JPS6375774A - 熱転写定着方式 - Google Patents
熱転写定着方式Info
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- JPS6375774A JPS6375774A JP21923386A JP21923386A JPS6375774A JP S6375774 A JPS6375774 A JP S6375774A JP 21923386 A JP21923386 A JP 21923386A JP 21923386 A JP21923386 A JP 21923386A JP S6375774 A JPS6375774 A JP S6375774A
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、静電荷像担体上に形成されたトナー像を転
写材に転写定着するための熱転写定着方式に関する。
写材に転写定着するための熱転写定着方式に関する。
従来、静電荷像担体上に形成したトナー像を、加熱溶融
状態で転写材と重ね合わせて押圧せしめ、転写材にトナ
ー像を転写させる熱転写方式が提案されている。
状態で転写材と重ね合わせて押圧せしめ、転写材にトナ
ー像を転写させる熱転写方式が提案されている。
第5図は、かかる熱転写方式の一例を示す説明図である
。この方式は、まずアルミニウム製ドラム表面に誘電体
層を設けて構成した静電ドラム1上に、マルチスタイラ
ス電極2で静電潜像を形成し、現像器3によって該静電
潜像を現像してトナー像を形成し、次いでこのトナー像
を転写紙4と共に、加熱ロール5と静電ドラム1との間
に形成されているニップ部をill過させることにより
、静電ドラム1上のトナー像を溶融して転写紙4に転写
定着させるものである。
。この方式は、まずアルミニウム製ドラム表面に誘電体
層を設けて構成した静電ドラム1上に、マルチスタイラ
ス電極2で静電潜像を形成し、現像器3によって該静電
潜像を現像してトナー像を形成し、次いでこのトナー像
を転写紙4と共に、加熱ロール5と静電ドラム1との間
に形成されているニップ部をill過させることにより
、静電ドラム1上のトナー像を溶融して転写紙4に転写
定着させるものである。
ところで、上記熱転写方式においては、トナー像は転写
紙4の背面から加熱されるようになっているため、転写
紙4自体が熱抵抗となって熱伝導を妨げ、また、トナー
像が加熱されるのは、静電ドラム1と加熱ロール5との
ニップ部においてのみであるので、加熱時間は極めて短
い。このような理由によって、トナー像を溶融するには
加熱口−ル5をかなり高温にする必要があり、そのため
加熱ロール5が熱劣化を生じやすく、また転写紙4の背
面が高温により黄変するという問題点があった。
紙4の背面から加熱されるようになっているため、転写
紙4自体が熱抵抗となって熱伝導を妨げ、また、トナー
像が加熱されるのは、静電ドラム1と加熱ロール5との
ニップ部においてのみであるので、加熱時間は極めて短
い。このような理由によって、トナー像を溶融するには
加熱口−ル5をかなり高温にする必要があり、そのため
加熱ロール5が熱劣化を生じやすく、また転写紙4の背
面が高温により黄変するという問題点があった。
この問題点を解決するため、第6図に示す熱転写方式が
提案されている。この熱転写方式においては第5図に示
した方式と同様にして、静電ドラムl上にトナー像が形
成され、そしてこのトナー像は静電ドラム1に圧接させ
ている加熱された中間転写ローラー6に一旦熱転写され
た後、該中間転写ローラー6とこれに圧接された二7ブ
ローラー7間に供給される転写紙4上に溶融状態で押圧
されて転写され、最終画像が形成されるようにしている
。この熱転写方式では加熱された中間転写ローラー6と
トナー像が直接接触するので熱効率が良く、中間転写ロ
ーラー6の温度は、第5図に示した熱転写方式における
加熱ロール5よりも低温で転写できるので、熱劣化が少
なく転写紙の黄変も防止される。
提案されている。この熱転写方式においては第5図に示
した方式と同様にして、静電ドラムl上にトナー像が形
成され、そしてこのトナー像は静電ドラム1に圧接させ
ている加熱された中間転写ローラー6に一旦熱転写され
た後、該中間転写ローラー6とこれに圧接された二7ブ
ローラー7間に供給される転写紙4上に溶融状態で押圧
されて転写され、最終画像が形成されるようにしている
。この熱転写方式では加熱された中間転写ローラー6と
トナー像が直接接触するので熱効率が良く、中間転写ロ
ーラー6の温度は、第5図に示した熱転写方式における
加熱ロール5よりも低温で転写できるので、熱劣化が少
なく転写紙の黄変も防止される。
しかしながらこの第6図に示した熱転写方式では、静電
ドラム1.中間転写ローラー6及びニップローラー7の
それぞれの軸を互いに平行に配設し、またこれらのドラ
ム及びローラーを等速で回転するようにしなければなら
ないので、その機構上の精度を保持するのが困難である
という問題点がある。
