JPS6375358A - 内燃機関用点火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高電圧分配器を用いず点火プラグに直接、点火
コイルを接続した内燃機関用点火装置に関するものであ
る。

（従来の技術］ 従来、点火プラグに直接、点火コイルを接続した内燃機
関用点火装置においては、点火コイルへの通電時に発生
する高電圧による誤点火対策として、点火コイルの高電
圧端子と点火プラグ間にギャップを設けることが知られ
ている。そして従来、ギャップの構成は、第２図にその
要部′ｌｉ断面図を示す通りで、６はギャップで、導電
性ターミナル５を絶縁性円筒物７の両端に組み付け、導
電性スプリング３を介して点火コイルの２次高電圧端子
４へ挿入することにより構成されていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記従来の構成では、部品点数が多くなるばかりか、組
付工数も多くなりコスト高になるという問題点があった
。

Ｃ問題点を解決するための手段〕 本発明は、点火プラグのハウジング部に点火プラグ端子
より突出させた突出部を形成し、この突出部の上端面に
、点火コイルの２次高電圧端子へ導電性スプリングを介
して挿入した導電性ターミナルの下端面を接触させるこ
とによりギャップを形成したものである。

〔作用〕

特別の部品を設けることなく、部品点数が少なく組付は
工数も少なく容易にギャップを形成することができ、安
定したギャップとすることができ、また、ギャップ部が
気密構造とならない為、ギャップ部の火花放電により発
生する侵食性ガスがギソヤプ内に充満することがなくな
る。

〔実施例〕

以下、本発明を図に示す実施例について説明する。

第１図は本発明になる内燃機関用点火装置の一実施例の
全体構成を示す要部縦断面図で、点火プラグＰのハウジ
ング部１の上端部分に点火プラグ端子２より飛び出させ
た突出部１ａを形成し、点火コイル！の２次高電圧端子
４へ導電性スプリング３を介して挿入された導電性ター
ミナル５の下端面を前記突出部１ａの上端面へ当接させ
ることにより、安定したギャップ６を構成している。

上記構成とすることにより、正規点火時にはギャップ６
にて放電が生じ点火プラグＰへ高電圧を供給し、点火コ
イル１通電時にはギャップ６にて放電が阻止され点火プ
ラグＰに高電圧を供給せず、信顛性の高い点火装置とな
っている。またギャップ部が気密構造とならない為、ギ
ャップ６での火花放電により発生する侵食性ガスがギャ
ップ内に充満することがなくなる。

〔発明の効果〕

上述のように、本発明になる内燃機関用点火装置におい
ては、特別の部品を用いることなく点火コイルと点火プ
ラグとを接続することによりギャップを形成しているか
ら安定したギャップを設けることができ、安価で高品質
な点火装置を提供できる効果が大であり、また、ギャッ
プ部が気密構造とならない為、ギャップ部の火花放電に
より発生する侵食性ガスがギャップ内に充満することが
なくなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明になる内燃機関用点火装置の一実施例の
全体構成を示す要部縦断面図、第２図は従来の内燃機関
用点火装置の要部縦断面図である。 Ｐ・・・点火プラグ、ｌ・・・ハウジング部、ｌａ・・
・突出部、２・・・点火プラグ端子、３・・・導電性ス
プリング、■・・・点火コイル、４・・・２次高電圧端
子、５・・・導電性ターミナル、６・・・ギャップ、７
・・・絶縁性円筒物。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 点火プラグに直接、点火コイルを接続した内燃機関用点
   火装置において、点火プラグのハウジング部に点火プラ
   グ端子より突出させた突出部を形成し、この突出部の上
   端面に、点火コイルの２次高電圧端子へ導電性スプリン
   グを介して挿入した導電性ターミナルの下端面を接触さ
   せることによりギャップを形成するようにしたことを特
   徴とする内燃機関用点火装置。