JPS6384423A - ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法 - Google Patents

ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法

Info

Publication number
JPS6384423A
JPS6384423A JP61228323A JP22832386A JPS6384423A JP S6384423 A JPS6384423 A JP S6384423A JP 61228323 A JP61228323 A JP 61228323A JP 22832386 A JP22832386 A JP 22832386A JP S6384423 A JPS6384423 A JP S6384423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightweight
ultra
specific gravity
raw material
soil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61228323A
Other languages
English (en)
Inventor
井料 政吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Original Assignee
ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK filed Critical ASIA GIJUTSU CONSULTANT KK
Priority to JP61228323A priority Critical patent/JPS6384423A/ja
Publication of JPS6384423A publication Critical patent/JPS6384423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハウス栽培ならびに家庭園芸用の合成栽培床
材とその製造方法であって、ハウス栽培や家庭園芸のよ
うに個人住宅の狭い庭先、アパートやマンションのベラ
ンダなどの比較的狭い面積で、家庭の主婦や家族などが
趣味と実益を兼ねて行なっている小規模な園芸用の栽培
床材として好適で、その比重が0.20〜0.90の超
軽量の合成栽培床材とその合成方法に関し、より具体的
には、本発明は植物の栽培方法として一般に採用されて
いる土壌栽培や水耕栽培に代わり、両者の中間的な栽培
床材であり1合成の際に調整し配合された肥料成分によ
って、短期的には単に潅水するだけで発芽から成長まで
を支えることができ、長期的には、補完肥料を追加する
だけで栽培床材としての役目を果し、しかも比重が0.
20〜O,SO<水の172〜1/4で土壌の1/8)
の範囲で自由に選択して合成出来る超軽量栽培床材と合
成方法に関する。
(従来の技術) 近年、住居地域の都市化と高層化が急速に進展する一面
、自然に対する居住者の欲求の高まりから、草花、花木
、観葉植物など観賞から野菜づくりのように趣味と実益
を兼ねた植物の栽培に取組む人々の数も急増している。
施設園芸専業農家、又はスーパーマーケット向けに水耕
栽培が開発され利用されつつあるが、水耕栽培用溶液成
分の制御と栽培用溶液の給排水設備の自動制御などの面
で依然として問題が多く、水耕栽培は小規模農家や一般
家庭で採用される状態には達していない、 広い庭付の
一戸建て住宅の入手は益々困難になることと、それらが
都心から離れ交通不便になることから、多くの人々はな
るべく都心に近いマンションやアパートなどの集合住宅
を選択するようになっていて、それらの人々はベランダ
園芸、ミニ温室、室内栽培などにより観賞又は実用に供
している。
このような栽培法では、庭や畑のような自然の大地をそ
のまま利用することはできず、鉢やプランタ−などのプ
ラスチック容器を利用する容器栽培とならざるを得ない
。 また、ホテル、グリルあるいは、喫茶店その他の施
設に観賞用の鉢植植物を納入するハウス栽培業者の場合
には、フレームで囲ったハウス内の普通の土壌で育成し
た上、鉢やプランタ−などのプラスチック容器に移植し
て出荷し、ある期間の経過後新鮮なものと交換して循環
させている場合が多い、 これらの場合、鉢などの容器
