JPS6385204A - 蒸気タ−ビンの潤滑油供給制御装置 - Google Patents

蒸気タ−ビンの潤滑油供給制御装置

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Publication number
JPS6385204A
JPS6385204A JP22781486A JP22781486A JPS6385204A JP S6385204 A JPS6385204 A JP S6385204A JP 22781486 A JP22781486 A JP 22781486A JP 22781486 A JP22781486 A JP 22781486A JP S6385204 A JPS6385204 A JP S6385204A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
oil pump
emergency
lubricating oil
steam turbine
Prior art date
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Pending
Application number
JP22781486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Misawa
三沢 一文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は蒸気タービンの潤滑油供給制御装置に係り、特
に発電所内全停電時等の緊急時に、蒸気タービンの軸受
等へ迅速に潤滑油を供給できるようにした蒸気タービン
の潤滑油供給制御装置に関する。
(従来の技術) 蒸気タービンの軸受等への潤滑油の供給は、蒸気タービ
ンを正常運転させるためには欠かすことのできない重要
項目である。一般に、潤滑油の供給は複数の油ポンプで
行なわれ、いわゆるフェイルセーフのシステムが採用さ
れている。
第3図は従来の蒸気タービンの潤滑油供給装置の概略系
統を示す図である。符号】は主油タンクを示し、この主
油タンク1には主油ポンプ2、補助油ポンプ3および非
常用油ポンプ4か配設されている。通常運転時には、主
油ポンプ2が駆動され、吐出された潤滑油は逆止弁5を
介して浦冷却器7へ導入され、ここで潤滑油として適切
な温度となるまで冷却された後、油圧調整弁8を介して
蒸気タービンの軸受等へ供給される。油圧tJ!J整弁
8では潤滑油として適切な圧力となるまで減圧される。
主油ポンプ2に異常が発生した場合には、自動的に補助
油ポンプ3が駆動される。この場合、吐出された潤滑油
は逆11−弁9を介して油冷却器7へ導入されその後1
−述したように軸受等へ供給される。
一方、発電所内全停電時等であって主油ポンプ2、補助
油ポンプ3が駆動できない場合には、蒸気タービントリ
ップと同時あるいはその過程で自動的に非常用油ポンプ
4が駆動される。前記主油ポンプ2、補助油ポンプ3は
交流電源モータで駆動され、非常用油ポンプ4は直流電
源モータで駆動される。非常用油ポンプ4から吐出され
た潤滑油は逆止弁10を介して油冷却器7へ導入される
ところで、非常用油ポンプ4は、主油ポンプ2あるいは
補助油ポンプ3の急激な吐出圧力低下に伴う過渡的な軸
受供給圧力の低下を防止するためにも起動開始から数秒
間で潤滑油圧力を確保できるようなものでなければなら
ない。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、一般に直流電源モータでは交流電源モー
タに比べると構造的に大型であり、モータ慣性力が大き
く、上述した起動条件を充分に満足させることが困難と
なる。
そのために、第3図に示されるように、主油ポンプ2、
補助油ポンプ3の吐出側にアキュムレータ11および逆
止弁12を組込み一時的に蓄圧することが行なわれてい
る。しかし、これでは構造の複雑化、設置スペースの増
大、機器のメンテナンスの増加等の種々の不都合が生じ
る。
一方、第4図に示されるように、主油ポンプ2あるいは
補助油ポンプ3から吐出される潤滑油を油冷却器7へ送
る接続管中に油圧調整弁8を組込み、非常用油ポンプ4
から吐出される潤滑油を前記油圧調整弁8をバイパスし
て油冷却器7へ送るよう構成することが考えられている
。このように構成すれば、油圧調整弁8をバイパスする
分だけ非常用油ポンプ4を駆動するための直流電源モー
タの容量を小さくすることができ、その起動時間を短縮
することが可能となる。しかしながら、この構成でも1
−述した起動条件を充分に満足させることは困難である
しかして、蒸気タービンにあっては、蒸気タービントリ
ップの過程で、過渡的であるにしても軸受の潤滑油が充
分に確保できないと振動、軸受の損傷等の重大な事故に
つながるので、潤滑油の確、  保は運用面、保守面で
極めて重要な問題となっている。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が釘する
問題点を解消し、緊急時であっても軸受の潤滑油を充分
に確保し得る蒸気タービンの潤滑油供給制御装置を提供
することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、主油タンクに+
、油ポンプ、補助油ポンプおよび非常用油ポンプを配設
し、吐出された潤滑油を油冷却器および油圧調整弁を介
