JPS637144B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637144B2 JPS637144B2 JP21318383A JP21318383A JPS637144B2 JP S637144 B2 JPS637144 B2 JP S637144B2 JP 21318383 A JP21318383 A JP 21318383A JP 21318383 A JP21318383 A JP 21318383A JP S637144 B2 JPS637144 B2 JP S637144B2
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- Japan
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- mandrel
- paper tube
- sheet
- paper
- folded part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は紙管製造機のマンドレル、より詳細
には加熱した流動性食品を充てんする紙管を製造
する装置に用いるマンドレルに関する。
には加熱した流動性食品を充てんする紙管を製造
する装置に用いるマンドレルに関する。
ジユースその他の果汁飲料などの食品罐詰を製
造するためには、罐詰とする容器内に飲料として
の内容物を充てんするに当つて、内容物を一定温
度以上に加熱してから充てんして、密封すること
が規定されている。
造するためには、罐詰とする容器内に飲料として
の内容物を充てんするに当つて、内容物を一定温
度以上に加熱してから充てんして、密封すること
が規定されている。
しかしながら、加熱して充てんされた内容物
は、充てん後に通常の室内や冷蔵庫内などに収容
すると、罐内の内容物が冷却し、罐の内部に負圧
が生ずる。したがつて、このように、内容物の充
てん後、内部に負圧を生ずるものの罐としてはブ
リキ等の金属罐が使用されていた。
は、充てん後に通常の室内や冷蔵庫内などに収容
すると、罐内の内容物が冷却し、罐の内部に負圧
が生ずる。したがつて、このように、内容物の充
てん後、内部に負圧を生ずるものの罐としてはブ
リキ等の金属罐が使用されていた。
ところで、この出願の発明者はさきに、この種
内容物を密封する円筒形の罐体を加工紙をらせん
状に巻いて積層構造のものとする、いわゆる紙罐
すなわちコンポジツト罐で、しかも、その最内層
の合成樹脂製のシートのつる巻状をなす縁部を、
たがいに間隔をとつてシールし、そのシール間を
罐内の負圧によつて内方に膨れ出ることができる
ようにした筒状容器本体を提案した。その詳細は
昭和55年特許出願公開第71247号公報に記載して
ある。
内容物を密封する円筒形の罐体を加工紙をらせん
状に巻いて積層構造のものとする、いわゆる紙罐
すなわちコンポジツト罐で、しかも、その最内層
の合成樹脂製のシートのつる巻状をなす縁部を、
たがいに間隔をとつてシールし、そのシール間を
罐内の負圧によつて内方に膨れ出ることができる
ようにした筒状容器本体を提案した。その詳細は
昭和55年特許出願公開第71247号公報に記載して
ある。
前記提案の紙管はきわめてよくその目的を達成
するものであり、また同じ効果を達成する手段と
して、最内層の合成樹脂製のシートの一方の側縁
を折り返して、折り返した縁部をシールすること
によつて、罐内の負圧によつてその部分が内方に
膨れ出るようにすると、特に効果があることも実
証されている。
するものであり、また同じ効果を達成する手段と
して、最内層の合成樹脂製のシートの一方の側縁
を折り返して、折り返した縁部をシールすること
によつて、罐内の負圧によつてその部分が内方に
膨れ出るようにすると、特に効果があることも実
証されている。
しかしながら、紙管の最内層となるフイルムの
