JPS6382628A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPS6382628A
JPS6382628A JP61228237A JP22823786A JPS6382628A JP S6382628 A JPS6382628 A JP S6382628A JP 61228237 A JP61228237 A JP 61228237A JP 22823786 A JP22823786 A JP 22823786A JP S6382628 A JPS6382628 A JP S6382628A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、被検体のCT像を得るX線CT装置に関する
ものである。
(従来の技術) X線CT装置は、偏平な扇状の広がり角を有するファン
状X線を曝射するX線源(X線管)と、このXVAを検
出する複数のX線検出セルを並設してなるX線検出器と
を被検体を挟んで対向させ、かつこれらX線管及びXv
A検出器を前記被検体を中心に互いに同方向に同一角速
度で回転移動させて、被検体断面上の種々の方向につい
てのX線投影データを収集し、十分なデータを収集した
後、このデータを電子計算機で解析し被検体断面の何個
の位置に対応するX線吸収率を算出して、その吸収率に
応じた階調度を与えて前記被検体断面における画像情報
を再構成するようにしたものであり、軟質組織から硬質
組織に至るまでほぼ明確な断層像が得られる。
ところで、近年、X VACT装置においては、異なる
線質のX線で複数回撮影してより多くの情報を得、さら
にデータの差分等の計算処理によりメタルビンアーチフ
ァクト除去などの補正や各種情報抽出が行われている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のX線CT装置においては、ある条
件で撮影し、次に線質を変えて再び撮影しなければなら
ず、そのため撮影時間が長くなるという問題点があった
り、また、先の撮影と後の撮影との間に患者が動いた場
合、データの差分等の計算処理の結果に悪影舌を及ぼし
再構成像の画質が劣化するという問題点がある。
また、フィルターを使用して1回のスキャンにより異な
るX線スキャンデータを得る方法も考えられるが、これ
だと1種のX線エネルギーによるデータ数が従来のスキ
ャンデータ数の半分になってしまい、空間分解能が劣化
してしまう。
そこで、本発明の目的とするところは1回のスキャンに
よって異なるX線エネルギーのデータを収集するように
撮影時間の短縮化等を図り、しかも空間分解能が劣化し
ないX線CT装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、被検体の回りに一体的に回転されるX線管及
びnチャンネルの検出器群を有し、かつ、前記検出器群
の一つの検出器の中心が前記X線管とその回転中心とを
結ぶ延長線よりも検出器配列ピッチの1/4ずれた位置
関係で回転させ、その各位置でnチャンネルのX線ファ
ンデータを収集するデータ収集部と、前記検出器群の偶
数チャンネルと奇数チャンネルとでX線の線質を異なら
せるX線フィルタと、前記検出器群からのデータを偶数
チャンネル、奇数チャンネル毎に分離するデータ分離部
と、このデータ分離部からのそれぞれn / 2個の偶
数チャンネルデータ群及び奇数チャンネルデータ群に対
し、各データ群のチャンネル間データとして零を加えて
それぞれn個のデータを作成するデータ処理部と、この
データ処理部からのデータに基づきそれぞれnチャンネ
ルデータとして演算して線質の異なる2種のX線に基づ
くC7画像を再構成する画像再構成部とを設けてX線C
T装置を構成している。
(作 用) 本発明では、nチャンネルの検出器群のうちの偶数チャ
ンネルと奇数チャンネルとでX線の線質を異ならせるよ
うにX線フィルタを配置している。この7吉果、偶数チ
ャンネル群と奇数チャンネル群とではX線エネルギーの
異なるX線データを1凹のスキャンによって収集でき、
撮影時間の短縮化を図ることができ、かつ、被検体の動
きによる画像への悪影響を低減することができる。
このようなデータ収集を行なった場合、各回転位置毎に
得られる偶数チャンネル群データ及び奇数チャンネル群
データはそれぞれn / 2個となり、空間分解能が劣
化してしまう。
そこで、本発明ではCI A (Channel In
terlaceArrengemen t)、即ち各デ
ータ群のチャンネル間データとして雰を補うことによっ
て、前記各データ群をn個のデータとして取り扱かって
