JPS6384777A - 自動溶接装置のモニタ装置 - Google Patents

自動溶接装置のモニタ装置

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JPS6384777A
JPS6384777A JP22724886A JP22724886A JPS6384777A JP S6384777 A JPS6384777 A JP S6384777A JP 22724886 A JP22724886 A JP 22724886A JP 22724886 A JP22724886 A JP 22724886A JP S6384777 A JPS6384777 A JP S6384777A
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直樹 野田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶接トーチを基準位置に一致させるように制
御しつつ溶接を行う自動溶接装置のモニタ装置に関する
ものである。
[従来の技術] 周知のように、アーク溶接は溶接トーチを溶接線に沿っ
て移行させることにより行われるが、良好な溶接結果を
得るためには溶接中溶接トーチの犯い位置を溶接1!i
!(基準位置)に一致させておくことが必要である。ま
た溶接トーチの上下位置(トーチと被溶接物との間の距
ll!l)も溶接中所定の基準位置に保つ必要がある。
ところが、一般に被溶接物の加工精度、特に開先の加工
精度にばらつきが生じるのを避けられず、また被Fi1
接物の位置決め精度にもばらつきが生じるのを避けられ
ないため、溶接の進行に伴って溶接トーチの位置が基準
位置からずれてくるのを避けられない。そのため良好な
溶接結果を得るためには、溶接中溶接トーチの位置を基
準位置に一致させるための制御を行う必要がある。
例えば溶接トーチを被溶接物の開先の幅方向にオシレー
トさせつつ溶接を行う消耗電極式アーク溶接においては
、溶接線の位置を基準位置として、溶接線と直交する方
向への1・−チの位置を調整するトーチ位置調整機構を
制御して、常にトーチのオシレート中心(トーチの狙い
位置)を溶接線に一致させるようにトーチを溶接線に倣
わせる必要がある。また溶接トーチの上下位置(溶接ト
ーチと被溶接物との間の距1ill)を調整するトーチ
上下位置調整機構を制御することにより、溶接中溶接ト
ーチの上下位置を基準位置に保つ必要があり、自動溶接
装置においては、これらの制御を自動的に行う必要があ
る。そのため自動溶接装置においては、溶接トーチの位
置(溶接線と直角な方向へのトーチの位置またはトーチ
の上下位置)を調整するトーチ位置調整機構と、溶接ト
ーチの基準位置からのずれを求めて該溶接トーチの位置
を基準位置に一致させるために必要な誤差補正データを
随時演算して出力する誤差補正データ演算装置と、誤差
補正データ演算装置が出力した誤差補正データを入力と
して溶接トーチの位置を溶接基準位置に一致させるよう
に制御する数値制御装置とが設けられ、vll副制御装
置、誤差補正データ演惇装置から随時与えられる誤差補
正データに基いてトーチ位置調整機構の電動橢を制御し
てトーチ位置を基準位置に一致させる。
[発明が解決しようとする問題点] 上記のにうに、自動溶接装置においては、溶接トーチの
位置を自動的に基準位置に一致させるような制御が行わ
れているが、自動制御が可能な範囲には自ずから制限が
あるため、被溶接物の加工精度や位置決め精度は所定の
範囲内にJ3さめておく必要がある。そのため自動溶接
装置により加工が行われる被溶接物については、その開
先の加工精度等に特別の配虞が払われており、加工精度
を所定の範囲内におさめるように加工工程の管理が行わ
れている。
しかしながら、被溶接物を加工する数値工作殿械の工具
の摩耗や被溶接物を加工するブレス橢械の形の摩耗等に
より、ロット毎に被溶接物の加工精度のばらつきにある
程度の変化が生じるのを避けられず、この加工精度のば
らつきが所定の範囲を超えると自動溶接装置が制御し切
れなくなるおそれがある。
また自動溶接装置においては、溶接が繰り返されると被
