JPS637433Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS637433Y2
JPS637433Y2 JP1981090894U JP9089481U JPS637433Y2 JP S637433 Y2 JPS637433 Y2 JP S637433Y2 JP 1981090894 U JP1981090894 U JP 1981090894U JP 9089481 U JP9089481 U JP 9089481U JP S637433 Y2 JPS637433 Y2 JP S637433Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
laser beam
chuck body
laser
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981090894U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57205237U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981090894U priority Critical patent/JPS637433Y2/ja
Publication of JPS57205237U publication Critical patent/JPS57205237U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS637433Y2 publication Critical patent/JPS637433Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はレーザービームが被加工物の回りを回
転しながら照射することによつて目的の加熱を行
なうレーザー回転加熱装置に関する。
(従来の技術) たとえば、従来のバーナを熱源として行なわれ
ている管球用バルブのピンチシールではバルブの
上方を封止する上封止およびバルブの下方を封止
する下封止の両方を1台の装置で行なうことは簡
単である。しかし熱源としてレーザ光を用いた場
合、上記両封止を1台の装置で行なうにはレーザ
ー光の進路をしや断せずにバルブの周囲を一様に
照射して加熱する必要がある。
これに対し、たとえば特開昭51−91856号公報
に見られるように、レーザー発光装置のレーザー
ビームと中心軸を一致させた中空回転シヤフトを
設け、このシヤフトに固定された反射鏡によつて
レーザービームを迂回させてシヤフトの中心軸の
延長線に交差するように照射して、シヤフトの中
心軸の延長線上に位置する被加工部材の周面を回
転照射するレーザー回転加熱装置が知られてい
る。この公報記載の装置はチヤツクボデーが記載
されていないが、図面および説明の記載から類推
して回転シヤフトと別体に基台に設けられている
と思われる。
(考案が解決しようとする問題点) レーザービームは指向性が極めて優れているの
で、被加工部材の位置決めをよほど正確にしない
と全個品を均一に加工することが困難である。こ
の点において従来の別置きのチヤツクボデーは位
置決めの精度が不足する。また、チヤツクボデー
を別置きにすることは加熱装置全体の大形化の原
因になる。また、管球の下側封止に使うことがで
きない。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案はレーザービームが被加工物の回りを回
転しながら照射するレーザー回転加熱装置におい
て、チヤツクボデーをレーザービーム誘導用回転
シヤフトに連結してレーザービームの迂回径路内
に位置させ、かつシヤフトの回転に対して相対的
に停止状態にしたことによつて、チヤツクボデー
の位置とレーザービーム迂回用反射鏡の位置を正
確に関連させ、さらに管球の下側封止も可能にし
たものである。
(作用) 本来、レーザービーム迂回用反射鏡は回転シヤ
フトに固定されているので、チヤツクボデーを回
転シヤフトに連結すれば反射鏡とチヤツクボデー
の位置は正確に関連づけられる。また、チヤツク
ボデーを回転シヤフトに連結すれば装置を小形化
できる。また、管球の下側封止に際しレーザービ
ームがチヤツクに遮断されて影ができることがな
い。
(実施例) 以下、本考案の詳細を図示の実施例によつて説
明する。
1はレーザー発光装置、2はこのレーザー発光
装置1から下向きに発射されたレーザービームR
と中心軸を一致させて下向きに延在した中空回転
シヤフト、3はこの回転シヤフト2にピン4およ
び止めねじによつて固定されたガスキヤリングボ
