JPS6374395A - 単一無線の共用中継方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ概要〕 単一無線周波数で複数の無線装置が１つの中継装置を通
して通信を行なう単一無線の共用中継方式であって、各
無線装置（以後子局と記す）に自局を表す識別信号と通
信相手を指定する指定信号とを発射する発射手段を設け
るとともに、中継装置（以後中継局と記す）に最初に受
信した子局の識別信号を通過させ他の子局よりの識別信
号を閉塞する制御手段と、前記最初に受信した子局の指
定信号に対応して、指定する子局の呼出し信号を出力す
る呼出し信号出力手段とを設けた構成とし、中継装置を
介して子局間が電話方式により和平子局を１旨定して通
信を行うことを可能としている。

〔産業上の利用分野〕

本発明は複数の子局が１つの中継局を通して電話通゛信
を行なう単一無線の共用中継方式に関するものである。

僻地等の無線電話通信に親局が子局を呼び出して電話通
信を行なうルーラル無線電話方式等が用いられており、
親局と介在する複数の子局との間に中継局を設けて電界
強度を確保し、親局と子局間の電話通信を行なっている
・ この親局と子局間の無線電話方式においては、子局間の
通話は親局を介して行なわれ、電話加入者が増加して子
局の数が多くなると、子局間の通話機会が少なくなって
不便なものとなる。

そこで、簡易な構成で一般の電話方式と同じように、１
つの中継局で子局間の通話機会が多くとれる単一無線の
共用中継方式の出現が要望されている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の単一無線の中継方式のブロック図である
。

第４図において、親局１は送信機（ＴＸＩ）と受信機（
ＲＸＩ）と、各子局３−１〜３−ｎは受信機（ＲＸ４）
および送信ｆｉ　（ＴＸ４）とより構成されている。

また、中継局２は親局よりの電波を受信する受信機（Ｒ
χ２）と、各子局３−１〜３−ｎよりの送信電波を受信
する受信機（ＲＸ３）と、各子局３−１〜３−ｎおよび
親局１の受信機に電波を送信するＴχ２およびＴＸ３よ
り構成され、上記各送、受信機は単一周波数の送、受信
を行なう。

その動作は、まず、親局１のＴＸＩより子局を措定する
指定信号を重畳して送信電波を発射する。

この送信電波は中継局のＲＸ２で受信され、ＴＸ２によ
って増幅されて子局に向かって送信される。

各子局はＴＸ２よりの送信電波を受信し、親局よりの子
局指定信号によってＦＭ定子局のみが開局し、親局から
指定子局への通話ができるようになる。

また、指定された子局よりの送信電波は、中継局２の受
信機ＲＸ３と送信機ＴＸ３を介して親局１の受信機ＲＸ
Ｉに受信される。

これによって、親局１と指定された子局との間の電話通
信が行なわれる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の電話通信方式においては、親局と指定された子局
間の電話通信方式であり、電話加入者の増加に伴なって
子局が多くなると、親局を介しての子局間の通話では子
局間の通話機会が少なくなり、不便なものとなる。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので九親局
を介することなく、子局間の電話通信ができる単一無線
の共用中継方式を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の共用中継方式の原理ブロック図であり
、各子局４−１〜４−ｎ、５−１〜５−ｎに自局を表す
識別信号と通話相手を指定する指定信号とを発射する発
射手段１６を設けるとともに、中継局６の受信機で最初
に受信した子局の識別信号を送信機を介して他の子局に
送信し、他の子局の回線を閉塞する。

また、前記中継局に最初に受信した子局の指定信号に対
応して指定子局を呼出す呼出し手段１８を設けた構成と
している。

〔作用〕

ある子局、例えば子局４＝１が最初にオフフックすると
、子局４−１の発射手段１６より自局を表す識別信号が
変稠され中継局６に向は発射する。

中継局６は子局４−１からの識別信号を受信すると自動
的に送信機で増幅して送信し、子局４−１以外の子局の
受信回線を閉鎖する。

次に、子局４−１は通話相手、例えば子局５−１を指定
する指定信号を発射手段１６より中継局６に向は発射す
る。中継局６は、指定信号を受信すると通話相手の子局
５−１を呼出す呼出し信号を作成し、該呼出し信号によ
って子局５−１の受信回線を接続し、子局４−１と子局
５−１との間の通話回路を作る。

