JPS6381903A - レ−ザ光による抵抗体の形成装置 - Google Patents

レ−ザ光による抵抗体の形成装置

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JPS6381903A
JPS6381903A JP61227263A JP22726386A JPS6381903A JP S6381903 A JPS6381903 A JP S6381903A JP 61227263 A JP61227263 A JP 61227263A JP 22726386 A JP22726386 A JP 22726386A JP S6381903 A JPS6381903 A JP S6381903A
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JP
Japan
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resistor
laser beam
chamber
substrate
laser
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JP61227263A
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English (en)
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昇 森田
修一 石田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、レーザ光による抵抗体の形成装置に関し、特
にセラミックス基板の表面に直接抵抗体を形成する装置
に係わる。
(従来の技術) 近年、電子機器の小形化に伴ってセラミックス回路基板
が積橿的に使用されている。かかる基板の抵抗体の形成
方法としては、従来、厚膜技術、va膜技術の2つの方
法が主に採用されている。いずれの方法も樹脂製印刷配
線板に比べて1710〜1/3程度の小形化ができる。
厚膜技術は、印刷技術を使用するもので、抵抗体をその
線幅が100μm程度まで細く形成することが可能であ
る。この厚膜技術は、回路基板を大量かつ低コストで製
造するのに適している。しかしながら、かかる厚膜技術
は100μm以下の微細幅の抵抗体の形成に不向きであ
る。
薄膜技術は、写真蝕刻法を使用するために線幅を1μm
程度まで細くして形成することが可能である。しかしな
がら、かかる薄膜技術は蒸着、スパッタリングにより薄
膜を形成するため、厚膜技術のように大量かつ低コスト
で回路基板を製造することが難しい。
更に厚膜、薄膜技術共に抵抗体の形成に長いプロセスを
必要とし、回路基板の迅速な供給にしばしば問題が起こ
る。しかも、ペーストや写真蝕刻法での現像液の使用等
、液体プロセスが必要で管理が繁雑となる。従って、1
00μm以下程度の線幅をもつ抵抗体を安価に、大量か
つ迅速に実現できる技術の出現が切望されていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記従来の問題点をを解決するためになされ
たもので、微細線幅の抵抗体をセラミックス基板上に簡
単かつ迅速に形成し得るレーザ光による抵抗体の形成装
置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、セラミックス基板が設置されるチャンバと、
このチャンバ内のセラミックス基板表面にレーザ光を照
射させるレーザ発振器と、前記チャンバに連結された不
活性ガス供給手段及び酸素供給手段とを具備したことを
特徴とするレーザ光による抵抗体の形成装置である。
上記セラミックス基板としては、例えばAl2N。
5iiN+、BN等を主成分とする窒化物系セラミック
ス、SIC等を主成分とする炭化物系セラミックス、A
g2O3、BeO等を主成分とする酸化物系セラミック
スの基板を挙げることができる。特に、レーザ光の照射
により容易に照射部が還元、昇華されてAj2ヤ3iの
金属を生成するAl2N、S Is N4が好適である
上記レーザ発振器としては、例えばYAGレーザ発振器
、C02レーザ発振器、アルゴンレーザ発振器等を使用
することができる。特に、YAGレーザに光音響素子か
らなるQスイッチを付設したレーザ発振器が好適である
上記不活性ガスとしては、例えばAr 、 Ne 。
He等を挙げることができる。
(作用) 本発明の装置によれば、レーザ発振器からレーザ光をチ
ャンバ内のセラミックス基板に照射することにより、セ
ラミックスが窒化物の場合は下記(1)式の反応が、セ
ラミックスが炭化物の場合は下記2式の反応が、セラミ
ックスが酸化物の場合は下記(3式の反応が、夫々生起
されセラミックスが還元されて金属を析出する。但し、
式中のMeは金属を示す。
MeN−+Me+1/2Nz↑   ・(11MeC−
4Me+C−(2) MeO−*Me+1/20z↑   −(3次いで、レ
ーザ光を走査することによって析出した金属が連続化さ
れる。この時、チャンバ内に不活性ガス供給手段及びi
!素供給手段から不活性ガスと酸素の混合ガスを供給す
