JPH06116073A - 閉鎖環境における動物廃棄物の有効利用方法 - Google Patents
閉鎖環境における動物廃棄物の有効利用方法Info
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- JPH06116073A JPH06116073A JP4270215A JP27021592A JPH06116073A JP H06116073 A JPH06116073 A JP H06116073A JP 4270215 A JP4270215 A JP 4270215A JP 27021592 A JP27021592 A JP 27021592A JP H06116073 A JPH06116073 A JP H06116073A
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- Japan
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- aged
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- animal waste
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/141—Feedstock
- Y02P20/145—Feedstock the feedstock being materials of biological origin
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
- Fertilizers (AREA)
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 宇宙空間等の閉鎖環境下における人や動物の
有機廃物を有効利用する方法を提供すること。 【構成】 人や動物の有機廃棄物をハエ、特にシナント
ロプス種のハエの生命活動によりバイオ熟成腐食土と幼
虫の生体物質とを生産させると共にガスを発生させ、バ
イオ熟成腐食土を有機肥料として利用し、生体物質を動
物の飼料又は微生物による栽培用として利用しガスを燃
料として利用する。
有機廃物を有効利用する方法を提供すること。 【構成】 人や動物の有機廃棄物をハエ、特にシナント
ロプス種のハエの生命活動によりバイオ熟成腐食土と幼
虫の生体物質とを生産させると共にガスを発生させ、バ
イオ熟成腐食土を有機肥料として利用し、生体物質を動
物の飼料又は微生物による栽培用として利用しガスを燃
料として利用する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は閉鎖環境における動物廃
棄物の有効利用方法に係り、特に宇宙空間等の閉鎖環境
において人やその他の動物の有機廃棄物を処理して有機
肥料、動物の飼料及び燃料等に有効利用するための方法
に関する。
棄物の有効利用方法に係り、特に宇宙空間等の閉鎖環境
において人やその他の動物の有機廃棄物を処理して有機
肥料、動物の飼料及び燃料等に有効利用するための方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】宇宙空間等の閉鎖環境においては、人や
その他の動物の廃棄物を有効に利用することは閉鎖環境
における汚染を防止し、これらを貴重な有効物質に変え
ることは有効な手段である。しかしながら、一般には上
記のような有機廃物を有効利用するためには、その利用
率が高いことが条件であり、短期間で効率良く有効利用
物質を得ることが望まれている。
その他の動物の廃棄物を有効に利用することは閉鎖環境
における汚染を防止し、これらを貴重な有効物質に変え
ることは有効な手段である。しかしながら、一般には上
記のような有機廃物を有効利用するためには、その利用
率が高いことが条件であり、短期間で効率良く有効利用
物質を得ることが望まれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、宇宙
空間等の閉鎖空間において人やその他の動物の有機廃棄
物を有効に利用するための方法を提供することにある。
空間等の閉鎖空間において人やその他の動物の有機廃棄
物を有効に利用するための方法を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明は、動物廃棄物をハエの生命活動の作用
によりバイオ熟成腐食土と幼虫の生体物質とを生産させ
ると共にガスを発生させ、前記バイオ熟成腐食土を有機
肥料として利用すると共に前記生体物質を動物の飼料又
は微生物による栽培用として利用し、前記ガスを燃料と
して利用することを特徴とするものである。
