JPS6384450A - 飼料 - Google Patents

飼料

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JPS6384450A
JPS6384450A JP61229746A JP22974686A JPS6384450A JP S6384450 A JPS6384450 A JP S6384450A JP 61229746 A JP61229746 A JP 61229746A JP 22974686 A JP22974686 A JP 22974686A JP S6384450 A JPS6384450 A JP S6384450A
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mushroom
waste
compost
bacteria
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JP61229746A
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Yonemi Tanaka
田中 米實
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

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  • Mushroom Cultivation (AREA)
  • Fodder In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、飼料に関するものであり、更に詳細には、各
種廃棄物の発酵処理物を用いてマツシュルームを栽培し
た後の残渣という全く新規な成分を有効成分として含有
する従来未知の新規飼料に関するものである。
(従来の技術) マツシュルーム(アガリカス(Agaricus))は
、ハラタケの栽培品種であってシャンピニオンとも称さ
れる食用キノコであるが、従来より、マツシュルームは
、馬糞ないしは馬小屋から排出される廃棄物、またはこ
れらにワラ類を混合したもの、または更に窒素源やリン
酸源等を添加したものを培養基とし、これに種菌を接種
し、栽培している。
しかしながらマツシュルームの栽培、特に培養基の調製
には非常にデリケートな条件が必要とされるし、培養基
の原料の入手もますます困難になってきている。
このような欠点を解決するために、本発明者は、先に、
各種廃棄物を放線菌1次いで硝化菌で処理して全く新規
なマツシュルーム栽培用培養基(コンポスト)の製法を
完成した。
(発明が解決しようとする問題点) このような新規な培養基を用い、これに種菌を接種して
培養し、マツシュルーム子実体を高収率で収穫した。し
かしながら子実体収穫後に残留する培養基(これを「マ
ツシュルーム堆肥」又は「マツシュルーム培養物」とい
う)は、用途が全くなく、またこれら放置しておくと直
ちに腐敗してしまい、大きな公害源ともなる。
(問題点を解決するための手段) このような欠点を解決するために各方面から検討した結
果、飼料に着目するに到った。
そして飼料化方法、毒性の有無、安全性、他の飼料成分
配合の可否について更に研究し、併せて飼料効率、肥育
効率についても実験を行ってその効果を確認し、飼料化
が可能であることをつきとめ、本発明の完成に到ったの
である。
すなわち本発明は、微生物処理した各種廃棄物を用いて
マツシュルームを栽培した後の残渣(マツシュルーム堆
肥又はマツシュルーム培養物)という従来未知の全く新
規な材料を原料として用いること、を重要なポイントと
する全く新規な飼料である。
この新規な飼料原料(マツシュルーム堆肥、マツシュル
ーム培養物)は、新規なマツシュルーム用培養基(コン
ポスト)に種菌を接種して、棚式栽培法又はハウス内で
の遮光ビニールトンネル床による栽培法等によってマツ
シュルームを栽培し、子実体を収穫した後の残渣である
