JPS6375198A - 紙用顔料系 - Google Patents

紙用顔料系

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Publication number
JPS6375198A
JPS6375198A JP19457187A JP19457187A JPS6375198A JP S6375198 A JPS6375198 A JP S6375198A JP 19457187 A JP19457187 A JP 19457187A JP 19457187 A JP19457187 A JP 19457187A JP S6375198 A JPS6375198 A JP S6375198A
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JP
Japan
Prior art keywords
zeolite
paper
pigment system
xna
microns
Prior art date
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Pending
Application number
JP19457187A
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English (en)
Inventor
スチーブン エル.ロック
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PQ Corp
Original Assignee
PQ Corp
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Application filed by PQ Corp filed Critical PQ Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は製紙に間し、製紙に於て有用な粒状添加剤に間
する。更に詳しくは、本発明は紙に含めたときに優れた
性質を付与する二酸化チタンとゼオライトとの組合せ物
を含む。本出順は1986年8月11日に米国出願され
た出願番号895,068号の米国一部継続出願に対応
しているものである。
[従来の技術] 紙は本質的には種々のセルロースf!碓と色々の理由で
その中に含められた種々の粒状物質との複合物である。
特に低暦粍性の白色物質が望ましい。
このような物質は白色度および不透明度のような紙の光
学的性質を改良する。二酸化チタンは他の光学的品質と
ともに顕著な白色度を(I々の白紙に付与するため非常
に好ましい物質である。しかしながら二酸化チタンは高
価な物質であり、そして製紙においてその寄与を補充で
きる物質を見つけることは困難であった。
特許公告臼が1970年12月23日の日本特許公告昭
和45−41044号は、物質がかなり純粋である場合
に限って天然ゼオライトを充填剤として用いた紙を製造
することが出来る事を教えている。公表番号が2,49
4,736で公表日が1982年5月28日のフランス
国特許8024.735号は紙においてゼオライトNa
AをTiO2と一部置換して用いることが出来ることを
教えている。
[発明が解決しようとする問題点コ 紙は上記のような系によって製造することが出来るが製
法に関連して多くの問題がある。ゼオライト NaAの
化学的性質は全ての製紙方法に役立つというものではな
くそして好ましくない池の成分の添加を必要とする。
本発明の目的はゼオライトを用いた製紙製法に間する改
良を提供することにあり、その改良はゼオライトAの化
学的性質を変えること及び/又は注意深く粒径を制御す
ることである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は製紙において添加されるゼオライト及びTl
O2からなる顔料系が低原価で、そして現在のTlO2
を用いる製紙方法以外の追加の加工段階を必要としない
で優れた品質の紙を提供することを発見した。このゼオ
ライトは粒径が小さくそして小さく良く制御された結晶
の大きさのものである。
このゼオライトの平均粒径は3ミクロンより小さく結晶
の大きさは1ミクロンよりも小さいものであるべきであ
る。
このゼオライトの化学的性質は少なくとも部分的にナト
リウムをカルシウムで置換すること及び/又はこのv8
質のpH調節によって変えられている。
本発明の組成物に要求されるゼオライトは結晶質アルミ
ノシリケート類、例えばゼオライトAである。これらの
ゼオライトの製法及び性質は他の資料のうちでも米国特
許第2,882,243号に詳述されている。この特許
は本明細書中で参照することにより取入れられている。
一般にこの製法は、シリカ、アルミナ、及びナトリウム
の水性原料を化合してゲルを生成し、熱水処理をして結
晶化させることを含む。
他のゼオライトも後に定義した粒径及び結晶の大きさか
ら明らかに生しる好ましい性質を提供する限り本発明の
組合せ物に用いられる。池の合成結晶質アルミノシリケ
ート類、例えはゼオライトCも有用である。
ゼオライトの粒径及び結晶の大きさは本発明の組成物中
で非常に重要である。平均粒径は約3ミクロンを越えな
いものであるべきであり、好ましくは杓1,5〜2.5
ミクロンである。結晶の大きさは平均粒径の約1/3で