ために、本発明は、動物廃棄物をハエの生命活動の作用
によりバイオ熟成腐食土と幼虫の生体物質とを生産させ
ると共にガスを発生させ、前記バイオ熟成腐食土を有機
肥料として利用すると共に前記生体物質を動物の飼料又
は微生物による栽培用として利用し、前記ガスを燃料と
して利用することを特徴とするものである。
【０００５】本発明において閉鎖環境とは、宇宙空間、
その他の閉鎖環境を含み、その閉鎖環境下において人や
他の動物等の有機廃棄物を処理してその処理物を全て有
効な物質として利用することである。
その他の閉鎖環境を含み、その閉鎖環境下において人や
他の動物等の有機廃棄物を処理してその処理物を全て有
効な物質として利用することである。
【０００６】これらの人や動物等の有機廃棄物をハエの
生命活動により処理する。このためのハエとしては、特
にある種のシナントロプス種のハエ（イエバエ）が好適
であり、この種のハエは繁殖力が大きく急成長し、湿度
が２０％〜９０％、ｐＨが４．５〜９．０の極めて広い
範囲の有機廃物中で発育する。
生命活動により処理する。このためのハエとしては、特
にある種のシナントロプス種のハエ（イエバエ）が好適
であり、この種のハエは繁殖力が大きく急成長し、湿度
が２０％〜９０％、ｐＨが４．５〜９．０の極めて広い
範囲の有機廃物中で発育する。
【０００７】この種のハエの場合、例えば人やその他の
動物の有機廃棄物中で発育させる場合、特別の準備なし
にこれらの廃棄物から極めて貴重なバイオ熟成腐食土が
得られる。このバイオ熟成腐食土には、例えば蛋白質１
２．７％及び細胞組織１６．６％を含有している。また
バイオ熟成腐食土中のアンニモア及び燐酸の含有量は最
初の原料（人やその他の動物の有機廃棄物）と比較して
２倍以上含有されており、一方バイオ熟成腐食土中のビ
タミン１２は最初の原料と比較して２５０倍以上とな
る。
動物の有機廃棄物中で発育させる場合、特別の準備なし
にこれらの廃棄物から極めて貴重なバイオ熟成腐食土が
得られる。このバイオ熟成腐食土には、例えば蛋白質１
２．７％及び細胞組織１６．６％を含有している。また
バイオ熟成腐食土中のアンニモア及び燐酸の含有量は最
初の原料（人やその他の動物の有機廃棄物）と比較して
２倍以上含有されており、一方バイオ熟成腐食土中のビ
タミン１２は最初の原料と比較して２５０倍以上とな
る。
【０００８】このバイオ熟成腐食土は、概観は粉末状で
あり脱臭された物質である。また人やその他の動物の有
機廃棄物をハエの生命活動により処理した場合、上記し
たバイオ熟成腐食土の他に幼虫のバイオマス（生体物
質）が生産される。有機廃棄物の再生産者である幼虫は
６０％までの蛋白質及び３０％までの脂肪を含有してい
る。この蛋白質は全ての必須アミノ酸を含有しており、
脂肪は粘性の液状であり、かなりの量の不飽和及び半不
飽和状の高度の脂肪酸を含有している。
あり脱臭された物質である。また人やその他の動物の有
機廃棄物をハエの生命活動により処理した場合、上記し
たバイオ熟成腐食土の他に幼虫のバイオマス（生体物
質）が生産される。有機廃棄物の再生産者である幼虫は
６０％までの蛋白質及び３０％までの脂肪を含有してい
る。この蛋白質は全ての必須アミノ酸を含有しており、
脂肪は粘性の液状であり、かなりの量の不飽和及び半不
飽和状の高度の脂肪酸を含有している。
【０００９】このようなハエの幼虫の生命活動の作用に
よって利用対象の有機廃棄物の微生物（バクテリア）感
染率は著しく低下することが判明している。
よって利用対象の有機廃棄物の微生物（バクテリア）感
染率は著しく低下することが判明している。
【００１０】上記のようにして得られるバイオ熟成腐食
土は、植物の成長用に有機肥料（培養土）として利用す
ることによって農作物の収穫を高め、害虫及び病気感染
率を著しく低下することができる。例えば、温室でバイ
オ熟成腐食土を利用した際にキュウリの結実は３日〜４
日早く始まり、収穫は３．５Kg／ｍ2 に増量することが
できる。また試験場に線虫類の虫えいの発生源が発生し
た場合、その感染はかなり遅れ、感染率は最小限とする
ことができる。また数棟の温室においては植物は枯れる
ことなく生育期の最後まで結実を続けることができる。
土は、植物の成長用に有機肥料（培養土）として利用す
ることによって農作物の収穫を高め、害虫及び病気感染
率を著しく低下することができる。例えば、温室でバイ
オ熟成腐食土を利用した際にキュウリの結実は３日〜４
日早く始まり、収穫は３．５Kg／ｍ2 に増量することが
できる。また試験場に線虫類の虫えいの発生源が発生し
た場合、その感染はかなり遅れ、感染率は最小限とする
ことができる。また数棟の温室においては植物は枯れる
ことなく生育期の最後まで結実を続けることができる。
【００１１】また、バイオ熟成腐食土は、シャンピニオ