溶接物を位置決めする治具にスパッタが付着し、被溶接
物の位置決め精度が悪くなっていく。被溶接物の位置決
め精度が悪くなると、加工精度が悪くなるため、適当な
時期に治具の清昂を行ったり、治具の交換を行ったりす
る管理が必要である。
従って自動溶接@首により溶接加工を行う被溶接物につ
いてはその加工精度のばらつきが所定の範囲内に入って
いるか否かを常に監視することが好ましく、また溶接装
置における被溶接物の位置決め誤差を監視し青るように
しておくことが好ましい。
被溶接物の寸法精度の管理を行う方法としては、溶接前
に被溶接物をサンプリングしてその各部位の寸法を実測
する方法が考えられるが、この方法は非常に面倒であり
、またこの方法では多くのデータを収集することは望め
ない。更に、被溶接物の加工精度のばらつきの許容範囲
は、自動溶接装置における被溶接物の位置決め治具の精
度等にも関係し、また溶接加工の際に生じる熱による被
溶接物の歪みも関係してくるが、溶接前のサンプリング
検査ではこれらのことは解析することができない。
また溶接された製品を検査することら考えられるが、溶
接後の製品は熱歪みを受(プているため、′溶接後の製
品検査により加工前の被溶接物の精度を知ることはほと
んど不可能である。
更に自動溶接装置においては、装置を構成する半導体素
子の特性変化等により装置の性能に変化が生じるおそれ
があり、このような性能の変化が生じると、たとえ被溶
接物の加工精度が所定の範囲内に入っていてら適確な溶
接加工を行うことができなくなるおそれがある。
本発明の目的は、溶接を行いながら、被溶接物の加工精
度の監視や装置の性能の確認を行うことができるように
して、被溶接物の加工精度や溶接装置の性能等について
の詳細なデータを収集することができるようにした自動
溶接装置のモニタ装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、その実施例を示す第1図に見られるように、
溶接トーチ5の位置を調整するトーチ位置調整機構6と
、溶接トーチの基準位置からのずれを求めて該溶接トー
チの位置を基準位置に一致させるために必要な誤差補正
データを随時演口して出力する誤差補正データ演算装置
12と、誤差補正データ演算装置が出力した誤差補正デ
ータを入力として溶接トーチの位置を基準位置に一致さ
せるようにυ制御する数値制御装置13とを備えた自動
溶接装置において、被溶接物の状態や装はの性能等を監
視できるようにしたものである。
そのため本発明においては、誤差補正データ演算装置1
2から順次出力される誤差補正データを入力として該誤
差補正データと該誤差補正データの累積値とを記憶手段
16Bに時系列で記憶するモニタ装置主部16と、記憶
手段の記憶内容を表示するモニタ表示手段とを設けた。
[発明の作用コ 上記のように自動溶接装置の数値制御装置に与えられる
誤差補正データと該誤差補正データの累積値とを時系列
で、すなわち、それぞれのデータの発生時刻順に記憶し
てこれらのデータを表示し得るようにすると、溶接速度
と各誤差補正データが発生した時刻とから、各誤差補正
データが被溶接物のいずれの部位のデータであるかを知
る巳とができる。このように各誤差補正データは被溶接
物の各部位での寸法誤差に対応しているため、上記のよ
うなモニタ装置を設けると、各被溶接物の各部位での加
工精度のばらつきゃ、被加工物相互間の加工精度のばら
つき等をオンラインで(溶接中に)収集して詳細に知る
ことができる。従って被溶接部のサンプリング検査を行
うことなく、被溶接物の寸法精度管理を適確に行なわせ
ることができる。
また特定の被溶接物について溶接前に各部の寸法誤差を
実測しておき、この寸法誤差の実測値を上記モニタ装置
に記憶されたデータと比較することにより、自動溶接装
置の治具による位置決め誤差の監視やトーチの倣い性能
の確認を行うことができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を消耗性電極式の自動アーク溶接装置に
適用した一実施例を示したもので、同図において1は溶
接機本体、2.2は開先2aをもって突き合わされた被