中に土を入れて栽培床とするのであるが、一般には身近
にある土をベースにして市販の培養土や園芸材料を配合
して、それぞれの目的に応じた土づくりをしている。
容器栽培に使う栽培床としては、庭土をそのまま使うこ
とはなく、団粒組織を保つために熟成堆肥、腐葉土やピ
ートモスを配合し、さらに、透水性と同時に保水性をよ
くするため、バーミキユライト、パーライト、ミズごけ
、鹿沼土、赤玉土などが使用されている。 外国では各
種の草花に適する標準培養土が使用され、その中にはピ
ートモスと砂を等量配合して配合土とし、それに苦土石
灰、過燐酸石灰、硫酸加工などを元肥として配合したU
C(カリフォルニア大学)方式配合や、ピートモスとバ
ーミキュライトを等量配合して配合±とし、苦土石灰、
過燐酸石灰、キレート鉄などを配合したコーネル大学方
式等がある。
(発明が解決しようとする問題点) このような容器栽培では、植物の根は畑や庭のような地
中を自由に伸びて栄養や水分を求めることもできず、外
気の影響を受ける程度も大きいので、容器栽培での土づ
くりの重要性は畑栽培よりも大きい、  しかし、土壌
や市販の培養土の選定や配合については、栽培すべき植
物の種類、容器を置く場所の日当り、通風その他の極め
て多くの条件を考慮して選定しなければならないにも拘
らず勘や浅い経験に基き実施している実状である。
このような栽培床としての肥料成分や団粒性などの問題
以外に、従来考慮されていなかった事項として、栽培床
としての合成土壌の比重と美観の問題が挙げられる。 
自然の土は平均的に比重が1.3〜1.6であり、栽培
床としての合成土壌もその程度の比重があり、重いのは
当然のことと考えられていた上、従来の畑や庭を利用す
る農業や園芸では、大地のその場所で耕作するのが常態
であり、土を高い所に持上げたり、前後左右に移動する
必要は無かったので、栽培床を特に軽量化する発想が起
らなかったのも当然と言える。
しかし、鉢やプランタ−を使用するベランダ園芸栽培で
は、大地の土壌をそのまま利用することができないので
、日照、風雨、コンクリート壁からの反射や放射などに
対する細心の配慮が必要であり、そのため日照の変化に
応じて鉢を時々回したり、植物の成長に応じて林間の空
間を広くしたり、又台風や強風の時には鉢を避難させる
など鉢やプランタ−を移動させる必要が起る。
ベランダ園芸などに従事しているのは、老人。
主婦など力の弱い人が多いので1重量の大きい鉢やプラ
ンタ−などを多数、シかも短時間に移動しなければなら
ない場合には、体力的にかなりの負担となることから軽
量な栽培床材の開発が要望されていた。 一方、ハウス
栽培した観賞植物を。
鉢やプランタ−などに移植して納入するのを業としてい
る場合でも、取扱いと輸送の面から、ユーザーと納入業
者の双方とも軽量化により利することは多大である。
(問題点を解決するための手段) このような問題点を解決するに当って、本発明では下記
のように、先づ合成のための基本条件を設定し、次にこ
の基本条件を満足させるための合成方法を確立した。
■、基本条件 l)比重を超軽量の0.2〜0.9の範囲とする。
2)使用開始後のある一定期間は、草花と促成栽培野菜
の育苗ができるだけの基本成分を具備する最適容量の肥
効成分と塩基置換容量を保有すること。
3)栽培床材として合成土壌に代り得る播種(以下、「
は種」と記載する)、育苗のための物理的、化学的最適
条件を具備すること、即ち、イ)容水量が大きく、保水
性、透水性が適切であること、即ちpF値が適切である
こと。
口) MgO、CaO、Fe203. K 203など
を適正に含有していること。
ハ) SiO□/A120z比が2.5以下なこと。
二)pHが5.5〜7.5で適正であること。
ホ)栽培する植物に対し床材が緩衝性を有すること。
4)栽培の専門知識が無くても容易に使用できること。
5)清潔、奇麗でしかも流行にマツチすること。
6)製品として低価格で供給できること。
Il、合成の方法 l)合成に使用する原材料の選定 前記工の基本条件を満足する原材料の選定が重要であり
、選定の基準としては、個々の材料としても栽培の最低
条件を備え、前記の基礎条件を満足するものとして次の
ように選定した。
イ)一般土壌並びに砂利工場の廃泥−−−砂利工場の廃
泥は一般土壌よりも腐植酸などの有機質が幾分多い点景
外は均等物として取扱うことができ、それらを単独に又
は適宜混合して使用することができる。 これらはコス
トが安く、粒径分布を本発明の発明者が開発した特許第
