JPS6375405A - 小型微粉炭焚燃焼炉 - Google Patents

小型微粉炭焚燃焼炉

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JPS6375405A
JPS6375405A JP22043686A JP22043686A JPS6375405A JP S6375405 A JPS6375405 A JP S6375405A JP 22043686 A JP22043686 A JP 22043686A JP 22043686 A JP22043686 A JP 22043686A JP S6375405 A JPS6375405 A JP S6375405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace
water
wall
temperature
cooled wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22043686A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoshi Sekiguchi
善利 関口
Kunio Sasaki
邦夫 佐々木
Hideo Shitaya
下谷 英雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP22043686A priority Critical patent/JPS6375405A/ja
Publication of JPS6375405A publication Critical patent/JPS6375405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は蒸発量50t/h以下の小型の微粉炭焚燃焼炉
に関する。
従来の技術 微粉炭焚ボイラでは石炭中の灰による加熱管の摩耗や灰
のスラグ化による管群の閉鎖の問題があり、火炉負荷を
ガス焚ボイラや油焚ボイラのように大きくできず、一般
には2X105にcall/rn’h以下で燃焼させる
発明が解決しようとする問題点 蒸発量50t/h以下の小型ボイラで微粉炭焚を行った
場合、中大型ボイラに比べて熱吸収面である水冷壁が相
対的に大きくなって炉内温度が下がるため、微粉炭の燃
焼速度が遅くなり、燃焼が炉内で完結しないまま微粉炭
が排出され燃焼効率が低下する。また、燃焼負荷を下げ
る場合には燃焼が不安定となり、負荷減少幅を大きくと
れないという問題点があった。
また、上記問題点を解決するために炉内の水冷壁全体に
耐火材を内張すして炉内の温度を上げることも考えられ
るが、この場合には壁面に局所的に高温域が発生し、灰
が軟化して付看し成長してスラグ化することにより運転
が不可能となり、またNOxの発生値も高くなる虞れが
ある。
本発明は上記問題点を解決して微粉炭の灰中の未燃分を
低下させて燃焼効率を向上させることができ、また低N
Ox化が計れ、さらに灰が付若してスラブ化するスラッ
ギングの発生も防止できる小型微粉炭焚燃焼炉を提供す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は炉内温度が120
0℃以下の火炉後流側水冷壁に耐火材をライニングした
構成としたものである。
作用 炉内温度が1200℃以下となる火炉後流側水冷壁にラ
イニングされた耐火材の断熱作用により水冷壁の吸熱効
果が低下し、炉内温度1200℃以下の炉内部分のみ炉
内温度が上昇して燃焼効率が向上し、燃焼も安定する。
また炉内温度1200℃以上の火炉前流側水冷壁がさら
に高温になることもないので、低NOx化が計れるとと
もに灰が軟化してスラッギングが発生することもない。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1の実施例を示し、空気2段燃焼法を採用し
た水平円筒炉であって1円筒状の炉本体1前部の前壁2
の炉軸芯上の穴部3には燃料ノズル4と、該燃料ノズル
4に外嵌する1次空気ノズル5からなる微粉炭バーナ6
が設けられる。前記燃料ノズル4には微粉炭が気送空気
により供給される。また、炉本体1にはバーナ6の火炎
に2次空気を供給する2次空気ノズル7が設けられ、炉
本体1後部には燃焼排ガスを排出する排気筒8が接続さ
れる。前記前壁2は木管を有しない耐火壁で構成され、
炉本体1及び後壁9は水管10を有する水冷壁11で構
成される。12は前記水冷壁11のうち、炉内温度が1
200℃以下となる火炉後流側水冷壁11aの内壁面に
ライニングされた耐火材(断熱作用を有する)であって
、後流側水冷壁11aでの炉内温度が1200℃以下に
急激に低下しないよう保持する働きをするもので、例え
ばSio2と−All、O,を主成分とする耐火材が使
用される。水冷壁11は第2図に示すように、木管10
が所定間隔置きに配設され、半分が炉uls内に埋め込
まれ、残りの半分が炉内に露出するように取付けられて
おり、互いに隣接する木管lO同志はフィン14で連結
されている。水管10は管内を流れる水を介して熱交換
を行うとともに炉壁13を熱から保護する。
この水管10及び炉壁13のうち後流側水冷壁11aに
おける水管10及びフィン14を覆うように耐火材12
がライニングされる。この時の耐火材13の厚さ。
即ち水管10の頂部と耐火材13表面間の厚さ立、23
0mm、フィン14と耐火材13間の厚さ見よ≧50a
nに設定される。
第4図(a) (b)は第2の実施例の空気2段燃焼法
を採用する竪型箱型炉であって、箱型状の炉本体21の
前壁22には燃料ノズル23と1次空気ノズル24から
なる微粉炭バーナ25が設けられ、該バーナ25上方の
前壁22及び後壁26には2次空気ノズル27が設けら
れる。28は加熱管群、29は排気筒である。
