JPS6374028A - 光変調装置 - Google Patents

光変調装置

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JPS6374028A
JPS6374028A JP22113886A JP22113886A JPS6374028A JP S6374028 A JPS6374028 A JP S6374028A JP 22113886 A JP22113886 A JP 22113886A JP 22113886 A JP22113886 A JP 22113886A JP S6374028 A JPS6374028 A JP S6374028A
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optical
interface
light
electrode
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Hideyuki Kawagishi
秀行 河岸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は光変調装置に関し、特に2つの物質の界面に於
ける表面ポラリトンの励起状態を制御し、界面に指向さ
れる光束の変調を行なう光変調装置に関する。
〔従来技術) 従来から光プリンタや光通信に於る光スィッチ等に用い
る光変調装置が多々提案されている。
この種の光変調装置として代表的なものには、例えば液
晶や電気効果結晶等の屈折率変化を利用した装置がある
。しかしながら、液晶を利用した装置は一般的に応答速
度が低く、電気光学結晶を利用した装置は駆動エネルギ
ーが大きい、という問題点を抱えていた。
一方、近年応答速度が良好で駆動エネルギーが低い光変
調素子として、表面ポラリトンを利用した光変調装置が
注目を浴びている。例えば、G、T、5incerbo
x  et  atがApplied  0ptics
  20 (8)PP1491 (1981)で示した
光変調装置は、銀(Ag)とプリズムの界面に薄い空気
層を形成しAgを圧電素子で押すことにより空気層のD
みな変化させ1.AH−空気の界面に於る表面ボラリン
トの励起状態を変えることで、プリズムを介して界面に
入射した光束の変調を行なっている。
しかしながら、この装置の光変調に係わる応答速度は圧
電素子の応答速度で決まる為、更に高速、例えばICに
用いられるトランジスタの応答速度と同程度の変調速度
を得ることは不可能であった。
〔発明の概要〕
本発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、トランジス
タと同程度の応答速度をも可能とする高速応答性を有す
る光変調装置を提供することにある。
上記目的を達成する為に、本発明に係る光変調装置は、
少なくとも一方が半導体から成ると同時に少なくとも一
方の複素光学誘電率の実部が負から成る2つの物質で界
面を形成した第1の部材と、前記第1の部材に近接又は
密看して配され前記界面に対し所定の入射角で光束を指
向せしめる為の光結合手段と、前記半導体の界面近傍に
於ける?子密度を変化せしめる制御手段とを有すること
を特徴としている。
尚、本発明の更なる特徴は以下の実施例に記載されてい
る。
〔実施例〕 本発明によれば、表面ポラリトンを利用する為に形成す
る界面は、少なくとも一方の物質が半導体から成り且つ
又少なくとも一方の物質の複素光学誘電率の実部が負か
ら成る2つの物質により形成される。
複素光学誘電率の実部が負の物質(以下、活性媒質と称
す。)は種々存在するが、夫々の物質の特性からある周
波数(波長)領域のみで活性媒質と成り得る物質が多い
。例えば可視域から赤外域にかける広い領域で活性媒質
と成り得る物質としてAg、Au等の金属がある。一般
的に物質と光との相互作用にはプラズモン型、フェノン
型。
エキシトン型などの各種タイプが存在するが、物質と光
の相互作用が強い場合に生じる異常分散領域では、種々
の物質がその誘電率の実部が負となる可能性を有してお
り、金属に限らず半導体や膀電体でも適当な周波数領域
で活性媒質となり得る。従って、本発明では適宜これら
