JP2001190305A - 作業用の靴中底 - Google Patents

作業用の靴中底

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JP2001190305A
JP2001190305A JP2000306509A JP2000306509A JP2001190305A JP 2001190305 A JP2001190305 A JP 2001190305A JP 2000306509 A JP2000306509 A JP 2000306509A JP 2000306509 A JP2000306509 A JP 2000306509A JP 2001190305 A JP2001190305 A JP 2001190305A
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forefoot
insert
insole
pillow
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JP2000306509A
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English (en)
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Laura J Crane
ジェイ. クレイン ローラ
Philip C Yang
シー. ヤング フィリップ
Harold A Howlett
エイ. ハウレット ハロルド
Kellie M Goodrich
エム. グッドリッチ ケリー
W Scott Rogers
スコット ロジャース ダブリュー.
Donald K Gray
ケイ. グレイ ドナルド
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Bayer Consumer Care Holdings LLC
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Schering Plough Healthcare Products Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 腰痛および下肢の痛みを軽減する靴中底を提
供する。 【解決手段】 履き物と共に使用するための全長靴中底
であって、該靴中底は、第一層であって、該第一層は、
足の少なくとも中足骨に伸長している前足部;踵部;該
前足部および該踵部を共に連結する中間部;該前足部、
該中間部および該踵部に沿って伸長している上面であっ
て、該上面にて人が立つ上面および該前足部、該中間部
および該踵部に沿って伸長している下面であって、該下
面は浅陥凹部を含む、第一層;該第一層は、第一硬度を
有する材料から製造され;ならびに力線挿入物であっ
て、該力線挿入物は該陥凹部に固定されており、そして
通常の歩行の間にて、該上面にかかる足の力の最大領域
に従う形状を有し、該第一硬度未満の第二硬度を有する
材料から製造されている力線挿入物を備える靴中底。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、履き物用
の靴中底(insole)に関し、さらに特定すると、
勤務時間の大部分を立ち作業に費やす労働者に特別に合
わせた改良靴中底に関する。
【0002】
【従来の技術】勤務時間の殆どを立ち作業に費やす労働
者(例えば、建設作業員、レジ係など)は多い。さら
に、この立ち作業の多くは、硬い床(例えば、コンクリ
ート製の床など)の上で行われる。これにより、腰痛お
よび下肢の痛みを生じる傾向にある。
【0003】この痛みの結果として、労働者は、この痛
みを緩和しようとして、姿勢や歩行を変える傾向にあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、前記従来技術に伴う問題点を克服する靴中底を提供
することにある。
【0005】本発明の別の目的は、腰痛および下肢の痛
みを軽減する靴中底を提供することにある。
【0006】本発明のさらに別の目的は、腰痛および下
肢の痛みを軽減する際に、従来の靴中底よりも速くかつ
良好に作用する靴中底を提供することにある。
【0007】本発明のさらに別の目的は、歩幅に沿った
いずれの点でも、緩衝作用および衝撃吸収を与える靴中
底を提供することにある。
【0008】本発明のさらなる目的は、歩幅に沿って高
い力の領域で、必要なら、衝撃吸収を追加する靴中底を
提供することにある。
【0009】本発明のなおさらなる目的は、足の姿勢や
正しい歩行を高めるために、その歩行によって動く(r
oll)際に生体力学的な効果を与える靴中底を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、履き物と共に
使用するための全長靴中底であって、該靴中底は、以
下:第一層であって、該第一層は、以下:足の少なくと
も中足骨に伸長している前足部;踵部;該前足部および
該踵部を共に連結する中間部;該前足部、該中間部およ
び該踵部に沿って伸長している上面であって、該上面に
て、人が立つ、上面;および該前足部、該中間部および
該踵部に沿って伸長している下面であって、該下面は、
浅陥凹部を含む、下面、を含む、第一層;該第一層は、
第一硬度を有する材料から製造され;ならびに力線挿入
物であって、該力線挿入物は、該陥凹部に固定されてお
り、そして通常の歩行の間にて、該上面にかかる足の力
の最大領域に従う形状を有し、該第一硬度未満の第二硬
度を有する材料から製造されている、力線挿入物、を備
える、靴中底である。そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0011】好適な実施態様においては、上記陥凹部お
よび上記力線挿入物が、それぞれ、およそ2mmの高さ
を有する。
【0012】好適な実施態様においては、上記力線挿入
物および上記陥凹部が、実質的に同じ形状および寸法を
有する。
【0013】好適な実施態様においては、上記第一層
が、およそ45〜75の範囲のショアー「00」デュロ
メーター硬度を有するウレタン発泡体から製造され、そ
して上記力線挿入物が、およそ35〜65の範囲のショ
アー「00」デュロメーター硬度を有するウレタン発泡