該コンポストは、フンポスト原料を、先ず、第1次処理
として放線菌で処理し1次いで第2次処理としてこれを
硝化菌で処理して製造するものである。その概要は次の
とおりである。
コンポスト原料としては、人の屎尿、牛、豚、馬、鶏糞
、畜舎からの排出物、農林産廃棄物(稲ワラ、麦ワラそ
の他雑穀のワラ、モミガラ、のこくず、かんなくず1間
ばつ木片、各種木の葉や根くず、その他収穫廃棄物)、
農林産製造廃棄物(米糠、紐、バガス、酒粕、発酵粕、
醸造粕、野菜や果実のジュース搾り粕その他の粕類)、
水畜産製造廃棄物(魚介や家畜の肩肉、内蔵1頭部、尾
部その他)、果実、野菜、山野の草木、家庭廃棄物(台
所からの生ゴミ、草取り後の雑草類、剪定後の枝や果実
類その他)等が、単独で又は混合して使用される。馬糞
も有利に使用することができる。
これらの原料に、放線菌培養物を適量、例えば01.〜
50%、好ましくは5〜30%接種し、品温20〜80
℃、好ましくは菌株にもよるけれども30〜70℃で培
養する。この発酵工程中に、悪臭成分である低級脂肪酸
、硫化水素、メチルメルカプタン等を資化ないと酸化せ
しめて除去するとともに、放線菌の生産する強力なプロ
テアーゼによって硬蛋白質が分解され、且つキチン質、
リン脂質、糖脂質等も分解されてBODの急速な低下を
招来し、一般細菌や病原菌の増殖を防止し、アンモニア
の生成を促進する。そしてアンモニア性アルカリの故に
リグリンを溶出せしめて、キノコの増殖条件を整え、ま
たpHが上昇するために悪臭成分の生成源であるところ
の生酸菌の増殖を阻害する0発酵がさかんになるにつれ
て品温が上昇して、例えば60〜65℃になると低温菌
や病原菌が死滅するとともに、それらの有官菌を分解す
る等の効果があり、温度上昇にともなって水分も減少し
てくる。このようにして有機物が分解されて、マツシュ
ルーム菌の無機栄養が蓄積され、また、衛生害虫の発生
も防止されて、非常にクリーンな取扱い易いものとなる
放線菌処理は1週間〜1ケ月程度、通常は10〜15日
間程度で終了する。放線菌としては、ストレプトミセス
属、ミクロモノスポラ属、テルモモノスポラ属、テルモ
アクチノミセス属、アクチノミセス属、ノカルデア属に
属する菌が単独で又は混合して使用する。放線菌は、こ
れを直接、原料に接種してもよいが、あらかじめ培養し
ておき、この培養物を原料に添加して接種するのが好適
である。もちろん、培養物から分離した菌体を接種して
もよいことはいうまでもない。
放線菌としては、例えば、ストレプトミセス・グリセウ
ス(Streptomyces griseus)(A
TCC10137)、ミクロモノスポラ・カルカニ(M
icromonosporachalcea)(ATC
C12452)、サーモモノスポラ・ビリディス(Th
ermomonospora viridis)(IF
O12207)、サーモアクチノミセス・ブルガリス (Thermoactinomyces vulgar
is)(IFO13606)、アクチノミセス・ブルガ
リス(Actinomyces vulgaris)(
IFO13107)、ノカルディア・エリスロポリス(
Nocardia erythropolis)(IF
o 12682)が挙げられる。
このようにして得られた第1次処理物は、次いで、硝化
菌による第2次処理物を行ない、pHの低下を生せしめ
、硝酸態窒素を生成せしめ、マツシュルーム菌の生育に
適合したものとする。
硝化菌(亜硝酸菌、硝酸菌)は、混用してもよいし単用
してもよく、菌体のみを添加してもよいしまた菌体を培
養した培養物をそのまま使用してもよい。そして、実用
面からは、純粋培養よりも馴養培養の方が好適である。
硝化菌は、1〜50%、好ましくはlO〜30%程度加
えるのがよい。
硝化菌を接種すると、先ず亜硝酸菌の作用によって、放
線菌処理によって生成したアンモニアが、NH,→N、
0nNO→No、 (pH7,2〜9.0で菌は生育)
と亜硝酸に酸化され、次いで硝酸菌の作用によって亜硝