このようにして、複数の子局の中で最初にオフフックし
た子局と、該子局が指定する子局との間の通話が可能と
なる。

本発明では、１つの中継装置を共用して複数の子局間の
通信を電話方式によって行なうことを可能としている。

〔実施例〕 第２図は本発明の一実施例の単一無線の共用中継方式の
プロ、り図、第３図は一実施例の識別信号、呼出し信号
帯域図を示している。

第２図に示すように、一実施例の単一無線の共用中継方
式は、介在する複数の子局４−１〜４−ｎと複数の子局
５−１〜５−ｎとの間に中継局６が設置されている。

各子局は、送信機と受信機とから構成され、自局を表す
識別信号と通話相手を指定する指定信号を発射する発射
手段１６を有している。

また、中継局６は、人、出力端に設けられたデュプレク
サ（ＤＵＰ）１９．７と、子局４−１〜４−ｎおよび子
局５−１〜５−ｎの送信電波を受信する受信機８　（Ｒ
Ｘ８）および受信機９　（ＲＸ９）と、各子局に電波を
送信する送信機１４．１５　（ＴＸ１４．　ＴＸ１５）
を備えるとともに、子局４−１〜４−ｎおよび子局５−
１〜５−ｎの指定信号を選別する選別回路（Ｓ　Ｅ　Ｌ
）　１０−１〜１０−ｎおよび１３−ｎと、各選別回路
の選別結果により対応する選別回路の出力回路のみ接続
するように働く切換え回路１７と、切換え回路１７を介
して入力される指定信号に対応して呼出し信号を作成す
る低周波発振器（ＡＰ　　・０ＳＣ）１１−１〜１１−
ｎおよび１２−１〜１２−ｎとからなる呼出手段１８を
設けた構成としている。

第３図に示すように、各子局は、通話周波数帯域である
３００〜３ＫＨｚ以外の周波数、例えば２００　Ｈｚを
子局４−１の識別信号に、また４ＫＨｚを子局４−１の
通信相手局５−１の指定信号とし、通話信号に重畳して
発射する。

中継局６は、ＤＵＰ１９およびＲＸ８を介して最初に受
信した子局４−１の識別信号２００　ＨｚをＴＸ１４で
増幅し、ＤＵＰ７を介して外部に送信する。この識別信
号２００　Ｈｚにより、他の子局の受信回路が閉塞され
る。

次に、子局４−１は通話相手、例えば子局５−１を指定
する指定信号４ＫＨｚを発射手段１６より中継局６に向
は発射する。この指定信号４ＫＨｚは、ＤＵＰ１９を介
しテＲＸ８　テ受信され、５ＥＬＩＯ−１〜１０−ｎに
入力される。

５ＥＬＩＯ−１は４ＫＨｚのみ選別し、該選別信号によ
って切換え回路１７のスイッチ１７−１をＯＮとし・指
定信号によってＡＦ・０ＳＣＩＩ−１より所定の呼出し
信号を発振させる。

この呼出し信号は、ＴＸ１４およびＤＵＰ７を介して外
部に送信され、子局５−１で受信されてその受信回路が
接続される。

一方、子局５−１から子局４−１への指定も同様にして
行われ、子局４−１と子局５−１との間の通話回線が設
立されて両者の通話が行なわれる。

以上の動作によって、最初にオフフックした子局とその
子局が指定する子局間との通話が優先する一般の電話に
よる通話方式と同様となる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、簡易な構成で子局
間の電話通話が一般の電話による通話方式と同様となり
、通話機会を多くすることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の単一無線の共用中継方式の原理ブロッ
ク図、 第２図は本発明の一実施例の単一無線の共用中継方式の
ブロック図、 第３図は一実施例の識別信号、措定信号帯域図、第４図
は従来の単一無線の中継方式のブロック図である。 図において、１は親局、２，６は中継局、３−１〜３　
　ｎ、　４−１〜４−ｎ、５−１〜５−ｎは子局、７，
１９はデュプレクサ（ＤＵＰ）　、８．９は受信機（Ｒ
Ｘ８．　ＲＸ９）、１０−１〜１０−ｎ、１３−１〜１
３−ｎは選別回路（ＳＥＬ）　、１１−１〜１１−ｎ、
１２−１〜１２−ｎは低周波発振器（ＡＦ　　・０ＳＣ
）、１４．１５は送信機（ＴＸ１４．ＴＸ１５）　、１
６は発射手段、１７は切換え回路、１７−１〜１７−ｎ
はスイッチ、１８は呼出し手段を示している。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 単一無線周波数で複数の無線装置（４−１〜４−ｎ、５
   −１〜５−ｎ）が１つの中継装置（６）を通して通信を
   行なう単一無線の共用中継方式において、前記各無線装
   置に自局を表す識別信号と通信相手を指定する指定信号
   とを発射する発射手段（１６）を設け、前記中継装置（
   ６）で最初に受信した子局の識別信号によって他の子局
   の回線を閉塞するとともに、前記最初に受信した指定信
   号に対応した指定子局を呼出す呼出し手段（１８）を前
   記中継装置に設けた構成としたことを特徴とする単一無
   線の共用中継方式。