JPS6381256A - ゲル電気泳動解析装置 - Google Patents

ゲル電気泳動解析装置

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Publication number
JPS6381256A
JPS6381256A JP61227393A JP22739386A JPS6381256A JP S6381256 A JPS6381256 A JP S6381256A JP 61227393 A JP61227393 A JP 61227393A JP 22739386 A JP22739386 A JP 22739386A JP S6381256 A JPS6381256 A JP S6381256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescence
excitation light
optical system
migration tube
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP61227393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Fujii
藤井 英彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Publication of JPS6381256A publication Critical patent/JPS6381256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は核酸の塩基配列をサンガー法又はマクサム・ギ
ルバート法で決定する装置の最終段階で用いるゲル電気
泳動装置のパターン解析部分に関するものである。
(従来の技術) 塩基配列の決定の際のDNAラベル方法としては、以前
はラジオアイソトープが用いられていたが、取扱いの容
易さから蛍光ラベル法が提案されている(特公昭60−
220860号公報参照)。
蛍光ラベル法は、酵素処理したDNA断片にその末端が
A(アデニン)、G(グアニン)、C(シトシン)、T
(チミン)のどれであるかによって別々の種類の蛍光を
ラベルするものである。
(Jl!明が解決しようとする問題点)しかしながら、
この蛍光ラベル法に関してはまた泳動部、検出部共に実
用的な装置は開示されていない。例えば、励起光部、受
光部と泳動部との関係や、目的の蛍光が励起光又は水の
ラマン散乱に妨害されたときの対策、またラジオアイソ
トープ法に比べて劣っているといわれる検出感度を上げ
る具体的方策などはまだ知られていない。
本発明は、蛍光ラベル法を用い、原動力向に走査するこ
とができるようにして解析を容易にするとともに、蛍光
を励起光や水のラマン散乱に妨害されることなく高感度
に測定することのできるゲル電気泳動解析装置を提供す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 実施例を示す第1図を参照して説明すると、本発明のゲ
ル電気泳動解析装置は、ゲル電気泳動装置の泳動管(2
)に励起光を照射するとともに泳動管(2)からの蛍光
を受光し、泳動管(2)に沿って移動可能に設けられた
第1の光学系(16)と、励起光をパルス的かつ周期的
に発光させる光源(22)と、光源(22)からの光を
導くとともに、泳動管(2)からの蛍光を導く第2の光
学系(24,26,28)と、第1の光学系(16)と
第2の光学系(24,26,28)とを接続する光ファ
イバ(18)と、第2の光学系(24゜26.28)に
より導かれた蛍光を分光して検出する分光・検出手段(
32,34−1〜34−4)と、分光・検出手段(32
,34−1〜34−4)で検出された蛍光を励起光消光
後に測定し、測定値を励起光パルスの各周期で積算する
測定手段(36,38−1〜38−4.40)とを備え
ている。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を表わす。
2は泳動管であり、泳動管2内にポリアクリルアミドの
ゲル4が充填されている。泳動管2の上端及び下端には
バッファ6.8が設けられ、泳動管2の下端はセロファ
ン10により封止されている。泳動管2の両端にはバッ
ファ6.8を通じて泳動用電源12により泳動用電圧が
印加される。
泳動管2のゲル4の上端に、すでに知られた方法で蛍光
ラベルされたDNA断片14を投入する。
泳動用電源12によってDNA断片14を泳動させると
、ゲル4中にゾーンが分画される。
16は第1の光学系としてのレンズであり、光ファイバ
18によって導かれた励起光を泳動管2中のゲル4に照
射するとともに、ゲル4を泳動して分画されたDNA断
片からの蛍光を受光し、光ファイバ18へ導く、また、
レンズ16は駆動部20によって泳動管2に沿って上下
方向に移動することができるように支持されている。
22は励起光の光源としてのアルゴンレーザであり、キ
ャビティダンプ付きで488nmの波長の光を周期的に
パルス発振する。
アルゴンレーザ22からの励起光はビームスプリッタ2
4により分割され、ビームスプリッタ24を透過した励
起光はビームスプリッタ26で反射され、レンズ28で
集められて光ファイバ18に導かれる。光ファイバ18
によって導かれた励起光はレンズ16で集光されてゲル
4中のゾーンを照射し励起する。ゲル4中のゾーンから
発光された蛍光放射光は、レンズ16によって受光され
、集光されて光ファイバ18を通り、レンズ28を経て
再びビームスプリッタ26に導かれる。ビームスプリッ
タ24.26及びレンズ28は第2の光学系を構成する
30はビームスプリッタ26を透過した蛍光から励起光
をカットするための干渉フィルタである。
32は回折格子であり、干渉フィルタ30を透過した蛍
光を、DNA断片の末端の種類に応じてラベルした蛍光
の波長に応じて4種の波長に分光する0回折格子32に
よって分光された4種の波長の光はそれぞれ光電子増倍
管34−1〜34−4によって検出される。回折格子3
2と光電子増倍管34−1〜34−4は分光・検出手段
を構成する。
ビームスプリッタ24で反射された励起光の一部は、フ
ォトセル36に入射し検出される。38−1〜38−4
は光電子増倍管34−1〜34−4で検出された信号を
フォトン・カウンティング法(光子計数法)によって計
数する計数器であり、計数のオン・オフをフォトセル3
6の信号によって制御する。計数器38−1〜38−4
で計数された信号はマイクロコンピュータ40に入力さ
れ、それぞれ個別に積算された後に記録計に出力される
。フォトセル36、計数器38−1〜38−4及びマイ
クロコンピュータ40は測定手段を構成する。
マイクロコンピュータ40はまた。駆動部20を経てレ