酸が硝酸にまで酸化されるのである。  (N、O□→
No、 : pH7,2〜5.0で菌は生育)。
アンモニアが硝酸にまで酸化されるために、PHが低化
して、放線菌処理による生成物のpHがマツシュルーム
の生育PHである4、5〜7.5の範囲内となり、また
NH4→NO1の反応は吸熱反応であるから、該生成物
の温度もマツシュルームの生育温度である7〜30℃に
まで低下する。マツシュルームはNH4−NよりもNo
、−Nを好み、NH4−Nが多量に存在するとその生育
が阻害される傾向にあるのであるが、本発明に係る硝化
菌処理によってマツシュルームの生育阻害が防止される
とともに、マツシュルームの栄養源であるNo、−Nが
多量に供給され、生育促進がはかられる。
また、生成した硝酸の酸化力によって嫌気性菌が減少し
、また亜硝酸の生成とも相まってBODが低下して、衛
生的安全性も増加する。このようにして、硝酸の生成に
よるp)lの低下によって、第1次処理で増殖した放線
菌は自己消化してマツシュルーム菌の栄養素となるばか
りでなく、BODの低下、無機塩の集積、雑菌の除去等
が行われ、マツシュルーム培養基としての条件が確立さ
れる。
また、アルカリの除去、還元物等も除去されて臭気がな
くなり、非常に取扱い易くなるとともに衛生的となり、
公害防止上も非常に有利なものとなる。
硝化菌処理によって、先ずP)I 7.5以上では主と
して亜硝酸が多量に生成し、pH7,5以下では硝酸が
多量に生成し、水分は約50〜65%を保持する。
10〜50℃、好適には20〜40℃で3週間程度発酵
させると、卓越した品質を有するマツシュルーム用コン
ポストが得られる。
馬糞、稲ワラ等を用いる従来の製法では約3ケ月を要し
ていたのであるが、水沫によれば製造速度が3倍も促進
されるという著効が得られるのである。
亜硝酸菌としては、例えば、ニトロソモナス・エウロピ
ア(Nitrosomonas europea)AT
CC25978、ニトロソコツカス・モビリス(Nit
rosococcusmobilis) ATCC25
380,同・オセアナス(oceanus)ATCC1
9707及びニトロソモナス(Nitrosospir
a)属菌等が使用され、硝酸菌としてはニトロバクタ−
・ウィノグラドスキイ(Nitrobacter vi
nogradskyi)ATCC25391、ニトロバ
クタ−・エスピー(Nitrobacter sp、)
 ATCC25393及びニトロシステイス(Nitr
ocystLs)属菌等が使用される。菌によってはN
H,→NO3まで一挙に酸化できるものであり、このよ
うな菌が利用できることはいうまでもない。
このようにして調製した培養基(コンポスト)を用い、
後は常法により、棚式栽培法ないし遮光ビニールトンネ
ル床栽培法その他適宜な方法を用いてマツシュルームを
栽培する。そして子実体を収穫する。
この子実体収穫後に残留するマツシュルーム堆肥(マツ
シュルーム培養物)を9本発明においては、新規な飼料
原料として利用するのである。このマツシュルーム堆肥
は、コンポスト原料の発酵物のほかに、マツシュルーム
の菌糸体、子実体柄根及びそれらの代謝産物に富み、キ
ノコの風味やビタミン、ミネラル等の微量成分が付与強
化されて、家畜の食欲を増加せしめ且つ成長を促進せし
めるものである。このようにして得られたマツシュルー
ム堆肥には、子実体から切り落して廃棄された柄根部や
、こわれたり変形したりして市場に出荷できない子実体
をそのまま添加混合したりすることも可能である。
マツシュルーム堆肥は、そのまま直接飼料とするほか、
風乾後又は風乾することなく、乾燥する。
乾燥方法としては、天日、通風、温風、凍結その他の既
知の乾燥方法が適宜使用できる。例えば、50〜95℃
で15分〜2時間程度の通風乾燥を行えば充分である。
乾燥した後、粉砕し又は粉砕することなく、そのまま飼
料とする。
このようにして得た飼料は、そのまま給餌することもで
きるし、配合飼料その他の飼料成分と混合して給餌する
