JPS637245Y2 - - Google Patents
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- JPS637245Y2 JPS637245Y2 JP2065884U JP2065884U JPS637245Y2 JP S637245 Y2 JPS637245 Y2 JP S637245Y2 JP 2065884 U JP2065884 U JP 2065884U JP 2065884 U JP2065884 U JP 2065884U JP S637245 Y2 JPS637245 Y2 JP S637245Y2
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、直腸、S状結腸等の下部消化管をレ
ントゲン線で診断する場合に用いる造影剤注入容
器の改良に関するものである。
ントゲン線で診断する場合に用いる造影剤注入容
器の改良に関するものである。
本考案者は、先に、容器主体に着脱自在なキヤ
ツプを有する注入口を設け、この注入口の軸線上
には、先端部にノズルを有する可撓性チユーブを
設けると共に、この可撓性チユーブと一体的に設
けた弁体内には逆流防止弁を装着してなる容器本
体と、この容器本体における容器主体内のバリウ
ム液を注腸した後において空気を注入するため、
容器主体の注入口に装着される三方コツクの空気
注入用アダプターとを備えた造影剤注腸容器を考
案し、実用新案登録出願(実願昭57−36374号)
をしたが、本考案は、これの更に改良を目的とし
てなされたものである。
ツプを有する注入口を設け、この注入口の軸線上
には、先端部にノズルを有する可撓性チユーブを
設けると共に、この可撓性チユーブと一体的に設
けた弁体内には逆流防止弁を装着してなる容器本
体と、この容器本体における容器主体内のバリウ
ム液を注腸した後において空気を注入するため、
容器主体の注入口に装着される三方コツクの空気
注入用アダプターとを備えた造影剤注腸容器を考
案し、実用新案登録出願(実願昭57−36374号)
をしたが、本考案は、これの更に改良を目的とし
てなされたものである。
すなわち、空気注入用アダプターの着脱という
煩わしい作業をなくすことによつて取り扱いをよ
り簡便なものとし、また、逆流防止弁の直ぐ前方
には開閉コツクを設けることによつて容器主体よ
りの流路を閉塞し、容器主体内に所定の空気量を
送入して、これを注入できるようにし、以つて、
下部消化管のレントゲン写真を鮮明に、しかも非
透視下に一般のレントゲン撮影台でも撮影可能と
したものである。
煩わしい作業をなくすことによつて取り扱いをよ
り簡便なものとし、また、逆流防止弁の直ぐ前方
には開閉コツクを設けることによつて容器主体よ
りの流路を閉塞し、容器主体内に所定の空気量を
送入して、これを注入できるようにし、以つて、
下部消化管のレントゲン写真を鮮明に、しかも非
透視下に一般のレントゲン撮影台でも撮影可能と
したものである。
この目的のため、本考案は、容器本体の前方開
口部に、逆流防止弁を内装した前方コツクを介し
て先端ノズルを有する可撓性チユーブが設けられ
ると共に、前方開口部と対向する容器本体の後方
開口部には送気手段を設ける後方コツクが一体的
に設けられた構成を特徴とするものである。
口部に、逆流防止弁を内装した前方コツクを介し
て先端ノズルを有する可撓性チユーブが設けられ
ると共に、前方開口部と対向する容器本体の後方
開口部には送気手段を設ける後方コツクが一体的
に設けられた構成を特徴とするものである。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図は全体の縦断面図で、同図において、容
器本体1はポリエチレン等の合成樹脂製にして太
長い形状を呈した中空体であつて、その長手方向
の中心部位の前後には、小径の筒状開口部2,3
が一体に突設されると共に、前方開口部2には、
逆流防止弁4を内装着した前方コツク8が高周波
接着等の固着手段によつて一体的に設けられてい
る。
器本体1はポリエチレン等の合成樹脂製にして太
長い形状を呈した中空体であつて、その長手方向
の中心部位の前後には、小径の筒状開口部2,3
が一体に突設されると共に、前方開口部2には、
逆流防止弁4を内装着した前方コツク8が高周波
接着等の固着手段によつて一体的に設けられてい
る。
逆流防止弁4は第2図および第3図に示すよう
に、周縁部6を残して円弧状に膨出したゴム等の
樹脂製円形弁板5の中心部位に1本の線条切込7