ドラム1.中間転写ローラー6及びニップローラー7の
それぞれの軸を互いに平行に配設し、またこれらのドラ
ム及びローラーを等速で回転するようにしなければなら
ないので、その機構上の精度を保持するのが困難である
という問題点がある。
本発明は、従来のこれらの熱転写方式における上記問題
点を解決するためになされたもので、前車な機構を用い
て低い加熱温度で転写させることの可能な熱転写定着方
式を提供することを目的とする。
点を解決するためになされたもので、前車な機構を用い
て低い加熱温度で転写させることの可能な熱転写定着方
式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕上記問題点を
解決するため、本発明は、静1を潜像担体上に形成され
たトナー像を、転写位置において加熱された回動転写体
に押圧して該転写体に転写し、該トナー像を加熱溶融し
ながら転写体と共に回動させて、該トナー像が前記転写
位置に再接近したときに、それと同期して転写材を前記
転写位置に供給して、前記転写体上の熔融トナー像を該
転写材へ転写し定着させるようにするものである。
解決するため、本発明は、静1を潜像担体上に形成され
たトナー像を、転写位置において加熱された回動転写体
に押圧して該転写体に転写し、該トナー像を加熱溶融し
ながら転写体と共に回動させて、該トナー像が前記転写
位置に再接近したときに、それと同期して転写材を前記
転写位置に供給して、前記転写体上の熔融トナー像を該
転写材へ転写し定着させるようにするものである。
このように構成することにより、静電潜像担体上から回
動転写体に転写されたトナー像は、該回動転写体が一周
回する間、該転写体により加熱されるので加熱時間が長
くなり、このため転写体の加熱温度が低温でも十分にト
ナー像を溶融し、転写材に容易に転写し定着させること
が可能となる。
動転写体に転写されたトナー像は、該回動転写体が一周
回する間、該転写体により加熱されるので加熱時間が長
くなり、このため転写体の加熱温度が低温でも十分にト
ナー像を溶融し、転写材に容易に転写し定着させること
が可能となる。
したがって転写体や静電潜像担体の熱劣化や、転写材の
黄変等を防止することが可能となる。また加熱された転
写体のみで転写を行うことができるので、rM単な機構
の転写定着システムを得ることが可能となる。
黄変等を防止することが可能となる。また加熱された転
写体のみで転写を行うことができるので、rM単な機構
の転写定着システムを得ることが可能となる。
以下実施例について説明する。第1図及び第2図は、本
発明に係る熱転写定着方式の基本的な実施例を説明する
ための図で、第1図は、トナー像の転写定着ローラーへ
の転写時の態様を、第2図は、転写定着ローラー上のト
ナー像を転写紙へ転写している態様をそれぞれ示してい
る。なお両図において、第5図及び第6図に示した従来
例と同−又は同等の部材については同一符号を付して示
している。
発明に係る熱転写定着方式の基本的な実施例を説明する
ための図で、第1図は、トナー像の転写定着ローラーへ
の転写時の態様を、第2図は、転写定着ローラー上のト
ナー像を転写紙へ転写している態様をそれぞれ示してい
る。なお両図において、第5図及び第6図に示した従来
例と同−又は同等の部材については同一符号を付して示
している。
静電ドラム1上には、マルチスタイラス電極等の記録ヘ
ッド2及び現像器3により従来と同様にしてトナー像が
形成される。10は転写定着ローラーで、金属ロール表
面に離型性のシリコンゴム層を被覆し、その内部にヒー
ター11を内蔵して構成されており、前記静電ドラム1
に押圧されてニップ部を形成しながら、該静電ドラム1
と共に回転するようになっている。
ッド2及び現像器3により従来と同様にしてトナー像が
形成される。10は転写定着ローラーで、金属ロール表
面に離型性のシリコンゴム層を被覆し、その内部にヒー
ター11を内蔵して構成されており、前記静電ドラム1
に押圧されてニップ部を形成しながら、該静電ドラム1
と共に回転するようになっている。
このような構成において、まず静電ドラム1と転写定着
ローラーlOとのニップ部において、静電ドラム1上に
形成されたトナー像が転写定着ローラー10と加圧接触
すると、その付着力により転写定着ローラー10に転写
される。転写定着ローラー10上に転写されたトナー像
は、ヒーター11により加熱されて溶融しながら転写定
着ローラーlOと共に周回して、再び静電ドラム1と転
写定着ローラー10のニップ部に向けて移動する。そし
て第1図に示すように、給紙カセット12から分離ロー
ラー14により一枚ずつ分離された転写紙13が、転写
定着ローラー10上のトナー像の先端と同期するように
して、給紙ローラー15によってニップ部に向けて供給
される。
ローラーlOとのニップ部において、静電ドラム1上に
形成されたトナー像が転写定着ローラー10と加圧接触
すると、その付着力により転写定着ローラー10に転写
される。転写定着ローラー10上に転写されたトナー像