こともできる。後者の場合、混合比率に特に限定はなく
、自由に混合できる点も本発明のすぐれた特徴の1つで
ある。そのうえ、本発明に係る飼料は、牛、豚、馬その
他の家畜のみでなく、鶏、家鴨その他の家禽、魚類、ペ
ット類にも広く使用することができる。また必要あれば
、粉末、顆粒、ペレット、ペーストその他の形状に自由
に製剤化することが可能である。
次に本発明の実施例について述べる。
実施例1 乳牛生糞の通風乾燥物(水分含量65%) 100kg
に、ストレプトミセス・グリセウスATCC10137
、テルモアクチノミセス・ブルガリスIFO13606
、テルモモノスポラ・ビリディスIFQ 12207を
予じめ豚糞培地で培養しておいたものを種菌として10
kg接種し、高さ40cmに堆積して15日間、毎日1
回攪拌して培養した。その結果、3日後には悪臭は完全
に消失し、pHは7.5から9.2に上昇した。
次に、ニトロソモナス・モビリスATCC25380を
培養した種菌20kgを接種し、品温25〜40℃で毎
日1回攪拌して培養し、そして15日後に、ニトロバク
タ−・ウイノグラドスキイATCC25391の培養物
20kgを接種し、品温20〜35℃で攪拌を続け、1
5日後にマツシュルーム用コンポストを得た。
得られたコンポストに市販されているマツシュルーム白
色種(アガリカス・カンペストリス(Agaricus
 campestris)を接種し、常法により栽培し
た。、8日後に1次菌糸がコンポスト中に゛旺盛に繁殖
したので10日後に覆土し、27日後にはピンヘッドが
観察され、34日目に1個平均19.5 gの子実体が
収穫された。85日間の栽培の結果、  3.3+m″
当り37kgのマツシュルームを収穫した。
収穫後のコンポストは甘いキノコ香を有し、取り扱い易
く、水分58%、PH5,4,乾物中の全N:1.8%
、P: 2.9%、K: 2.3%、灰分:57%、 
BOD: 880ppmであった。
このようにして得たマツシュルーム堆肥は、風乾した後
、80℃で1時間通風乾燥し1次いでこれを粉砕して、
目的とする飼料を得た。
実施例2 家庭から排出される生ゴミから非有機物を除去した後、
約2 cm’以下に細断したちの100kg (水分7
5%)に稲ワラ(長さ2.5cm以下) 50kgを混
合して水分を65%に調整した。
これに、実施例1に用いた放線菌混合種菌を10kg接
種し、30〜70℃で15日間培養した。その結果BO
Dは25,000ppmから9,500ppmに激減し
、pHは8.5、灰分は24.5%、 NH4−Nは1
 、500ppmとなり、悪臭は完全に除去された。
これに、実施例1に用いた亜硝酸菌15kg(pH7,
5)及び硝酸菌’15kg(p)16.2)の混合物を
接種し、水分を65%に調整し、25〜45℃で毎日1
回攪拌し、30日間発酵せしめて培養基を得た(pH6
,8、水分63%、BOD 5,400ppm、灰分2
9%−NH4−N 350PPIl−NONO3−N1
050pp。
得られたコンポストに、マツシュルームのブラウン種(
市販の種菌を本コンポストに接種培養したもの)を1 
kg/3.3m”接種し、常法により14〜25℃で栽
培したところ、7日間で菌糸の旺盛な増殖がa察された
。10日目に覆土し、26日後にはピンヘッドが認めら
れ、33日目で最初の子実体を収穫した。以後85日間
の栽培の結果、3 、3m”当り35kgのマツシュル
ームを収穫した。
収穫後のコンポストは水分55%、pH5,3,乾物中
の全N: 3.2%、P: 2.8%、K:2.錦であ
った。
これを直ちに90℃で2時間通風乾燥して飼料を調製し
た。
実施例3 鶏ふん100kg(水分76%)に麦わら(長さ3cm
に切ったもの) 100kgを加え、水分6部に調製し
たものに実施例1に示した3種の放線菌の種菌を混合し
たもの10kgを接種し、品温30〜68℃で毎日1回
攪拌し発酵を行なった。その結果、悪臭は4日後に消失
し、15日間で堆肥が製造された。さらにマツシュルー
ム用コンポストを製造するため、ニトロバクタ−属菌A