ン（松茸科、はら茸）の栽培用の堆肥（コンポスト）に
応用することができる。この場合、キノコの収穫量が３
〜４Kg／ｍ2 に増大し、一方採集期は６〜９週間短縮す
ることができる。
ン（松茸科、はら茸）の栽培用の堆肥（コンポスト）に
応用することができる。この場合、キノコの収穫量が３
〜４Kg／ｍ2 に増大し、一方採集期は６〜９週間短縮す
ることができる。
【００１２】また、バイオ熟成腐食土と共に生産される
バイオマス（生体物質）は特に成長速度が速められるた
めに動物の子の飼育に有望である。被験動物の生化学的
指標は、生理学的規格内である。被験動物の肉は、通
常、非常に多汁で、香ばしく、風味試験では、監視動物
よりも著しく優れていた。このバイオマスを動物の定量
飼料に添加することによって、飼料の４０％までを代替
えすることができ、著しくコストを低下させ、最終製品
の生産量を増大させることができる。
バイオマス（生体物質）は特に成長速度が速められるた
めに動物の子の飼育に有望である。被験動物の生化学的
指標は、生理学的規格内である。被験動物の肉は、通
常、非常に多汁で、香ばしく、風味試験では、監視動物
よりも著しく優れていた。このバイオマスを動物の定量
飼料に添加することによって、飼料の４０％までを代替
えすることができ、著しくコストを低下させ、最終製品
の生産量を増大させることができる。
【００１３】このバイオマスは同様に、微生物産業に
も、食用キノコの菌糸体の栽培目的で、有機ミネラル混
合物製造用としてキノコ栽培業にも、うまく応用でき
る。
も、食用キノコの菌糸体の栽培目的で、有機ミネラル混
合物製造用としてキノコ栽培業にも、うまく応用でき
る。
【００１４】またバイオマス（生体物質）は、上記した
ような動物の子の飼料としてのみでなく、魚のエサ等に
も利用することができる。
ような動物の子の飼料としてのみでなく、魚のエサ等に
も利用することができる。
【００１５】バイオマス（生体物質）の分離手段には、
用いられるハエの幼虫に好適な走性を利用する手段が挙
げられる。例えば、光走性を利用した場合、用いたハエ
の幼虫に正の光走性があれば、バイオマス混合バイオ熟
成腐食土に光を照射するだけで、光源に向かってハエの
幼虫の移動が始まり、容易にバイオ熟成腐食土から分離
する。負の光走性であれば同様に、バイオマス混合バイ
オ熟成腐食土に光を照射するだけで、照射された部分か
らの移動が始まり、容易に分離する。また、光走性に限
らず、化学走性、電気走性、酸素走性、音波走性等を利
用することができる。分離後、得られたバイオマスは、
洗浄し、種々の用途に用いられる。
用いられるハエの幼虫に好適な走性を利用する手段が挙
げられる。例えば、光走性を利用した場合、用いたハエ
の幼虫に正の光走性があれば、バイオマス混合バイオ熟
成腐食土に光を照射するだけで、光源に向かってハエの
幼虫の移動が始まり、容易にバイオ熟成腐食土から分離
する。負の光走性であれば同様に、バイオマス混合バイ
オ熟成腐食土に光を照射するだけで、照射された部分か
らの移動が始まり、容易に分離する。また、光走性に限
らず、化学走性、電気走性、酸素走性、音波走性等を利
用することができる。分離後、得られたバイオマスは、
洗浄し、種々の用途に用いられる。
【００１６】次に人や他の動物の有機廃棄物をハエの生
命活動の利用によってガスが発生する。このガスは、例
えばＨ2 Ｏ、ＣＨ4 、ＣＯ2 等の成分を含んでおり、こ
れらの成分中、特にメタンガス（ＣＨ4 ）を燃料として
利用する。上記のようにして人や動物の有機廃棄物はハ
エの生命活動の利用によって最終的には有機肥料、動物
の子の飼育、等に利用されると共に燃料として利用さ
れ、閉鎖環境下において有効利用される。
命活動の利用によってガスが発生する。このガスは、例
えばＨ2 Ｏ、ＣＨ4 、ＣＯ2 等の成分を含んでおり、こ
れらの成分中、特にメタンガス（ＣＨ4 ）を燃料として
利用する。上記のようにして人や動物の有機廃棄物はハ
エの生命活動の利用によって最終的には有機肥料、動物
の子の飼育、等に利用されると共に燃料として利用さ
れ、閉鎖環境下において有効利用される。
【００１７】本発明の閉鎖環境における動物廃棄物の有
効利用方法は、宇宙空間の閉鎖環境に限らず、地球上に
おいても一定の閉鎖環境下における動物廃棄物の有効利
用としても応用することができる。例えば豚糞の従来の
鉱化及び消毒の方法では、例えば数年かかることがあっ
たが、本発明の方法を応用することによって全体で５日
間で処理を行うことができる。更に養鶏場における鶏糞
に対しても本発明方法を応用することによって鶏糞を有
効利用できる。また、処理済み廃棄物中ではハエの散
乱、繁殖はおこらないため、本発明の方法をハエ対策の
バイオ技術としても応用することができる。
効利用方法は、宇宙空間の閉鎖環境に限らず、地球上に
