JPS6385443A - 自動超音波探傷方法 - Google Patents

自動超音波探傷方法

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JPS6385443A
JPS6385443A JP61232818A JP23281886A JPS6385443A JP S6385443 A JPS6385443 A JP S6385443A JP 61232818 A JP61232818 A JP 61232818A JP 23281886 A JP23281886 A JP 23281886A JP S6385443 A JPS6385443 A JP S6385443A
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JP
Japan
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probe
point
beam path
weld
detected
Prior art date
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Pending
Application number
JP61232818A
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English (en)
Inventor
Minoru Yashima
八島 実
Tadami Nobushige
信重 忠心
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、橋梁、煙突、船舶等各種溶接構造物の溶接部
検査に適用される自動超音波探傷方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、溶接部の自動超音波探傷は、通常第6図説明図に
示すように、被検物1の表面に斜角探触子3を当て溶接
線に沿い方形走査又はじぐざぐ走査させて行っているが
、同図(3)のように直接被検物1の底面からの反射エ
コーを受けるときは、しばしば裏ビード2面からの反射
エコーN1  を検出して、あたかも欠陥のように表示
し、また同図(B)のように被検物1の底面で1回反射
した後の表面からの反射エコーを受けるときは、同様に
しばしば表ピード2面からの反射エコーN2を検出して
、あたかも欠陥のように表示している。
このため自動探傷終了後に欠陥指示箇所を熟練した検査
員が手探傷し、真の欠陥があるか否かの確認を行ってお
り、従って従来の自動超音波探傷法は信頼性低く、かつ
確認作業という余分の工数、経費を伴う不都合がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
溶接ビード面からの反射エコーを無効データとして自動
的に除去し、よって欠陥の検出を適確に行うことができ
、自動探傷終了後の人手による確認作業を不要とし、ひ
いては探傷作業の信頼性も向上し、工数軽減、経費低減
をはかることができる自動超音波探傷方法を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明は、溶接部を有する被検物の表面上に
溶接線に沿い斜角探触子を方形走査又はじぐざぐ走査さ
せて溶接部を自動探傷する際に、検出したエコーのビー
ム路程及び探触子位置を自動的に計測し、それらが下記
のいずれかを満足する場合のみ有効信号とすることを特
徴とする。
(1)探触子から放射された超音波ビームの中心が裏ビ
ードの探触子に近い方の止端から予じめ設定した距離離
れた地点に進行する入射点位置より溶接部に近い領域に
探触子が位置する場合、検出エコーのビーム路程が0.
5スキップ点に相当する路程以下のもの。
O)探触子から放射された超音波ビームが被検物底面で
1回反射した後その中心が表ビ一ドの探触子に近い方の
止端から予じめ設定した距離離れた地点に進行する入射
点位置より溶接部に近い領域に探触子が位置する場合、
検出エコーのビーム路程が0.5スキップ点を越えかつ
1.0スキップ点に相当する路程以下のもの。
(3)前記(1) 、 (2)項に含まれない領域に探
触子が位置する場合、検出エコーのビーム路程が1.0
スキップ点を越えかつ1.5スキップ点に相当する路程
以下のもの。
〔作 用〕
上述の構成により、溶接ビード面からの反射エコーを無
効データとして自動的に除去し、よって欠陥の検出を適
確に行うことができ、自動探傷終了後の人手による確認
作業を不要とし、ひいては探傷作業の信頼性も向上し、
工数軽減、経費低減をはかることができる自動超音波探
傷方法を得ることができる。
〔実施例〕
本発明自動超音波探傷方法の実施例を図面について説明
すると、第1図、第2図、第6図は本発明方法の原理の
説明図、第4図は第1実施例の平面図、第5図は第2実
施例の平面図である。
まず第1〜第3図について本発明方法の原理を説明する
(1)探触子位置に応じて有効信号(欠陥エコー)のビ
ーム路程を限定する 探触子3を方形走査又はじぐざぐ走査させて探傷する際
に、検出レベルを越えるエコーを検知した場合、そのビ
ーム路程及び探触子位置を自動的に計測し、その値が下
記(1)〜已)を満足するもののみ有効信号とする。
(1)  探触子位置第1図のP−Bの範囲ビーム路程
 W≦W0,5 S (0,5スキップ点)(Wo、5
8:第1図のBEに相当) (2)  探触子位置第1図のB−Cの範囲(Wl、O
s:第1図のAF+CFに相当)(3)探触子位置第1
図のC−Dの範囲ビーム路程W1.OS (1,0スキ
ップ点)<W≦W1.58(1,5スキップ点) (Wl、58:第1図のBE+PG+DGに相当)(2