デー、5はこのガスキヤリングボデー3の外周に
ボールベアリング6を介して回転自在に取付けら
れ固定テーブル7に固着されたガスジヤケツト、
8はこのガスジヤケツト5とガスキヤリングボデ
ー3との隙間に配設されたリツプシール、9は回
転シヤフト2にピン10および止めねじによつて
固着されたフランジ、11はこのフランジ9の外
周にボールベアリング12を介して配設されかつ
ピン13によつて固定テーブル7に回転不能に固
定された固定ギヤ、14はフランジ9に固着され
た回転アーム、15はこの回転アーム14と同軸
に固着された第1のミラーハウジング、16は回
転アーム14の一方の中間部に固着された十字形
ブラケツト、17はミラーハウジング15の底面
にこれと同軸に固定されたボトムシヤフト、18
はこのボトムシヤフト17にボールベアリング1
9を介して同軸に配設された回転ギヤ、20はこ
の回転ギヤ18に同軸に固着されたフランジ、2
1はこのフランジ20に止めねじを介して同軸に
離脱不能に固着されたチヤツクボデー、22はこ
のチヤツクボデー21に固着されたチヤツク、2
3はこのチヤツク22に上側(図の上側)の端部
を保持されて垂下し回転シヤフト2の中心軸の延
在線上にある管球すなわち被加工部材、24はこ
の被加工部材23の下側に位置し被加工部材23
のマウントを保持するマウントホルダ、25は上
記回転アーム14の他方の先端部に固着された第
2のミラーハウジング、26は上記第1のミラー
ハウジング15内に固着されレーザービームRに
45度の角度をもつて対向する第1の反射鏡、27
は第2のミラーハウジング25内に固着され第1
の反射鏡26に45度の角度をもつて対向する第2
の反射鏡、28は第2のミラーハウジング25内
に固着され第2の反射鏡に45度の角度をもつて対
向する第3の反射鏡で、これら3個の反射鏡2
6,27,28によりレーザービームRはコ字形
に折曲されて回転シヤフト2の中心軸の延長線上
にある被加工部材23の下側の封止部を照射する
ようになつており、29は十字形ブラケツト16
にボールベアリング30を介して装着されたシヤ
フトロツド、31はこのシヤフトロツド29の上
端にピン32および止めねじによつて固定され固
定ギヤ11の周囲を廻る上側遊星ギヤ、33はシ
ヤフトロツド29の下端にピン34および止めね
じによつて固定され回転ギヤ18の周囲を廻る下
側遊星ギヤ、35はガスジヤケツト5に不活性ガ
スを供給するガス供給管、36はガスキヤリング
ボデー3とボトムシヤフト17とを結んで不活性
ガスを通流する連結管で回転シヤフト2の回転に
従つて回転しており、37はチヤツクボデー21
から被加工部材23に不活性ガスを供給するガス
管である。
本レーザー回転加熱装置はこのように構成され
ているので、回転シヤフト2を回転させるとガス
キヤリングボデー3、フランジ9、回転アーム1
4、両ミラーハウジング15,25、ボトムシヤ
フト17、連結管36および十字形ブラケツト1
6は回転シヤフト2とともに回転する。これに従
つて上側遊星ギヤ31は固定ギヤ11の外周を自
転しながら公転し、これに従つて下側遊星ギヤ3
3も同じ回転をし、この結果、回転ギヤ18は回
転シヤフト2の回転方向と逆方向に回転し、従つ
てチヤツクボデー21は相対的に停止している。
この結果、チヤツクボデー21に接続しているチ
ヤツク22、被加工部材23、ガス管37も相対
的に停止している。そして、レーザー発光装置1
からレーザービームRを放射すると、このビーム
Rは回転シヤフト2の中心軸を通り、第1のミラ
ーハウジング15内の第1の反射鏡26に入射
し、ここから反射して第2、第3の反射鏡27,
28を経て被加工部材23に入射し、下側の封止
部を加熱する。そして、ビームRの被加工部材2
3への入射方向は回転シヤフト2の回転に従つて
回転する。また、ガス供給管35から供給された
不活性ガスはガスジヤケツト5からリツプシール
8を経てガスキヤリングボデー3に供給され、こ
のボデー3から連結管36を通つてボトムシヤフ
ト17に入り、チヤツクボデー21からガス管3
7を通つて被加工部材23の排気管に供給され
る。しかして、ガス管37はレーザービームRの
入射点により上方(図の上方)に位置しているの
で、レーザービームRの入射方向が回転シヤフト
2の回転に従つて回転するにもかかわらず、この
ビームRがガス管37を横切ることがない。
このようにして被加工部材23すなわち管球の
下側端部をレーザービームRの回転照射によつて
加熱されると溶融し、この溶融した下側端部にマ
ウントホルダ24に保持されたマウント(図示し
ない。)が溶着して封止される。このとき、溶融
部が管球23の下側端部であるので、溶融したガ
ラスが凝集力によつてほぼ原形を保ち、垂下して