は、ヒーター11により加熱されて溶融しながら転写定
着ローラーlOと共に周回して、再び静電ドラム1と転
写定着ローラー10のニップ部に向けて移動する。そし
て第1図に示すように、給紙カセット12から分離ロー
ラー14により一枚ずつ分離された転写紙13が、転写
定着ローラー10上のトナー像の先端と同期するように
して、給紙ローラー15によってニップ部に向けて供給
される。
次いで静電ドラムlと転写定着ローラー10のニップ部
において、トナー像と転写紙13は重ね合わされて加圧
される。この際、溶融したトナー像の転写紙13への付
着力は、転写定着ローラー10への付着力より大きいた
め、第2図に示すように、トナー像は全て転写紙13に
移行する。転写紙13に移行したトナー像は、急速に冷
却固化して最終画像となり、排紙ローラー16により機
外へ排出される。
において、トナー像と転写紙13は重ね合わされて加圧
される。この際、溶融したトナー像の転写紙13への付
着力は、転写定着ローラー10への付着力より大きいた
め、第2図に示すように、トナー像は全て転写紙13に
移行する。転写紙13に移行したトナー像は、急速に冷
却固化して最終画像となり、排紙ローラー16により機
外へ排出される。
以上のように本発明による熱転写定着方式によれば、筒
車な構成で実施することができるため、実施する装置の
機構上の精度の保持は容易に行うことができる。そして
、トナー像は転写定着ローラーが一回転する間継続して
加熱され、加熱時間が長くなるため、加熱温度が比較的
低くても十分にトナー像を溶融し転写することができる
。したがって機内の温度の低減が計られ、静電ドラム等
の熱劣化や転写紙の黄変等を阻止することができる。
車な構成で実施することができるため、実施する装置の
機構上の精度の保持は容易に行うことができる。そして
、トナー像は転写定着ローラーが一回転する間継続して
加熱され、加熱時間が長くなるため、加熱温度が比較的
低くても十分にトナー像を溶融し転写することができる
。したがって機内の温度の低減が計られ、静電ドラム等
の熱劣化や転写紙の黄変等を阻止することができる。
上記基本的な実施例では回動転写体としてロール状の転
写定着ローラーを用いたものを示したが、回動転写体と
してはエンドレスベルト状のものも用いることができ、
同様な作用効果を奏することができる。
写定着ローラーを用いたものを示したが、回動転写体と
してはエンドレスベルト状のものも用いることができ、
同様な作用効果を奏することができる。
次に本発明の具体的な適用例について説明する。
第3図は本発明に係る熱転写定着方式を、イオン流記録
ヘッドを用いた画像形成装置に適用した構成例を示す図
である0図において、21は矢印方向に回転する静電ド
ラムで、表面を陽極酸化皮膜処理をしてステアリン酸を
含浸させたアルミニウム製ドラムで構成されている。該
静電ドラム21には、イオン流発生装置を備えた記録ヘ
ッド22によって、記録すべき画像信号に対応して変調
されたイオン流がドツト状に投射されて、静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像器23により現像されて
トナー像が形成されるようになっている。24は記録紙
の搬送経路の下側に配置され、静電ドラム21の回動に
より従動されて回転する転写定着ローラーで、中空状の
アルミニウム製ローラーの表面をシリコンゴム層25で
被覆して構成したものである。
ヘッドを用いた画像形成装置に適用した構成例を示す図
である0図において、21は矢印方向に回転する静電ド
ラムで、表面を陽極酸化皮膜処理をしてステアリン酸を
含浸させたアルミニウム製ドラムで構成されている。該
静電ドラム21には、イオン流発生装置を備えた記録ヘ
ッド22によって、記録すべき画像信号に対応して変調
されたイオン流がドツト状に投射されて、静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像器23により現像されて
トナー像が形成されるようになっている。24は記録紙
の搬送経路の下側に配置され、静電ドラム21の回動に
より従動されて回転する転写定着ローラーで、中空状の
アルミニウム製ローラーの表面をシリコンゴム層25で
被覆して構成したものである。
そしてこの転写定着ローラー24の中心部にはハロゲン
ランプからなるヒーター26が配置されており、該ヒー
ター26により転写定着ローラー24は表面温度が約1
40℃に加熱されている。またこの転写定着ローラー2
4は、図示しないニップ機構により、必要時のみ静電ド
ラム21に押圧され、該静電ドラム21の過熱を防止す
るようにしている。
ランプからなるヒーター26が配置されており、該ヒー
ター26により転写定着ローラー24は表面温度が約1
40℃に加熱されている。またこの転写定着ローラー2
4は、図示しないニップ機構により、必要時のみ静電ド
ラム21に押圧され、該静電ドラム21の過熱を防止す
るようにしている。
