JPS638465Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS638465Y2 JPS638465Y2 JP20267182U JP20267182U JPS638465Y2 JP S638465 Y2 JPS638465 Y2 JP S638465Y2 JP 20267182 U JP20267182 U JP 20267182U JP 20267182 U JP20267182 U JP 20267182U JP S638465 Y2 JPS638465 Y2 JP S638465Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- liquid
- oil
- discharge passage
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 27
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 21
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工作機械より排出された水溶性切削油
や産業機械の処理水等の浮上油を除去する装置に
関する。
や産業機械の処理水等の浮上油を除去する装置に
関する。
従来このような装置として、回行する無端ベル
トに浮上油を附着させて、これを掻取るオイルス
キーマが知られているが、油の粘性を利用してベ
ルトに附着させるため、浮上油の除去を能率的に
行い得ない。これを避けるため、無端ベルトを油
の吸収可能な構成とした考案が実公昭55−23664
号公報や実公昭56−46804号公報によつて知られ
ているが、該ベルトを構成するスポンジ等に吸収
された油が劣化して目詰まりを生ずるため、ベル
ト寿命が短くなる。又処理液を油除去槽に供給し
てその含有油分を浮上させ、これを処理液と共に
オーバーフローさせる装置も知られているが、油
分と共に多量の液が油除去槽より排出するため、
この排出液より浮上油を回収する二次、三次の処
理装置の容量が著しく増大することになる。
トに浮上油を附着させて、これを掻取るオイルス
キーマが知られているが、油の粘性を利用してベ
ルトに附着させるため、浮上油の除去を能率的に
行い得ない。これを避けるため、無端ベルトを油
の吸収可能な構成とした考案が実公昭55−23664
号公報や実公昭56−46804号公報によつて知られ
ているが、該ベルトを構成するスポンジ等に吸収
された油が劣化して目詰まりを生ずるため、ベル
ト寿命が短くなる。又処理液を油除去槽に供給し
てその含有油分を浮上させ、これを処理液と共に
オーバーフローさせる装置も知られているが、油
分と共に多量の液が油除去槽より排出するため、
この排出液より浮上油を回収する二次、三次の処
理装置の容量が著しく増大することになる。
本考案はこの問題に対処するもので、油が浮上
する槽内の液に対し一定軌跡に沿つて出入するバ
ケツトを上昇端附近で反転して、その汲上液を槽
外に排出するバケツト汲出装置において、上昇時
に上拡がりとなるように構成されたバケツトの少
くも一側に、その上端開口より下方に溢出口を備
える排出通路を添着して、該排出通路の下端をバ
ケツト底部に連通連結し、バケツトが液面より出
た時に溢出口より上部のバケツト内蔵液を該溢出
口より溢出させることを特徴とする。
する槽内の液に対し一定軌跡に沿つて出入するバ
ケツトを上昇端附近で反転して、その汲上液を槽
外に排出するバケツト汲出装置において、上昇時
に上拡がりとなるように構成されたバケツトの少
くも一側に、その上端開口より下方に溢出口を備
える排出通路を添着して、該排出通路の下端をバ
ケツト底部に連通連結し、バケツトが液面より出
た時に溢出口より上部のバケツト内蔵液を該溢出
口より溢出させることを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図について説明する。
バケツト汲出装置は間隔バケツト型のバケツトコ
ンベヤで、処理液を受入れる槽1上の前後取付台
2に夫々軸受3を介して回動自在に支承される駆
動軸4に前後の鎖車5を夫々固着し、該鎖車と槽
内下部においてこれに対向するように重錘兼用の
軸6で連結した前後の案内車7に夫々無端チエン
8をかけて、該前後チエン8,8間に複数のバケ
ツト9を略一定間隔で取付け、駆動軸4をモータ
10によつて液汲上げ方向に極く低速で駆動する
ようにしている。11はモータ10の出力軸と該
軸4の間に取付けた減速機、12は上端が前後鎖
車5,5間に位置するようにして槽1上に取付け
た樋で、該樋12はバケツトコンベヤの頂部で顛
倒するバケツト9の液を受けて、これを油水分離
装置(図示せず)の方に移送する。
バケツト汲出装置は間隔バケツト型のバケツトコ
ンベヤで、処理液を受入れる槽1上の前後取付台
2に夫々軸受3を介して回動自在に支承される駆
動軸4に前後の鎖車5を夫々固着し、該鎖車と槽
内下部においてこれに対向するように重錘兼用の
軸6で連結した前後の案内車7に夫々無端チエン
8をかけて、該前後チエン8,8間に複数のバケ
ツト9を略一定間隔で取付け、駆動軸4をモータ
10によつて液汲上げ方向に極く低速で駆動する
ようにしている。11はモータ10の出力軸と該
軸4の間に取付けた減速機、12は上端が前後鎖
車5,5間に位置するようにして槽1上に取付け
た樋で、該樋12はバケツトコンベヤの頂部で顛
倒するバケツト9の液を受けて、これを油水分離
装置(図示せず)の方に移送する。
各バケツト9はその上昇時に上拡がりとなる梯
形状断面を持ち、該バケツトの顛倒側と反対側に
バケツト9の全巾にわたつて排出通路13が添着
される。排出通路13は上昇時のバケツト上端開
口より低い溢出口13aを備え、該排出通路13
の下端はバケツト9の底部開口13bに連通連結
される。
形状断面を持ち、該バケツトの顛倒側と反対側に
バケツト9の全巾にわたつて排出通路13が添着
される。排出通路13は上昇時のバケツト上端開
口より低い溢出口13aを備え、該排出通路13
の下端はバケツト9の底部開口13bに連通連結
される。
上記構成によれば、鎖車5を介してモータ10
により同期駆動される前後のチエン8は第1図矢
印方向に回行して、上昇側チエンに取付けたバケ
ツト9は開口部が上向きとなり、又下降側チエン
に取付けたバケツト9は開口部が下向きとなるた
め、該バケツトが液L中にある時はその全容量
(第2図のV)が液で占拠され、又該バケツトが
液中より出る時は、その内部の液が重力作用によ
つて排出通路13の上端溢出口13aよりオーバ
ーフローして、液面高さが第2図のHよりhに減
少し、その際浮上油Oはバケツト9内に捕捉され