肉薄になつたり、伸長されて寸法不良になつたり
することがない。これに比較して、上側封止の場
合は、溶融した上側端部のガラスが垂れ下がつて
封止予定部の肉厚が薄くなり、また垂れ下がつた
溶融ガラスが管球中間部に溜つて肉厚が厚くなり
過ぎクラツクの原因になる。このように、本考案
装置によれば管球の下側封止を極めて有利に行な
うことができ、その結果も良好である。そうし
て、管球2の下側端部を封止するとき、管球2内
に供給された不活性ガスは冷たいので管球23内
を下向きに通流し、マウント部材(図示しない。)
を空気から遮断して酸化を防止する。
そうして、管球23の下側端部を封止したら管
球23を上下反転して再保持し、新たに下側にな
つた未封止端部を上述と同様にして下側封止す
る。この際、溶融ガラスの垂れ下がり起因する管
球23の変形や肉薄化がないこと上述の場合と同
様である。また、このとき供給された不活性ガス
は冷たいので管球23内に残在する高温の空気と
混合することなく層をなして下向きに通流し、マ
ウント部材(図示しない。)を空気から遮断して
酸化を防止する。
しかして、本実施例の装置は回転シヤフト2が
下向きに延在し、その下側においてチヤツクボデ
ー21が間接的に連結されており、このチヤツク
ボデー21にチヤツク22が下向きに装着されて
いるので、管球23の上側端部を上方から保持す
ることができ、上述の下側封止を行なうに都合が
よく、特に、チヤツクボデー21、チヤツク22
あるいはガス管37によつてレーザービームRが
遮断されて影ができることがなく、したがつて加
熱が均一で良好な封止が得られる。
しかして、レーザービームRは極めて集光性に
優れ、精密加工が可能であるが、その反面、加工
部位、換言すればチヤツクボデー21の位置が変
動すると加工精度が大幅に低下する。この点、本
考案の装置はチヤツクボデー21がシヤフト2に
間接的に連結され、しかも反射鏡26,27,2
8がシヤフト2に固着されているので、チヤツク
ボデー21と反射鏡26,27,28とは位置的
に定められた関係にあり、したがつて、管球23
の位置、換言すれば、管球23の被照射位置は極
めて正確で、精密加工が可能である。また、チヤ
ツクボデー21をシヤフト2に固着すれば従来の
チヤツクを基台に直接設ける構造に比較して照射
装置をはるかに小形に構成できる利点がある。さ
らに、本実施例のレーザー回転加熱装置はたんに
チヤツクとマウントホルダとを交換し不活性ガス
のガス管を付け替えるだけで、上封止、下封止の
2種類の封止方法が1台の装置でできる。
なお、前述の実施例では反射鏡を3個用いてビ
ームをコ字形に折曲して迂回したが、本考案にお
いては2個以上の反射鏡を用いれば迂回してシヤ
フトの中心軸の延長線上に入射させることができ
る。
〔考案の効果〕
このように、本考案のレーザー回転加熱装置は
レーザー発光装置と、この発光装置のレーザービ
ームと中心軸を一致させた中空回転シヤフトと、
このシヤフトに固定されレーザービームを迂回さ
せてシヤフトの中心軸の延長線に交差するように
折曲するとともにシヤフトの回転に従つて回転す
る複数の反射鏡と、被加工部材をシヤフトの中心
軸の延長線上に保持するチヤツクボデーとを配設
してなるレーザー回転加熱装置において、チヤツ
クボデーはシヤフトに連結されてレーザービーム
の迂回径路内に位置しシヤフトの回転に対して相
対的に停止した状態にあるようにしたので、レー
ザービーム迂回用反射鏡とチヤツクボデーとが共
通のシヤフトに連結され、チヤツクボデーの位
置、換言すれば被加工物の保持位置を常に一定に
保つことができ、レーザービームの集光性が優れ
ている点を活かして、加工精度を極めて正確に保
つことができ、また装置全体を小形に構成できる
利点がある。特に、従来困難とされた管球の下側
端部の封止が容易にできるようになつたことは本
考案装置の一大利点である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のレーザー回転加熱装置の一実施例
の一部断面した正面図である。 1……レーザー発光装置、2……回転シヤフ
ト、21……チヤツクボデー、26,27,28
……反射鏡、37……ガス管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レーザー発光装置と、この発光装置のレーザー
    ビームと中心軸を一致させた中空回転シヤフト
    と、このシヤフトに固定され上記レーザービーム
    を迂回させて上記シヤフトの中心軸の延長線に交
    差するように折曲するとともに上記シヤフトの回
    転に従つて回転する複数の反射鏡と、被加工部材
    を上記シヤフトの中心軸の延長線上に保持するチ
