JPS6376810A - 高炉鋳床樋カバ−の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は高炉鋳床樋カバーの冷１！Ｉ装胃に関するも
のである。

［従来の技術］ 従来から高炉の鋳床４にはダストの飛散防止のため耐火
物を内張りした樋カバーが設けられている。

［発明が解決しようとする問題点］ ところで、近年高炉前庭で溶銑中にミルスケール等を吹
込み脱珪する鋳床脱珪が行なわれている。

この場合反応熱等で樋カバー内の雰囲気温度が上昇し、
カバー内面にライニングした耐火物が損耗したり、また
カバーの熱変形により耐火物が脱落してカバー本体を溶
損する等の問題が起きている。

この発明は上記のような問題点を解消できるようにした
樋カバーの冷却装置を提供することを目的とするもので
ある。

［問題点を解決するための手段、作用］耐火物を内張り
した樋カバー本体の外面に補強リブを設けると共に、こ
の樋カバーの上方にミスト冷却装置を設ける。

こうして、樋カバー本体の外面に補強リブを設けること
により、熱応力によるカバーの変形を防止し、耐火物の
脱落を防止すると共に、放熱効果を向上する。同時に水
、エヤーによるミストによりカバーを冷却することによ
り、カバー及び耐火物の温度上昇を防止してカバーの変
形、溶損及び耐火物の溶損、脱落を防止する。

［実施例］ 本発明の１実浦例を図面により説明する。図中１は断面
口字状の樋カバー本体で、内側に耐火物２が内張すされ
ている。カバー本体１の外面にはリブ３が密に設けられ
ている。そして、ｔｒｉカバーの上方にミスト冷却賛同
５としての水、エヤーによる２流体ノズルが、ノズルか
らのミストがｔ＋Ｍ　＃バーの全面を覆うように設けら
れている。

こうして、密に設けられた補強リブ３により熱変形が防
止される。また、このリブにより放熱が促進される。ま
た樋カバーはノズル５からのミストにより冷却されるの
で、その温度上昇が防止される。

具体例、カバー本体１に厚さ２００ａｉの耐火物が内張
すされ、外面に厚さ２０Ｍ、高さ１２５ｍのリブが設け
られている面１ｆｉ　３　ｍ　”の樋カバーを、水３β
／分、エヤー２Ｎｙａ３．／分のミス］・で冷却した。

ミスト冷却前と冷却後の各部の温度をくらべたところ、
リブ３の上面の温度２５０°が４０′″に低下し、カバ
ー本体１の１１３００’が７０”に低下した。またカバ
ー本体１の変形βが１．４ｍ＊から０．２ｔｎｍに減少
した。

なお、カバーを二ｍｍ造にし、その間に通水して冷却す
ることも考えられるが、万一カバーに亀裂ができたり、
カバーが溶損して水が漏れた場合には発見が遅れ水蒸気
爆発の恐れがある。この点ミスト冷却では、使用水口も
少なくその心配はない。

［発明の効果］ この発明は上記のようなもので、安全上の問題もなく、
少量の水、エヤーで効果的に樋カバーを冷却することが
できる。これにより、樋カバーの寿命を延長して、補修
費を低減することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例を示す縦断面図、第２図は側
面図、第３図は平面図である。 １・・・樋カバー本体　２・・・耐火物　３・・・リブ
５・・・ミスト冷却装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 耐火物を内張りした樋カバー本体の外面に補強リブを設
   けると共に、この樋カバーの上方にミスト冷却装置を設
   けてなる高炉鋳床樋カバーの冷却装置。