JPS6384Y2 - - Google Patents

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JPS6384Y2
JPS6384Y2 JP18032785U JP18032785U JPS6384Y2 JP S6384 Y2 JPS6384 Y2 JP S6384Y2 JP 18032785 U JP18032785 U JP 18032785U JP 18032785 U JP18032785 U JP 18032785U JP S6384 Y2 JPS6384 Y2 JP S6384Y2
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JP
Japan
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shoe
elastic base
base sheet
foot
sheet
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Expired
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JP18032785U
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JPS6287505U (ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、靴の内部に出入自在に挿入する中
敷に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の靴には、底面の凹凸から足を守ると共
に、ブラインドを付けるため中底皮が貼着されて
いる。この中底皮は、皮革、合成樹脂からなる薄
い硬質シートであつて、足裏に接触するため表面
が滑らかな平面になつている。
また従来の靴は、歩くとき脱げないように足に
ぴつたりとフイツトするため、或程度足に締め付
けなければならず、「ころし」と称し指の付け根
のふくらんだ箇所が足よりも小さく形成され、逆
に爪先には歩くとき足が多少前方へ移動できるよ
うに「捨て寸」と称し足よりも長く形成され、通
常サイズは、足長が24.0cm、24.5cm、25.0cm、
25.5cmというように5mm間隔に、足囲が、A、
B、C、…E、EE、…と6mm間隔になつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この靴においては、中底皮が硬
く且つ滑らかな平面であるため、例えば足に魚の
目、たこ等膨出部ができたり、怪我をして膨出状
傷ができた場合、この膨出部に体重が集中して非
常に痛く歩くことが困難である問題点があつた。
正常な足の人でも、夏期長時間はいていると、
足が膨張するため窮屈になり血行が悪くなつたり
足が痛くなつたりすると共に、特に膝や腰に持病
のある人では、歩くとき衝撃が直接そこに響き歩
きにくい等の問題点があつた。
また、従来の靴では、足を傷めない靴を選ぶ
「靴合わせ」がかなり難しく、足に合わないと歩
行が苦痛でこれを辛抱して長くはき続けたらいろ
いろな病気の基になると共に、指が変形する等の
被害を受ける問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記のような問題点を解決するた
めに、靴底型の弾性ベースシートと、この弾性ベ
ースシートの上面に順次重ねて接着する所要の可
塑性を備えた複数の靴底型貼着シートとの組合せ
から成り、前記弾性ベースシートは、ポリウレタ
ンフオーム製下層材の上に所要の可塑性を備えた
軟質高発泡合成樹脂製上層材を積層固着したもの
とし、前記貼着シートは、所要の可塑性を備えた
軟質高発泡合成樹脂シートからなりその裏面に離
型紙で被覆された粘着層が設けてあるものであ
る。
〔作 用〕
この考案によれば、多少大きい目のサイズの靴
を選び、最初弾性ベースシートを挿入し短期間例
えば2日程度はいて上層材を自分の足型に踏み付
け成形し、次にこの弾性ベースシートの上面に粘
着層を利用して貼着シートを重ねて接着しこれを
はいて自分の足型に踏み付け、靴に自分の足がぴ
つたりとフイツトするまで貼着シートの上面に更
に別の貼着シートを重ねて接着することを複数回
適宜繰返す。
〔実施例〕
この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。この考案の靴の中敷は、所要サイズの靴底型
の弾性ベースシート1と、この弾性ベースシート
1の上面に順次重ねて接着する弾性ベースシート
1と同じサイズの所要の可塑性を備えた複数の靴
底型貼着シート2との組合せから成る。
前記弾性ベースシート1は、ゴムのように大き
な伸縮弾性と耐摩耗性を備えた厚さ1.0〜1.5mmの
ポリウレタンフオームからなる弾性下層材3の上
に、所要の可塑性を備えた厚さ1.0〜1.5mmの軟質
高発泡合成樹脂製上層材4が粘着層5を介して積
層固着されたものである。この上層材4は、例え
ば積水化学工業(株)製のソフトロン(登録商標)、
即ち電子線架橋の高発泡ポリエチレンフオームか
らなり、所要の可塑性とは靴に挿入して2日程度