体から製造される。
【0014】さらに好適な実施態様においては、上記第
一層が、およそ55〜65の範囲のショアー「00」デ
ュロメーター硬度を有し、そして上記力線挿入物が、お
よそ45〜55の範囲のショアー「00」デュロメータ
ー硬度を有する。
【0015】さらに好適な実施態様においては、上記第
一層のショアー「00」デュロメーター硬度が、およそ
60であり、そして上記力線挿入物のショアー「00」
デュロメーター硬度が、およそ50である。
【0016】好適な実施態様においては、上記靴中底
は、上記力線挿入物が、以下:踵挿入部であって、踵が
当たっている間に足の踵を収容してそれに緩衝作用を与
えるための第一幅を有する、踵挿入部;一方の末端で該
踵挿入部に連結された中間挿入部であって、該中間挿入
部は、該第一幅未満の第二幅を有する;および該中間挿
入部の反対末端に連結された前足挿入部であって、足の
中足骨の位置決めに対応して、該靴中底の内側で大きな
程度まで前方に伸長する形状を有する、前足挿入部、を
備える、靴中底である。
【0017】好適な実施態様においては、上記前足挿入
部の前方端が、角度付けしたアーチ形状を有する。
【0018】好適な実施態様においては、上記靴中底の
上記踵部が、該踵部で上記踵を保持するために、カップ
状にされている。
【0019】好適な実施態様においては、上記中間部
が、上記中間靴中底部に隣接して配置された内側アーチ
部を備える。
【0020】さらに好適な実施態様においては、上記内
側アーチ部が、上記中間部の残りの部分よりも大きな高
さを有し、そして間隔を置いて配置した横配向溝を備
え、該溝が、その間で、横フレックス部材を規定し、該
フレックス部材が、バネとして、効果的に機能する。
【0021】本発明は、履き物と共に使用するための全
長靴中底であって、該靴中底は、以下:足の少なくとも
中足骨に伸長している前足部;踵部;該前足部および該
踵部を共に連結する中間部であって、内側アーチ部を含
む、中間部;該前足部、該中間部および該踵部に沿って
伸長している上面であって、該上面にて、人が立つ、上
面;該前足部、該中間部および該踵部に沿って伸長して
いる下面;前足枕部であって、該前足枕部は、さらなる
緩衝作用を与えるために、該前足部において、該上面
で、高くした領域として形成され、そして該靴中底の内
側で大きな程度まで前方に伸長する前端を含むように、
足の圧力領域に適合する形状にされている、前足枕部;
および踵枕部であって、該踵枕部は、そこでさらなる緩
衝作用を与えるために、該踵部において、該上面で、高
くした領域として形成され、そして該内側アーチ部に方
へ足を案内するために、歩行の進行を向上する形状にさ
れている、踵枕部、を備える、靴中底である。
【0022】好適な実施態様においては、上記前足枕部
および上記踵枕部が、上記前足部および上記踵部にて、
上記靴中底の残りの部分と同じ材料の余分な厚さを与
え、それと共に、単一成形片として、一体的に形成され
ている。
【0023】さらに好適な実施態様においては、上記余
分な厚さが、およそ3mm未満である。
【0024】好適な実施態様においては、上記踵枕部
が、後方に配向された翼の形状を有する。
【0025】さらに好適な実施態様においては、上記翼
が、その後部で大きな幅を有し、そして上記方向で幅に
テーパが付けられており、また、上記内側アーチ部の方
を指している。
【0026】本発明は、履き物と共に使用するための全
長靴中底であって、該靴中底は、以下:第一層であっ
て、該第一層は、以下:少なくとも中足骨に伸長してい
る前足部;踵部;該前足部および該踵部を共に連結する
中間部であって、内側アーチ部を備える、中間部;該前
足部、該中間部および該踵部に沿って伸長している上面
であって、該上面にて、人が立つ、上面;および該前足
部、該中間部および該踵部に沿って伸長している下面で
あって、浅陥凹部を含む、下面、を含む、第一層;該第
一層は、第一硬度を有する材料から製造され;力線挿入
物であって、該力線挿入物は、該陥凹部に固定されてお
り、そして通常の歩行の間にて、該上面にかかる足の力
の最大領域に従う形状を有し、該第一硬度未満の第二硬
度を有する材料から製造されている、力線挿入物;前足
枕部であって、該前足枕部は、そこでさらなる緩衝作用
を与えるために、該前足部において、該上面で、高くし
た領域として形成され、そして該靴中底の内側で大きな
程度まで前方に伸長する前端を含むように、足の圧力領
域に適合する形状にされている、前足枕部;ならびに踵
枕部であって、該踵枕部は、そこで緩衝作用を追加する
ために、該踵部において、該上面で、高くした領域とし
て形成され、そして該内側アーチ部に方へ足を案内する
ために、歩行の進行を向上する形状にされている、踵枕
部、を備える、靴中底である。
【0027】好適な実施態様においては、上記力線挿入
物および上記陥凹部が、実質的に同じ形状および寸法を
有する。
【0028】好適な実施態様においては、上記第一層
が、およそ45〜75の範囲のショアー「00」デュロ
メーター硬度を有するウレタン発泡体から製造され、そ
して上記力線挿入物が、およそ35〜65の範囲のショ
アー「00」デュロメーター硬度を有するウレタン発泡
体から製造される。
【0029】さらに好適な実施態様においては、上記第
一層が、およそ55〜65の範囲のショアー「00」デ
ュロメーター硬度を有し、そして上記力線挿入物が、お
よそ45〜55の範囲のショアー「00」デュロメータ
ー硬度を有する。
【0030】さらに好適な実施態様においては、上記第
一層のショアー「00」デュロメーター硬度が、およそ
60であり、そして上記力線挿入物のショアー「00」
デュロメーター硬度が、およそ50である。
【0031】好適な実施態様においては、上記靴中底
は、上記力線挿入物が、以下:踵挿入部であって、踵が
当たっている間に踵を収容してそれに緩衝作用を与える
ための第一幅を有する、踵挿入部;一方の末端で該踵挿
入部に連結された中間挿入部であって、該中間アーチ部
に隣接して配置され、該第一幅未満の第二幅を有する、
中間挿入部;および該中間挿入部の反対末端に連結され
た前足挿入部であって、該前足挿入部は、足の中足骨の
位置決めに対応して、該靴中底の内側で大きな程度まで
前方に伸長する形状を有する、前足挿入部、を備える、
靴中底である。
【0032】好適な実施態様においては、上記前足挿入