画像を再構成するようにしている。
上記のようにチャンネル間データを零として取り扱い、
nチャンネルのデータとして処理することで正規なC7
画像が再構成される原理は、本出願人が先に出願した特
願昭61−74622号に開示しており、以下、これを
引用して上記原理を説明する。
CIAの原理とは、nチャンネルの各チャンネルの中間
に相当する「対向データ」 (詳細は後述する)を他の
ファンの中から補間によって選び出しこれを使って一旦
2nチャンネルのファンを作り(以下リフレクション処
理と称す)、この2nチヤンネルのファンデータを用い
て再+1)I成処理を行うものであり、このことは米国
特許第428489G号に開示されている。
第5図、第6図は上述した「対向データ」を説明するた
めの図である。第5図において、■はX線管、Dはそれ
ぞれ前記X線管1と一体的に回転するX線検出器群であ
り、ここでは説明の便宜上9チヤンネルの検出器D1〜
D9としている。
ここで、X線管1、検出器りは図示矢印A方向に回転間
隔Δθで回転するものとし、回転角θでのX線管1の位
置をSとし、回転角θ′でのX線管1の位置をS′とす
ると、各位置s、s’でのファンビームFの中には共通
なX線ビームRが存在する。位置Sでの前記X線ビーム
Rを(ψ、θυとし、位置S′でのX線ビームRを(ψ
′、θ1′)とすると、 ψ′=−ψ             ・・・(1)θ
1′ −θ1+2π−ψ         ・・・(2
)と表わすことができる。ここで、(ψ、θ1)のX線
ビームR7′は検出器D−7で検出されるデータに対応
する。
ところで、同図に示すように検出器群りのうちの−の検
出器(同図では検出器D−5)の中心線が、X線管1と
回転中心0とを結ぶラインlよりP/4  (Pは検出
器の配列ピッチ)だけずれている位置関係で回転させる
と、前記(ψ′、θ1′)で示されるX線ビームRは隣
接する検出器の中心(同図では検出器D−3,D−4の
中間点)のデータに対応することになる。
ここで、(ψ、θI)のビームによるデータをP(ψ、
θ、)とし、(ψ′、θ、′)のビームによるとなる。
そして、P(ψ′、θ1′)は検出器で求めることがで
きないデータであるが(検出器の中間位置のデータであ
るため)、これに相当するデータはP(ψ、θ、)とし
て得られる。
そこで、P(ψ、θI)を「対向データ」とすることで
、チャンネル間のデータを求めることができ、同様に第
6図に示すように各チャンネル間に相当する「対向デー
タ」を用いて2nチヤンネルのデータを得ることができ
る。
そして、前述した米国特許の技術によれはチャンネル間
データを「対向データ」よりリフレクションによって求
めていたのに対し、本発明では「対向データ」を零とし
て汲い、「対向データ」の収集を待たずに各ファンデー
タ毎のパイプライン的処理を可能としている。
即ち、1985年9月5日に出願した本件出願人と同一
出願人による米国出願(出願番号732260号)に記
載された拡張されたダイバージエンド法の原理を用いれ
ば、あるデータP(ψ、θ)とその対向データP(−ψ
、θ+π−2ψ)とが存在するとき、両データにそれぞ
れ任意の重みW(ψ、θ)1W<−ψ、θ+π−2ψ)
を乗算してから再構成しても、その重み付けの和が「2
」になる限り結果に変わりがないことが判っている。
ここで、第8図に示すように回転位置SでX、線管1よ
り曝射され検出器群りで検出されるX線ビームをR4−
R9とすると、この各ビームR1〜R7の中間に存在す
るX線ビームR1’〜R、Jは、X線管1が他の回転位
置に達した際に得られることは第5図で示した通りであ
る。そして、これら各ビームR4〜Rq、R+’〜R9
’の「対向データ」としてのビームを破線に示し、X線
ビームR。
〜R9,R1’〜R、rによって得られるデータと、こ
れらの「対向データ」との重み付けを同図に示すように
決定すると、これは前述した拡張されたダイバージエン
ド法の条件を満たしている。
従って、回転位置SでのX線ファンビームに着目すると
、X線ビームR,−R1で得られたデータに「2」を重
み付けし、各チャンネル間のデータに「0」を重み付け
して再構成しても全データ系で考察すれば拡張されたダ
イバージエンド法の条件を満足していることになる。
このことをX線バスの拡り角度とX線源の回転角度との
関係を示した第9図のサイノブラムを参照してさらに詳
しく説明する。第9図において、X線源の回転角度が第
5図及び第8図に示されるようにθ1のときX線検出器
D+乃至り、は線!。
上の黒丸で示したX線パスR,、R,、・・・、R9の