    ヤツクボデーとを配設してなるレーザー回転加熱
    装置において、上記チヤツクボデーは上記シヤフ
    トに連結されて上記レーザービームの迂回径路内
    に位置し上記シヤフトの回転に対して相対的に停
    止状態にあることを特徴とするレーザー回転加熱
    装置。
JP1981090894U 1981-06-22 1981-06-22 Expired JPS637433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981090894U JPS637433Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981090894U JPS637433Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57205237U JPS57205237U (ja) 1982-12-27
JPS637433Y2 true JPS637433Y2 (ja) 1988-03-02

Family

ID=29885995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981090894U Expired JPS637433Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS637433Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191856A (ja) * 1975-12-26 1976-08-12
JPS5495944A (en) * 1977-12-21 1979-07-28 United Technologies Corp Apparatus for exposing all periphral band portion of long cylindrical product

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5191856A (ja) * 1975-12-26 1976-08-12
JPS5495944A (en) * 1977-12-21 1979-07-28 United Technologies Corp Apparatus for exposing all periphral band portion of long cylindrical product

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57205237U (ja) 1982-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4539462A (en) Robotic laser beam delivery apparatus
US4174154A (en) Laser manipulator apparatus with double pivotal mirrors
JPS61212497A (ja) レーザビームを使用する加工機械
JP2591371B2 (ja) レーザ加工装置
US4324972A (en) Process and device for laser-beam melting and flame cutting
US4694137A (en) Laser welding head for sleeve-to-tube welding
JPS62272576A (ja) レ−ザビ−ム組合せ装置
CA1277831C (en) Laser beam alignment and transport system
JPS6021190A (ja) レ−ザ−光線によるスポツト溶接方法
CN108237332A (zh) 一种利用水导激光异形切割管材的设备及方法
JPS637433Y2 (ja)
JPH055596B2 (ja)
JP2001191189A (ja) レーザ溶接装置
JPS6243798B2 (ja)
JPS6153155B2 (ja)
JPS628274B2 (ja)
JPH0698483B2 (ja) ろう付および溶接装置
JP2001242109A (ja) 赤外線加熱炉
JPH0315273Y2 (ja)
JP2001179478A (ja) レーザ溶接装置
CN217452945U (zh) 同轴温控轨迹随动激光加热辅助切削装置
CN214815702U (zh) 一种胃镜胶囊壳体焊接设备
JPH0230454Y2 (ja)
CN113020793A (zh) 一种胃镜胶囊壳体焊接方法
JPH0227979Y2 (ja)