部の前方端が、角度付けしたアーチ形状を有する。
【0033】好適な実施態様においては、上記内側アー
チ部が、上記中間部の残りの部分よりも大きな高さを有
し、そして間隔を置いて配置した横配向溝を備え、該溝
が、その間で、横フレックス部材を規定し、該フレック
ス部材が、バネとして、効果的に機能する。
【0034】好適な実施態様においては、上記前足枕部
および上記踵枕部が、上記前足部および上記踵部にて、
上記靴中底の残りの部分と同じ材料の余分な厚さを与
え、それと共に、単一成形片として、一体的に形成され
ている。
【0035】好適な実施態様においては、上記踵枕部
が、後方に配向された翼の形状を有する。
【0036】さらに好適な実施態様においては、上記翼
が、その後部で大きな幅を有し、そして前方方向で幅に
テーパが付けられており、また、上記内側アーチ部の方
を指している。
【0037】本発明の1局面に従って、履き物と共に使
用するための全長靴中底は、以下を備える:第一層であ
って、この第一層は、以下:少なくとも足の中足骨に伸
長している前足部、踵部、この前足部および踵部を共に
連結する中間部、この前足部、中間部および踵部に沿っ
て伸長している上面であって、この上面にて人が立つ上
面、およびこの前足部、中間部および踵部に沿って伸長
している下面であって、この下面は、浅陥凹部を含む下
面、を含む第一層であって、この第一層は、第一硬度を
有する材料から製造されている第一層;ならびに力線
(force line)挿入物であって、この力線挿
入物は、この陥凹部で確保されており、そして通常の歩
幅で歩いている間にてこの上面にかかる足の力の最大領
域に従う形状を有し、この力線挿入物は、この第一硬度
未満の第二硬度を有する材料から製造されている、力線
挿入物。
【0038】この陥凹部および力線挿入物は、好ましく
は、それぞれ、およそ2mmの高さを有する。また、こ
の力線挿入物および陥凹部は、実質的に同じ形状および
寸法を有する。好ましくは、この第一層は、およそ45
〜75の範囲(さらに好ましい範囲は、およそ55〜6
5であり、好ましい値は、およそ60である)のショア
ー「00」デュロメーター硬度を有するウレタン発泡体
から製造され、そしてこの力線挿入物は、およそ35〜
65の範囲(さらに好ましい範囲は、およそ45〜55
であり、好ましい値は、およそ50である)のショアー
「00」デュロメーター硬度を有するウレタン発泡体か
ら製造される。
【0039】この力線挿入物は、以下を備える:踵挿入
部であって、この踵挿入部は、踵が当たっている間に足
の踵に適応してそれに緩衝作用を与えるための第一幅を
有する、踵挿入部;一方の末端でこの踵挿入部に連結さ
れた中間挿入部であって、この中間挿入部は、この第一
幅未満の第二幅を有する、中間挿入部;およびこの中間
挿入部の反対末端に連結された前足挿入部であって、こ
の前足挿入部は、足の中足骨の位置決めに対応して、こ
の靴中底の内側で大きな程度まで前方に伸長する形状を
有する、前足挿入部。好ましくは、この前足挿入部の前
方端は、斜めアーチ形状を有する。
【0040】それに加えて、この靴中底の踵部は、この
踵部で踵を保持するために、カップ状にされている。
【0041】この中間部は、この中間靴中底部に隣接し
て配置された内側アーチ部を備える。この内側アーチ部
は、この中間部の残りの部分よりも大きな高さを有し、
そして間隔を置いて配置した横配向溝を備え、この溝
は、その間で、横フレックス部材を規定し、このフレッ
クス部材は、バネとして、効果的に機能する。
【0042】本発明の別の局面に従って、履き物と共に
使用するための全長靴中底は、以下を備える:少なくと
も足の中足骨に伸長している前足部;踵部;この前足部
および踵部を共に連結する中間部であって、この中間部
は、内側アーチ部を含む、中間部;この前足部、中間部
および踵部に沿って伸長している上面であって、この上
面にて人が立つ、上面;この前足部、中間部および踵部
に沿って伸長している下面;前足枕部であって、この前
足枕部は、そこでさらなる緩衝作用を提供するために、
この前足部において、この上面で、高くした領域として
形成され、そしてこの靴中底の内側で大きな程度まで前
方に伸長する前端を含むように、足の圧力領域に一致す
る形状にされている、前足枕部;および踵枕部であっ
て、この踵枕部は、そこでさらなる緩衝作用を提供する
ために、この踵部において、この上面で、高くした領域
として形成され、そしてこの内側アーチ部の方へ足を案
内するために、歩行の進行を向上する形状にされてい
る、踵枕部。
【0043】この前足枕部および踵枕部は、この前足部
および踵部にて、この靴中底の残りの部分と同じ材料の
余分な厚さを与え、それと共に、単一成形片として、一
体的に形成されている。この余分な厚さは、およそ3m
m未満である。
【0044】この踵枕部は、後方に配向された翼の形状
を有する。この翼は、その後部で大きな幅を有し、そし
て前方方向で幅にテーパが付けられており、また、この
内側アーチ部の方を指している。
【0045】本発明のさらに別の局面に従って、履き物
と共に使用するための全長靴中底は、以下を備える:第
一層であって、この第一層は、以下:少なくとも足の中
足骨に伸長している前足部;踵部;この前足部および踵
部を共に連結する中間部であって、この中間部は、内側
アーチ部を備える、中間部;この前足部、中間部および
踵部に沿って伸長している上面であって、この上面にて
人が立つ、上面;およびこの前足部、中間部および踵部
に沿って伸長している下面であって、この下面は、浅陥
凹部を含む下面、を含み、この第一層は、第一硬度を有
する材料から製造されている、第一層;力線挿入物であ
って、この力線挿入物は、この陥凹部で確保されてお
り、そして通常の歩幅で歩いている間にてこの上面にか
かる足の力の最大領域に従う形状を有し、この力線挿入
物は、この第一硬度未満の第二硬度を有する材料から製
造されている、力線挿入物;前足枕部であって、この前
足枕部は、そこでさらなる緩衝作用を提供するために、
この前足部において、この上面で、高くした領域として
形成され、そしてこの靴中底の内側で大きな程度まで前
方に伸長する前端を含むように、足の圧力領域に一致す
る形状にされている、前足枕部;および踵枕部であっ
て、この踵枕部は、そこでさらなる緩衝作用を提供する
ために、この踵部において、この上面で、高くした領域