おいても一定の閉鎖環境下における動物廃棄物の有効利
用としても応用することができる。例えば豚糞の従来の
鉱化及び消毒の方法では、例えば数年かかることがあっ
たが、本発明の方法を応用することによって全体で５日
間で処理を行うことができる。更に養鶏場における鶏糞
に対しても本発明方法を応用することによって鶏糞を有
効利用できる。また、処理済み廃棄物中ではハエの散
乱、繁殖はおこらないため、本発明の方法をハエ対策の
バイオ技術としても応用することができる。
【００１８】上記のように本発明の方法は宇宙空間の他
に地球上の閉鎖空間においても応用できるが、例えば本
発明の方法を適用するための工場建設面積は、畜産農場
の建設面積の１０〜１５％程度で足り、生産効率の向上
により、廃棄物有効利用のための建設面積をより縮小す
ることができる。
に地球上の閉鎖空間においても応用できるが、例えば本
発明の方法を適用するための工場建設面積は、畜産農場
の建設面積の１０〜１５％程度で足り、生産効率の向上
により、廃棄物有効利用のための建設面積をより縮小す
ることができる。
【００１９】
【実施例】次に動物の有機廃棄物（鶏糞）１トンに対
し、シナントロプス種のハエの卵３００ｇを混入し、ハ
エの生命活動を利用した。この時５日間でバイオ熟成腐
食土が４００Kgと２００Kgまでの幼虫のバイオマスが生
産され、このバイオ熟成腐食土中の蛋白質は１２．７
％、細胞組織は１６．６％であった。またアンモニア及
び燐酸の含有量は最初の原料（有機廃棄物）と比較して
２倍以上含有されており、一方ビタミン１２は２５０倍
以上であった。また生産されたバイオマス（生体物質）
は６０％の蛋白質を含み、３０％の脂肪を含有してい
た。
し、シナントロプス種のハエの卵３００ｇを混入し、ハ
エの生命活動を利用した。この時５日間でバイオ熟成腐
食土が４００Kgと２００Kgまでの幼虫のバイオマスが生
産され、このバイオ熟成腐食土中の蛋白質は１２．７
％、細胞組織は１６．６％であった。またアンモニア及
び燐酸の含有量は最初の原料（有機廃棄物）と比較して
２倍以上含有されており、一方ビタミン１２は２５０倍
以上であった。また生産されたバイオマス（生体物質）
は６０％の蛋白質を含み、３０％の脂肪を含有してい
た。
【００２０】得られたバイオ熟成腐食土をシャンピニョ
ンの栽培用の堆肥として利用した結果、キノコの収穫量
が３〜４Kg／ｍ2 に増大し、採集期は６〜９週までに短
縮された。
ンの栽培用の堆肥として利用した結果、キノコの収穫量
が３〜４Kg／ｍ2 に増大し、採集期は６〜９週までに短
縮された。
【００２１】一方、バイオマスを動物の定量飼料に添加
したところ、飼料の４０％までを代替えすることができ
た。
したところ、飼料の４０％までを代替えすることができ
た。
【００２２】また、得られたガス中のメタンガスは燃料
として有効利用することができた。
として有効利用することができた。
【００２３】
【発明の効果】以上のように本発明によれば宇宙空間等
の閉鎖環境下おいて、人やその他の動物の有機廃棄物か
らバイオ熟成腐食土及びバイオマス（生体物質）を生成
させ、かつガスを発生させ、バイオ熟成腐食土を有機肥
料として利用し、生体物質を動物の飼料等に有効利用す
ることができると共に、発生するガスを燃料として利用
することができるため、閉鎖空間において人や動物の有
機廃棄物を全て有効利用することができる。
の閉鎖環境下おいて、人やその他の動物の有機廃棄物か
らバイオ熟成腐食土及びバイオマス（生体物質）を生成
させ、かつガスを発生させ、バイオ熟成腐食土を有機肥
料として利用し、生体物質を動物の飼料等に有効利用す
ることができると共に、発生するガスを燃料として利用
することができるため、閉鎖空間において人や動物の有
機廃棄物を全て有効利用することができる。
【図１】本発明の閉鎖環境における動物廃棄物の有効利
用方法の例を示す説明図である。
用方法の例を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 伸夫 東京都中央区銀座８丁目21番１号 株式会 社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 高井 浩一郎 東京都中央区銀座８丁目21番１号 株式会 社竹中工務店東京本店内
Claims (2)
- 【請求項１】 動物廃棄物をハエの生命活動の作用によ
りバイオ熟成腐食土と幼虫の生体物質とを生産させると
共にガスを発生させ、前記バイオ熟成腐食土を有機肥料
として利用すると共に前記生体物質を動物の飼料又は微
生物による栽培用として利用し、前記ガスを燃料として
利用することを特徴とする閉鎖環境における動物廃棄物
の有効利用方法。 - 【請求項２】 前記ハエがシナントロプス種からなるこ