データを検出する。この回転角度θ1のときはX線バス
R,、R,、・・・2 R7のそれぞれ隣接するバスを
三等分するX線R1’+  R2’、・・・、R8′の
データは検出されない。ここで第5図に示した幾何学的
位置関係から明白なように回転角度θ1においてファン
ビームの中心・からψ8ずれたバスR7′(白丸)は回
転角度θ、+π−2ψ、においてファンビームの中心か
ら一ψ、ずれた検出器り。
を通るバスR7′ (黒丸)に対応する。す、なわち第
9図の線1)は同図の12に対応し、X&’iilがΔ
ψの間隔で回転しながらデータを収集すれば回転角度θ
、における線1)で得られなかったデータは線12上の
バスで得られるのである。
従って、第8図に示したように拡張されたダイバージエ
ンド法に従って線e+  (↓方向の重み付け)及び線
12の(↑方向の重み付け)を同図に示すようにずれば
、tl、S、Pat、 4,284,896のように対
向するバスのデータを埋め込まなくても再構成できる。
尚、重み付け0は等価的にデータの値が0と同じである
ので第7図(八)に示すように検出されたデータの間に
第7図(B)に示すようにOを入れても同じである。
また、例えば6Δψごとにデータをサンプリングすると
第10図のサイノブラムのようになる。
回転角度θ、における線1 、 J上のバスR1’。
RZ’+  R3’l ・・・、R8′のうち実際に得
られるのは83 p z ’上のバスRI’l  R4
Z R,’になりバスRg’ +Ri’ + R5’ 
+ R6’ + R1)′のデータは得られない、しか
しながらバスR6’のθ方向の近傍のバスr2+’3に
はデータが存在し、しかも線β、上のバスR6′のθ方
向の近傍にも存在することになる。また、例えば512
チヤンネルでファン角度60″としてもデータの収集間
隔6Δφは0.7°程度なので、バスr3またR2をR
6’と考えて、そのままコンボリューション、バソクプ
aジェクションにもアーチファクトなどは生じない。
実際に発明者がコンピュータによってファン角度、51
2チヤンネル、データの収集間隔の場合のシミュレーシ
ョンを行ったが画像にはアーチファクトは発生しなかっ
たし、また従来に比べ分解能が向上することが確められ
た。
ここて今、1024chの検出器を持つX線CTシステ
ムを考え、このシステムで得られる全データP(ψ、θ
)について、ψがΔψ/2の間隔でサンプリングされて
いるものとする。そして、上述の重み付けを、 とすると、これは拡張されたダイバージエンド法の条件
を満たしている。従って、以後再構成に供されるデータ
を、 として処理すればよい。従って、結果的には】024c
hの検出器のうち例えば偶数chの512ch分だけデ
ータを収集すればよいことになる。このため、わざわざ
検出器を1024ch要せず、その半数の512ch有
していても同等の画像が得られることが分る。
また、コンボリューションに使用する関数としでは ・・・(6) とか、 または、 などを使用することができる。
従って、これら(61,(71,+81式で示されるよ
うな第5図において点(r、  φ)のピクセルの値f
(r、φ)は、 ・・・(9) となる。
ただし、 LII(r、  ψ) = CR−rsin (mΔθ
+φ)〕2+ [rcos (mΔθ+φ)]2・・・
α0)M=360’/Δθ N=(ファン角度/2)/Δψ) ΔθはX線源の回転角度間隔 を表わす。
(9)式において、L、(r、  φ)はX線源から点
十NΔψまですなわちファン角度の範囲のコンポクショ
ン演算を示している。
標変換のためのヤコビアンである。
またこの重み付は係数Wは2かOをとるようになってい
る。ここでWの代わりにkw (kはOでない任意の定
数)を用いることも可能でありたとえばに=1/2とし
てもよい。このときkwは1かOの値をとる。但し、k
≠1の場合には再構成される画像の濃淡値が本来の値の
に倍になって現れるため、画像再構成後に1/に倍する
必要がある。たとえばに=1/2のときには作られた画
像の濃淡値を2倍すればよい。
このように、特願昭61−74622号に開示したCI
Aの原理によれば、nチャンネルの検出器群でありなが
ら、20チャンネル分のデータに基づきCT両画像再構
成することができる。そして、本発明ではnチャンネル
の検出器群のうちの偶数チャンネル、奇数チャンネルで
それぞれ線質の異なるX線データを収集し、これをデー
タ分離部で偶数チャンネルデータ群、奇数チャンネルデ
ータnYに分離し、この各データ群に対してCIAを実
行することで、nチャンネルの検出器群で1回のスキャ