として形成され、そしてこの内側アーチ部の方へ足を案
内するために、歩行の進行を向上する形状にされてい
る、踵枕部。
【0046】本発明の上記特徴および他の特徴は、その
以下の詳細な説明(これは、添付の図面と関連して、理
解できる)から、容易に明らかとなる。
【0047】
【発明の実施の形態】上で述べたように、勤務時間の殆
どを立ち作業に費やす労働者(例えば、建設作業員、レ
ジ係など)は多い。さらに、この立ち作業の多くは、硬
い床(例えば、コンクリート製の床など)の上で行われ
る。これにより、腰痛および下肢の痛みを生じる傾向に
ある。さらに、これらの労働者はまた、この痛みを緩和
しようとして、姿勢や歩行を変える傾向にある。
【0048】本発明は、足の姿勢および正しい歩行を高
めつつ、このような腰痛および下肢の痛みを緩和するよ
うに、設計されている。
【0049】図面を詳細に参照すると、本発明による左
靴中底10および右靴中底11は、周知のように、履き
物に配置するように適合されている。靴中底10および
11は、腰痛および下肢の痛みを緩和するように、特別
に適合されている。右靴中底11は、靴中底10の鏡像
であるという了解のもとで、今ここで、左靴中底10だ
けを記述する。
【0050】具体的には、靴中底10は、人間の左足の
形状を有し、従って、湾曲した足指部または前足部1
2、踵部14、および中間部16(これは、前足部12
および踵部14を共に連結する)を含む。踵部14は、
足指部12よりも大きな厚さを有する。例えば、踵部1
4は、約5〜8mmの厚さを有し得るのに対して、足指
部は、約1〜6mmの厚さを有し得る。
【0051】靴中底10は、下層18および上部カバー
20により形成されており、この上部カバーは、任意の
適切な手段(例えば、接着剤、RF溶接など)により、
前足部12、カップ状踵部14および中間部16に沿っ
て、下層18の上面に確保されている。
【0052】下層18は、任意の適切な材料(これに
は、この靴中底に踵が当たる衝撃を和らげて吸収できる
任意の可撓性材料が挙げられるが、これらに限定されな
い)から製造できる。適切な衝撃吸収材料には、任意の
適切な発泡体が挙げられ得、これらは、例えば、架橋ポ
リエチレン、ポリ(エチレン−酢酸ビニル)、ポリ塩化
ビニル、合成および天然ラテックスゴム、ネオプレン、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン型またはスチ
レン−ブタジエンスチレン型のブロック重合体エラスト
マー、熱可塑性エラストマー、エチレン−プロピレンゴ
ム、シリコーンエラストマー、ポリスチレン、ポリ尿素
またはポリウレタンがあり、最も好ましくは、可撓性ポ
リオール鎖およびイソシアネート(例えば、4,4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)またはト
ルエンジイソシアネート(TDI)をベースにした単量
体状もしくはプレポリマー状のジイソシアネート)から
製造したポリウレタンがあるが、これらに限定されな
い。このような発泡体は、フレオン、水、塩化メチレン
または他の気体発生試薬を用いるだけでなく、機械的に
泡立てることにより膨らませて、この衝撃吸収弾性層を
作製できる。このような発泡体は、有利には、所望の形
状または構造に成形され得る。非発泡体エラストマー
(例えば、粘弾性重合体として知られている種類の材
料)、またはシリコーンゲル(これは、−50℃〜10
0℃の範囲で実行した動的機械分析により試験したと
き、高いレベルの減衰を示す)もまた、有利に使用され
得る。弾性ポリウレタンは、ジイソシアネートプレポリ
マー、ポリオール、触媒および安定剤(これは、所望の
物理的属性の水膨張(waterblown)ポリウレ
タン発泡体を提供する)から作製され得る。適切なジイ
ソシアネートプレポリマー成分およびポリオール成分に
は、Polymeric MDI M−10(CAS
9016−87−9)およびPolymeric MD
I MM−103(CAS25686−28−6)(両
方とも、BASF(Parsippany,N.J.)
から入手できる);Pluracol 945(CAS
9082−00−2)およびPluracol 10
03(両方とも、BASF(Parsippany,
N.J.)から入手できる);Multrinol 9
200(これは、Mobay(Pittsburgh,
Pa.)から入手できる);MDIジイソシアネートプ
レポリマーXAS 10971.02およびポリオール
ブレンドXUS 18021.00(これらは、the
Dow Chemical Company(Mid
land,Mich.)から入手できる);およびNi
ax 34−28(これは、Union Carbid
e(Danbury,Conn.)から入手できる)が
挙げられる。これらのウレタン系は、一般に、界面活性
剤、発泡剤、および紫外線安定剤および/または触媒パ
ッケージを含む。適切な触媒には、Dabco 33−
LV(CAS 280−57−9,2526−71−
8)、Dabco X543(CAS Trade S
ecret)、Dabco T−12(CAS 77−
58−7)、およびDabco TAC(CAS 10
7−21−1)(これらは、全て、Air Produ
ctsInc.(Allentown,Pa.)から入
手できる);Fomrez UL−38(これは、th
e Witco Chemical Co.(NewY
ork,N.Y.)からの第一スズオクトエート(st
annous octoate)である)またはA−1
(CAS 3033−62−3)(これは、OSI C
orp.(Norcross,Ga.)から入手でき
る)が挙げられる。適切な安定剤には、Tinuvin
765(CAS 41556−26−7)、Tinu
vin 328(CAS 25973−55−1)、T
inuvin 213(CAS 104810−48−
2)、Irganox 1010(CAS 6683−
19−8)、Irganox 245(CAS 364
43−68−2)(これらは、全て、Ciba Gei
gy Corporation(Greensbor
o,N.C.)から入手できる)、またはGivsor
b UV−1(CAS 057834−33−0)およ
びGivsorb UV−2(CAS 065816−
20−8)(これらは、Givaudan Corpo