の物質を使用出来、界面を形成する物質の組合せは、後
述する実施例以外にも多々存在する。
第1図は本発明に係る光変調装置の一実施例を示す模式
図で、第2図は第1図に示す光変調装置の変調原理を示
す為の説明図である。
第1図及び第2図に於て、1は高屈折率の材料から成る
結合プリズム、2は表面ポラリトンが励起可能な活性媒
質で、本実施例では誘電率の実数部が負の金属とする。
(例えば、Ag。
Au、Cu等々)、3はa−St等の半導体、4はAu
等から成るrL極、11は本変調装置によって変調を受
ける入射光、12は変調を受は反射された出射光を示す
。又、20は活性媒質2に接続された電極端子、21は
電極4に接続された電極端子を示し、両端子20.21
間には不図示の電源より電圧が印加される。
尚、大射光11はプリズム1の低面の法線と角度θを成
して来光変調装置に入射する。更に、活性媒質2の厚さ
は500人程度、半導体の厚さは数μm a度とし、入
射光11としてはP偏光の−7−シlf  立 −t−
m+ \ z=L  戸 す ス本実施例に於る光変調
装置は、活性媒質2と半導体3密看させて界面を形成し
、活性媒質20半導体3と相対する反対側(上部)に結
合プリズム1を設け、且つ又、半導体3の活性媒質2と
相対する側(下部)に電極4を設けて114成される。
結合プリズム1は表面ポラリトンを光学的に励起する為
の光結合器であり、この光結合器としては、プリズム1
の他にも後述するグレーティングによる高周波を利用し
たグレーティング型結合器、端面入射型、凹凸の表面形
状を利用した結合器等があり、種々の構成を採り得る。
尚、プリズム等の光結合器と金属等の活性媒質との位貿
関係が装置の光変調効率に大きく寄与する為、各装置毎
に光結合器が最も効率良く作動する様な構成を設定する
必要がある。即ち、来光変調装置の変調機能の基本要因
となる表面ポラリトンは、境界(第1図に於る結合プリ
ズム1と半導体3との界面)のJfj造に非常に敏感で
あり、通常2つの物質の境界に両物質の光学的話電率と
は異なる誘電率を有する物質が存在する場合は表面ポラ
リトンが消滅してしまう。しかしながら、この境界に存
する物質から成る層を非常に薄くすると、入射光に対す
る吸収曲線の吸収位置のシフトと吸収曲線の幅の増加が
現われるだけで、表面ポラリトンが消滅することはない
従って、プリズム1と半導体3の間に薄い活性媒質2を
配した構成によって表面ポラリトンの励起が可能となり
光変調を行ない得る。尚、複素光学読電率の実部が負の
物質と正の物質の界面では、電磁界分布が界面から内部
へ指数関数的に減少し、この界面に沿って伝搬する表面
ポラリトンがプリズム等の光結合器を用いて励起できる
のである。
以下、第2図を用いて第1図に示す光変調装置の変調原
理を詳述する。第2図に於て、5は数μm程度の厚さの
空乏層、6は数μm程度の電子過剰層を示し、その他の
符号は全て第1図に示す符号と同一部材を示している。
第2図に示す如く、電極端子20にマイナスの電位(−
V)、電極端子21にプラスの電位(十V)を印加する
と、半導体3の活性媒質2との界面近傍は空乏層5とな
り、その他の電極4側の領域は電子過剰層となる。尚、
電極端子20゜21に印加する電位を逆にした場合、空
乏層5と電子過剰層6の位置は逆転する。
半導体3内の電子密度は定常状態で約1016個/ c
 m 3であり、電界による静電話導効果で生じる空乏
層5の領域は活性媒質2との界面からかなり深い範囲ま
で及ぶ。これは、活性媒質2(金属)の電子密度が変化
する範囲が、人程度であることを鑑みると、その範囲が
如何に広いかが解る。
この様に半導体3内の電子密度は静電話導効果を用いて
容易に変化させることが出来、FET(電界効果型トラ
ンジスタ)等にも応用されている如く、電界により電子
密度を容易に空間的に制御可能である。その上、制御に
要する時間即ち変調に係る応答速度は高速である。
さて、半導体3内に於て電子密度が変化すると、プラズ
マ周波数Wpが変化することにより千〇誂電率ε(W)
が変化する。(但しε(W)=1−Wp’ /W2)一
方、第1図に示す様な2相表面ポラリトンの吸収特性の
ピークはを満足する角度θで入射した光束に対して与え
られる。従って、入射角θで結合プリズム1に入肘して