ンによって線質の異なるX線データを収集しながらも、
線質を変えた2回のスキャンによって得られる画像と同
等の空間分解能を得ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は実施例装置のブロック図である。
同図において、1)はデータ収集部(DAS)であり、
被検体の回りに前記X線管1と検出器群りとを一体的に
例えば360°回転させて各方向からのプロジェクショ
ンデータを収集するものである。ここで、このデータ収
集部1)におけるX線管1と検出器群りとの関係は、第
5図に示すように−の検出器のセンターが、X線管1と
回転中心Oとを結ぶライン!よりもP/4 (Pは検出
器配列ピッチ)だけずれている位置関係となっている。
そして、このデータ収集部1)では、X線管1の各曝射
位置毎にn(=2N)個のX線ファンデータP (nΔ
ψ、θ)(ただし、n=1,2゜・・・、2N)が収集
されるものとする(従って、検出器群りはn(=2N)
チャンネルである)。
ここで、このデータ収集部1)では、2Nチヤンネルの
うちの偶数チャンネルと奇数チャンネルとでX線の線質
が異なるX線データを収集できるようになっている。こ
のために、第2図に示すように前記検出器群りのうちの
例えば偶数チャンネルの入射面上にX線フィルタ31を
配置している。
このため、X線管1より曝射されるX線ファンビームの
うち、RaylはX線フィルター31を通過しないので
X線エネルギーがA (kV)であるのに対し、Ray
2はX線フィルタ31を通過するので、平均X線エネル
ギーはA (kV)より高くなり、従って、偶数チャン
ネルと奇数チャンネルとでX線の線質を異ならせること
ができる。
ログ変換部22は、前記DASIIで収集されるX′f
a強度が指数関数であることに鑑み、これをlog変換
するものである。
リファレンス補正部12は、X線強度の補正を行う補正
部である。
キャリブレーション部23は、キャリブレーションデー
タに基づき前記リファレンス補正部12からのデータを
校正するものである。
データ分離部24は、前記DASIIで収集され、上記
各部で処理された2Nチヤンネルのデータを、N個の偶
数チャンネルデータ群とN個の奇数チャンネルデータ群
に分離して出力するものである。
データ処理部13は、前記データ分離部24からのそれ
ぞれN個の偶数チャンネノCデータ群及び奇数チャンネ
ルデータ群に対し、各データ群のチャンネル間データと
して零を水増してそれぞれ2Nチヤンネル分のX線ファ
ンデータを作成処理するものセある。尚、本実施例では
前述した拡張されたダイバージエンド法の条件と満足さ
せるために、このデータ処理部13は(5)弐で示され
るように、前記データ収集部1)で現に収集された2N
のデータについてのみ「2」を乗算する。
14は画像再構成部であり、コンボリューション部XS
、バックプロジェクション部16及びバックプロジェク
ション用のメモリ17で構成されている。前記画像再構
成部14は、(9)弐で示されする。尚、実際にはこれ
らコンボリューションやバックプロジェクションは(9
)式と等価な高速な演算方法で処理される。
そして、再構成された07画像は表示部18に表示され
るか、あるいはディスク19に格納されるようになって
いる。また、デュアルエネルギー法の解析手法として公
知のように、線質の異なる各画像間で演算を行い、有効
原子番号の画像又は有効電子密度の画像等をその後に作
成するようにしてもよい。
以上のように構成された実施例装置の作用について第3
図を参照して説明する。DAS 1)でのXvA管lと
検出器群りとを被検体の回りに360度回転し、その各
回転位置でX線を曝射することによりデータを収集する
。この結果得られるデータを第3図の上段に示す。同図
において横方向はチャンネル番号、縦方向は各プロジェ
クション位置に対応し、奇数チャンネルの白丸はA (
kV)のエネルギーで収集されたデータ(X線フィルタ
31を通過しないデータ)を示し、偶数チャンネルの黒
丸は≠A (kV)のエネルギーで収集されたデータ(
X線フィルター31を通過したデータ)を示している。
これらのデータは各プロジェクション位置毎に収集され
、その後、ログ変換部22乃至キャリブレーション部2
3で各処理が実行され、データ分離部24に入力される
データ分離部24では、第3図の中段に図示するように
、奇数チャンネルデーク群と偶数チャンネルデータ群と
に分離して出力する。
その後、データ処理部13において第3図の下段に示す
ように奇数チャンネルデータ群及び偶数チャンネルデー
タ群に対し、各データ群のチャンネル間データとして零