はいた場合、体重によつて足型に合せた緩やかな
凹面6(3図参照)が成形され、この凹面6は長
期間残るものである。
前記貼着シート2は、弾性ベースシート1の上
層材4と同じような所要の可塑性を備えた厚さ
1.0〜1.5mmの軟質高発泡合成樹脂、即ち積水化学
工業(株)製のソフトロン(登録商標)からなり、そ
の裏面に離型紙7で被覆された粘着層8が設けら
れており、体重によつて足型に合せた凹面が成形
される。
なお、前記靴の中敷は、靴のサイズと同じよう
に、5mm間隔の足長、6mm間隔の足囲との組合せ
からなるいろいろなサイズのものを作成すること
ができるほか、長方形シートから適宜自分の靴底
に合せて鋏で切断して形成することもできる。ま
た弾性ベースシート1の上層材4及び貼着シート
2は高発泡ポリエチレンフオームに限定されるも
のではなく、所要の可塑性を備えた他の軟質高発
泡合成樹脂シートが用いられる。
この靴の中敷はこれを使用する場合、多少大き
い目のサイズの靴を選び、最初内部に弾性ベース
シート1を挿入し短期間例えば2日程度はいて上
層材4を自分の足型に踏み付けてかかと等に凹面
6(第3図参照)を設け土踏まずのアーチに沿う
ようになり、次にこの弾性ベースシート1を靴か
ら取外しこの上面に、離型紙7を剥離し粘着層8
を利用して一枚の貼着シート2を重ねて接着し、
これを靴内へ挿入し、2日程度はいて貼着シート
2に再び足型の凹面6を設け、更に靴に自分の足
がぴつたりとフイツトするまで、例えば甲部に隙
間がなくなるまで複数の貼着シート2を順次重ね
て接着する。
〔効 果〕
以上のように、この考案に係る靴の中敷は、ポ
リウレタンフオーム製下層材と所要の可塑性を備
えた軟質発泡合成樹脂下層材からなる靴底型の弾
性ベースシートと、この弾性ベースシートの上面
に必要に応じて順次重ねて接着する所要の可塑性
を備え裏面に離型紙で被覆された粘着層を有する
複数の軟質発泡合成樹脂製靴底型貼着シートとの
組合せから成り、多少大き目のサイズの靴を選
び、この中に最初弾性ベースシートを挿入し、足
型を設けて後、靴に自分の足がぴつたりとフイツ
トするまで複数の貼着シートを順次重ねて接着す
るようにしたものであつて、足裏にかかる体重が
足裏全面に分散平均化され足に魚の目、たこ、怪
我等のある人でも大きい目の靴であるため楽には
け中敷本体の表面に凹面ができているため痛くな
く、足の横幅を靴で締める必要がないので夏期長
時間はいて足が膨張しても窮屈にならず、いつも
血行がよく、クツシヨン性を備えるため膝や腰に
持病のある人でも歩くときの衝撃が緩和されて歩
きやすく、さらに、従来かなり難かしかつた「靴
合わせ」も容易となり歩行時足が靴内で動かない
ため非常に歩きやすく、小指等が変形する等の被
害も全くない等の多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す分解斜視
図、第2図は同上の接着状態を示す説明図、第3
図は同上の使用状態を示す縦断側面図である。 1……弾性ベースシート、2……貼着シート、
3……下層材、4……上層材、5,8……粘着
層、6……凹面、7……離型紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 靴底型の弾性ベースシートと、この弾性ベース
    シートの上面に順次重ねて接着する所要の可塑性
    を備えた複数の靴底型貼着シートとの組合せから
    成り、前記弾性ベースシートは、ポリウレタンフ
    オーム製下層材の上に所要の可塑性を備えた軟質
    高発泡合成樹脂製上層材を積層固着したものと
    し、前記貼着シートは、所要の可塑性を備えた軟
    質高発泡合成樹脂シートからなりその裏面に離型
    紙で被覆された粘着層が設けてある靴の中敷。
JP18032785U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPS6384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18032785U JPS6384Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18032785U JPS6384Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287505U JPS6287505U (ja) 1987-06-04
JPS6384Y2 true JPS6384Y2 (ja) 1988-01-05

Family

ID=31124182

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JP18032785U Expired JPS6384Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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JPS6287505U (ja) 1987-06-04

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