)有効ビーム路程の切替点(第1図のE点。
A点)をビード2止端から△Y1.△Y2離す (1′)探触子位置に応じて有効信号のビーム路程を限
定した効果 1  ■ 探触+3が第1図のP−Bの範囲に位置する
場合 この範囲では裏ビード2からの反射波 が検出される危険があるが、それらのエコーはビーム路
程(W)が0.5スキップ点に相当する路程(WO05
S)より長くなるため、W≦wo、ssのエコーのみ有
効信号とすることにより除去することができる。
■ 探触子3が第1図のB−Cの範囲に位置する場合 この範囲は被検物1の底面で1回反射 した超音波を利用して溶接部を探傷する領域であシ、表
ビード2からの反射波が検出される危険がある。しかし
、それらのエコーはビーム路程(W)が1.0スキップ
点に相当する路程(Wl、0s)より長くなるため、W
o、58<W≦W1.Osのエコーのみ有効信号とする
ことにより除去できる。
■ 探触子3が第1図のC−Dの範囲に位置する場合 この範囲は直射法で探傷できなかった 領域を2回反射法で探傷するものであシ、裏ビード2か
らの反射波が検知される危険がある。しかし、それらの
エコーはビーム路程(W)が1.5スキップ点に相当す
る路程(Wl、5s)より長くなるため、Wl、Os<
W≦W1.5Sのエコーのみ有効信号とすることにより
除去できる。
(2′)有効ビーム路程の切替地点(第1図のE点、A
点)をビード止端から△Y1゜△Y2 離した効果 実際に探触子6から放射される超音波 は第2図の破線で示すような拡がフを有しているため、
例えば第2図の状態を前記(1)項■の条件で処理する
と、実際は裏ビード2面のに点からの反射波であるにも
かかわらず、被検物1底面のE′点(超音波ビームの中
心が進行する地点)で反射した超音波かに点と等しいビ
ーム路程になるに′点から反射されたもの(有効信号)
と判定することになる。有効ビーム路程の切替地点をビ
ード止端から △Y1.△Y2離したのはこの誤判定を避けるためであ
る。
第3図は△Y1を例てとってその適正値を示しておシ、
△Y1は超音波ビームが裏ビード2に直接入射すること
のない最小の大きさに設定する。△Y2も同様に超音波
ビームが表ピード2に直接入射するととのない最小の大
きさに設定すれば良いが、それらの具体的な算出法を次
の(1)。
(2)式に示す。
△Y1:’−−D o、5 s  −sec  θ  
   −−−−−m△Y2ニー・Dl、os−8ecθ
  −−−−−(2)ここにDo、5 S : 0.5
スキップ点での超音波ビームの半値幅 DI、Os:1,0スキップ点での超 音波ビームの半値幅 θ :屈折角 次に第4図について第1実施例を説明する。
1は板厚12mmの鋼板被検物、2は片面自動溶接法で
溶接された溶接ビード、6は屈折角70の点集束斜角探
触子、4は超音波探傷器、5は探触子走査機、6は探触
子走査機5を溶接線方向に移動させる1駆動モーター、
7は探触子6を溶接線と直角方向に走査させる駆動モー
ター、8は溶接線て平行に設置されたレール、9は探触
子走査機5のコントローy −110は探傷データ処理
装置、11は記録計である。
このような装置において、探傷に先立って探傷データ処
理装置10に、被検物1の板厚T1表ビード幅BU、裏
ビード幅BL、探触子走査開始位置Y8(第1図参照)
、屈折角θ。
有効ビーム路程切替点△Y1.△Y2及び検出レベルを
インプットしておく。検査開始後検出レベルを越えるエ
コーを検知すると、超音波探傷器4はそのエコー高さ及
びビーム路程を探傷データ処理装置10に伝送する。
探傷データ処理装置10はこの信号を受信すると、直ち
に探触子走査機コントローラー9と通信してその際の探
触子位置(第1図のYS+Yx)を求める。次いでそれ
らのデータと前述の有効信号の条件とを照合して、検出
エコーが有効信号な・のか否かを判定し、有効信号であ
れば反射源の位置とエコー高さを記録計11に出力する
。一方無効信号と判定された場合、そのエコーは評価の
対象外とする。
なおこの装置による千数百メートルの検査実績によれば
、△Y1=3+l+m、△Y2=4間に設定することに
より、ビード表面からのノイズエコーはほぼ確実に除去
できることが実証されている。
更に第5図について自動溶接装置と組合せだ第2実施例
を説明する。12は溶接台車、13は溶接ノズル、14
は開先倣いセンサー、15は開先倣いセンサー14のコ
ントローラー、16は溶接台車12を溶接線方向に駆動
させるだめの駆動モーター、17は溶接ノズル13の位
置制御モーター、18は溶接台車12のコントローラー
である。
この場合も探傷方法は第4図とほぼ同様であるが、第4
図の場合レールと溶接線は平行であることが必要条件で
あったのに対し、第5図の場合、自動溶接装置に組込ん
だ開先倣いセンサー14の信号をそのコントローラー1
5を介して探傷データ処理装置10にインプットするこ
とにより、レールと溶接線の間隔が変動しても、溶接部
に対する超音波の入射位置が正確に判定できるようにし
たものである。
このようにして本発明方法によれば、溶接ビード表面か
らのノイズエコーは自動的に除去され、従来必要とされ
た自動探傷終了後の確認探傷を省略することが可能にな
る。
〔発明の効果〕
要するに本発明によれば、溶接部を有する被検物の表面
上に溶接線え沿い斜角探触子を方形走査又はじぐざぐ走
査させて溶接部を自動探傷する際に、検出したエコーの
ビーム路程及び探触子位置を自動的に計測し、それらが (1)探触子から放射された超音波ビームの中心が裏ビ
ードの探触子に近い方の止端から予じめ設定した距離節
れた地点に進行する入射点位置より溶接部に近い領域に
探触子が位置する場合、検出エコーのビーム路程が0.