ration(Clifton,N.J.)から入手で
きる)が挙げられる。適切な界面活性剤には、DC−5
169(混合物)、DC190(CAS68037−6
4−9)、DC197(CAS69430−39−
3)、DC−5125(CAS68037−62−7)
(これらは、全て、Air Products Cor
p.(Allentown,Pa.)から入手できる)
およびL−5302(CASトレードシークレット)
(これは、Union Carbide(Danbur
y,Conn.)から入手できる)が挙げられる。ある
いは、下層18は、積層体構造(すなわち、上記材料の
いずれかの多層複合材料)であり得る。多層複合材料
は、1種またはそれ以上の上記材料(例えば、ポリエチ
レン−酢酸ビニルおよびポリエチレンの組合せ(2
層)、ポリウレタンおよびポリ塩化ビニルの組合せ(2
層)またはエチレンプロピレンゴム、ポリウレタン発泡
体およびエチレン−酢酸ビニルの組合せ(3層))から
製造される。
【0053】好ましくは、下層18は、ウレタン成形材
料から製造される。
【0054】上部カバー20は、任意の適切な材料から
製造され得、これには、織物、皮革、レザーボード、膨
張したビニル発泡体、フロック加工したビニルフィル
ム、凝固したポリウレタン、スクリム上のラテックス発
泡体、支持されたポリウレタン発泡体、積層したポリウ
レタンフィルムまたは金型内(in−mold)被覆
(例えば、一体化上部カバーとして、ポリウレタン、ス
チレン−ブタジエン−ゴム、アクリロニトリル−ブタジ
エン、アクリロニトリルターポリマーおよび共重合体、
ビニル類、または他のアクリル類)が挙げられるが、こ
れらに限定されない。上部カバー20の望ましい特性に
は、良好な耐久性、安定性および外観が挙げられる。上
部カバー20は、簡単に成形できるために、低いモジュ
ラスで示されるように、良好な柔軟性を有することもま
た、望ましい。上部カバー20の結合面は、下層18の
上面との適切な機械的結合を達成するために、適切なテ
クスチャーを与えるべきである。好ましくは、上部カバ
ー20の材料は、織物(例えば、毛羽仕上げしたニット
積層体上部布(毛羽仕上げしたニット織物/ウレタンフ
ィルム/不織スクリム布積層体)またはウレタンニット
積層体上部布)である。好ましくは、上部カバー20
は、ポリエステル織物材料から製造される。
【0055】下層18は、従来の方法(例えば、熱封
着、超音波封着、高周波封着、積層、熱成形、反応射出
成形および圧縮成形、およびもし必要なら、引き続い
て、二次ダイス切断または金型内ダイス切断)により、
作製され得る。代表的な方法は、例えば、米国特許第
3,489,594号;第3,530,489号;第
4,257,176号;第4,185,402号;第
4,586,273号、theHandbook of
Plastics(Herber R.Simond
s および Carleton Ellis,194
3,New York,N.Y.)、Reaction
Injection Molding Machin
ery and Processes(F.Melvi
n Sweeney,1987、New York,
N.Y.)ならびにFlexible Polyure
thane Foams(George Woods,
1982,New Jersey)で教示されており、
これらの作製教示内容は、本明細書中で参考として援用
されている。好ましくは、この靴中底は、米国特許第
4,694,589号で教示されているような発泡反応
成形プロセスにより、作製される。
【0056】使用中にて、靴中底10は、中間部16の
内側が靴の内側に載っているように、靴に配置される。
前足部12は、中足骨のすぐ前で、終わり得る。しかし
ながら、靴中底10は、好ましくは、全長靴中底であ
り、すなわち、足全体に沿って伸長している。
【0057】典型的には、靴中底10は、靴のサイズに
対応するサイズにされ、また、同じ大きさの対で、提供
される。あるいは、靴中底10は、使用者の要求に合わ
せて、切り取られ得る。この点について、靴中底10の
前足部12の下面には、アーチ形の切取線22a〜22
dが形成され得、これらは、人間の足の種々のサイズを
表している。例えば、靴中底10は、女性の靴サイズ1
0〜11用に設けられ得、第一の連続パターンの切取線
22aは、女性の靴サイズ9用の小さなサイズの靴中底
を表わし、足指部12の外周の回りで伸長している第二
の連続パターンの切取線22bは、女性の靴サイズ8用
の別のサイズの靴中底を示しており、足指部12の外周
の回りで伸長している第三の連続パターンの切取線22
cは、女性の靴サイズ7用の別のサイズの靴中底を示し
ており、そして足指部12の外周の回りで伸長している
第四の連続パターンの切取線22dは、女性の靴サイズ
6用の別のサイズの靴中底を示している。もし、使用者
が、最初の大きなサイズ以外のサイズを要求しているな
ら、着用者は、適切なサイズを得るために、パターン切
取線22a〜22dを使用して、ハサミまたは切断器を
使って、この靴中底を切り取るだけでよい。これらのパ
ターン切取線は、従来の印刷法、シルクスクリーニング
などにより、刷り込まれ得る。その代わりに、パターン
切取線22a〜22dは、浅い溝部として形成され得、
または穿孔され得、その結果、適切な切取線に沿って引
き裂くことにより、より小さいサイズの靴中底が分離さ
れ得、この引き裂き操作は、穿孔を含めることにより、
促進される。それゆえ、前足部12は、前足部12が靴
の足指部内に嵌るように、切り取ることができる。
【0058】本発明に従って、靴中底10は、腰痛およ
び下肢の痛みを緩和する構造で、形成される。具体的に
は、靴中底10は、下部18の下面にて、約2mm深さ
の浅い陥凹部24を備え付けている。浅い陥凹部24
は、通常の歩幅で歩いている間(すなわち、1回の手足
の姿勢段階(single limb stancep
hase)で)、足の力の最大線に従う。歩くとき、足
は、まず、大きな力(例えば、通常の立っている力の3
倍まで)で、踵に衝撃を加え、次いで、前足の方へと移
動する。踵は、足中間部とこの靴中底との接触位置に
て、この靴中底を僅かに引き上げ、次いで、前足に移動
する。前足では、足は、第五中足骨の位置から第一中足
骨の位置まで移動し、この場所で、足の親指にて、押し
付け(push−off)が起こる。