ンズ16を泳動管2に沿って上下動させる制御も行なっ
ている。
次に1本実施例の動作について説明する。
アルゴンレーザ22からの励起光は、第2図(A)に示
されるように、例えば100ナノ秒の周期で14ナノ秒
程度の幅のパルス42として発生される。この励起光パ
ルス42がビームスプリッタ24,26、レンズ28、
光ファイバ18及びレンズ16を経てゲル4中に分画さ
れたゾーンに照射されると、そのゾーンからは第2図(
B)で示されるような蛍光44が発生する。この蛍光4
4はレンズ16、光ファイバ18−レンズ28、ビーム
スプリッタ26、干渉フィルタ30を経て回折格子32
に入射し、回折格子32で分光され、光電子増倍管34
−1〜34−4のいずれかで検出され、計数器38−1
〜38−4で計数される。
蛍光44は第2図(B)に示されるように、励起光42
が消えた後でも残るので、蛍光44のうち励起光が消え
た後の部分(第2図(B)の斜線部分)を測定するため
に、フォトセル36の信号がオフの期間tOだけ計数器
38−1〜38−4をオンとするように、計数器38−
1〜38−4を制御する。励起光パルス42は単発では
なく、周期的に繰り返して発生されるので、蛍光44の
フォトン・カラティングも繰り返して行ない、それらの
計数値はマイクロコンピュータ44によって積算される
この方法では、フォトン・カラティング法により計数す
るので、−層高感度の測定を行なうことができるにの方
法は一般的には時間分解蛍光方法として知られているも
のである(例えば、木下−彦、御橋広真「蛍光測定−生
物科学への応用」、学会出版センター刊、1983年、
99〜159ページ参照)。
アルゴンレーザーの488nmの波長の励起光で励起で
きる蛍光物質としては、FITC(放射520nm) 
、NBD−E2 (放射530nm)、R−Phyco
erythin (放射580nm) 、5−WH81
03−Phycoerythin (放射570nm)
がある。これらの色素(蛍光物質)でDNA断片の末端
を別々にラベルすることによって5ゾ一ン構成核酸断片
の末端を知り、すでに知られている方法によって塩基配
列の決定をすることができる(例えばrDNAシーケン
ス解析マニュアル」99〜146ページ、講談社(19
83年)参照)。
上記の実施例では励起光源としてアルゴンレーザを使用
しているが、アルゴンレーザの他、アルゴンレーザ励起
又はエキシマレーザ励起の各種色素レーザを使用するこ
ともできる0色素レーザは波長範囲が広いので、励起可
能な蛍光物質が多くなり、好都合である。
(発明の効果) 本発明では泳動管に励起光を照射するとともに蛍光を受
光する光学系を泳動管に沿って移動可能にするとともに
、その光学系と、励起光源及び測定手段につながる光学
系との間を光ファイバによって接続したので、泳動方向
に沿った走査がしやすくなり、実用性のある解析装置と
なる。
また、蛍光を励起光消光後に行なうことによって励起光
や水のラマン散乱を完全にカットすることができる。
蛍光測定を励起光消光後に行なうとともに、測定値を積
算することによって蛍光法の測定感度が上昇する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略図、第2図(A)
は励起光を示す波形図、同図(B)は蛍光を示す波形図
である。 2・・・・・・泳動管。 4・・・・・・ゲル。 14・・・・・・DNA断片、 16.28・・・・・・レンズ。 18・・・・・・光ファイバ、 20・・・・・・駆動部、 22・・・・・・アルゴンレーザ、 24.26・・・・・・ビームスプリッタ、32・・・
・・・回折格子、 34−1〜34−4・・・・・・光電子増倍管、36・
・・・・・フォトセル。 38−1〜38−4・・・・・・計数器。 40°°゛°°゛マイクロコンピユータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ゲル電気泳動装置の泳動管に励起光を照射すると
    ともに泳動管からの蛍光を受光し、泳動管に沿って移動
    可能に設けられた第1の光学系と、励起光をパルス的か
    つ周期的に発光させる光源と、この光源からの光を導く
    とともに、泳動管からの蛍光を導く第2の光学系と、前
    記第1の光学系と前記第2の光学系とを接続する光ファ
    イバと、前記第2の光学系により導かれた蛍光を分光し
    て検出する分光・検出手段と、この分光・検出手段で検
    出された蛍光を励起光消光後に測定し、測定値を励起光
    パルスの各周期で積算する測定手段とを備えたゲル電気
    泳動解析装置。
  2. (2)蛍光の測定にフォトン・カウンティング法を用い
    る特許請求の範囲第1項に記載のゲル電気泳動解析装置
JP61227393A 1986-09-25 1986-09-25 ゲル電気泳動解析装置 Pending JPS6381256A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100529A (en) * 1990-05-31 1992-03-31 Shimadzu Corporation Fluorescence detection type gel electrophoresis apparatus
US20110100818A1 (en) * 2004-03-26 2011-05-05 Board Of Regents, University Of Houston Method for monitored separation and collection of biological materials

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5100529A (en) * 1990-05-31 1992-03-31 Shimadzu Corporation Fluorescence detection type gel electrophoresis apparatus
US20110100818A1 (en) * 2004-03-26 2011-05-05 Board Of Regents, University Of Houston Method for monitored separation and collection of biological materials
US8753496B2 (en) * 2004-03-26 2014-06-17 Board Of Regents, University Of Houston Method for monitored separation and collection of biological materials

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