を設けたもので、この逆流防止弁4の作用によ
り、注腸された容器本体1内のバリウム液が腸内
圧力によるも容器本体1内に逆流しないようにな
つている。
に、周縁部6を残して円弧状に膨出したゴム等の
樹脂製円形弁板5の中心部位に1本の線条切込7
を設けたもので、この逆流防止弁4の作用によ
り、注腸された容器本体1内のバリウム液が腸内
圧力によるも容器本体1内に逆流しないようにな
つている。
前方コツク8は、容器本体1の開口部2に固着
された固定側コツク体9(以下、コツク体9とい
う)と、このコツク体9に軸方向に摺動可能とし
て外挿着された可動側コツク体10(以下、コツ
ク体10という)を備えた水平摺動型の一方コツ
クであつて、コツク体9は第4図に拡大して示す
ように、直径の大きな中空の部分11とその前方
に一体に直径の小さな中空の部分11を有すると
共に、部分11の後端内周にはL形段部13が設
けられ、部分12内の部分11に近接した部位に
は、その中心に部分11,12内を連通する流体
路15を有する座14が設けられ、また、部分1
2の先端部内周縁には係止突起16が設けられて
いる。そして、部分11内には、前記逆流防止弁
4が、その膨出面を座14側に向け、その周縁部
6をL形段部13に係止させて容器本体1の開口
部2にコツク体9と一体的に固着されている。
された固定側コツク体9(以下、コツク体9とい
う)と、このコツク体9に軸方向に摺動可能とし
て外挿着された可動側コツク体10(以下、コツ
ク体10という)を備えた水平摺動型の一方コツ
クであつて、コツク体9は第4図に拡大して示す
ように、直径の大きな中空の部分11とその前方
に一体に直径の小さな中空の部分11を有すると
共に、部分11の後端内周にはL形段部13が設
けられ、部分12内の部分11に近接した部位に
は、その中心に部分11,12内を連通する流体
路15を有する座14が設けられ、また、部分1
2の先端部内周縁には係止突起16が設けられて
いる。そして、部分11内には、前記逆流防止弁
4が、その膨出面を座14側に向け、その周縁部
6をL形段部13に係止させて容器本体1の開口
部2にコツク体9と一体的に固着されている。
一方、コツク体10は、第4図および第5図に
示すようにつば部17を介して後方に直径の大き
な部分18と、前方に直径の小さいやや長い部分
19を一体に有すると共に、部分19のつば部1
7よりの後部は部分18内の略中間位置まで延設
されて、この延設部分20の外周面と部分18の
内周面とによつて、コツク体9の部分12が軸方
向に摺動可能として密挿される空間部21が形成
されると共に、部分20の後方には、その円形開
口部を二分して直径方向に一体に連設され、かつ
下端を開口部内方に位置させて部分20と同軸方
向に一体に突設された扁平基部22aを介して、
コツク体9の流体路15を開閉する円錐状止栓2
2が一体に突設され、また、部分20の先端外周
縁には、コツク体9における部分12の係止突起
16と係合する係止突起23が設けられ、更に部
分19の先端部と略中間部外周には係止突起24
と25が設けられている。
示すようにつば部17を介して後方に直径の大き
な部分18と、前方に直径の小さいやや長い部分
19を一体に有すると共に、部分19のつば部1
7よりの後部は部分18内の略中間位置まで延設
されて、この延設部分20の外周面と部分18の
内周面とによつて、コツク体9の部分12が軸方
向に摺動可能として密挿される空間部21が形成
されると共に、部分20の後方には、その円形開
口部を二分して直径方向に一体に連設され、かつ
下端を開口部内方に位置させて部分20と同軸方
向に一体に突設された扁平基部22aを介して、
コツク体9の流体路15を開閉する円錐状止栓2
2が一体に突設され、また、部分20の先端外周
縁には、コツク体9における部分12の係止突起
16と係合する係止突起23が設けられ、更に部
分19の先端部と略中間部外周には係止突起24
と25が設けられている。
そして、このコツク体10はその空間部21と
コツク体9の部分12との相互嵌入によつて軸方
向に摺動可能として連結され、第4図に示すよう
に、そのつば部17を持つて全体が矢印イ方向に
摺動せられることにより、止栓22による流体路
15の密栓が解除されて、流体路15、止栓22
と部分20の端面間との流体路26および部分1
9の流体路27を通つて流体が流れ(第6図参
照)、また、第6図に示すように、コツク体10
が矢印ロ方向に摺動せられることにより、止栓2