あるべきであって、約1ミクロンを越えないものである
ことは確かである。好ましくは結晶の大きさは約0.2
〜0.8ミクロンである。
この好ましい特徴を有するゼオライトAは顔0組成物の
好ましい成分の一つである。もしも粒径及び結晶の大き
さがこれらの特定した値よりも大きい場合には、その結
果得られる紙の品質は大幅に低下する。
米国特許第2,882,243号の製法から得られた水
和したゼオライトNaAはナトリウムの一部をカルシウ
ムで置換して変性出来る。カルシウム変性は殆ど任意の
適当なカルシウム塩例えばCaCl 2、Ca(NO3
)2、CaSO4等を用いて水溶液中でイオン交換して
行われる。その交換はナトリウムと交換されるカルシウ
ム量の制御を可能とする任意の都合の良い方法で行うこ
とが出来る。80Kまでのカルシウム交換を行うことが
出来る。ゼオライトは約5〜6ozのナトリウムをカル
シウムで置換したものが好ましい。最も好ましくは約1
0〜40χがカルシウムである。洗浄しそして濾過して
ナトリウムを除去しそして調製を完了する。この方法で
得られたゼオライトは次の式によって都合良く表現出来
る。
ゼオライト(CaxNau−xz2)A ・2)120
[式中Xは約4.8までであり、好ましくは0.3〜3
゜6であり、最も好ましくは0.6〜3.0であるコ。
ゼオライトはアルカリ性物質であり、そして製紙の製法
においてはそのような強アルカリ性は不利益となり得る
。これらの製法においてp H−調節ゼオライト又は適
当なカルシウム/ナトリウムバランスを有するp I+
 −:A節したゼオライトが有益である。pH調節はゼ
オライトNaAに対して又は交換した物質に対して行わ
れる。p)!処理前のca交換物質のカルシウム含量は
前記した物質のカルシウム含量よりも幾分か少ない。こ
のゼオライトは式:%式%) [式中Xは0.9〜4.8である]て表現出来る。ゼオ
ライトは水中でスラリーにし、そしてplが約4.5〜
9.5の間になるまで酸をゆっくりと添加してpH−調
節される。鉱酸例えばH2SO4及びHCIが通常この
技術に用いられる。酸性にしたスラリーを30〜90分
間熟成する。洗浄し、濾通しそして乾燥して調製を完了
する。この方法で処理したゼオライトの組成は以下のよ
うに表現出来る。
ゼオライト[CaxNa+z−(x12+y>Hyl 
02)120[式中Xは約0〜4.8及びyは約0.6
〜2.5であり、又はXは0.6〜2.6でyは0.6
〜2.2である]。これら両方の式において2は8〜2
50であり得、通常約20〜27である。
TlO2は市販の製品で通常硫酸塩法又は塩化物法によ
りチタン含有鉱石から製造される。本発明の組成物:こ
は現在製紙工業で用いられている一般に入手可能な有機
物で被覆した原料及び有機物で被覆していない原料のど
ちらをも含めることが出来ろ。
本発明の顔料系は重量基盤でTlO2が約10〜90%
そしてゼオライトが90〜10χからなる。それは任意
の顔料又は充填剤を添加する場合と同様の方法で紙中に
混入される。完成紙は白色度および不透明度を含む擾れ
た性質を有し、そしてTiO2のみを用いた場合と比較
して経済的に非常に満足なものである。
実施1’Wり 以下の実施例は本発明の幾つかの具体15すを例示する
。これらの実施例は発明の詳細な説明の中で記述されそ
して特許請求の範囲中に記載された発明の範囲を確立す
るために与えられるものではない。割合は紙の重量に基
づく重量部(pbν)又は池に指示がない限り重量パー
セント(I4/ w t、)である。
パイロドブラント抄紙機を70pbwの硬水と30pb
vの軟水繊維を供給して紙を製造するのに用いた。
明1(Ipbw)及び分散ロジンサイズ(lpbν)を
スラックーサイズシートを製造するために添加した。サ
イズ固定に追加量の明零を加えた。約8ozの顔料定M
lkを得るためここ十分な陽イオン定着助剤を加えた。
以下の顔料系を4,8及び12zの添加1(保持量4゜
7及び1oz)で紙に加えた。
1 、TiO2 2 、50XTi02/SOXゼオライトA(I)3 
、50ETi02150$ゼ、tライ)A(II)4.
50χTi02150X市販TiO2体質顔料(沈降無
定形アルミノシリケート) ゼオライトA(1)は平均粒径が4.5ミクロン及び結
晶の大きさが1.7ミクロンである。
ゼオライトA(II)は平均粒径が2.5ミクロン及び
結晶の大きさが0.7ミクロンである。
製造した紙について種々の標準試験を行った。その結果
を以下の表に要約する。
1   86.0    87.0    88.02
   84.0    85.0    86.03 
  85.0    86.0    86.54  
 84.5    86.5    86.5−表一 
    パ ■ 1     90.5      92.5     
  94.02     89.0      90.
5       9+、53     89.5   
   9+、0       93.04      
90.0      91.0       92.5
!      4850      4900    
   4450本IV       a  M   デ
     にml        2.8      
  2.2         1.72       
2.9        2.4         2.
03       2.9        2.4  
       2.04       2.6    
