JPS63773B2 - - Google Patents

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JPS63773B2
JPS63773B2 JP52147994A JP14799477A JPS63773B2 JP S63773 B2 JPS63773 B2 JP S63773B2 JP 52147994 A JP52147994 A JP 52147994A JP 14799477 A JP14799477 A JP 14799477A JP S63773 B2 JPS63773 B2 JP S63773B2
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JP
Japan
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mirror
recoil
recoil device
stopper
stop
Prior art date
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Expired
Application number
JP52147994A
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English (en)
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JPS5480119A (en
Inventor
Tsugunobu Ikeda
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Publication of JPS5480119A publication Critical patent/JPS5480119A/ja
Publication of JPS63773B2 publication Critical patent/JPS63773B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は一眼レフカメラのミラーが始動時急
速に動いた時の反作用とそれを停止させる時の慣
性による衝撃・振動の影響をカメラ本体に全く伝
わらないようにするものである。
従来はミラーによる振動を少なくする為にガバ
ナーやスポンジや空気圧縮等により衝撃を緩める
方法が講じられているが、ミラーを動かす始動時
の反作用をカメラ本体に与え、又ミラーの停止時
の慣性を緩衝装置を使用していても結局はカメラ
本体が受けているのでどうしてもカメラに振動を
与えることになつている。
この発明はミラーの動きと反対方向に動く反動
器を設けて両者の慣性モーメントを等しくし、両
者間に駆動バネを係合させてミラーと反動器とを
同時に連動させて等角速度で回動させ、停止に際
しては両者の運動エネルギーを両者間に設けた停
止部材によつて相互に打ち消し合うようにして、
始動時、停止時共カメラ本体に衝撃、振動などが
生じないようにしたものである。
この発明を実施例に基いて詳細に説明する。
第1図、第2図、第3図に示すものは作動開始
時に弾力が畜勢された状態にある駆動バネ11が
ミラー1側のピン12とミラー1の回動方向と逆
方向に回動するように設けた反動器2側のピン1
3とに作用して、ミラー1及びミラー1と慣性モ
ーメントが相等しい反動器2を同時に回動させ
る。ミラー1及び反動器2には同じ半径位置で係
合し、回動運動を停止させる停止部材3,4が設
けられており、停止に際しては停止部材3,4が
夫々直接反対方向から衝突的に当たつて夫々の運
動エネルギーを相互に打ち消し合うようになつて
いる。19,22はミラー1と反動器2に、それ
らが連動して等角速度で回動するように設けた歯
車機構を示す。
第4図、第5図ではミラー1と反動器2の同じ
半径位置に設けた突起17,18に、作動止器5
の溝孔部を係合させるようにして、ミラー1と反
動器2の回動運動を停止させる停止部材を構成し
ている。
そして慣性モーメントが相等しいミラー1と反
動器2が互いに逆方向に等角速度運動する連動機
構は、第4図では歯車19,20,21,22で
行い、第5図ではレバー24,25で行い、駆動
バネ23はミラー1、反動器2が同時に回動する
ように係合している。
第6図は慣性モーメントが相等しいミラー1と
反動器2の同じ半径位置に設けた突起17,18
に枢支した2ケの作動止器6,7にあるピン26
が溝孔を有する部材に案内されて図中左右に移動
することにより、ミラー1と反動器2が同時に逆
方向に等角速度で回動し、停止に際しては作動止
器6,7の夫々の係止部27,28が相互に当た
り合い、ミラー1と反動器2の運動エネルギーを
打ち消し合うものである。
図中23はミラー1と反動器2が同時に回動す
るように、ミラー1と反動器2に係合する駆動バ
ネを示す。
第7図、第8図はミラー1側の突起17に廻動
自在に設けた作動止めロツド8の他端と、ミラー
1と慣性モーメントが等しい反動器2に設けた突
起18に廻動自在に設けた作動止ロツド9の他端
とを廻動自在の作動止め廻転器10の軸を中心に
相対して廻動自在に取付けたものであり、前記突
起17,18はミラー1、反動器2の同じ半径位
置に設けられており、作動止めロツド8,9と共
に停止部材を構成するものである。
第7図はミラー1が下にある時の図を示すもの
で、駆動バネ11によりロツド29が押上げられ
てミラー1は上がる力を受けるが、ミラー止め3
3の先端に支えられて止まつている故、作動止め
ロツド8、作動止め廻転器10、作動止ロツド9
が動かず駆動バネ11がレバー32を押しロツド
30が反動器2を下に押し下げようとしても反動
器2は動かない状態にある。
この時シヤツターボタン33を押すと、ミラー
止め31がミラー1の係合部34から外れてミラ
ー1は回動し、そしてレバー32・ロツド30に
より作動止めロツド8が上がり、作動止めロツド
9が下つて反動器2が等角速度で同時に逆方向に
回動し、作動止め廻転器10が廻転して停止位置
に達ると第8図の如くなりミラー1と反動器2と
の慣性は作動止めロツド8,9で作動止め廻転器
10を上下に衝突的に引き合うようになる。
次に露出し終つたシヤツターに関連して駆動バ
ネ11の係止器35の一部矢標の所を押すと係止
器35の段部がレバー36の係合器37から外れ
ることにより、係止器35の支持器38が駆動バ
ネ11で廻動し駆動バネ11は浮遊状態となるの
で復帰バネ39で作動止め廻転器10が逆転して
ミラー1は下がり第7図の元の位置になり、フイ
ルム捲き上げ時に係止器35の支持器38を廻動
させて第7図の位置に達すると駆動バネ11が圧
縮セツトされる。
このような本願発明は、カメラ本体のシヤツタ
ーボタンを押すと、これは連動してミラーを抑止
しているミラー止めがミラー1から外れて弾力が
蓄勢されている駆動バネ11,23が働き、ミラ
ー1と、ミラー1と慣性モーメントが相等しい反
動器2は同時に駆動バネ11,23の弾力を受け
て夫々相反する方向に、歯車機構19,20,2
1,22やリンク機構24,25などの連動機構