2によつて流体路15が密栓されて流体の流れが
遮断されるようになつている(第4図参照)。
コツク体9の部分12との相互嵌入によつて軸方
向に摺動可能として連結され、第4図に示すよう
に、そのつば部17を持つて全体が矢印イ方向に
摺動せられることにより、止栓22による流体路
15の密栓が解除されて、流体路15、止栓22
と部分20の端面間との流体路26および部分1
9の流体路27を通つて流体が流れ(第6図参
照)、また、第6図に示すように、コツク体10
が矢印ロ方向に摺動せられることにより、止栓2
2によつて流体路15が密栓されて流体の流れが
遮断されるようになつている(第4図参照)。
なお、コツク体10が矢印イ方向に摺動せられ
たとき、その部分20の係止突起23がコツク体
9における部分12の係止突起16と係合するた
め、コツク体10は抜け出ることはない。
たとき、その部分20の係止突起23がコツク体
9における部分12の係止突起16と係合するた
め、コツク体10は抜け出ることはない。
前方コツク8におけるコツク体10の部分19
に外挿着されたチユーブ28は、ポリ塩化ビニー
ル等の可撓性を有する軟質樹脂製であつて、所定
の口径と長さを有し、その一端開口部とコツク体
10の部分19との相互圧入による係止突起2
4,25の食い込みによつて一体的に固着される
と共に、その他端開口部には硬質樹脂製のノズル
29が内挿着によつて一体的に固着され、このノ
ズル29にはその注出孔を密栓するノズルキヤツ
プ30が冠着されている。
に外挿着されたチユーブ28は、ポリ塩化ビニー
ル等の可撓性を有する軟質樹脂製であつて、所定
の口径と長さを有し、その一端開口部とコツク体
10の部分19との相互圧入による係止突起2
4,25の食い込みによつて一体的に固着される
と共に、その他端開口部には硬質樹脂製のノズル
29が内挿着によつて一体的に固着され、このノ
ズル29にはその注出孔を密栓するノズルキヤツ
プ30が冠着されている。
容器本体1の後方開口部3には後方コツク31
が高周波接着等の手段によつて一体的に設けられ
ている。
が高周波接着等の手段によつて一体的に設けられ
ている。
この後方コツク31は前方コツク8と同じく、
後方開口部3に固着された固定側コツク体32
と、このコツク体32に軸方向に摺動可能として
外挿着された可動側コツク体33を備えた水平摺
動型の一方コツクであり、各コツク体の構造並び
に作用については前方コツク8におけるそれと同
じであるため、それの説明は省略する。
後方開口部3に固着された固定側コツク体32
と、このコツク体32に軸方向に摺動可能として
外挿着された可動側コツク体33を備えた水平摺
動型の一方コツクであり、各コツク体の構造並び
に作用については前方コツク8におけるそれと同
じであるため、それの説明は省略する。
なお、後方コツク31はそのコツク体32側を
開口部3に一体的に接着固定した場合を示した
が、これに限定されず、開口部3とコツク体32
は着脱自在なねじ着式とすることも可能である。
開口部3に一体的に接着固定した場合を示した
が、これに限定されず、開口部3とコツク体32
は着脱自在なねじ着式とすることも可能である。
第1図において、後方コツク31における可動
側コツク体33に冠着されているキヤツプ34は
空気注入口を密栓するためのキヤツプを示す。
側コツク体33に冠着されているキヤツプ34は
空気注入口を密栓するためのキヤツプを示す。
本考案に係る造影剤注入容器は以上の構成であ
つて、これの使用は、容器本体1内に所定量のバ
リウム液を収納し、容器本体1を温湯に入れて適
温にした後、ノズルキヤツプ29を外して、前方
コツク8を開き、換言すれば、コツク体10を第
4図における矢印イ方向に摺動させて止栓22に
よる流体路15の密栓を解除した第6図に示す状
態となし、容器本体1を立てた状態でその周壁を
軽く押圧してチユーブ28の残留空気を排気した
後、肛門よりチユーブ28を挿入し、容器本体1
の周壁を何回か握りつぶすようにしながらゆつく
りとバリウム液をチユーブ28より先端ノズル2
9を介して注腸する。
つて、これの使用は、容器本体1内に所定量のバ
リウム液を収納し、容器本体1を温湯に入れて適
温にした後、ノズルキヤツプ29を外して、前方
コツク8を開き、換言すれば、コツク体10を第
4図における矢印イ方向に摺動させて止栓22に
よる流体路15の密栓を解除した第6図に示す状
態となし、容器本体1を立てた状態でその周壁を
軽く押圧してチユーブ28の残留空気を排気した
後、肛門よりチユーブ28を挿入し、容器本体1