ることによって、前記析出した金属が該混合ガス中の酸
素により酸化されて所望の抵抗値を有する抵抗体をセラ
ミックス基板表面に形成できる。また、前記混合ガス中
の酸素濃度を制御することによって、該酸素濃度比例し
て析出金属の酸化度合が変化するため、前記混合ガスの
酸素濃度の制御により目的とする抵抗値を有する抵抗体
をセラミックス基板表面に形成できる。具体的には、チ
ャンバ内の酸素濃度を高くすることによって、より高い
抵抗値を有する抵抗体を形成できる。但し、酸素供給手
段からのチャンバ内への酸素供給を停止して不活性ガス
雰囲気にして析出金属の酸化を行なわないようにすれば
、低い抵抗値を有する抵抗体、つまり導体をセラミック
ス基板表面に形成することも可能となる。更に、レーザ
光はスポット径を10〜500μmの範囲でl1III
Iできるため、10〜500μmの微1m5s幅の抵抗
体をドライブOセスにより形成できる。従って、本発明
はレーザ発振器からのレーザ光のセラミックス基板への
照射、走査に際してチャンバ内の酸素濃度を制御するこ
とによって、セラミックス基板表面に所望の抵抗値を有
する極めて微細線幅の抵抗体を簡単かつ再現性よく形成
できるレーザ光による抵抗体の形成装置を得ることがで
きる。
(発明の実施例) 以下、本発明の実施例を第1図を参照して詳細に説明す
る。
図中の1は、NCコントローラ2によりXY方向に動作
するXYテーブルである。このテーブル1上には、基台
3が固定されており、該基台3上にはセラミックス基板
が載置される。前記基台3には、後述するセラミックス
基板の表面に形成された一対の電極部に接続される電極
端子4a。
4bが設けられている。前記基台3は、チャンバ5によ
り覆われている。このチャンバ5の側壁には、配管6a
〜6Cが連結されている。前記配管6aの他端には、真
空ポンプ7が連結されている。
前記配管6bの他端は、大気と連通されている。
前記配管6Cの他端は、ガス混合器8に連結されている
。この混合−8には、配管ad 、6eを介してアルゴ
ンガスボンベ9及び酸素ボンベ10が夫々連結されてい
る。なお、前記配管6a〜6eには夫々パルプ118〜
11eが介装されている。前記チャンバ5には、該チャ
ンバ5内の真空度を測定するための圧力計12が連結さ
れている。
図中の13は、光音響素子からなるQスイッチ14が組
込まれ、該Qスイッチ14を通して連続波Qスイッチ出
力のレーザ光15を発振するYAGレーザ発振器である
。この発振l913からのレーザ光15の出射方向には
、反射ミラー16及び集光レンズ17が配置されており
、レーザ光15はこれら反射ミラー16及び集光レンズ
17を経由し、更に前記チャンバ5の土壁に配置された
ガラス窓18を通して基台4上のセラミックス基板に照
射される。前記レーザ発振!113は、電源19の発振
器電源部に接続されている。この電源19のテーブル作
動電源部には、前記NGコントローラ2が接続されてい
る。
また、前記基台3の一対の電極端子4a 、 4bには
抵抗計20が接続されており、かつ該抵抗計20はコン
ピュータ21を介して前記ガス混合器8及び電源19の
発振器電源部に接続されている。つまり、セラミックス
基板に形成された抵抗体の抵抗値を前記一対の電極端子
4a 、4bを通して抵抗計20で測定し、その信号を
前記コンピュータ21に出力することにより、該コンピ
ュータ21で設定抵抗値と比較し、その抵抗値差に基づ
いて前記ガス混合器8の混合比及び前記電1[19の発
振器電源部の電圧を制御できるようになっている。
次に、本発明の抵抗体形成装置の作用を説明する。
まず、第2因に示す高純度のAnN原料粉末をホットプ
レス焼結したAλN基板22の両端近傍の表面に一対の
電極23a 、 23bを形成し、このAj2N基板2
2を基台3上に設置すると共に該基板22)電極23a
 、 23bを基台3の電極端子4a。
4bに接続する。つづいて、パルプ11aを開放し、真
空ポンプ7を作動してチャンバ5内のガスを配管6aを
通して排気した後、パルプ11aを閉じ、ポンプ7の作
動を停止する。ひきつづき、パルプ11d 、11eを
開放し、アルゴンボンベ9及び酸素ボンベ10から配管
5d 、5eをガス混合−8に供給してアルゴンと酸素
が所定の混合比率を有する混合ガスとし、この混合ガス
をパルプ11Cが開放された配管6Cを通してチャンバ
5内に供給する。
チャンバ5内の圧力が圧力計12により大気圧になった
時点で配管6bのパルプ11bを所定の開度で開放し、
前記混合ガスを該配管6bを通してリークさせる。次い
で、電源19をオンしてレーザ発振器13を作動させ、
例えばピーク出力4kW、パルス幅200nS 、繰返
し数1klbのQスイッチ出力をもつレーザ光15を発
撮し、該レーザ光15を反射ミラー16及び集光レンズ
17を経由し、更にガラス窓18を通して基台3上のA
j2N基板22に照射する。
上記レーザ光15のAj2N基板22への照射により、
下記(4)式の反応が生起されてAnNの還元がなされ
、第3図(A)に示すようにAnN基板22のレーザ光
15の照射部にA224が析出する。
AJ2N−Aj2+1/2N2↑   ・・・(6)上
記AIINm板表面でのAl1の析出において、チャン