984.539号の粒径分布ダイアグラム(第1図)の
最適ゾーン内に調節でき、土壌無機質の配合によって土
壌緩衝性を向上させ得る。
口)ピートモス並びに熟成堆肥−m−保水性。
透水性が適切で粗腐植酸、塩基置換容量が大で比重が小
さい、これらは均等物として取扱うことができ、それら
を単独に又は適宜混合して使用することができる。
ハ)バーミキュライトとパーライトーーー比重が小さく
、塩基置換容量が大きく、MgO,CaOおよびFe2
03などを適正に含有していて、これらは均等物として
取扱うことができ、それらを単独に又は適宜混合して使
用することができる。また、奇麗で流行にマツチし得る
2)合成方法 前記の基礎条件を満足する合成方法を計算式の形で設定
できれば最も望ましいが、可変条件が余りにも多いため
、次のシミュレーシ重ン法により配合比を決定する。
1上且1 本発明で最も重要な比重は、注文生産の場合は客先の指
定により、見込生産の場合は需要予測により第1図の、
混合比−比重グラフから求める。
このグラフは、砂利廃泥の重量をX、ピートモスの重量
をyとして1両者の混合比x/yを。
7 : 3 、6 : 4 、5 : 5−−−−1 
: 9と10%刻みに変化させて、数理計算によって求
めた第1表の混合比x/yの値をX軸に、比重をY軸に
プロットしたものである。
剃l且1 前段階で求めたグラフにより目標比重を設定すれば、2
種混合比が決定され、砂利廃泥とピートモスのそれぞれ
について、別表に示す分析結果による成分表から、混合
後の栽培床材の組成を計算して、不十分であればバーミ
キュライトとパーライトの組成表から、床材に添加すべ
きバーミキュ士ノL’X71↓j−?−貴ノに小霧九推
中+又  バーミキュライトの比重は0.2であるから
添加後の比重は軽い方に移行する。
11且1 これらの3種の配合材のそれぞれのPH値は既知である
ので、添加すべき中和剤(CaO,CaCO3。
、 MgC0:1又はドロマイト)の量は計算によって
でも求められるが、水の添加により反応が進行するので
、中和剤の添加量は実験的に決定する。
l土量1 鉢やプランタ−のサイズに合わせて成型する成型品は、
含水率を少な目(約35%)にしておき成型後乾燥する
、造粒製品にするには、含水率68%が造粒に最適であ
るので、含水率が68%になるよう水分を添加して造粒
した後で、含水率が50%以下になるまで乾燥して製品
とする。
(実施例) オーストラリア産のR印ピートモス(第2表)と国内産
の砂利工場廃泥(第3表)を配合材料とし、混合後の成
分調整のための添加材としては、中国産のバーミキュラ
イト焼成品(第4表)を使用した。 最終製品としては
、花鉢形に成型した製品(製品No、1)と造粒品(製
品No、2)の2種とし、それらの目標とする特性と化
学成分とを、それぞれ第5表および第6表に示す、 第
6表に示すように、成型品は含水率を35%で成型し、
乾燥して25%以下とし、造粒品は含水率を68%で成
型し、乾燥して50%以下を目標とした。
超軽量栽培床材の製造方法としての合成試験は合成予備
試験と合成本試験の2段階に分け、シミュレーション法
により基本条件を満足するように配合し、添加剤で4種
混合、乾燥合成の上、次に合成した超軽量栽培床材を使
用して、は種、育苗試験を行った。
工1合成予備試験 砂利廃泥とピートモスおよびバーミキュライトの3種混
合品(酸度調整剤未添加)を配合の基本成分とする。
前述の第1から第4までの段階に従ってシミュレーショ
ンの条件として比重を0.35に設定した。
第2図から砂利廃泥Xとピートモスyの混合比x/yは
、約1.35になるので、この混合比を満足するととも
に調整剤としてのバーミキュライトの量を計算により定
めた3種混合品の配合総括衣を第7表として示す。
これら3種混合品を構成する各原料の組成と塩基置換容
量とは第2〜4表に示されている。
第5表は合成床材の目標組成で、第6表は合成床材の目
標とする物性およびpHである。
このようにして得られる3種混合品の乾物塩基置換容量
を、第2〜4表と第7表の内訳計算値により算出すると
、 (80rag x 20 /100+ 129.5mg
 x 203.5/100 +42.9sg x 27
6.5/100) 500/100 = 79.628
mg/lQOgrとなる。
第7表の合成品の組成の内訳を第8表に示す。
3種混合品に酸度調整剤を添加した4種混合品は1組成
を第5表に、含水率を第6表に、それぞれ示す値を目標
にすべく合成したが、製品No、1は乾燥度が高く予定