    2.1         2.0以上の結果は
小さい粒径のゼオライトAが大きいサイズのゼオライト
Aよりも顔料系成分としてかなり優れていることを示し
ている。TlO2と併用した小さい粒子のゼオライトの
挙動は用いた市販製品のものに匹敵する。
Ti0290重量%及びゼオライト10重量X含有する
顔↑4系は製紙工業てTlO2を用いる現在の方法と比
較して同様の好ましい結果を有することが期待できる。
Ti0210重量%及びゼオライト90瓜量χ含有する
顔料系は紙中にTiO2を用いる現在の方法と比較して
経済的に有利な結果を生じ、そして満足な性能を与える
だろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、二酸化チタン(TiO_2)及び平均粒径が3ミク
    ロンより小さく平均結晶の大きさが1ミクロンよりも小
    さいゼオライトからなる紙用顔料系。 2、TiO_210〜90重量%及びゼオライト90〜
    10重量%である特許請求の範囲第1項の顔料系。 3、ゼオライトが1.5〜2.5ミクロンの平均粒径及
    び0.2〜0.8ミクロンの平均結晶の大きさを有する
    特許請求の範囲第1項の顔料系。 4、ゼオライトが1.5〜2.5ミクロンの平均粒径及
    び0.2〜0.8ミクロンの平均結晶の大きさを有する
    ゼオライトAである特許請求の範囲第2項の顔料系。 5、ゼオライトが次の組成: ゼオライト(Ca_xNa_1_2_−_x_/_2)
    AzH_2O [式中xは約4.8まででありzは20〜27である]
    を有する特許請求の範囲第1項の顔料系。 6、ゼオライトが次の組成: ゼオライト(Ca_xNa_1_2_−_x_/_2)
    AzH_2O [式中xは約0.3〜3.6でありzは20〜27であ
    る]を有する特許請求の範囲第2項の顔料系。 7、ゼオライトが次の組成: ゼオライト(Ca_xNa_1_2_−_x_/_2)
    AzH_2O [式中xは約0.3〜3.6でありzは20〜27であ
    る]を有する特許請求の範囲第3項の顔料系。 8、ゼオライトが次の組成: ゼオライト(Ca_xNa_1_2_−_x_/_2)
    AzH_2O [式中xは約0.3〜3.6でありzは20〜27であ
    る]を有する特許請求の範囲第4項の顔料系。 9、ゼオライトが次の組成: ゼオライト[Ca_xNa_1_2_−_(_x_/_
    2_+_y_)Hy]zH_2O [式中xは0〜約4.8であり、yは約0.6〜2.5
    でありそしてzは20〜27である]を有する特許請求
    の範囲第1項の顔料系。 10、ゼオライトが次の組成: ゼオライト[Ca_xNa_1_2_−_(_x_/_
    2_+_y_)Hy]zH_2O [式中xは0〜約4.8であり、yは約0.6〜2.5
    でありそしてzは20〜27である]を有する特許請求
    の範囲第2項の顔料系。 11、ゼオライトが次の組成: ゼオライト[Ca_xNa_1_2_−_(_x_/_
    2_+_y_)Hy]zH_2O [式中xは0〜約4.8であり、yは約0.6〜2.5
    でありそしてzは20〜27である]を有する特許請求
    の範囲第3項の顔料系。 12、ゼオライトが次の組成: ゼオライト[Ca_xNa_1_2_−_(_x_/_
    2_+_y_)Hy]zH_2O [式中xは0〜約4.8であり、yは約0.6〜2.5
    でありそしてzは20〜27である]を有する特許請求
    の範囲第4項の顔料系。
JP19457187A 1986-08-11 1987-08-05 紙用顔料系 Pending JPS6375198A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US89506886A 1986-08-11 1986-08-11
US895068 1986-08-11
US56035 1993-04-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6375198A true JPS6375198A (ja) 1988-04-05

Family

ID=25403916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19457187A Pending JPS6375198A (ja) 1986-08-11 1987-08-05 紙用顔料系

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6375198A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04695A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Nippon Conlux Co Ltd 自動販売機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04695A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Nippon Conlux Co Ltd 自動販売機

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