バ5内はアルゴンと酸素との混合ガス雰囲気であるため
、該混合ガスの酸素濃度に比例して析出A℃の酸化が生
じ、第311(B)に示すように所定量のAn酸化物2
5を含有する八β!126がAarll板22表面に形
成される。
そして、前記レーザ光15の照射と同時にNCコントロ
ーラ2によりXYテーブル1を作動してテ−プル1上の
基台3をXY方向に移動させることにより、/IN基板
22表面に析出したA2が連続化すると共に、前記と同
様に酸化されて第2図に示すAffi!i!化物を含む
A2金属からなる抵抗体21がAnN基板22表面に形
成される。この際、同第2図に示すように形成された抵
抗体27の抵抗値がその表面の電極23a 、 23b
 、基台3の電極端子4a 14bを通して抵抗計20
で測定される。そして、この測定信号がコンピュータ2
1に出力され、この出力信号に基づいてガス混合器8の
混合比制御及び電源19の発振器電源部の電力制御がな
され、目的とする抵抗値を有する抵抗体の形成に必要な
混合ガスがガス混合器8からチャンバ5内に供給される
と共に、目的とする抵抗値を有する抵抗体の形成に必要
なQスイッチ出力を有するレーザ光がレーザ発振器13
から発振される。
更に、ガス混合器8からチャンバ5内に供給される混合
ガスを構成するアルゴンと酸素との混合比率を第4図に
示すように制御することにより、同第4図に示すように
ANN基板表面に形成される抵抗体の抵抗値を10〜1
0’Ω/mの範囲で変化させる可能である。
従って、本発明の装置によればAλN基板表面に所望の
抵抗値を有する極めて微細線幅の抵抗体を簡単かつ再現
性よく形成できる。また、AfiN基板に形成される抵
抗体の抵抗値を抵抗計等で測定し、この測定信号に基づ
いてチャンバ内に供給される混合ガスの混合比やレーザ
発振器の電源(電力)を制御すれば、目的とした抵抗値
を有する抵抗体を再現性よく形成できる。更に、−旦A
nN基板表面に形成した抵抗体の抵抗値を修正する場合
には、ガス混合器8からチャンバ5内に供給される混合
ガスを所望の抵抗値が得られるガス混合比率に設定した
後、同一部分に再度レーザ光を照射、走査することによ
り、所望の抵抗値をもつ抵抗体を形成できる。
[発明の効果] 以上詳述した如く、本発明によればセラミックス基板表
面に所望の抵抗値を有する極めて微細線幅の抵抗体を簡
単かつ再現性よく形成でき、ひいては小型で高密度のセ
ラミックス回路基板に製造等に有効に適用し得るレーザ
光による抵抗体の形成装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレーザ光による抵抗体形成装置を示す
概略図、第2図は第1図の形成装置によるAλN基板表
面への抵抗体の形成過程を示す概略斜視図、第3図(A
)は同装置によるAλN基板表面へのAffiの析出過
程を示す概略図、同図(B)は抵抗体の形成状態を示す
概略図、第4図はチャンバ内に供給される混合ガスの酸
素濃度とAffiN基板表面に形成された抵抗体の抵抗
値との関係を示す特性図である。 1・・・XYテーブル、3・・・基台、7・・・真空ポ
ンプ、8・・・ガス混合器、9・・・アルゴンボンベ、
10・・・酸素ボンベ、13・・・レーザ発振器、14
・・・光音響素子からなるQスイッチ、15・・・レー
ザ光、19・・・N源、20・・・抵抗計、21・・・
コンピュータ、22・・・AλN基板、24・・・析出
A2.25・・・A2酸化物、26・・・AI、!!1
,27・・・抵抗体。 第2図 (A )         (B ) 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、セラミックス基板が設置されるチャンバと、こ
    のチャンバ内のセラミックス基板表面にレーザ光を照射
    させるレーザ発振器と、前記チャンバに連結された不活
    性ガス供給手段及び酸素供給手段とを具備したことを特
    徴とするレーザ光による抵抗体の形成装置。
  2. (2)、セラミックス基板が窒化アルミニウム基板であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーザ
    光による抵抗体の形成装置。
  3. (3)、レーザ発振器が連続波発振のYAGレーザに光
    音響素子からなるQスイッチを付設したものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のレーザ光によ
    る抵抗体の形成装置。
JP61227263A 1986-09-26 1986-09-26 レ−ザ光による抵抗体の形成装置 Pending JPS6381903A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450441U (ja) * 1990-08-28 1992-04-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450441U (ja) * 1990-08-28 1992-04-28

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