とを特徴とする請求項１の閉鎖環境における動物廃棄物
の有効利用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4270215A JPH06116073A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 閉鎖環境における動物廃棄物の有効利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4270215A JPH06116073A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 閉鎖環境における動物廃棄物の有効利用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06116073A true JPH06116073A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17483149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4270215A Pending JPH06116073A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 閉鎖環境における動物廃棄物の有効利用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06116073A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6938574B2 (en) | 2002-06-25 | 2005-09-06 | Mao Zhang | Rearing fly larvae and animals in space for waste recycling and food supplying |
| CN100417319C (zh) * | 2003-03-17 | 2008-09-10 | 张懋 | 在太空人类居住环境饲养蝇蛆作为人类和动物的食物源 |
| WO2010104022A1 (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-16 | 浦安電設株式会社 | 温室による植物栽培システム |
| CN102351583A (zh) * | 2011-07-07 | 2012-02-15 | 中山大学 | 一种利用家蝇处理人粪便制备有机肥的方法 |
| CN102351582A (zh) * | 2011-07-07 | 2012-02-15 | 中山大学 | 一种利用大头金蝇处理人粪便制备有机肥的方法 |
| CN102351579A (zh) * | 2011-07-07 | 2012-02-15 | 中山大学 | 一种利用棕尾别麻蝇处理人粪便制备有机肥的方法 |
| JP2012116665A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Bbb Japan Corp | 有機肥料製造方法 |
| JP2012116664A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Bbb Japan Corp | 有機肥料製造システム |
| CN102987060A (zh) * | 2012-12-21 | 2013-03-27 | 张很文 | 一种蝇蛆粉的生产工艺 |
| CN103125450A (zh) * | 2013-02-07 | 2013-06-05 | 浙江大学 | 利用豆渣进行的蝇蛆养殖方法 |
| CN103563857A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-12 | 中国烟草总公司广东省公司 | 一种耐烟碱家蝇种的筛选方法 |
| CN109329216A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-02-15 | 成都市伍德生态农业有限公司大邑悦来分公司 | 一种循环养殖方法 |
| CN115943931A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-04-11 | 江苏省农业科学院 | 一种黑水虻生物转化过程的氨气减排方法 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4270215A patent/JPH06116073A/ja active Pending
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