長手方向の一方の側縁部を折り返して、紙管製造
機の通常の全長に亘つて同一直径のマンドレルに
巻き付けて、紙管を製造する場合には、この折り
返し部分が他の部分の厚みの2倍となるために、
その周辺が浮き上つて接着が不良となり、積層製
品がこの部分において離脱したり、あるいはマン
ドレルの巻き付け作業時におけるシートの摩擦係
数の相違による効率の低下など、種々の不利益が
生じ、製品の品質が不安定となる支障がある。
長手方向の一方の側縁部を折り返して、紙管製造
機の通常の全長に亘つて同一直径のマンドレルに
巻き付けて、紙管を製造する場合には、この折り
返し部分が他の部分の厚みの2倍となるために、
その周辺が浮き上つて接着が不良となり、積層製
品がこの部分において離脱したり、あるいはマン
ドレルの巻き付け作業時におけるシートの摩擦係
数の相違による効率の低下など、種々の不利益が
生じ、製品の品質が不安定となる支障がある。
以上の諸点を考慮して、この発明の主目的は内
面フイルムに折り返し部を設け内圧を吸収するよ
うにしたコンポジツト罐の筒体を製造するに当つ
て、前述した支障の生ずることのない紙管製造機
のマンドレルを提供することにある。
面フイルムに折り返し部を設け内圧を吸収するよ
うにしたコンポジツト罐の筒体を製造するに当つ
て、前述した支障の生ずることのない紙管製造機
のマンドレルを提供することにある。
この発明のその他の目的と効果とを明確にする
ために、以下、この発明のマンドレルを添付図面
について具体的に説明する。
ために、以下、この発明のマンドレルを添付図面
について具体的に説明する。
先ず、従来のものとして、第1図は最内層に合
成樹脂製シートの細長片10の一方の側縁に折り
返し部12を形成したものを、直径が全長を通じ
て同一のマンドレル上につる巻状に巻きつけ、さ
らにその表面にクラフト紙14をつる巻状に重ね
巻きし、折り返し部12の末端部Aを熱シールし
て形成した紙管の管壁の一部を示す略断面図であ
る。図面には、簡易化するために、クラフト紙1
4の1層のみを示してあるが、複数層のクラフト
紙を順次巻きつけて、紙管とする。この円筒状の
紙管を所定の長さに切断した後、一方の端部に金
属製の底を固定し、加熱した液体、たとえば果汁
を充てんして、さらに他端に金属製の蓋を施こし
て密封する。すると、さきに述べたように、内容
物が冷却して罐内に負圧が生じたときに、折り返
し部12の密封された空所が罐内に膨出して、そ
の負圧を吸収し、罐の外形をそこねたり、蓋や底
と円筒体との接合部に支障を招いたりして内容物
を漏出することがない。
成樹脂製シートの細長片10の一方の側縁に折り
返し部12を形成したものを、直径が全長を通じ
て同一のマンドレル上につる巻状に巻きつけ、さ
らにその表面にクラフト紙14をつる巻状に重ね
巻きし、折り返し部12の末端部Aを熱シールし
て形成した紙管の管壁の一部を示す略断面図であ
る。図面には、簡易化するために、クラフト紙1
4の1層のみを示してあるが、複数層のクラフト
紙を順次巻きつけて、紙管とする。この円筒状の
紙管を所定の長さに切断した後、一方の端部に金
属製の底を固定し、加熱した液体、たとえば果汁
を充てんして、さらに他端に金属製の蓋を施こし
て密封する。すると、さきに述べたように、内容
物が冷却して罐内に負圧が生じたときに、折り返
し部12の密封された空所が罐内に膨出して、そ
の負圧を吸収し、罐の外形をそこねたり、蓋や底
と円筒体との接合部に支障を招いたりして内容物
を漏出することがない。
しかしながら、この従来の全長に亘つて直径に
変更のない、すなわち外周面が平滑な円棒のマン
ドレルを用いて、折り返し部12を有する最内層
のシート10の折り返し部12の両側緑部が浮き
上つて接着不良など、さきに述べた多くの支障を
生ずる。
変更のない、すなわち外周面が平滑な円棒のマン
ドレルを用いて、折り返し部12を有する最内層
のシート10の折り返し部12の両側緑部が浮き