溶接物、3は溶接電源であり、被溶接物2.2の突き合
せ線が溶接線Wとなっている。
溶接機本体1内には消耗性電極ワイヤ4を被溶接物2の
開先2a(溶接部)に供給する溶接トーチ5と、溶接ト
ーチ5を開先2aの幅方向にオシレート(往復移動)さ
せるオシレート機構6と、トーチ5の狙い位置くオシレ
ート中心の位置)を調整するトーチ狙い位置調整機構7
と、トーチ5の上下位置を調整するトーチ上下位置調整
機構8と、1・−チ5のオシレート位置を示す1〜−チ
位置検出信号を出力するトーチ位置検出回路9とが設け
られている。
オシレート機構6は、電動11M1を駆動源としてトー
チ5を開先2aの幅方向に往復移動させる機構からなり
、トーチ狙い位置調整機構7は、電動機M2を駆動源と
してオシレート機構6を支持する架台を開先2aの幅方
向に移動させることによりトーチのオシレート中心の位
置を調整する機構からなっている。
またトーチ上下位置調整機構8は、電ir!IJ機M3
を駆1PIJ源としてオシレート機構6を支持する架台
を上下に移動させることによりトーチの上下位置くトー
チと被溶接物との間の距離)を調整する機構からなり、
電動11M2及びM3をそれぞれ制御することにより、
トーチのオシレート中心(狙い位置)と、トーチの上下
位置とをそれぞれ別個に調整し1qるようになっている
トーチ位置検出回路9は例えばオシレート機構6を駆動
する電vJi M 1の回転速度を検出する速度光M 
ti T Gの出力を入力としてトーチのオシレート速
度を示すオシレート速度信号■0を出力する。
溶接機本体1の近傍には、ワイヤ送給装置11とワイヤ
リール10とが配置され、ワイヤリール10から巻き戻
された電極ワイヤ4がワイヤ送給装置11及び溶接トー
チ5を通して溶接部に供給される。
12は溶接トーチ5の基準位置からのずれを求めて溶接
トーチの位置を基準位置に一致させるために必要な誤差
補正データを随時演算して出力する誤差補正データ演算
装置、13は誤差補正データ演桿装置が出力した誤差補
正データを入力として溶接トーチの位置を溶接基準位置
に一致させるように制御する数値制御装置である。
溶接トーチ5の基準位置は、1・−チを溶接線に倣わせ
る制御を行う場合には溶接線の位置であり、トーチの上
下方向の位置を制御する場合には、被溶接物との間に所
定の距離を隔てた設定位置である。
誤差補正データ演R装置12はマイクロコンピュータか
らなっていて、溶接トーチの位置の基準位置からのずれ
を適宜の手段により検出し、このずれを無くす為に必要
な誤差補正データ、すなわち溶接トーチ5の位置を基準
位置に一致させる為に必要なトーチ位置の修正量のデー
タを演算する。
数値制御装置13は演算装置12が出力する誤差補正デ
ータを入力としてトーチ狙い位置調整機構7及びトーチ
上下位置調整機構8を制御し、トーチのオシレート機構
を支持する架台を所定量移動させてトーチの狙い位置及
び上下位置を基準位置に一致させる。
溶接トーチの位置ずれの検出は、溶接電流の変化等によ
り電気的に検出する方法、イメージセンサ等を用いて得
たトーチと被溶接物との映像を解析する方法、トーチの
位置及び溶接線の位置をそれぞれ機械的に検出する検出
器を設けてこれらの検出器の出力を比較する方法等種々
の方法があるが、本発明においてはこれらいずれの方法
を用いてもよい。
例えば溶接電源3として定電圧特性を有する直流電源が
用いられる場合には、図示のように演算装置12に溶接
電流検出器14及びl・−チ位置検出回路9の出力を入
力して、溶接電流の波形から求めた溶接線の位置と、ト
ーチ位置検出回路9から得られる位置信号とに基いてト
ーチの位置ずれを検出することができる。
すなわち定電圧特性の溶接電源を用いる場合には、第2
図Aに示すようにトーチ5を開先の幅方向にa−)i)
−)C→b→aのようにオシレートさせて溶接を行うと
、電源の自己制御性によりアーク長1aがほぼ一定に保
持される。そのため開先の深さに応じてワイヤのエクス
テンション(トーチ5からの突出長)がl el−+ 
l e2−+ L e3−+ l e2−+1−elと
周期的に変化し、溶接電流Iaは第3図Aに示すように