この竪型箱型炉の場合には炉本体21の前壁22、後壁
261両側壁30及び天壁31が水冷u32で構成され
、これら水冷壁32のうち炉内温度が1200℃以下と
なる前壁22.後壁26、両側壁30の後流側及び天壁
31よりなる後流側水冷壁32aの内壁面に耐火材33
(tFr熱作用を有する)がライニングされている。
第5図は第3の実施例、第6図(a)(b)は第4の実
施例を示し、それぞれ水平円筒炉及び竪型箱型に、1次
燃料の燃焼後の排ガス中に2次燃料を供給して排ガス中
で還元燃焼させ、その後流に2次空気を供給して未燃分
を燃焼させて底NOx化できる3段燃焼法を採用したも
のである。水平円筒炉の前壁2には1次燃料ノズル41
と1次空気ノズル42からなる1次バーナ43が設けら
れ、炉本体1には2次燃料ノズル44と2次空気ノズル
45が設けられる。また、竪型箱型炉の前壁22には1
次燃料ノズル51と1次空気ノズル52からなる1次バ
ーナ53と2次燃料ノズル54と2次空気ノズル55が
設けられ、後壁26には2次空気ノズル55が設けられ
る。
各炉とも炉内温度が1200℃以下となる後流側水冷壁
11a、 32aの内壁面に耐火材12.33がライニ
ングされている。上記第3及び第4の実施例では第1及
び第2の同一部材には同一番号を付し、説明を省略した
上記各実施例において、耐火材12.33の断熱作用に
より冷却壁11.32の吸熱量が減少せしめられて1゛
200℃以下の炉内の温度を高める。従って、微粉炭の
燃焼速度が高められて完全燃焼が行われる61200℃
以上の炉内は従来と同じ温度を維持するのでNo8発生
量も増加せず、スラッギングも発生しない。
次に本発明の実験結果について第7図に基づいて説明す
る。この実験は第5図の第3の実施例の3段燃焼法を採
用した水平円筒炉を用いて行い、その比較のため、炉内
前壁及び炉内温度が1200°Cとなる水冷壁の火炉前
流側水冷壁に耐火材をライニングしたもの(比較例1)
と、炉内の炉軸芯を含む水平面より下方の水冷壁に均一
に耐火材をライニングしたもの(比較例2)も使用した
。この実験の燃焼量は180kg/h、炉の出口温度は
850°Cで一定とし、全体の空気比を1.25とし、
−次空気比を変化させて、灰中の未燃分とNoxffi
とを測定した。また、スラッギングの発生状況を確認し
た。その結果、比較例1では灰中の未燃分は少ないがN
oヶ量が多く、比較例2ではNoxmは比較的少ないが
灰中の未燃分が多く、燃焼効率が悪い。
また、スラッギングは比較例1のみに発生し1本発明と
比較例2には発生しなかった。このスラッギングは国内
炭に多い軟化点が1200℃程度の低融点の石炭を使用
した場合には1200℃以上の温度域に発生する。従っ
て本発明では局部的な高温域が発生しなかったことがわ
かる。また灰中の未燃分も少なく、かつNOx量も少な
いことが確こ3できた。
発明の効果 以上に述べたごとく本発明は小型の微粉炭焚燃焼炉にお
いて、炉内温度が1200℃以下の火炉後流側水冷壁に
耐火材をライニングしたので、炉出口側の温度が下がる
領域の炉内温度が高くでき、灰中の未燃分を低下させて
燃焼効率を向上させることができ、また低NOxが計れ
、さらにスラッギングも防止できる。さらにまた炉内温
度を均一化できるので燃焼も安定し、燃焼負荷を下げる
場合でも減少幅を大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す空気2段燃焼法に
よる水平円筒炉の側面断面図、第2図は同水冷壁の断面
図、第3図(a)(b)は第2の実施例の空気2段燃焼
法による竪型笛型炉の側面断面図及び背面断面図、第4
図は第3の実施例の3段燃焼法による水平円筒炉の側面
断面図、第5図(a)(b)は第4の実施例の3段燃焼
法による竪型箱型炉の側面断面図及び背面断面図、第6
図は実験結果を示すグラフである。 1.21・・・炉本体、2,22・・・前壁、6,25
・・・微粉炭バーナ、10・・・水管、11.32・・
・水冷壁、lla、 32a・・・炉内温度1200℃
以下の水冷壁、12.33・・・耐火材。 代理人   森  本  義  弘 @7図 6 微粉戎バーブ lρ 、フ)(V 42図 第3図 (リ      (す 33− Ai !硝 第を図 面キ欠桔っう4;ンフ″色膚 □−攻魅孔比(−) 手続補正書(自発) 1、事件の表示 小型微粉炭焚燃焼炉 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 (511)日立造船株式会社 4、代 理 人 一′−? 5、         の日付(発送日)昭和  年 
 月  日 6、補正により増加する発明の数 7、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 ■第5頁第4行目 「第40」とめるを「第3図」と訂正する。 ■第5頁第16行目 「第5図」とあるを「第4図」と訂正する。 ■第5頁第16行目 「第6図」とあるを「第5図」と訂正する。 ■第5頁第20行目 「底NOx化」とあるを「低NOx化」と訂正する。 ■第7頁第1行目 「?g7図」とある全「第6図」と訂正する。 ■第7頁第2行目 「第5図」とあるを「第4図」と訂正する。 ■第7頁第4行目〜第5行目 「炉内前壁・・・となる」とあるを削除する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、炉内温度が1200℃以下の火炉後流側水冷壁に耐
    火材をライニングしたことを特徴とする小型微粉炭焚燃
    焼炉。
JP22043686A 1986-09-18 1986-09-18 小型微粉炭焚燃焼炉 Pending JPS6375405A (ja)

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