JPS638480Y2 - - Google Patents

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JPS638480Y2
JPS638480Y2 JP9943980U JP9943980U JPS638480Y2 JP S638480 Y2 JPS638480 Y2 JP S638480Y2 JP 9943980 U JP9943980 U JP 9943980U JP 9943980 U JP9943980 U JP 9943980U JP S638480 Y2 JPS638480 Y2 JP S638480Y2
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JP
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lid
opening
discharge port
tank
water
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JP9943980U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、汚泥などの含水処理物を凍結融解
する槽と、この槽の底部に排出口を外方より開閉
する蓋と、トグルリンクを持ちこのトグルリンク
が直線状になるとき閉ざす動作を前記蓋に与える
開閉機構とを備えた凍結融解装置に関する。
汚泥などの含水処理物を焼却したり埋立てに利
用したりするには、水分を多量に除去しなければ
ならない。しかし含水処理物の中には一般に行わ
れている機械的脱水方法では脱水困難なものが多
い。このような含水処理物には凍結したのち融解
して含有固形物を布などで容易に脱水できる大
きさの粒を結集し水から分離することが行われて
いる。第1図は従来の凍結融解装置の立断面図で
ある。含水処理物を収容する槽1の内面に断熱性
の弾性材でクツシヨン層2が設けられており、そ
の内部に図示しない冷却管が配設されている。排
出口3が、含水処理物が自重で流出するよう槽1
の底部に設けられている。この排出口3は、開閉
機構によつて動作する蓋4によつて外方より開閉
される。この蓋4の内面にも槽1の内面と同様な
クツシヨン層5が設けられている。開閉機構は、
槽1に取付けられた支持体6によつて回動可能に
支持されたベルクランク7と、それぞれの一方端
がピン8で結合されたトグルリンク9,10と、
油圧シリンダ11とより構成されている。ベルク
ランク7の一方端には、蓋4に取付けられた連結
ロツド12が結合されており、他方端にはトグル
リンク9の他方端がピン13で結合されている。
またトグルリンク10の他方端は槽1に取付けら
れた支持体14にピン15で結合されている。油
圧シリンダ11のシリンダ側端は槽1に取付けら
れた支持体16にピン結合されており、ピストン
ロツドの先端はピン8によつてトグルリンク9,
10の一方端に結合されている。この開閉機構で
は油圧シリンダ11のピストンロツドを押し出
し、トグルリンク9,10をピン8の位置で屈折
すると、ピン13とピン15との距離が短くな
り、ベルクランク7は反時計方向に回動し、蓋4
を下げ排出口3を開くことができる。また油圧シ
リンダ11のピストンロツドを引きこめ、トグル
リンク9,10を直線状にすると、ピン13とピ
ン15との距離が長くなりベルクランク7は時計
方向に回動し、蓋4を押し上げ、この蓋4で外方
より排出口3を閉ざすことができる。
この凍結融解装置は排出口3を蓋4で閉ざし、
槽1内に含水処理物を送入し、前記冷却管に図示
しない冷凍装置で冷却した冷媒を通し、これによ
つて含水処理物を凍結する。この凍結の時含有す
る固形分が集結して粒状となる。次に冷却管に温
水を通して含水処理物を融解する。次に開閉機構
によつて蓋4を開き排出口3より固水分離した含
水処理物を流出させ、これに図示しない脱水機で
脱水する。またこの装置ではトグルリンク9,1
0が直線状の時に蓋4が排出口3を閉ざしている
ので、油圧シリンダ11の力によらなくても排出
口3の閉鎖が保持できる利点がある。しかし含水
処理物が凍結時にクツシヨン層2,5によつて吸
収できない大きな膨張をしても、トグルリンク
9,10が突張つているために蓋4が開かない。
このため槽1、蓋4、開閉機構などを損傷するこ
とがあるという欠点があつた。
この考案は上記のような欠点を除去して、含水
処理物が凍結時に大きな膨張をしても損傷するこ
とのない凍結融解装置を提供することを目的とす
る。
この考案によれば上記の目的は、含水処理物を
凍結融解する槽と、この槽の底部の排出口を外方
より開閉する蓋と、トグルリンクを持ちこのトグ
ルリンクが直線状になるとき閉ざす動作を前記蓋
に与える開閉機構とを備えた凍結融解装置におい
て、前記蓋と前記開閉機構の作動端との間にばね
を設け、開閉機構の作動端がばねを介して蓋を排
出口に押し付けて排出口を閉ざすようにすること
によつて達せられる。
以下この考案の実施例を図面にもとづいて説明
する。第2図はこの考案の一実施例による凍結融
解装置の立断面図である。このものは蓋4に第1
図の連結ロツド12の代りに、外面に直角に案内
ロツド17が取付けられており、ベルクランク7
の一方端には開閉機構の作動端となる案内板18
が結合されている。案内ロツド17は案内板18
に設けられた貫通孔に滑合して貫通し、先端には
ストツパとしてのナツト19が取付けられてい
る。このために蓋4は案内板18に対しナツト1
9が許す範囲で案内ロツド17の方向にのみ移動
できる。また蓋4と案内板18との間に、両者の
間隔を広げようとするばね20が設けられてい
る。そしてこの凍結融解装置では排出口3を閉ざ
す時、蓋4が排出口3に接触したのちもベルクラ
ンク7が時計方向に回動してばね20を圧縮し、
槽1の通常の内圧に対し蓋4が閉鎖を保持できる
力がばね20にできる状態でトグルリンク9,1
0が直線状となり開閉機構の閉鎖動作が完了する
ようになつている。
したがつてこの装置では含水処理物が凍結時異
状に膨張しても、或る程度圧力が上がるとばね2
0は更に圧縮され、蓋4が開く。このために処理
物の一部が流出し圧力が下がるので、装置が損傷
することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の凍結融解装置の立断面図、第2
図はこの考案の一実施例による凍結融解装置の立
断面図である。 1……槽、3……排出口、4……蓋、9,10
……トグルリンク、18……作動端(案内板)、
20……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 含水処理物を凍結融解する槽と、この槽の底部
    の排出口を外方より開閉する蓋と、トグルリンク
    を持ちこのトグルリンクが直線状になるとき閉ざ
    す動作を前記蓋に与える開閉機構とを備えた凍結
    融解装置において、前記蓋と前記開閉機構の作動
    端との間にばねを設け、開閉機構の作動端がばね
    を介して蓋を排出口に押し付けて排出口を閉ざす
    ようにしたことを特徴とする凍結融解装置。
JP9943980U 1980-07-15 1980-07-15 Expired JPS638480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9943980U JPS638480Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9943980U JPS638480Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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JPS5725800U JPS5725800U (ja) 1982-02-10
JPS638480Y2 true JPS638480Y2 (ja) 1988-03-14

Family

ID=29461093

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JP9943980U Expired JPS638480Y2 (ja) 1980-07-15 1980-07-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5154384B2 (ja) * 2008-11-26 2013-02-27 株式会社フジワラテクノアート 浸漬装置

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JPS5725800U (ja) 1982-02-10

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