周期的に変化する。
尚第2図及び第3図においてa及びCはぞれぞれトーチ
のオシレート幅の一端及び細端を示し、bはオシレート
の中心位置を示している。また溶接は図の紙面の表側か
ら裏側に向かう方向に進行するものとする。
第3図Aから明らかなように、第2図へに示すように対
称な形状を有するV形開先を5って突き合された被溶接
物2を溶接する場合には、トーチ5のオシレート中心す
が溶接線Wに一致している時に溶接電流1aがオシレー
ト中心の両側に対称な波形になり、該溶接電流1aはi
〜−ヂがオシレート中心すに位置した時に最小になる。
これに対し第2図Bに示すように、l−−チのオシレー
ト中心すが溶接進行方向に向がって溶接線Wより右側に
ずれた場合には、第3図Bに実線で示すように溶接電流
1aの波形が非対称になり、溶接電流1aが最小になる
位置(溶接線の位置)は1−−チのオシレート中心より
左側にずれる。
またトーチ5のオシレート中心すが溶接進行方向に向っ
て溶接線より左側にずれた場合には、溶接電流1aの波
形が第3図Bに破線で示したようになり、溶接電流が最
小になる位置(溶接線の位置)がオシレート中心すの位
置より右側にずれる。
このように、定電圧特性の溶接電源を用いる場合には、
溶接電流が開先形状に応じて変化するため、溶接電流H
aの波形から溶接線Wの位置を知ることができる。
一方トーチ位置検出回路9は、トーチ5のオシレート速
邸がオシレート幅の一端a及び他端Cで零になり、オシ
レート中心すで最大になることを利用して、トーチ5の
オシレート速度を検出する速度発電tfJTGの出力か
ら、トーチがオシレート幅の一端a及び他端Cに位置し
ていることを示す2つの端部位置信号と、トーチがオシ
レート中心すに位置していることを示す中心位置信号と
を出力する。
演算装置12は溶接電流波形から検出した溶接線の位置
に関するデータとトーチ位置検出回路9から得られるオ
シレート中心位置のデータとを比較して、オシレート中
心を溶接線に一致させるために必要なトーチ位置の修正
量を演算する。
また溶接電流の波形を一定の期間、例えばオシレートの
半周期に亘って積分すると、その積分値はトーチの上下
位置に対応しているため、この積分値をトーチの上下位
置の基準位置を示す基準値と比較することにより、トー
チ上下位置の誤差補正データを算出することができる。
本発明においては、上記のように誤差補正データ演tA
装置12から数値制御装置13に与えられる誤差補正デ
ータDをモニタ装置15に入力する。
モニタ装置15は誤差補正データ濃口装置12から数値
υ1111装首13に送信される誤差補正データを入力
として、該誤差補正データと該誤差補正データの累積値
とを記憶手段16Bに時系列で記憶する。モニタ装置主
部16と、モニタ表示手段17及び18とからなってい
る。この例では、モニタ表示手段17がCRTを用いた
ディスプレイ装置からなり、モニタ表示手段18がプリ
ンタからなっている。
モニタ装置主部16は、CPU 16Aと記憶手段16
Bとを備えたマイクロコンピュータからなり、CPU1
6Aは第4図に示すモニタプログラムに従って、誤差補
正データを時系列で記憶手段16Bに記憶させる。
記憶手段16Bに記憶される内容は、例えば第5図に示
すテーブル(表)の通りで、同図において「データNo
、Jは、誤差補正データが発生した順序を示す番号であ
り、「時間」は各誤差補正データが発生した時刻を溶接
開始時刻を基準にして(0として)示すものである。尚
第6図の例では、誤差補正データが1秒間隔で発生する
ものとしているため、たまたま[データNo、Jの数と
「時間」の数値とが一致しているが、これらは必ずしも
一致しなくてもよい。
第5図のテーブルにおいて「補正データ」は、演算装置
12から数値制御装置13に与えられる誤差補正データ
であり、「+1」は例えば溶接トーチのオシレート中心
(狙い位置)を溶接進行方向に向って左側に1mm修正
する必要があること(トーチのオシレート中心が溶接線
の右側に1mmずれていること)を意味する誤差信号で
ある。また「−2」は溶接1・−チのオシレート中心(
狙い位置)を溶接進行方向に向って右側に2 mml正