の周壁を何回か握りつぶすようにしながらゆつく
りとバリウム液をチユーブ28より先端ノズル2
9を介して注腸する。
なお、この注腸時において、腹痛等の理由によ
り一時的に手を休めても、逆流防止弁4の作用に
よつて腸内圧力によるバリウム液の逆流は確実に
防止される。
り一時的に手を休めても、逆流防止弁4の作用に
よつて腸内圧力によるバリウム液の逆流は確実に
防止される。
注腸後、前方コツク8を閉めてから後方コツク
31を開き、空気注入口キヤツプ34を外し、空
気送入口に送気球等の送気手段35を接続して容
器本体1内に送気してふくらませ(第7図参照)、
次いで、後方コツク31を閉めて、前方コツク8
を開け、容器本体1を握りつぶして空気を送入
し、以下、前方コツク8と後方コツク31の開閉
動作をくり返して所定の空気量を注入する。
31を開き、空気注入口キヤツプ34を外し、空
気送入口に送気球等の送気手段35を接続して容
器本体1内に送気してふくらませ(第7図参照)、
次いで、後方コツク31を閉めて、前方コツク8
を開け、容器本体1を握りつぶして空気を送入
し、以下、前方コツク8と後方コツク31の開閉
動作をくり返して所定の空気量を注入する。
なお、送気手段35による容器本体1内への送
気時においては、前方コツク8が閉められている
から、送気によつて容器本体1がふくらんでその
容量がわかるため、1回分の空気量を正しく送気
することができ、このくり返しによつて鮮明な二
重造影レントゲン写真が得られるように要する所
定の空気量を容易に注入することができるもので
ある。
気時においては、前方コツク8が閉められている
から、送気によつて容器本体1がふくらんでその
容量がわかるため、1回分の空気量を正しく送気
することができ、このくり返しによつて鮮明な二
重造影レントゲン写真が得られるように要する所
定の空気量を容易に注入することができるもので
ある。
次いで、チユーブ28を抜いた後、まんべんな
く体位回転を行いバリウム液を結腸内各部に付着
させ、その後所定の体位変換を行い、非透視下で
も一般撮影台で各部位の二重造影レントゲン写真
撮影を行うことができる。
く体位回転を行いバリウム液を結腸内各部に付着
させ、その後所定の体位変換を行い、非透視下で
も一般撮影台で各部位の二重造影レントゲン写真
撮影を行うことができる。
しかして、本考案によれば、容器本体1を握り
つぶして造影剤を注腸した後、後方コツク31に
送気手段35を接続し、前方コツク8と後方コツ
ク31の開閉動作を行つて所定の空気量を注入す
るもので、従来のように、別に用意された空気注
入用アダプターを装着し、更にこれに送気手段を
接続して注入を行うものではなく、また、コツク
8,31の開閉動作もそれぞれの可動側コツク体
10,33を軸方向に摺動させるだけのワンタツ
チ操作によつて容易になし得るものであるから、
その取り扱いが極めて簡便である。
つぶして造影剤を注腸した後、後方コツク31に
送気手段35を接続し、前方コツク8と後方コツ
ク31の開閉動作を行つて所定の空気量を注入す
るもので、従来のように、別に用意された空気注
入用アダプターを装着し、更にこれに送気手段を
接続して注入を行うものではなく、また、コツク
8,31の開閉動作もそれぞれの可動側コツク体
10,33を軸方向に摺動させるだけのワンタツ
チ操作によつて容易になし得るものであるから、
その取り扱いが極めて簡便である。
また、本考案によれば、容器本体1内への送気
時においては、前方コツク8は閉められているか
ら、送気手段35による送気によつて容器本体1
はふくらみ、その1回の容量がわかるため、所定
の空気量を注入することができて、鮮明な下部消
化管の二重造影レントゲン写真を得ることができ
る。
時においては、前方コツク8は閉められているか
ら、送気手段35による送気によつて容器本体1
はふくらみ、その1回の容量がわかるため、所定
の空気量を注入することができて、鮮明な下部消
化管の二重造影レントゲン写真を得ることができ
る。
このように、本案注入容器を用いれば、下部消
化管の二重造影レントゲン写真撮影は非透視下に
一般のレントゲン撮影台でも可能となり、消化管
透視診断用レントゲン撮影機またはバリウム注腸
装置がない医療施設でも腹部単純レントゲン写真
撮影が可能な機械があれば充分に下部消化管のレ
ントゲン診断の目的を果し得るものである。
化管の二重造影レントゲン写真撮影は非透視下に
一般のレントゲン撮影台でも可能となり、消化管
透視診断用レントゲン撮影機またはバリウム注腸