した35zに対し、第9表のように25 %となった、
一方、製品No、2は第10表のように、 41.3 
%でほぼ目標値に合致した。
化成肥料としての必須成分である、N、P、には、それ
ぞれ、3/1000ずつを添加して予備合成試験試料と
して、は種、育苗試験を行った結果を第11表に示す、
 この結果から発芽、成長共に良好なことが認められた
II  九皮氷スj 前述の合成予備試験の結果を踏まえて、目標比重を0.
35とし、4種混合品の配合を第12表に、組成を第1
3表に示すようにして試料として15.E14 Kgを
合成した。 但し、合成予備試験の場合と同様に、化成
肥料としての必須成分であるN、P、にはそれぞれ、3
 /1000ずつを添加した。 合成品の、は種、育苗
試験の結果を第14表に示す。
試験の結果を総括すると1合成製品の比重の範囲を0.
2〜0.8の範囲にすると、無機質組成については、ピ
ートモスは第2表に示すとうり皆無に近く、無視できる
程度であり、添加するバーミキュライトは第4表に示す
とおり添加量が僅か4%で設定比重目標値になるように
シミュレーシ1ン用算出グラフで算出して、床材として
の必要条件は第3原料であるバーミキュライトで調整の
上、酸度は中和剤で調整する工程から成る製造方法が確
立出来た。
第15表に適正比重0.2〜0.8と組成との相関を示
す。
以上の合成試験及び、は種、育苗試験の結果から論理解
析に基く合成法に誤りがなかったことが実証できた。
また本合成品では種、育苗試験を実施した結果は第14
表に示すように良好な事が判明した。
(発明の効果) 製品としての栽培床材の比重を0.2〜0.9の広い範
囲で選択でき、しかも栽培床材として必要な珪S/アル
ミナの比、塩基置換容量、pH値、肥料の3要素として
のN、P、Kについても必要な量が配合されているので
、短期的には、は種、育苗に際し潅水するだけでよく、
長期的には減少し奔ロra捕虐心九浦書+ストt+ブト
い  【売五十携培床材の最大の特徴である軽量化につ
いては比重が0.2〜0.9の範囲にされ、特に0.5
以下では通常の士の1/3〜1/8になることから、力
が弱い老人や婦人、子供でも比較的手軽に移動できるの
で家庭用としても好適であり、観賞植物の栽培と配給を
営業する業者にとっても、取扱いの容易さと運搬重量の
軽減の点で貢献すること多大である。
第1表 混合比−比重相関表 第2表 原料組成表(その2) ピートモス (ラメキュー印)
豪州産第3表 原料組成(その3)砂利工場廃泥 第4表 原料Mi成表(そのl) 中国産バーミキュライト(焼
成品)第5表 合成栽培床材製品の目標組成 第6表 合成培養床材製品の物性及び化学性第7表 合
成予備試験−配合総括火 弟8表 合成試験−配合表 内訳表 註;製品含水率 25% 註:製品含水率 41.3% 第11表 予備合成品による、は種、育苗試験第12表
 配合表 第13表W−鮎議誠表 第14表本試験合成品 は種・育苗試験結果第15表 
適正比重0.21〜0.8の組成相関
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の栽培床材の粒径分布の許容範囲を示す
三角図、第2図は、本発明の栽培床材の第1の配合原料
である砂利廃泥の重量Xと、第2配合原料であるピート
モスの重量yの比x/yを横軸に、目標とする比重を縦
軸とした混合比と比重の関係を示すグラフ、第3図は本
発明の栽培床材の合成工程のブロックダイアグラムであ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒径分布が添付の図面第1図の三角ダイアグラム
    内の多角形ABCDEF内に調整された一般土壌と、フ
    ミン酸含有量の多い軽量の有機質原料とを比重および成
    分設定用の主原料とし; 塩基置換容量の大きい組成調整用原料と; カルシウムとマグネシウムの化合物を主成分とする酸度
    (pH)調整剤と; 肥料成分を補完するだけのK、N、Pを、それぞれ、含
    有する化成肥料とが添加されて混合され、珪酸と酸化ア
    ルミニウムの比が2.5以上に、塩基置換容量が80m
    eq/100gr以上に、成型品では水分含有率が40
    %以下に、造粒品では水分含有率が50%以下にされ、
    酸度(pH)が5.5から7.5に調整されて比重が一
    般土壌よりも極めて軽い0.2から0.9の範囲に調整
    可能にされていることを特徴とするハウス栽培ならびに