する必要があること(トーチのオシシー1〜中心が溶接
線の左側に2mmずれていること)を意味する誤差信号
である。更に「累積データ」は、誤差補正データの累積
値であり、演算装置から順次出力される誤差補正データ
を順次加算した値である。
この実施例では、数値制御l装置13を動かす一連のプ
ログラムを開始する際(溶接を開始する際)に数値制御
装置を構成するマイクロコンピュータに与えられるスタ
ート信号を溶接開始情報とし、数値制m装置13を動か
すプログラムを終了する際(溶接を終了するWA)に数
値制御装置13に与えられる信号を溶接終了情報として
いる。
モニタプログラムが開始されると、モニタ装置主部16
は溶接開始情報を待■する状態になる。
溶接開始情報を受信すると、誤着補正データを受信し、
データNo、(最初はOになっている。)を1増加する
。そして受信した誤差補正データを今回のデータNO1
のデータとして記憶させる。
次いで累積データを演算し、この累積データを今回のデ
ータNO1のデータとして記ffiする。同様の動作を
溶接終了信号が受信されるまで繰返し、記憶手段内に第
5図に示ずようなテーブルを構成する。このテーブルに
は所定のテーブルNO0をつけて、いずれの被溶接物の
テーブルであるかを識別し得るようにしておく。溶接終
了信号を受信すると、CPU16Aは記憶手段16Bの
内容をモニタ表示手段17.18に表示させる。これら
の表示手段には同じ内容を表示させてもよく、異なる表
示のさせかたをしてもよい。例えばプリンタからなる表
示手段18により第5図に示すテーブルをそのままプリ
ントアウトし、CRTからなる表示手段17には、第6
図に示すように、各誤差補正データが発生した時間を横
軸にとって、累積データをプロットして47だ累積デー
タの分布曲線を表示させるようにしてもよい。
一般に、被溶接物が決ると、溶接速度は一定に保たれる
ため、第5図のテーブルに示された「時間」及び第6図
の曲線の横軸に取られた各時間は、被溶接物の各部位に
対応している。従って第5図または第6図の各時間にお
けるデータは被溶接物の特定の部位でのデータを示して
いる。
本実施例では、トーチの狙い位置の制御とトーチの上下
位置の制御とが行われているので、上記テーブルは、ト
ーチの狙い位置の制御のための誤差補正データと上下位
置制御のための誤差補正データとの双方について作成さ
れ8゜ 尚本実施例では、2種類のモニタ表示手段17゜18を
設けているが、いずれか一方のモニタ表示手段を設ける
ようにしてもよい。
上記のように、演算装δ12から数値制御装置13に与
えられる誤差補正データを時系列で記憶させて、これを
表示させ得るようにしておくと、各被溶接物についての
デニタ(本実施例では第5図に示したようなテーブル)
を分析することにより、被溶接物の寸法精度の管理を行
ったり、溶接装置の性能の確認を行ったりすることがで
きる。
例えば被溶接物の各部位での寸法精度のばらつきや、被
溶接物毎の誤差補正データのばらつきを計算することに
より被溶接物の寸法粘度の管理を行うことができる。
例えば、m個の被溶接物についてそれぞれ求めたm個の
テーブルから、データNo、Xの(被溶接物の特定の部
位の)誤差補正データの累積値の標準偏差を下記の式に
より求める。
標準偏差= (S/ (m−1))カ   ・・・(1
)S= (XI −X) 2+ (X2−X) 2+・
・・+(Xm −X) 2 ・・・(2)Xm (XI
 +X2−+Xm )/m    ++ (3)但し、
×1及び×2はそれぞれ、1番目のテーブル(1個目の
被溶接物)及び2番目のテーブル(2個目の被溶接物)
のX番目のデータを示し、Xmはm番目のテーブル(m
個目の被溶接物)のX番目のデータを示す。
上記(1)式で求めた標準偏差が所定の範囲に入ってい
るか否かにより、被溶接物の寸法粘度が許容範囲に入っ
ているか否かを判定することができる。予めプログラム
を組んでおくことにより、この標準偏差の演qをモニタ
装置内で行わせることもできる。
また予め寸法精度の分布が分っている特定の被溶接物に
ついて得たテーブルの内容に基いて、トーチの倣いが所
定の精度で行われているか否か笠の、自動溶接装置の性