【0059】浅い陥凹部24は、この力線に従いかつこ
の歩幅で歩いている間に高い力の領域をカバーする形状
を有する。
【0060】本発明に従って、浅い陥凹部内では、約2
mmの厚さを有しかつ浅い陥凹部24と同じ形状を有す
る力線挿入物26が固定されている。力線挿入物26
は、靴中底10の下部18の残りの部分よりも柔軟であ
るかまたは緩衝作用の高い材料から製造されている。例
えば、靴中底10の下部18は、およそ45〜75の範
囲(さらに好ましい範囲は、およそ55〜65であり、
そして好ましい値は、およそ60である)のショアー
「00」デュロメーター硬度を有するウレタン発泡体か
ら製造され得、一方、力線挿入物26は、およそ35〜
65の範囲(さらに好ましい範囲は、およそ45〜55
であり、そして好ましい値は、およそ50である)のシ
ョアー「00」デュロメーター硬度を有するより柔軟な
ウレタン発泡体から製造され得る。力線挿入物26に好
ましい材料は、Rogers,Connecticut
のRogers Corporationから「POR
ON」の商標で販売されている材料である。好ましく
は、力線挿入物26は、まず、形成され、次いで、鋳型
内に配置され、この場所で、靴中底10の下部18の残
りの部分は、その上に成形され、そりにより、この成形
操作中にて、力線挿入物26のPORON材料に結合さ
れる。
【0061】それゆえ、挿入物26の力線形状は、歩行
線の圧力中心に沿って柔軟な材料を提供する。結果とし
て、力線挿入物26は、歩幅に沿ったいずれの点でも、
緩衝作用および衝撃吸収を与える。
【0062】図示しているように、力線挿入物26は、
踵が当たっている間に踵を収容して緩衝作用を与えるこ
とを意図された幅の踵挿入部26aを含む。中間部16
にて、挿入物26は、踵挿入部26aから中間挿入部2
6bまで幅にテーパが付けられている。このテーパの理
由には、挿入物26の緩衝材料が、この位置では、それ
程必要ではないことがある。何故なら、靴中底10の上
面と接触する足の表面積が大きくなると、力はより均等
に分散し、そして、本明細書中以下で説明するように、
足は、中間部16の内側アーチ部16aの方へと案内さ
れ、ここで、これらの力の多くが吸収されるからであ
る。
【0063】挿入物26は、中間挿入部26bから前足
挿入部26cへと幅が大きくなる。前足挿入部26c
は、中足骨の構成に一致する靴中底10の内側でより大
きな程度まで前方に伸長する形状を有する。結果とし
て、前足挿入部26cの前端は、角度付けしたアーチ形
状を有する。
【0064】それゆえ、最初に踵が当たると、踵挿入部
26aは、踵に大きな緩衝作用および衝撃吸収を与える
ように、作用する。足が前方に移動するにつれて、依然
として、足中間部にて、接触線が存在するが、内側アー
チ部16aもまた、足中間部での力を均等にするため
に、力の多くを吸収する。結果として、中間挿入部26
bの幅は、小さくできる。その後、足は、前足(特に、
第五中足骨から第一中足骨へと)に移動し、この場所
で、足の親指にて、押し付けが起こる。このような力
は、通常の立っている力の3倍までであり得る。前足挿
入部26cは、この力線に従う形状にされ、この作用中
にて、余分な緩衝作用および衝撃吸収を与える。
【0065】踵部14は、好ましくは、カップ状踵部で
あることが分かる。具体的には、図示しているように、
踵部14は、比較的平坦な中心部14a、および傾斜し
た側壁14b(これは、中心部14aの側面および後部
の回りで伸長している)を含む。一般に、踵が表面に当
たるとき、踵の分厚いパッド部が広がる。カップ状踵部
は、それにより、人の踵を安定にし、そして踵を踵部1
4で維持して、踵の分厚いパッド部のこのような広がり
を防止し、また、踵部14での踵のいずれかの側面運動
(side to side movement)も防
止する。これにより、踵靴中底部26aは、足の上で、
適切に作用することが保証される。
【0066】内側アーチ部16aに関して、このアーチ
は、2つの方法のうちの1つで、靴中底10へと構築で
きる。まず、アーチ部16aは、嵩張った緩衝材料で満
たされるかまたは構築され得る。しかしながら、それ
は、嵩張り過ぎ得るので、この方法は、アーチ支持体を
既に組み込んだ靴では使用不可能であり得るという欠点
がある。従って、本発明による内側アーチ部16aを形
成する好ましい方法は、内側アーチ部16aの高さを増
加させるが、その中に間隔を置いて配置した横配向溝ま
たは陥凹部28を設けることであって、この溝は、その
間にバネとして効果的に機能する横フレックス部材30
を規定する。フレックス部材30を使用する利点は、ア
ーチ部16aの嵩が必要ではなく、それにより、大きく
減らされることがある。従って、靴と共にフレックス部
材30を使用することは、アーチ支持体を組み込んだま
たは組み込んでいない靴で使用できるので、簡単かつ良
好となる。
【0067】フレックス部材30は、中間の姿勢の段階
の間にて、足中間領域全体にわたって、均一な緩衝支持
および衝撃吸収を与えるように、力線挿入物26と接触
して機能する。フレックス部材30があるために、中間
靴中底部26bの幅は、小さくできる。しかしながら、
フレックス部材30を単独で使用することは、1年以上
も前に販売された靴中底で公知であるが、力線挿入物2
6との組合せは、新規である。
【0068】力線挿入物26に加えて、本発明の別の重
要な特徴には、前足枕部(pillow)32および踵
枕部34の追加がある。
【0069】枕部32および34は、下層18と同じ材
料の余分な厚さを与え、靴中底10の成形操作中にて、
この下層と共に単一片として一体的に形成される。枕部
32および34は、最大の力が加わる2つの領域に設け
られる。その緩衝エネルギーは、厚さに正比例するの
で、その緩衝効果は、通常、この靴中底全体の嵩が大き
くなると共にもたらされる。本発明は、歩行中に最大の
力が生じる領域においてのみ、この靴中底の上面の上
で、およそ3mmまでの厚さだけ、その嵩を僅かに大き
くすることにより、これを達成する。
【0070】歩行するとき、足の踵は、通常、踵の外側
で当たり、内側アーチ部の方へと転がる。それゆえ、枕
部34は、踵で緩衝作用を与えることに加えて、歩行の
動きまたは前進を向上するように成形され、それによ
り、足を中間アーチ部16aの方へと案内する。それゆ
え、踵枕部34は、余分な緩衝作用を与えることに加え