5スキップ点に相当する路程以下のもの、 C)探触子から放射された超音波ビームが被検物底面で
1回反射した後その中心が表ビードの探触子に近い方の
止端から予じめ設定した距離節れた地点に進行する入射
点位置より溶接部に近い領域に探触子が位置する場合、
検出エコーのビーム路程が0.5スキップ点を越えかつ
1.0スキツプ点に相当する路程以下のもの、 (3)前記(1) 、 (2)項に含まれない領域に探
触子が位置する場合、検出エコーのビーム路程カ1.Q
スキップ点を越えかつ1.5スキップ点に相当する路程
以下のもの、 のいずれかを満足する場合のみ有効信号とすることによ
り、溶接ビード面からの反射エコーを無効データとして
自動的に除去し、よって欠陥の検出を適確に行うことが
でき、自動探傷終了後の人手による確認作業を不要とし
、ひいては探傷作業の信頼性も向上し、工数軽減、経費
低減をはかることができる自動超音波探傷方法を得るか
ら、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明自動超音波探傷方法の
原理の説明図、第4図、第5図はそれぞれ本発明方法の
第1.第2実施例を示す平面図である。 第6図は従来方法におけるノイズエコーを誤まって欠陥
エコーとして誤判定する理由の説明図である。 1・・・被検物、2・・・溶接ビード、3・・・斜角探
触子、4・・・超音波探傷器、5・・・探触子走査機、
6・・、探触子走査機駆動モーター、7・・・探触子駆
動モーター、8・・・レール、9・・・探触子走査機コ
ントローラー、10・・・探傷データ処理装置、11・
・・記録計、12・・・溶接台車、16・・・溶接ノズ
ル、14・・・開先倣いセyt−115・・・開先倣い
センサーコントローラー、16・・・溶接台車駆動モー
ター、17・・・溶接ノズル位置制御モーター、18・
・・溶接台車コントローラー。 復代理人 弁理士 塚 本 正 文 第2図 第4図 第5図 パ 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶接部を有する被検物の表面上に溶接線に 沿い斜角探触子を方形走査又はじぐざぐ走査させて溶接
    部を自動探傷する際に、検出したエコーのビーム路程及
    び探触子位置を自動的に計測し、それらが下記のいずれ
    かを満足する場合のみ有効信号とすることを特徴とする
    自動超音波探傷方法。 (1)探触子から放射された超音波ビームの中心が裏ビ
    ードの探触子に近い方の止端から 予じめ設定した距離離れた地点に進行する 入射点位置より溶接部に近い領域に探触子 が位置する場合、検出エコーのビーム路程 が0.5スキップ点に相当する路程以下のもの。 (2)探触子から放射された超音波ビームが被検物底面
    で1回反射した後その中心が表ビ ードの探触子に近い方の止端から予じめ設 定した距離離れた地点に進行する入射点位 置より溶接部に近い領域に探触子が位置す る場合、検出エコーのビーム路程が0.5スキップ点を
    越えかつ1.0スキップ点に相当する路程以下のもの。 (3)前記(1)、(2)項に含まれない領域に探触子
    が位置する場合、検出エコーのビーム路程 が1.0スキップ点を越えかつ1.5スキップ点に相当
    する路程以下のもの。
JP61232818A 1986-09-30 1986-09-30 自動超音波探傷方法 Pending JPS6385443A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243597A (en) * 1975-10-03 1977-04-05 Masamoto Kudo Tape cutter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5243597A (en) * 1975-10-03 1977-04-05 Masamoto Kudo Tape cutter

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