いるレーザ光は、通常結合プリズム1と活性媒質2との
界面で全反射し結合プリズム1から再出射するが、半導
体3内の電子密度を変化させ上記(1)式を満足させる
ことにより表面ポラリトンの吸収位置がシフトし、レー
ザ光11が界面で吸収を受けて変調される。尚、(1)
式に於いて、npは結合プリズム1の屈折率、ε、は活
性媒質2の誘電率、ε8は半導体3の誘電率を示してい
る。
通常、2つの物質の界面での電子密度の変化によって光
を反射、変調する度合は小さいと言われているが、本発
明では、表面ポラリトンが界面から指数関数的に減少す
る様な電磁界分布を与え、電子密度の変化で鋭い共鳴吸
収を生じせしめることによりレーザ光の変調を可能とし
た。
又、?i!極端子20.21間に印加する電圧を変化さ
せることにより変調度を自由に変えることが出来、結合
プリズム1から出射する光束12の強度は可変である。
従って電圧のON、OFFにより出射光束12のON、
OFFをも行なえる為、光スィッチ(光シヤツター)と
して好適である。
その上、FETと同程度の応答速度を有する為に従来に
ない高速動作が低電圧で可能である。
第3図は本発明に係る光変調装置の他の実施例を示す模
式図で、光結合器としてグレーティング(回折格子)を
用いた例を示すものである。
図中、11及び°12,1°2′は第1図同様夫々人射
光、出射光を示しているが、本実施例に於いて出射光1
2.12’ はグレーティング51により回折を受けた
回折光、12′は1次回折光である。即ち12は0次回
折光を表わしている。
次に、51は上述のグレーティング、52は酸化膜、5
3は金属電極、54は空乏層(空間電荷層)、55はn
型半導体基板、56はP型のドレイン領域、57はP型
のソース領域を示し、V、、V、は夫々ドレイン領域5
6、ソース領域57へ金属電極53を介して与えられる
電圧、VCは複素光学読電率の実部が負の金R2へ与え
られる電圧を表わしている。
本実施例に係る光変調装置は、弱いn型半導体から成る
半導体基板55上部に活性媒質として金属2から成る層
を設け、この金R2の上部に光結合器として作用するグ
レーティング51を形成している。又、金属2から成る
層が存する領域の周辺部の半導体基板55表面にドレイ
ン領域56とソース領域57を形成し、領域56.57
の夫々の上部に電圧(VD、V5)印加の為の金属電極
53を設けである。
更に夫々の金属電極53と金属2との間には絶縁機能を
有する酸化膜52が形成されており、金R2を他の領域
から電気的に絶縁している。
本実施例に於ても前記実施例同様に半導体と金属から成
る活性媒質とを用いて表面ポラリトンの励起制御を行な
うが、光結合器としてグレーティング51を利用してい
る点が前記実施例とは異なる。グレーティングを利用す
る光結合に於いては、S/λ。(Sはグレーティングの
周期、λ。は入射光の波長)が十分小さくない場合には
高次の高調波とでなければ光波の結合出来ない為、十分
な結合効率が得にくいという欠点がある。しかしながら
、グレーティングによる光結合器は、プリズムとは異な
り平面構成をとることが出来、通常のプレナー技術を用
いて安価に作成出来るという利点をもつ。更にプリズム
に比べて結合条件の自由度が多く且つ安定している。第
3図を見ると解る様に、本実施例に係る光変調装置はト
ランジスタと類似の構成を有しており、従来のFETの
作製技術をそのまま生かして作製出来る。従って、マト
リックス化などが容易に出来ることは言うまでもない。
さて、グレーティング51によりて現われる空間高調波
の位相定数βは β=nOko sin θ+2 m rt / s(m
冨0.±1.±2)       ・・・(2)で表わ
すことが出来る。(2)式に於て、θは光束のグレーテ
ィング51に対する入射角、Sはグレーティング51の
周期(ピッチ)、n。
は入射媒質の屈折率、koは波数で、k。=2π/λ。
で示される。(λ。は入射媒質に於る入射光の波長) ここで、半導体基板55内の電子密度を制御することに
より位相定数βを励起する対象となる光波と一致させる
と光波結合が生じ、入射光11が変調される。尚、ここ
で変調される対象となるのはm次の回折光であり、例え
ば1次回折光12′のON、OFF等を制御できる。
尚、n型の半導体基板55上に形成された金R2の厚さ