て、ガイドとして機能する。この点で、枕部34は、後
方に配向された翼の形状を有する。それゆえ、枕部34
は、中間アーチ部16aに向かって指し示しつつ、その
後部でより広い幅を有しており、幅にテーパが付いてい
る。
【0071】前足では、枕部32は、同じ2つの機能を
与える。通常、歩行しているとき、足は、第五中足骨か
ら第一中足骨の位置まで移動し、次いで、人は足の親指
から押し付ける。枕部32は、それにより、前足靴中底
部26cと類似した形状を有し、すなわち、靴中底10
の内側で大きな程度まで前方に伸長するアーチ状の前端
を備える。
【0072】枕部32および34は、それにより、緩衝
作用を与えつつ、姿勢を向上させ、そして歩行を矯正す
る。
【0073】それゆえ、力線挿入物26は、いずれの点
でも、緩衝作用および衝撃吸収を与えるのに対して、枕
部32および34は、必要な場所で異なる機能の衝撃吸
収を与えるだけでなく、その歩行により動く際、足を助
ける生体力学的な効果を与える。靴中底10および11
を使用して、試験を実行した。具体的には、靴中底10
および11を使用して、4週間にわたって、103人を
評価した。
【0074】以下の表Iは、視覚アナログスケール(V
AS)(これは、痛みを評価するための広く認められた
方法である)にて、靴中底10および11を着用してい
る人の4週間を示す。
【0075】
【表1】 背痛は、ベースラインから1週まで、著しく低下してお
り、その後、4週まで、引き続いて低下していることが
分かる。従来の靴中底を使用した類似の試験から、多く
の靴中底は、通常、ある程度の痛みを軽減するものの、
本発明は、衝撃吸収を与える従来の靴中底よりも速くか
つ良好に作用することが分かる。それゆえ、靴中底10
および11を使用した試験の結果から、背痛および下肢
の痛みの著しい軽減が明らかとなった。
【0076】このベースラインからの背痛VAS評点の
変化を、以下の表IIに示す。
【0077】
【表2】 表IIでは、Prob>|T|との表記は、そのデータ
が著しく正確かつ適切である確率を意味する。その割合
が小さいことは、そのデータの精度および適合性を裏付
ける。
【0078】同じ分析を、下肢の痛みで実行し、以下の
表IIIおよびIVに提示する。
【0079】
【表3】
【0080】
【表4】 主観的な試験もまた、実行した。ベースライン(0週)
では、被験者の98%は、靴中底10および11を、中
程度に快適、非常に快適または極めて快適であると見な
した。4週では、92.3%が、これらの靴中底、痛み
を軽減するのに、中程度に効果的、非常に効果的または
極めて効果的であると見なした。また、4週では、80
%を超える被験者が、靴中底10および11を、疲れた
痛みのある脚(81.3%)だけでなく疲れた痛みのあ
る足(83.5%)を軽減するのに、中程度に効果的、
非常に効果的または極めて効果的であると見なした。
【0081】それゆえ、靴中底10および11は、僅か
1週間後に、腰痛および下肢の痛みを著しく軽減し、2
週および4週では、痛みをさらに少なくする。
【0082】本発明は、靴中底との用語を使用している
ものの、他の同等または類似の用語(例えば、靴中敷
(innersole)または挿入物)の使用は、同義
かつ交換可能であると見なされ、それにより、本請求発
明に含まれることが分かる。
【0083】さらに、本発明は、靴中底に関連して記述
されているものの、本発明は、靴底に直接組み込むこと
ができ、そして本発明は、その靴底を包含することを意
図している。この点において、請求の範囲で、履き物と
共に使用するための全長靴中底が参照され、これは、取
り外し可能な靴中底または靴に組み入れた靴中底を含み
得る。
【0084】添付の図面を参照して、本発明の特定の好
ましい実施態様を記述したが、本発明は、それらの詳細
な実施態様には限定されないこと、および添付の請求の
範囲により規定される本発明の範囲または精神から逸脱
することなく、本明細書中にて、当業者により、種々の
変更および改良を行うことができることが分かる。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、前記従来技術に伴う問
題点を克服する靴中底を提供することができる。
【0086】本発明によれば、腰痛および下肢の痛みを
軽減する靴中底を提供することができる。
【0087】本発明によれば、腰痛および下肢の痛みを
軽減する際に、従来の靴中底よりも速くかつ良好に作用
する靴中底を提供することができる。
【0088】本発明によれば、歩幅に沿ったいずれの点
でも、緩衝作用および衝撃吸収を与える靴中底を提供す
ることができる。
【0089】本発明によれば、歩幅に沿って高い力の領
域で、必要なら、衝撃吸収を追加する靴中底を提供する
ことができる。
【0090】本発明によれば、足の姿勢や正しい歩行を
高めるために、その歩行によって動く際に生体力学的な
効果を与える靴中底を提供することができる。
【0091】履き物と共に使用するための全長靴中底
は、以下により形成される:第一層であって、この第一
層は、以下を含む:足の少なくとも中足骨に伸長してい
る前足部;踵部;この前足部および踵部を共に連結する
中間部であって、内側アーチ部を備える、中間部;この
前足部、中間部および踵部に沿って伸長している上面で
あって、この上にて、人が立つ、上面;およびこの前足
部、中間部および踵部に沿って伸長している下面であっ
て、浅陥凹部を含む、下面、を含む第1層であって、こ
の第一層は、第一硬度を有する材料から製造されてい
る;力線挿入物であって、この力線挿入物は、この陥凹
部に固定されており、そして通常の歩行中にて、この上
面にかかる足の力の最大領域に従う形状を有し、この第
一硬度未満の第二硬度を有する材料から製造されてい
る、力線挿入物;前足枕部であって、この前足枕部は、
そこでさらなる緩衝作用を与えるために、この前足部に
おいて、この上面で、高くした領域として形成され、そ
してこの靴中底の内側で大きな程度まで前方に伸長する
前端を含むように、足の圧力領域に一致する形状にされ
ている、前足枕部;ならびに踵枕部であって、この踵枕
部は、そこでさらなる緩衝作用を与えるために、この踵
部において、この上面で、高くした領域として形成さ
れ、そしてこの内側アーチ部に方へ足を案内するため
