）、ラダー抵抗（ｌｌａ）・・・（ｌｌｎ
）からなる温度ゾーン設定部（１２）が結合されている
。この温度ゾーン設定部（１２）のラダー抵抗（ｌｌａ
）・・・（ｌｌｎ）は、検温タイミング毎に、−万端（
１１ａ）から他方端（ｌｌｎ）まで全段階の切換えを走
査するため、マイコン（１３）内の切換部（１４）に結
合されている。また、前記比較器（８）は判定回路（１
５）、記憶回路（１６）を介してマイコン（１３）に結
合されている。　（１７）はコンプレッサ、ヒータなど
の制御信号出力端子である。

以上のような構成における温度の測定順序を説明する。

第３図のｔ、に運転モードを切換えるかどうかの信号が
出力したものとすると、外気温度測定のため、第３図（
ｂ）のように室外機（３）のファン（５）が回転すると
ともに、第３図（Ｃ）のように第１番目の検温タイミン
グパルスが出力する。この第１番目の検温タイミングパ
ルスの出力中に、マイコン（１３）内の切換部（１４）
の切換信号により、ラダー抵抗（ｌｌａ）から（ｌｌｂ
）、（１１Ｃ）・・・（１１ｎ）へと順次切換わる１例
えば、（１１ａ）−（１ｌｂ）がＡ温度ゾーン、（ｌｌ
ｂ）−（ｌｌｃ）がＢ温度ゾーン、（ｌ１ｍ）−（ｌｌ
ｎ）がＭ温度ゾーンとする。比較器（８）では温度セン
サ（６）による電圧が温度ゾーンＡ、Ｂ、・・・Ｍのい
ずれに属するかを比較する。第１番目の検温タ°イミン
グ時の温度データが第３図（ａ）のようにＡゾーンであ
るとすると、判定回路（１５）を介して記憶回路（１６
）に記憶される。ファン（５）が回転していることによ
り、室外機（３）内の温度が次第に外気温に近づく（一
般には低くなる）に従い、ｔ２時の第２番目の検温タイ
ミングではＢゾーン、ｔ３時の第３番目でＣゾーン、ｔ
４時の第４番目でＣゾーンと順次変化する。

変化する毎に記憶回路（１６）のデータがその新たなデ
ータを記憶する。１に時の第５番目もＣゾーンとすると
、判定回路（１５）では記憶回路（１６）のデータと比
較し、同一であるから、つまり、外気温度が安定化した
ことになるので、この安定化した第３図（ｄ）のｔ３時
のタイミングで温度が測定され、その測定温度データが
マイコン（１３）へ送られ、出力端子（１７）から制御
信号として出力する。

「発明の効果」本発明は上述のように構成したので、室外機内の温度が
、所定ｉＪに設定したどの温度ゾーンに入るかによって
安定しているか変化しているかが判断でき、したがって
、変化している間は温度データとして使用せずに、安定
した後のデータの使用が可能となる。また、回路構成も
簡単で安価に提供できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による空気調和機の要部のブロツク図、
第２図は室外機の断面図、第３図は波形図である。（１）・・・室内機、（２）・・・室、（３）・・・室
外機、（４）・・・熱交換器、（５）・・・ファン、（
６）・・・温度センサ、（７）　（９）　（１０）・・
・抵抗、（８）・・・比較器、（ｌｌａ）〜（ｌｌｎ）
ラダー抵抗、（１２）・・・温度ゾーン設定部、（１３
）・・・マイコン、（１４）・・・切換部、（１５）・
・・判定回路、（１６）・・・記憶回路、（１７）・・
・出力端子。出願人　　株式会社富士通ゼネラル第　　１　　　図厘　　３　　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）室外機内に設けられ、室外温度を測定する温度セ
ンサと、検温タイミング毎に、所定間隔で段階的に分割
された温度に対応した全段階の信号を順次出力する温度
ゾーン設定部と、前記温度センサによる出力が温度ゾー
ン設定部によるいずれの温度ゾーンに対応するかを比較
する比較器とを具備してなることを特徴とする空気調和
機。
（２）室外機は、外気温測定時に運転するためのファン
を具備してなる特許請求の範囲第１項記載の空気調和機
。