は、第1図に示した金属2の厚さと同様に入射光11の
金属2への侵入長以下とすることが効率良く変調を行な
う為に好ましい。又、入射光11としてはP (m光の
レーザ光を用い、W p / W < s且つW、=W
を満足しなければならない。尚、ここでWpは半導体中
のプラズマ周波数で、Wはレーザ光の角周波数を示して
いる。
第4図は第3図に示した光変調装置の変形例を示す図で
あり、装置構成は第3図の装置と同じ構成で、グレーテ
ィング51の代わりに半円球プリズム61を光結合器と
して用いている。
従って、第3図に示す部材と同一部材には同一符号を符
す。
本実力恒例に於る装置の変調原理は第1図に示した光変
調装置と同一である為、ここでは説明を省略する。通常
、結合効率の点を鑑みると、光結合器としては第3図の
グレーティングよりも本実施例や第1図の実施例で用い
るプリズムの方が明らかに有利である。従って、本実施
例の光変調装置は第3図の装置同様FET作製の技術を
もって容易に作ることが出来るだけでなく、高い結合効
率を備えた装置となった。
n型の半導体基板55上の金属2の更に上部に形成した
半円球プリズム61は微小なプリズムであり、半円球に
限らず種々の形態を採り得る。
又、この種の微小プリズムを作製する方法としては、例
えば屈折率の高い樹脂等を金属2の上部に滴下し表面張
力によりプリズムを形成する。
尚、この際のプリズム形状は表面張力の大きさによって
自ずから決まる。この他、この種のプリズムはシール印
刷やプラスチック、ガラスなどのモールドによっても作
製可能である。
とりわけ半球プリズム61は任意の方向から光束を入射
させることが出来るという利点を有しており、他の形態
のプリズムに比べて本光変調装置を種々の光学装置に組
み込む際の配置設定が容易である。
第5図は本発明の応用例を示す模式図であり、70は板
状プリズム、71.72..73は本発明に係る光変調
装置、例えば第1図の光変調装置を示している。通常、
本発明の光変調装置を作製するにあたり、単結晶の半導
体を用いるよりも非晶質即ちアモルファス半導体を用い
た方が作成が容易である。とりわけ第1図の光変調装置
の様な構造は蒸着やCVD法を用いて容易に作成可能で
ある。従って、!A積化も容易に出来る為に第5図に示
す光論理回路の作成も容易に出来る。
第5図に於て、板状プリズム70の角は光束の入出射位
Mとなる箇所の角が除かれ平面としてあり、図中の破線
で示す様な光路で光束がプリズム内を進行する際、光束
がプリズムと空気との界面で反射する位置に木光変調装
@70,71゜73を配している。尚、本実施例では光
変調装置を3個用いているが、更に多くの光変調装置を
用いても構成し得ることは明らかである。
又、各光変調装置を駆動する為の電気回路は例えば薄膜
トランジスタ等で構成すれば良く、第5図の構成で電気
回路を板状プリズム70の両面に形成するのが困難な場
合には、片面をAu等の金属蒸着により鏡面とし、板状
プリズム70の一方の面だけに本光変調装置70,71
.・・・を配する構成とすれば良い。即ち、第5図に於
いて光変調装置71をとり除き、この面に金属を蒸着す
れば良いのである。この様にすれば多数の光変調装置と
夫々の装置を駆動する為の電気回路を容易に作成出来る
第5図に示す光論理回路に於ては、各光変調装置70,
71.72で反射光のON、OFFを制御し、デジタル
的に光変調を行なうことにより、例えばAND回路等を
容易に実現出来る。
即ち、各光変調装置がON状態の時のみに反射光12が
出現するとすれば、所謂AND回路となる。
第6図は本発明に係る光変調装置の更なる実施例を示す
模式図である。図中、第3図に示す部材と同一部材には
同符号が符してあり、62は言入電率ε〉0で数μmの
厚さを有する誘電体層、63は数100人の厚さを有す
る金属電極を示す。
本実施例の上記各実施例との基本的な相違点は、半導体
基板55として複素光学話電率の実部が負の半導体を用
いることである。この際、使用するレーザ光の波長は上
記各実施例で使用するレーザ光の波長より更に長いもの
が望ましい。
(遠赤外レーザ)光又、レーザ光の角周波数Wと半導体
のプラズマ周波数W、との間にW p / w〉1が成
立する場合に半導体の誘電率の実部は負となる。又、プ