    家庭園芸用の超軽量栽培床材。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の超軽量栽培床材に
    おいて:前記の一般土壌が、一般耕地土壌と採石工場の
    砂利廃泥との中から選ばれた少くとも1種であり; 前記のフミン酸含有量の多い軽量の有機質原料が、ピー
    トモスと乾燥精製された熟成堆肥との中から選ばれた少
    くとも1種であり; 前記塩基置換容量の大きい組成調整用原料が、バーミキ
    ュライトとパーライトとの中から選ばれた少くとも1種
    であり; 前記のカルシウムとマグネシウムの化合物を主成分とす
    る酸度(pH)調整剤が、CaO、CaCO_3、Mg
    CO_3とドロマイトとから成る群から選ばれた少くと
    も1種であるハウス栽培ならびに家庭園芸用の超軽量栽
    培床材。
  3. (3)ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材の
    製造方法であって: 比重および組成調整用主原料としての一般土壌を、その
    粒径分布が添付第1図の三角ダイアグラム内の多角形A
    BCDEFの範囲内になるよう粒度を調整して準備し; 前記一般土壌の量をxとし、同じく比重および組成調整
    用主原料としてのフミン酸含有量の多い軽量の有機質原
    料の量をyとした場合の、両者の重量比x/yをX軸に
    、それら重量比に対応する混合物の比重をY軸とするグ
    ラフから、目標として選定された比重に対応する重量比
    で、一般土壌と、フミン酸含有量の多い軽量の有機質原
    料とを混合し; 予め作成した両者の成分表と混合比から混合後の中間混
    合物の組成を計算し、不足分は調整用の第3原料である
    塩基置換容量の大きい組成調整用原料を添加して調整し
    ; 前記3種の原料の混合比によって定まるpH値が5.5
    〜7.5になるよう、カルシウムとマグネシウムの化合
    物を主成分とする酸度(pH)調整剤を添加し; 肥料成分として、それぞれ、K、N、Pを含有する肥料
    と、必要に応じ、Mn、Feの少くとも1種を添加して
    補完し; 所要の水分を添加して成型又は造粒し、次に乾燥して、
    製品としての含水率を成型品としては40%以下に、造
    粒品としては50%以下に調整可能にされていることを
    特徴とするハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床
    材の製造方法。
  4. (4)特許請求の範囲第3項に記載の超軽量栽培床材の
    製造方法において: 前記の一般土壌が、一般耕地土壌と採石工場の砂利廃泥
    とから選ばれた少くとも1種であり;前記のフミン酸含
    有量の多い軽量の有機質原料が、ピートモスと乾燥精製
    された熟成堆肥との中から選ばれた少くとも1種であり
    ; 前記塩基置換容量の大きい組成調整用原料が、バーミキ
    ュライトとパーライトとの中から選ばれた少くとも1種
    であり; 前記のカルシウムとマグネシウムの化合物を主成分とす
    る酸度(pH)調整剤が、CaO、CaCO_3、Mg
    CO_3とドロマイトとから成る群から選ばれた少くと
    も1種であるハウス栽培ならびに家庭園芸用の超軽量栽
    培床材の製造方法。
JP61228323A 1986-09-29 1986-09-29 ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法 Pending JPS6384423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61228323A JPS6384423A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61228323A JPS6384423A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6384423A true JPS6384423A (ja) 1988-04-15

Family