を水増しし、それぞれ2N個のデータを作成し、かつ、
ここで拡張されたダイバージエンド法の条件を満たす重
み付けを行なっている。従って、以降の画(jk再構成
部14で線質の異なるX線に基づくデータをそれぞれ2
Nチヤンネルのデータとして扱って画像再構成を行うこ
とで、線質を変えた2回のスキャンで収集された各画像
と同等の空間分解能の画像を得ることができる。
しかも、このような画像を再構成するにあたって、各X
線ファンデータ毎のパイプライン的処理を行うことがで
きる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
上述した実施例ではX線フィルタ31を検出器群りの入
射面前面に配置したが、これに限らすこのようなX線フ
ィルタ31をX線管1と被検体との間に配置してもよく
、要は検出器群りの奇数チャンネルと偶数チャンネルと
でX線の線質を変え常のシングルエネルギースキャンを
も行う場合には、第4図に示すようにXvAフィルタ3
1をX線ビームと交差する位置と交差しない位置とに可
変するように構成し、シングルエネルギースキャンを行
う場合には同図の破線で示すようにX線ビームと交差し
ない位置にX線フィルタ31を配置すればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば1回のスキャンに
よって異なるX線エネルギーのデータを収集するように
して撮影時間の短縮化と被検体の動きによる悪影響の低
減とを図り、しかも、空間分解能は線質を変えた2回の
スキャンにより得られる各画像のものと同等とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置のブロック図、第2図は
X線フィルムの一例を示す概略説明図、第3図は同上装
置でのデータ処理の流れを示す概略説明図、第4図はX
′!r1.、フィルタの変形例を示す概略説明図、第5
図は同上実施例装置のデータ収集部の概略説明図、第6
図は「対向データ」を説明するための概略説明図、第7
図(A)、 CB)はデータ処理部での処理動作を示す
図、第8図は拡張されたダイバージエンド法に基づく重
み付けを示す図、第9図、第10図はX線バスの拡り角
度とX線の回転角度との関係を示すサイノブラムである
。 1・・・X線管、D・・・検出器群、1)・・・データ
収集部、13・・・データ処理部、14・・・画像再構
成部、24・・・データ分離部、31・・・X線フィル
タ。 代理人 弁理士  則 近 憲 缶 周  大胡典夫 第2図 IcIA     IcIA 第3図 り坪ボ薔舒 第4図 (A) 第7図 l Dll D21 D31 D41 D51 D61
 D71 D81 D71■ θ 第  9 図 1 [)l D21 Di D41 D51 D61 
D71 D81 D91第10図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検体の回りに一体的に回転されるX線管及びn
    チャンネルの検出器群を有し、かつ、前記検出器群の一
    つの検出器の中心が前記X線管とその回転中心とを結ぶ
    延長線よりも検出器配列ピッチの1/4ずれた位置関係
    で回転させ、その各位置でnチャンネルのX線ファンデ
    ータを収集するデータ収集部と、前記検出器群の偶数チ
    ャンネルと奇数チャンネルとでX線の線質を異ならせる
    X線フィルタと、前記検出器群からのデータを偶数チャ
    ンネル、奇数チャンネル毎に分離するデータ分離部と、
    このデータ分離部からのそれぞれn/2個の偶数チャン
    ネルデータ群及び奇数チャンネルデータ群に対し、各デ
    ータ群のチャンネル間データとして零を加えてそれぞれ
    n個のデータを作成するデータ処理部と、このデータ処
    理部からのデータに基づきそれぞれnチャンネルデータ
    として演算して線質の異なる2種のX線に基づくCT画
    像を再構成する画像再構成部とを有することを特徴とす
    るX線CT装置。
  2. (2)X線フィルタは、nチャンネルの検出器群の偶数
    チャンネル又は奇数チャンネルのいずれか一方の入射面
    上に配置された特許請求の範囲第1項記載のX線CT装
    置。
  3. (3)X線フィルタは、X線ビームと交差する位置及び
    X線ビームと交差しない位置に変位可能に支持された特
    許請求の範囲第2項記載のX線CT装置。
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