る。即ち液液中では容量Vであつたバケツト9が
空中に出る際は、高さhに相当する容量vに減少
するが、浮上油Oは流出しないため、液中の油分
はV/vの倍率で濃縮される。
により同期駆動される前後のチエン8は第1図矢
印方向に回行して、上昇側チエンに取付けたバケ
ツト9は開口部が上向きとなり、又下降側チエン
に取付けたバケツト9は開口部が下向きとなるた
め、該バケツトが液L中にある時はその全容量
(第2図のV)が液で占拠され、又該バケツトが
液中より出る時は、その内部の液が重力作用によ
つて排出通路13の上端溢出口13aよりオーバ
ーフローして、液面高さが第2図のHよりhに減
少し、その際浮上油Oはバケツト9内に捕捉され
る。即ち液液中では容量Vであつたバケツト9が
空中に出る際は、高さhに相当する容量vに減少
するが、浮上油Oは流出しないため、液中の油分
はV/vの倍率で濃縮される。
図示実施例においては、前後チエン8にその下
部案内車7,7やその連結軸6を懸吊させて、該
両案内車や連結軸の自重によつて、汲上げバケツ
ト9を略水平支持するように該チエンを緊張させ
た場合を示すが、該両案内車7は第3図のように
取付台2に取付けたアーム14下端の軸受に回動
自在に支持させることもできる。
部案内車7,7やその連結軸6を懸吊させて、該
両案内車や連結軸の自重によつて、汲上げバケツ
ト9を略水平支持するように該チエンを緊張させ
た場合を示すが、該両案内車7は第3図のように
取付台2に取付けたアーム14下端の軸受に回動
自在に支持させることもできる。
本考案によれば、従来のように処理液を受入れ
た油除去槽より直接浮上油をオーバーフローさせ
て排出する装置に比し、排出液中の油分濃度を著
しく濃縮し得るため、油水分離装置の処理能力を
大巾に軽減できる効果がある。又浮上油を液と共
にバケツトで汲出す間に、その浮上油を濃縮する
構成よりなるため、長期間使用しても浮上油除去
機能が低下せず、装置各部の寿命を著しく増大し
得る。
た油除去槽より直接浮上油をオーバーフローさせ
て排出する装置に比し、排出液中の油分濃度を著
しく濃縮し得るため、油水分離装置の処理能力を
大巾に軽減できる効果がある。又浮上油を液と共
にバケツトで汲出す間に、その浮上油を濃縮する
構成よりなるため、長期間使用しても浮上油除去
機能が低下せず、装置各部の寿命を著しく増大し
得る。
第1図は本考案装置の縦断正面図、第2図はバ
ケツトの縦断正面図、第3図は本考案装置の縦断
側面図である。 1……槽、4……駆動軸、5……鎖車、6……
軸、7……案内車、8……チエン、9……バケツ
ト、12……樋、13……排出通路、13a……
溢出口、L……液、O……浮上油。
ケツトの縦断正面図、第3図は本考案装置の縦断
側面図である。 1……槽、4……駆動軸、5……鎖車、6……
軸、7……案内車、8……チエン、9……バケツ
ト、12……樋、13……排出通路、13a……
溢出口、L……液、O……浮上油。
Claims (1)
- 油が浮上する槽内の液に対し一定軌跡に沿つて
出入するバケツトを上昇端附近で反転して、その
汲上液を槽外に排出するバケツト汲出装置におい
て、上昇時に上拡がりとなるように構成されたバ
ケツトの少くも一側に、その上端開口より下方に
溢出口を備える排出通路を添着して、該排出通路
の下端をバケツト底部に連通連結し、バケツトが
液面より出た時に溢出口より上部のバケツト内蔵
液を該溢出口より溢出させることを特徴とする液
の浮上油除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20267182U JPS59106599U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 液の浮上油除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20267182U JPS59106599U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 液の浮上油除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59106599U JPS59106599U (ja) | 1984-07-18 |
JPS638465Y2 true JPS638465Y2 (ja) | 1988-03-14 |
Family
ID=30428136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20267182U Granted JPS59106599U (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 液の浮上油除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59106599U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113019A1 (ja) * | 2003-06-24 | 2004-12-29 | Bunri Incorporation | 浮遊物を汲み上げるバケットを有する回収装置 |
WO2024117074A1 (ja) * | 2022-11-28 | 2024-06-06 | 株式会社ブンリ | チェーンバケットスキマー |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP20267182U patent/JPS59106599U/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004113019A1 (ja) * | 2003-06-24 | 2004-12-29 | Bunri Incorporation | 浮遊物を汲み上げるバケットを有する回収装置 |
CN100423897C (zh) * | 2003-06-24 | 2008-10-08 | 株式会社分离 | 具有铲起漂浮物质的铲斗的回收装置 |
WO2024117074A1 (ja) * | 2022-11-28 | 2024-06-06 | 株式会社ブンリ | チェーンバケットスキマー |
JP2024077355A (ja) * | 2022-11-28 | 2024-06-07 | 株式会社ブンリ | チェーンバケットスキマー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59106599U (ja) | 1984-07-18 |
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