ID=16874649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61228323A Pending JPS6384423A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6384423A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228978A (ja) * 2007-06-15 2007-09-13 Meiji Univ 有機肥料を用いた植物の栽培方法
JP2008121762A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Aisin Seiki Co Ltd トルク変動吸収装置
US7726069B1 (en) * 2005-08-26 2010-06-01 Zauche Timothy H Horticulture growing media
CN104140334A (zh) * 2014-08-13 2014-11-12 江苏农盛废弃物循环再利用有限公司 蛭石压缩营养土的生产方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7726069B1 (en) * 2005-08-26 2010-06-01 Zauche Timothy H Horticulture growing media
JP2008121762A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Aisin Seiki Co Ltd トルク変動吸収装置
JP2007228978A (ja) * 2007-06-15 2007-09-13 Meiji Univ 有機肥料を用いた植物の栽培方法
CN104140334A (zh) * 2014-08-13 2014-11-12 江苏农盛废弃物循环再利用有限公司 蛭石压缩营养土的生产方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102696462B (zh) 一种实用高效无土栽培花卉营养土的生产方法
CN101548640B (zh) 一种花卉栽培基质及其制备方法
CN102124893B (zh) 微型盆栽牡丹的培育方法
CN107637462B (zh) 一种提高粉色绣球花商品率的种植方法
CN105432410A (zh) 一种广玉兰用泥炭土/北投石复合培养基及其制备方法
CN105348012A (zh) 一种花卉营养土及其制备方法
CN106105858A (zh) 一种利用园林废弃物制备育苗基质的方法
CN1247073C (zh) 秸秆复合营养土及其制造方法
CN101536664A (zh) 一种草本花卉的容器栽培基质
CN105418241A (zh) 盆栽植物营养土
US10106468B2 (en) Soilless media composition
JPS6384423A (ja) ハウス栽培ならびに家庭園芸用超軽量栽培床材とその製造方法
CN108522210A (zh) 一种适宜都市阳台、室内种植的育苗专用的基质
CN112616616B (zh) 一种用于种植大丽花的栽培基质的制备方法
KR20110137655A (ko) 석탄바닥재를 이용한 배양토
KR102509352B1 (ko) 어린 나무 묘목심기용 상토 및 이의 제조방법
JPH11146726A (ja) 軽量インスタントソイル
KR20040084194A (ko) 수도용 상토 조성물
KR101803093B1 (ko) 희토성분을 함유하는 도시농업토양
CN109275547A (zh) 盆栽植物营养土
CN112919956B (zh) 星点木水培营养液及应用和浓缩型营养液的配制方法
CN112824354B (zh) 一种金钻小苹果无土栽培用营养液及其配制方法和应用
Jozay et al. The impact of humic acid solutions and types of growing media on some morphophysiological and biochemical features of Syngonium sp. and Pothos sp. plants in interior green wall conditions
Sandoya et al. Growing Lettuce in Small Hydroponic Systems: HS1422, 9/2021
JPH067029A (ja) 植物生育用資材とその製造法