静電ドラム21上に形成されたトナー像は、ニップ部で
転写定着ローラー24に押圧されると、シリコンゴムN
25との付着力により転写定着ローラー24上に非溶融
状態で転写され、次いで該転写定着ローラー24上で加
熱溶融されながら周回し、再びニップ部へ向けて移行し
ていく。
転写定着ローラー24に押圧されると、シリコンゴムN
25との付着力により転写定着ローラー24上に非溶融
状態で転写され、次いで該転写定着ローラー24上で加
熱溶融されながら周回し、再びニップ部へ向けて移行し
ていく。
一方、転写紙27は給紙トレイ28に積層収納されてお
り、分離ローラー29により一枚ずつ分離されて、給紙
ローラー30によりトナー像の移行と同期してニップ部
に向けて搬送され、転写定着ローラー24上のトナー像
と重ね合わされて、該トナー像は転写紙27上に転写さ
れる。トナー像が転写定着された転写紙27は、排紙ロ
ーラー31により排紙トレー32に排出され順次積層さ
れる。
り、分離ローラー29により一枚ずつ分離されて、給紙
ローラー30によりトナー像の移行と同期してニップ部
に向けて搬送され、転写定着ローラー24上のトナー像
と重ね合わされて、該トナー像は転写紙27上に転写さ
れる。トナー像が転写定着された転写紙27は、排紙ロ
ーラー31により排紙トレー32に排出され順次積層さ
れる。
転写定着ローラー24上に転写されずに静電ドラム21
上に残存したトナーは、クリーニングブレードを具えた
トナー除去装置33により除去される。
上に残存したトナーは、クリーニングブレードを具えた
トナー除去装置33により除去される。
静電ドラム21は更に除電装置34により静電荷が除去
されて、記録ヘッド22による新たな静電潜像の形成に
備えられるようになっている。
されて、記録ヘッド22による新たな静電潜像の形成に
備えられるようになっている。
第4図は、本発明を複写機に適用した構成例を示す図で
ある。この複写機の構成は静電潜像を形成する方法が異
なる以外は、第3図に示した画像形成装置と同様な構成
であり、同一構成部材には同一符号を付して示している
0図において、35は矢印の方向に回転する感光ドラム
で、耐熱性のアモルファスシリコンを感光層として用い
ている。
ある。この複写機の構成は静電潜像を形成する方法が異
なる以外は、第3図に示した画像形成装置と同様な構成
であり、同一構成部材には同一符号を付して示している
0図において、35は矢印の方向に回転する感光ドラム
で、耐熱性のアモルファスシリコンを感光層として用い
ている。
該感光ドラム35は帯電器36により均一に帯電された
のち、原稿台37の原稿にランプ38より光を照射する
ことによって得られる原稿の光像が、レンズ系39を介
して投射される。光像が投射された感光ドラム35は光
を受けた部分の電荷が消失し、静電潜像が形成される。
のち、原稿台37の原稿にランプ38より光を照射する
ことによって得られる原稿の光像が、レンズ系39を介
して投射される。光像が投射された感光ドラム35は光
を受けた部分の電荷が消失し、静電潜像が形成される。
次いで現像器23により静電潜像が現像されてトナー像
が形成され、次いで第3図に示したものと同様にして、
該トナー像は一旦加熱された転写定着ローラー24上に
転写されたのち、加熱溶融されながら周回し、この周回
移行するトナー像と同期して搬送される転写紙27にト
ナー像は転写定着され、複写画像が得られるようになっ
ている。
が形成され、次いで第3図に示したものと同様にして、
該トナー像は一旦加熱された転写定着ローラー24上に
転写されたのち、加熱溶融されながら周回し、この周回
移行するトナー像と同期して搬送される転写紙27にト
ナー像は転写定着され、複写画像が得られるようになっ
ている。
以上実施例並びに適用例に基づいて説明したように、本
発明によれば静電潜像担体上に形成されたトナー像を一
旦転写体に転写し、該トナー像を転写体上で周回しなが
ら加熱溶融したのち、転写材に転写定着するように構成
したので、トナー像は十分時間をかけて加熱され、した
がって転写材に低温で熱転写が可能となり、転写体や静
1潜像担体の熱劣化や、転写材の黄変を防止することが
できる。また本発明を実施する転写系は簡単な機構にす
ることができるので、低コストの熱転写定着システムを
得ることができる。
発明によれば静電潜像担体上に形成されたトナー像を一
旦転写体に転写し、該トナー像を転写体上で周回しなが
ら加熱溶融したのち、転写材に転写定着するように構成
したので、トナー像は十分時間をかけて加熱され、した
がって転写材に低温で熱転写が可能となり、転写体や静
1潜像担体の熱劣化や、転写材の黄変を防止することが
できる。また本発明を実施する転写系は簡単な機構にす
ることができるので、低コストの熱転写定着システムを
得ることができる。
第1図及び第2図は、本発明に係る熱転写定着方式の実
施例を説明するための図で、第1図は転写定着ローラー
への転写態様を示す図、第2図は転写紙への転写態様を
示す図である。第3図は、本発明をイオン流記録ヘッド