して蒸気タービンの軸受ゴに供給するよう構成したもの
において、前記非常用油ポンプから吐出された潤滑油を
、少なくとも前記油冷却器をバイパスして蒸気タービン
の軸受等に供給するよう構成し、前記非常用油ポンプを
駆動する直流電源モータを小型のものにしたことを特徴
とするものである。
(作 用) 1、記構域に基づき本発明の詳細な説明すると、非常用
油ポンプから吐出された潤滑油は少なくとも油冷却器を
バイパスして蒸気タービンの軸受等に供給されるわけで
あるから、バイパスする分だけ油冷却器での潤滑油の圧
力損失はなくなり、非常用油ポンプを駆動する直流電源
モータは小型にすることができ、該モータの慣性力が小
さくなるのでその起動時間が短縮される。
(実施例) 以下、本発明による蒸気タービンの潤滑油供給制御装置
の一実施例を、第3図と同一部分に同一71号を付して
示した第1図を参照して説明する。
第1図において、符号1は主油タンクを示し、この主油
タンク1には主油ポンプ2、補助油ポンプ3および非常
用油ポンプ4が配設されている。
主油ポンプ2および補助油ポンプ3から吐出される潤滑
油は逆止弁5あるいは9を介して油冷却器7に導入され
、ここで潤滑油として適切な温度となるまで冷却された
後、油圧調整弁8を介して蒸気タービンの軸受等へ供給
される。油圧調整弁8では潤滑油として適切な圧力とな
るまで減圧される。1−述した構成は従来のものと同様
の構成である。
しかして、本発明によれば、非常用油ポンプ4から吐出
される潤滑油は油冷却器7をバイパスして油圧調整弁8
に導入され、ここで潤滑油として適切な圧力となるまで
減圧された後、軸受等へ供給されるよう構成されている
これによって、非常用油ポンプ4の吐出圧力は、油冷却
器7をバイパスする分だけ低く抑えることができる。し
たがって、非常用油ポンプ4を駆動するための直流電源
モータの小型化を図ることができ、該モータの慣性力が
小さくなるから、非常用油ポンプ4の起動時間を大幅に
短縮することができ、緊急時での充分な潤滑油の確保が
可能となる。
また、非常用油ポンプ7が駆動される場合は、蒸気ター
ビンはトリップしており、その回転数は急激に減速され
、通常、数10分間の後には停止あるいはターニング運
転に入る。回転数が減速されると、それに伴って軸受で
発生する熱は減少する。したがって、軸受へ供給する潤
滑油の温度は強制的に下げる必要はなく、非常用油ポン
プ4からの潤滑油を油冷却器7をバイパスして供給した
としても問題はなく、また、軸受での潤滑油の温度が過
渡的に1−昇しても自然放熱等により徐々に下げられる
ので問題はない。
第2図は本発明による蒸気タービンの潤滑油供給制御装
置の他の実施例を示す系統図である。この実施例によれ
ば、主油ポンプ2あるいは補助油ポンプ3から吐出され
る潤滑油を油冷却2=7へ送る接続管中に油圧:A整弁
8を組込み、非常用油ポンプ4から吐出される潤滑油を
油冷却器7および油圧調整弁8の両者をバイパスして蒸
気タービンの軸受等に供給するよう構成されている。こ
のように構成すれば、更に非常用油ポンプ4を駆動する
直流電源モータの小型化が図れ、起動時間の短縮を図る
ことが可能となる。
以上、第1図および第2図を参照してその実施例を説明
したが、本発明によれば、発電所内に設備される直流電
源の容量自体をも小さくすることができるという効果を
得ることもできる。
〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明は、非常用油ポ
ンプから吐出されたaツ滑油を少なくとも油冷却器をバ
イパスして蒸気タービンの軸受等に供給するよう構成し
、非常用油ポンプを駆動する直流電源モータを小型のも
のにしたから、該モータの慣性力が小さくなり、その起
動時間を短縮することができる。したがって、緊急時で
あっても0 軸受等の潤滑油を充分に確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による潤滑油供給制御装置の一実施例を
示す系統図、第2図は同地の実施例を示す系統図、第3
図および第4図はそれぞれ従来の潤滑油供給制御装置を
示す系統図である。 1・・・主油タンク、2・・・主油ポンプ、3・・・補
助油ポンプ、4・・・非常用油ポンプ、7・・・油冷却
器、8・・・油圧調整弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主油タンクに主油ポンプ、補助油ポンプおよび非常
    用油ポンプを配設し、吐出された潤滑油を油冷却器およ
    び油圧調整弁を介して蒸気タービンの軸受等に供給する
    よう構成したものにおいて、前記非常用油ポンプから吐
    出された潤滑油を、少なくとも前記油冷却器をバイパス
    して蒸気タービンの軸受等に供給するよう構成し、前記
    非常用油ポンプを駆動する直流電源モータを小型のもの
    にしたことを特徴とする蒸気タービンの潤滑油供給制御
    装置。
JP22781486A 1986-09-26 1986-09-26 蒸気タ−ビンの潤滑油供給制御装置 Pending JPS6385204A (ja)

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ID=16866794

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