ラズマ周波数W、の値はキャリアの密度により異なるが
、その波長は約40μm以上となる。
本実施例に於る光変調装置は、通常のFETの上に半円
球プリズム61を設けた構成を有しており、上述の第3
図に示した実施例同様FET作製技術を用いて容易に作
成出来、集積化も可能である。又、ショートツキ−バリ
ヤーにたよることなく絶縁層即ち誘電体層62を介して
電圧印加が可能な為、電子密度を制御する際の自由度が
増すという利点がある。即ち、制御電圧に対する電子密
度変化の依存性が大きく、変調出来る範囲が非常に広く
なり、利用性も増す。
第7図は第1図に示した光変調装置の変形例を示す図で
あり、図中、第1図と同一部材には同一符号が符しであ
る。尚、80は不純物ドープ領域を示す。
第7図に示す光変調装置は、半導体3から成る層に不純
物を大量にドープし、半導体3と電極金1ft4との間
のバリヤーを除去しており、この描成により第1図に示
した光変調装置とは異なる電流−電圧特性を得ることに
成功している。
第8図(A)、(B)は第1図及び第7図に示す光変調
装置の電流−電圧特性を示す図であり、第8図(A)が
第1図の装置、第8図(B)が第7図の装置に対応して
いる。第8図に示す如く、第7図に示す光変調装置に於
ては、電圧Vが−V r < V < V oの範囲内
にある時空乏層が存在し、■。≦Vでは空乏層が消滅し
て電流が流れることになる。即ち、第7図に示す光変調
装置によれば上述のしきい値が存在する点を利用して空
乏層の有無をデジタル的に制御出来、光変調もデジタル
的に行なえる。
本発明に係る光変調装置では、半導体3内の電子密度を
変化させること、換言すれば半導体3内の空乏層の厚み
を変化させることで変調を行なっている。そこで前記各
実施例に於ては電界印加により空乏層の厚みを変化させ
ているが、本実施例の光変調装置によれば主として電流
によって空乏層の厚みを変化させている。特に、本実施
例では−V+ <VLow <V。なる電圧■、。ユと
■。く■ゎ61.なる電圧VVh□、hとを全層(活性
媒質)2と電極金属4との間に選択的に印加することに
より空乏層の発生・消滅を制御し、デジタル的に光変調
を行なうことを可能とし  ゛ている。
〔発明の効果〕
以上、本発明に係る光変調装置は、小さな駆動エネルギ
ーで且つ高速に光変調を行なうことが出来、FET等を
作製する際に用いられる技術をそのまま利用して作製す
ることが可能な為、作製容易で集積化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光変調装置の一実施例を示す模式
図。 第2図は第1図に示す光変調装置の変調原理を説明する
為の図。 第3図は本発明に係る光変調装置の他の実施例を示す模
式図。 第4図は第3図に示す光変調装置の変形例を示す図。 第5図は本発明の応用例を示す図で、来光変調装置を用
いた光論理回路を示す図。 第6図は本発明に係る光変調装置の更なる実施例を示す
模式図。 第7図は第1図に示す光変調装置の変形例を示す図。 第8図(A)、(B)は第1図及び第7図に示す装置の
電流−電圧特性を示す図。 1・・・光結合プリズム 2・・・金属から成る活性媒質 3・・・半導体 4・・・金属電極 5・・・空乏層 6・・・電子過剰層 11・・・入射光 12・・・出射光 20.21・・・電極端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一方が半導体から成ると同時に少なく
    とも一方の複素光学誘電率の実部が負から成る2つ物質
    で界面を形成した第1の部材と、前記第1の部材に近接
    又は密着して配され前記界面に対し所定の入射角で光束
    を指向せしめる為の光結合手段と、前記半導体の界面近
    傍に於る電子密度を変化せしめる制御手段とを有するこ
    とを特徴とする光変調装置。
JP22113886A 1986-09-18 1986-09-18 光変調装置 Pending JPS6374028A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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