を用いた画像記録装置に適用した構成例を示す図、第4
図は、本発明を複写機に適用した構成例を示す図、第5
図は、従来の熱転写方式の構成例を示す図、第6図は、
同じ〈従来の熱転写方式の他の構成例を示す図である。 図において、lは静電ドラム、2は記録ヘッド、3は現
像器、10は転写定着ローラー、11はヒーター、12
は給紙カセット、13は転写紙、14は分離ローラー、
15は給紙ローラー、16は排紙ローラーを示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第1図 第2図
施例を説明するための図で、第1図は転写定着ローラー
への転写態様を示す図、第2図は転写紙への転写態様を
示す図である。第3図は、本発明をイオン流記録ヘッド
を用いた画像記録装置に適用した構成例を示す図、第4
図は、本発明を複写機に適用した構成例を示す図、第5
図は、従来の熱転写方式の構成例を示す図、第6図は、
同じ〈従来の熱転写方式の他の構成例を示す図である。 図において、lは静電ドラム、2は記録ヘッド、3は現
像器、10は転写定着ローラー、11はヒーター、12
は給紙カセット、13は転写紙、14は分離ローラー、
15は給紙ローラー、16は排紙ローラーを示す。 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社第1図 第2図
Claims (1)
- 静電潜像担体上に形成されたトナー像を、転写位置にお
いて加熱された回動転写体に押圧して該転写体に転写し
、該トナー像を加熱溶融しながら転写体と共に回動させ
て、該トナー像が前記転写位置に再接近したときに、そ
れと同期して転写材を前記転写位置に供給して、前記転
写体上の溶融トナー像を該転写材へ転写させることを特
徴とする熱転写定着方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923386A JPS6375774A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 熱転写定着方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21923386A JPS6375774A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 熱転写定着方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375774A true JPS6375774A (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=16732289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21923386A Pending JPS6375774A (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 熱転写定着方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6375774A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100503065B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-07-21 | 삼성전자주식회사 | 전자사진 화상형성장치의 정착 장치 |
KR100509475B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-08-22 | 삼성전자주식회사 | 전자사진 화상형성장치의 정착 장치 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP21923386A patent/JPS6375774A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100503065B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-07-21 | 삼성전자주식회사 | 전자사진 화상형성장치의 정착 장치 |
KR100509475B1 (ko) * | 2002-08-29 | 2005-08-22 | 삼성전자주식회사 | 전자사진 화상형성장치의 정착 장치 |
US7164880B2 (en) | 2002-08-29 | 2007-01-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Fusing device for an electrophotographic image forming apparatus |
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