に、歩行の進行を向上する形状にされている、踵枕部。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による左靴中底の上面図であ
る。
【図2】図2は、本発明による右靴中底の上面図であ
る。
【図3】図3は、図2の右靴中底の底面図である。
【図4】図4は、図1の左靴中底の底面図である。
【図5】図5は、図1の5−5線に沿って取り出した左
靴中底の断面図である。
【図6】図6は、図1の6−6線に沿って取り出した左
靴中底の断面図である。
【図7】図7は、図1の7−7線に沿って取り出した左
靴中底の断面図である。
【符合の説明】
10 左靴中底 11 右靴中底 12 前足部 14 踵部 26 力線挿入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ シー. ヤング アメリカ合衆国 テネシー 38117, メ ンフィス, エヌ. ホワイト ステーシ ョン ロード 258 (72)発明者 ハロルド エイ. ハウレット アメリカ合衆国 ミシシッピー 38651, ネスビット, アップル クリーク コ ーブ 4730 (72)発明者 ケリー エム. グッドリッチ アメリカ合衆国 テネシー 38135, メ ンフィス, リッチブルック ドライブ 3704 (72)発明者 ダブリュー. スコット ロジャース アメリカ合衆国 テネシー 38111, メ ンフィス, サウス ハイランド 188 ナンバー6 (72)発明者 ドナルド ケイ. グレイ アメリカ合衆国 バージニア 23236, リッチモンド, スモークツリー ドライ ブ 11642 Fターム(参考) 4F050 AA01 AA06 BA02 BA05 BA40 BA56 EA13 EA27 HA53 HA56 HA57 HA58 HA63 HA73 HA82 JA22

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履き物と共に使用するための全長靴中底
    であって、該靴中底は、以下:第一層であって、該第一
    層は、以下:足の少なくとも中足骨に伸長している前足
    部;踵部;該前足部および該踵部を共に連結する中間
    部;該前足部、該中間部および該踵部に沿って伸長して
    いる上面であって、該上面にて、人が立つ、上面;およ
    び該前足部、該中間部および該踵部に沿って伸長してい
    る下面であって、該下面は、浅陥凹部を含む、下面、を
    含む、第一層;該第一層は、第一硬度を有する材料から
    製造され;ならびに力線挿入物であって、該力線挿入物
    は、該陥凹部に固定されており、そして通常の歩行の間
    にて、該上面にかかる足の力の最大領域に従う形状を有
    し、該第一硬度未満の第二硬度を有する材料から製造さ
    れている、力線挿入物、を備える、靴中底。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の靴中底であって、ここ
    で、前記力線挿入物が、以下:踵挿入部であって、踵が
    当たっている間に足の踵を収容してそれに緩衝作用を与
    えるための第一幅を有する、踵挿入部;一方の末端で該
    踵挿入部に連結された中間挿入部であって、該中間挿入
    部は、該第一幅未満の第二幅を有する;および該中間挿
    入部の反対末端に連結された前足挿入部であって、足の
    中足骨の位置決めに対応して、該靴中底の内側で大きな
    程度まで前方に伸長する形状を有する、前足挿入部、を
    備える、 靴中底。
  3. 【請求項3】 履き物と共に使用するための全長靴中底
    であって、該靴中底は、以下:足の少なくとも中足骨に
    伸長している前足部;踵部;該前足部および該踵部を共
    に連結する中間部であって、内側アーチ部を含む、中間
    部;該前足部、該中間部および該踵部に沿って伸長して
    いる上面であって、該上面にて、人が立つ、上面;該前
    足部、該中間部および該踵部に沿って伸長している下
    面;前足枕部であって、該前足枕部は、さらなる緩衝作
    用を与えるために、該前足部において、該上面で、高く
    した領域として形成され、そして該靴中底の内側で大き
    な程度まで前方に伸長する前端を含むように、足の圧力
    領域に適合する形状にされている、前足枕部;および踵
    枕部であって、該踵枕部は、そこでさらなる緩衝作用を
    与えるために、該踵部において、該上面で、高くした領
    域として形成され、そして該内側アーチ部に方へ足を案
    内するために、歩行の進行を向上する形状にされてい
    る、踵枕部、 を備える、靴中底。
  4. 【請求項4】 履き物と共に使用するための全長靴中底
    であって、該靴中底は、以下:第一層であって、該第一
    層は、以下:少なくとも中足骨に伸長している前足部;
    踵部;該前足部および該踵部を共に連結する中間部であ
    って、内側アーチ部を備える、中間部;該前足部、該中
    間部および該踵部に沿って伸長している上面であって、
    該上面にて、人が立つ、上面;および該前足部、該中間
    部および該踵部に沿って伸長している下面であって、浅
    陥凹部を含む、下面、を含む、第一層;該第一層は、第
    一硬度を有する材料から製造され;力線挿入物であっ
    て、該力線挿入物は、該陥凹部に固定されており、そし
    て通常の歩行の間にて、該上面にかかる足の力の最大領
    域に従う形状を有し、該第一硬度未満の第二硬度を有す
    る材料から製造されている、力線挿入物;前足枕部であ
    って、該前足枕部は、そこでさらなる緩衝作用を与える
    ために、該前足部において、該上面で、高くした領域と
    して形成され、そして該靴中底の内側で大きな程度まで
    前方に伸長する前端を含むように、足の圧力領域に適合
    する形状にされている、前足枕部;ならびに踵枕部であ
    って、該踵枕部は、そこで緩衝作用を追加するために、
    該踵部において、該上面で、高くした領域として形成さ
    れ、そして該内側アーチ部に方へ足を案内するために、
    歩行の進行を向上する形状にされている、踵枕部、 を備える、靴中底。
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