装置がない医療施設でも腹部単純レントゲン写真
撮影が可能な機械があれば充分に下部消化管のレ
ントゲン診断の目的を果し得るものである。
このことは、直腸肛門指診および直腸鏡と糞便
潜血反応の結果のみを手がかりとしていた多くの
医院や診療所でも直腸、S状結腸等のレントゲン
診断が可能となり、広く社会的に下部消化管の悪
性病変の早期診断へのいとぐちとなるものであつ
て、本考案は、下部消化管のレントゲン診断に寄
与するところ極めて大である。
潜血反応の結果のみを手がかりとしていた多くの
医院や診療所でも直腸、S状結腸等のレントゲン
診断が可能となり、広く社会的に下部消化管の悪
性病変の早期診断へのいとぐちとなるものであつ
て、本考案は、下部消化管のレントゲン診断に寄
与するところ極めて大である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断面図、第2図は逆流防止弁の斜視図、第3
図は同上−線に沿つた断面図、第4図は要部
の拡大縦断面図、第5図は第4図の−線に沿
つた断面図、第6図は動作状態を示す縦断面図、
第7図は送気手段を接続した状態での使用説明図
である。 1……容器本体、2,3……開口部、4……逆
流防止弁、8……前方コツク、28……可撓性チ
ユーブ、29……ノズル、31……後方コツク、
35……送気手段。
の縦断面図、第2図は逆流防止弁の斜視図、第3
図は同上−線に沿つた断面図、第4図は要部
の拡大縦断面図、第5図は第4図の−線に沿
つた断面図、第6図は動作状態を示す縦断面図、
第7図は送気手段を接続した状態での使用説明図
である。 1……容器本体、2,3……開口部、4……逆
流防止弁、8……前方コツク、28……可撓性チ
ユーブ、29……ノズル、31……後方コツク、
35……送気手段。
Claims (1)
- 容器本体の前方開口部に、逆流防止弁を内装し
た前方コツクを介して、先端ノズルを有する可撓
性チユーブが設けられると共に、前記前方開口部
と対向する容器本体の後方開口部には送気手段を
設ける後方コツクが一体的に設けられた構成を特
徴とする造影剤注入容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065884U JPS60132739U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 造影剤注入容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065884U JPS60132739U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 造影剤注入容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60132739U JPS60132739U (ja) | 1985-09-04 |
JPS637245Y2 true JPS637245Y2 (ja) | 1988-03-01 |
Family
ID=30511352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2065884U Granted JPS60132739U (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | 造影剤注入容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60132739U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2706951B2 (ja) * | 1987-09-22 | 1998-01-28 | 旭光学工業株式会社 | 注腸造影用の腸内圧自動調整装置 |
JP2756130B2 (ja) * | 1988-12-28 | 1998-05-25 | 積水化学工業株式会社 | 造影剤注入容器 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP2065884U patent/JPS60132739U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60132739U (ja) | 1985-09-04 |
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