によつて等角速度で回動する。
従つてミラー1のはね上がり時のミラー1の角
運動量と、ミラー1と逆方向に回動する反動器2
の角運動量が相等しく、ミラー1、反動器2の反
動力が互いに打ち消し合う。これによりミラー1
始動時のミラー回動による反動力による衝撃がカ
メラ本体に生じないのである。そしてミラー1、
反動器2の上昇、下降時には、ミラー1、反動器
2の上昇、下降位置で、ミラー1と反動器2の作
動が反対方向に衝突し合つたり、または引つ張り
合つたりして互いの作動を停止させ合う停止部材
3,4または作動止器5、突起17,18若しく
は作動止器6,7、突起17,18若しくは作動
止めロツド8,9、突起17,18などからなる
停止部材が働き、ミラー1と反動器2の上昇、下
降時の運動エネルギーが互いに打ち消されてカメ
ラ本体に衝撃、振動が生じないのである。
なお第1図〜第6図に示す各実施例においては
ミラー1の復帰機構は省略されているが、露出し
終つたシヤツターボタン作動などに関連させるな
ど適宜の機構によつて、ミラー1を抑止して始動
時の状態にセツトするミラー止めにミラー1を係
止させるようにする。
このように本願発明は、ミラーを作動させるバ
ネがカメラ本体に係合されずに設けられていて、
このようなバネによつてミラーと反動器をカメラ
本体と独立して等角速度で互いに逆方向に回動さ
せ、そして慣性モーメントを相等しくしたミラー
と反動器との角運動量が相等しくなるようにし
て、ミラー、反動器の反動力を打ち消し合わせて
ミラー始動時の反動力を生じさせないのである。
そしてミラー上昇時には、ミラーと反動器とに
設けた停止部材が働いて互いの作動を停止させ合
うのでミラーと反動器の運動エネルギーが互いに
打ち消されてミラー上昇時の衝撃力が生じないの
である。この点本願発明は、カメラ本体に設けた
ストツパ機構でミラー上昇時の衝撃力を吸収して
減少させようとする従来手段に比べて、格段の効
果を発揮する。
従つてこの発明によれば、 ミラー作動によるミラー始動時及び上昇時の反
動力、衝撃力が完全に打ち消されるから、カメラ
本体にはミラー作動による影響は全く生じず、一
眼レフカメラの撮影時のカメラブレを完全に防止
できる効果を奏する。勿論緩衝機能を備えたスト
ツパ機構は不要であり、構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はミラーの下がつている時の反動器等の
関係構造を示す。第2図、第3図はミラーが上つ
て停止時の構造を示す。第4図、第5図は作動止
器1ケの場合の構造を示す。第6図は作動止器2
ケによる場合の構造を示す第7図、第8図は作動
止め廻転器を組み入れ、諸作動の関係を示す。 図中、1……ミラー、2……反動器、3,4…
…停止部材、5……作動止器、6……ミラー側の
作動止器、7……反動器側の作動止器、8……ミ
ラー側の作動止めロツド、9……反動器側の作動
止めロツド、10……作動止め廻転器、11……
駆動バネ、12……ミラー側のピン、13……反
動器側のピン、14……作動止器の支持バネ、1
5,16……突起、17……ミラーの突起、18
……反動器の突起、19,20,21,22……
歯車、23……駆動バネ、24,25……レバ
ー、26……ピン、27,28……係止部、29
……ロツド、30……ロツド、31……ミラー止
め、32……レバー、33……シヤツターボタ
ン、34……係合部、35……係止器、36……
レバー、37……係合器、38……支持器、39
……復帰バネ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所要方向に回動するミラーに対して、ミラー
    の回転方向と逆方向に回動する、ミラーとの慣性
    モーメントが相等しい反動器を設けたミラー機構
    において、両者が等角速度運動する連動機構と、
    一端がミラーに、他端が反動器に係合して両者に
    同時に回動力を付与する駆動バネと、両者の同じ
    半径位置で係合し、回動運動を停止させる停止部
    材とを設けたことを特徴とする一眼レフカメラに
    おけるミラー作動によるカメラブレ防止装置。
JP14799477A 1977-12-08 1977-12-08 Method of preventing singleelens reflex camera from vibrating due to mirror and shutter Granted JPS5480119A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14799477A JPS5480119A (en) 1977-12-08 1977-12-08 Method of preventing singleelens reflex camera from vibrating due to mirror and shutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14799477A JPS5480119A (en) 1977-12-08 1977-12-08 Method of preventing singleelens reflex camera from vibrating due to mirror and shutter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5480119A JPS5480119A (en) 1979-06-26
JPS63773B2 true JPS63773B2 (ja) 1988-01-08

Family

ID=15442740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14799477A Granted JPS5480119A (en) 1977-12-08 1977-12-08 Method of preventing singleelens reflex camera from vibrating due to mirror and shutter

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Country Link
JP (1) JPS5480119A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940124A (ja) * 1972-08-15 1974-04-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4940124A (ja) * 1972-08-15 1974-04-15

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Publication number Publication date
JPS5480119A (en) 1979-06-26

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