TCC25393(NH,−NからNo、−Nに一挙に
硝化しうる性質を有する)の前培養物を30kg接種し
、25〜45℃で30日間、1日1回攪拌しながら培養
し、品質のすぐれたコンポストを得た。
このコンポストを使用し、実施例1と同様にしてハウス
内の遮光ビニールトンネル床による栽培法によって、マ
ツシュルーム(白色種)を栽培した。そしてマツシュル
ーム子実体を収穫した後のマツシュルーム培養物を実施
例1と同様に処理して飼料を製造した。
実施例4(発明の効果) 豚5頭ずつを3グループに分け、1グループは、実施例
によって得たマツシュルーム培養物(水分15%)と市
販の配合飼料(粗蛋白14.0%以上、粗脂肪2.5%
以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分8.0%以下、可消
化粗蛋白Ij!t12.0%以上、可消化食分総i76
.5%以上)の7%及び93%混合物を1つの給餌器に
入れて、混合給餌法により飼育した。
もう1つのグループは、配合飼料及びマツシュルーム培
養物をそれぞれ別個の給餌器に入れて自由に給餌して1
個別給餌法により飼育した。
残りのもう1つのグループは、対照とし、配合飼料のみ
で飼育した。
飼育後、豚をと殺して枝肉の品質等級を調査した結果1
次の結果が得られた。
この表からも明らかなように、本発明に係る飼料によれ
ば、豚肉の品質が大巾に増加するという著効が得られる
。また、キノコに由来する芳香により食欲が増加し、ビ
タミン等も強化されるために生育が大巾に増進されると
いう著効も併せ得られる。
そのうえ、給餌効果以外にも、排泄物の悪臭が大巾に軽
減されて公害防止にもきわめて有効であり、堆肥化の促
進にも有効であることが確認された。また、養豚のみな
らず、養鶏や牛の飼養にも本発明に係る飼料はきわめて
有効である。
本発明に係る飼料の化学組成は次のとおりである。併せ
て、マツシュルーム子実体(食用)及び子実体柄根部(
廃棄)についても、その組成を分析した。本発明におい
ては、マツシュルーム堆肥のほかに子実体柄根部も飼料
として利用することができる。
表化学的組成 同様に、これら3者について、アミノ酸分析を行い、次
表の結果を得た。
表 アミノ酸組成 上記表からも明らかなように、本発明飼料であるマツシ
ュルーム培養物は、特に必須アミノ酸の含量がきわめて
多く、しかもグルタミン酸含量が多く、呈味性にすぐれ
、これらの点もすぐれた飼育効果の1因を形成している
ものと推定される。
また、プロビタミンDの供給効果も充分に予測される。
このように栄養面からの著効のほかに、更に本発明に係
る飼料はキノコに由来する芳香を有しているが、このキ
ノコ香が動物に対する嗜好性を大巾に増加し、この飼料
をごく少量配合飼料に散布するだけで、動物が直ちに飼
料に集合し且ちきわめて短時間に飼料を摂取してしまう
0本発明に係る飼料のみの場合には、その速度が更に早
いことはいうまでもない。
このように本発明は、全く新規な飼料を開発することに
より、すぐれた肥育効果を奏するのみでなく、従来利用
価値が全くない(また集廃すれば有害な公害源ともなる
)マツシュルームコンポストに対してきわめて有益な利
用方法を拓いた点でも高く評価されるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 人畜、家禽の屎尿、農林産廃棄物、農林産製造廃棄物、
    水畜産製造廃棄物、家庭廃棄物から選択した原料を放線
    菌で処理した後硝化菌で処理してなる培養基を用いてマ
    ッシュルームを栽培し、その子実体を収穫した後に残留
    するマッシュルーム堆肥を有効成分として含有すること
    、を特徴とする飼料。
JP61229746A 1986-09-30 1986-09-30 飼料 Pending JPS6384450A (ja)

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