能の確認を行うことができる。
第4図に示されたプログラムでは、特定の被溶接物につ
いて全てのデータを収集した後(溶接が終了した後)に
その表示を行わせるようにしたが、第4図において溶接
終了情報を受信したか否かの判断を行う前のステップで
テーブル内容を表示させるようにプログラムを組んでお
くことにより、誤差補正データが発生する毎にその内容
を表示させることもできる。本発明においてこのデータ
の表示の仕方は任0である。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、自動溶接装置の数値制
御装置に与えられる誤差補正データと該誤差補正データ
の累積値とを時系列で記憶してこれらのデータを表示し
得るようにしたので、被溶接物の各部位での加工精度の
ばらつきや、被加工物相互間の加工精度のばらつき等を
オンラインで(溶接中に)詳細に知ることができ、被溶
接物のサンプリング検査を行うことなく被溶接物の寸法
精度管理を適確に行わせることができる利点がある。
また特定の被溶接物について溶接前に各部の寸法誤差を
実測しておき、この寸法誤差の実測値を上記モニタ装置
に記憶されたデータと比較することにより、自動溶接装
置の治具の位置決め誤差の監視やトーチの倣い性能の確
認をも行うことができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図A及びBは溶接トーチをオシレートさUながらア
ーク溶接を行う場合の1−−チ及びワイヤの動作状態を
トーチのオシシー1−中心が溶接線に一致している場合
と溶接線からずれている場合とについて示した説明図、
第3図△及びBはそれぞれ第2図Δ及びBの場合の溶接
電流波形を概略的に示した波形図、第4図はモニタ装置
をマイクロコンピュータにより構成する場合のプログラ
ムの一例を示ずフローチャート、第5図はモニタ装置の
記憶手段内に記憶されるテーブルのパターンの一例を示
す説明図、第6図は表示手段に表示される曲線の一例を
示した線図である。 1・・・溶接機本体、2・・・被溶接物、3・・・溶接
電源、4・・・溶接ワイヤ、5・・・溶接トーチ、7・
・・トーチ狙い位置調整機構、8・・・トーチ上下位置
調整機構、12・・・誤差補正データ演算装置、13・
・・数値制御装置、16・・・モニタ装置主部、17.
18・・・表示手段。 第2図 第5 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  溶接トーチの位置を調整するトーチ位置調整機構と、
    前記溶接トーチの基準位置からのずれを求めて該溶接ト
    ーチの位置を基準位置に一致させるために必要な誤差補
    正データを随時演算して出力する誤差補正データ演算装
    置と、前記誤差補正データ演算装置が出力した誤差補正
    データを入力として前記溶接トーチの位置を前記基準位
    置に一致させるように制御する数値制御装置とを備えた
    自動溶接装置のモニタ装置であって、 前記誤差補正データ演算装置から順次出力される前記誤
    差補正データを入力として該誤差補正データと該誤差補
    正データの累積値とを記憶手段に時系列で記憶するモニ
    タ装置主部と、 前記記憶手段の記憶内容を表示するモニタ表示手段とを
    具備してなる自動溶接装置のモニタ装置。
JP22724886A 1986-09-26 1986-09-26 自動溶接装置のモニタ装置 Expired - Lifetime JPH07121459B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021045773A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 川崎重工業株式会社 アーク溶接システム

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JPH07121459B2 (ja) 1995-12-25

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