上つて接着不良など、さきに述べた多くの支障を
生ずる。
そこで、この発明においては、第2図と第3図
に示すように、円筒形のマンドレル20の所定の
部位、すなわち、最内層のシート10の折り返し
部12を巻き込む位置に、その折り返し部12の
幅またはその幅よりも幾分か広い幅の溝22をつ
る巻状に形成してある。
に示すように、円筒形のマンドレル20の所定の
部位、すなわち、最内層のシート10の折り返し
部12を巻き込む位置に、その折り返し部12の
幅またはその幅よりも幾分か広い幅の溝22をつ
る巻状に形成してある。
この発明のマンドレル20は以上のような溝2
2が構成してあるために、このマンドレル20を
使用して、従来のものと同様に、一方の側縁に折
り返し部12を有する最内層のシート10の、折
り返し部12がマンドレル20のつる巻状の溝2
2に沿うように巻きつけて、その表面にクラフト
紙14を巻き重ねてゆくと、折り返し部12は第
4図に示すように、紙筒の内方に突出して形成さ
れて、その外面側に何等の影響を及ぼすことがな
い。
2が構成してあるために、このマンドレル20を
使用して、従来のものと同様に、一方の側縁に折
り返し部12を有する最内層のシート10の、折
り返し部12がマンドレル20のつる巻状の溝2
2に沿うように巻きつけて、その表面にクラフト
紙14を巻き重ねてゆくと、折り返し部12は第
4図に示すように、紙筒の内方に突出して形成さ
れて、その外面側に何等の影響を及ぼすことがな
い。
また、マンドレル20の内部に長手軸線方向に
沿つて圧縮空気の通路24を設け、これに連通し
マンドレル20の溝22部で開口する排出口26
を設けることができる。
沿つて圧縮空気の通路24を設け、これに連通し
マンドレル20の溝22部で開口する排出口26
を設けることができる。
このようにすることにより、この紙管製造機の
マンドレル20を用いて所望の紙管をつくるとき
に、圧縮空気源(図面に示してない)から送られ
た圧縮空気を排出口26から噴出させることによ
り、最内層のシート10の折り返し部12の熱シ
ール部Aのシールに効果的であると共に、クラフ
ト紙14の重ね巻き時にも、内部からの圧力が効
果的に作用できる。
マンドレル20を用いて所望の紙管をつくるとき
に、圧縮空気源(図面に示してない)から送られ
た圧縮空気を排出口26から噴出させることによ
り、最内層のシート10の折り返し部12の熱シ
ール部Aのシールに効果的であると共に、クラフ
ト紙14の重ね巻き時にも、内部からの圧力が効
果的に作用できる。
第1図は従来のマンドレルを用いた最内層のシ
ートに折り込み部を有する積層紙管を構成した場
合の部分断面図、第2図はこの発明のマンドレル
の一部の略立面図、第3図は第2図の線−に
沿う拡大断面図、第4図はこの発明のマンドレル
を用いた場合の第1図に相当する部分断面図であ
る。 添付図面における参照数字とこの発明の主要構
成要素との関係は次に示す通りである。 10……最内層合成樹脂シート、12……折り
返し部、14……クラフト紙、20……マンドレ
ル、22……つる巻状溝、24……圧縮空気通
路、26……排出口。
ートに折り込み部を有する積層紙管を構成した場
合の部分断面図、第2図はこの発明のマンドレル
の一部の略立面図、第3図は第2図の線−に
沿う拡大断面図、第4図はこの発明のマンドレル
を用いた場合の第1図に相当する部分断面図であ
る。 添付図面における参照数字とこの発明の主要構
成要素との関係は次に示す通りである。 10……最内層合成樹脂シート、12……折り
返し部、14……クラフト紙、20……マンドレ
ル、22……つる巻状溝、24……圧縮空気通
路、26……排出口。
Claims (1)
- 1 最内層のシートの一方の長手側縁に折り返し
部を設け、平坦なシートとともに積層管体を形成
させる紙管製造機において、前記シートの厚さの
2倍の深さで、前記折り返し部を収容する幅を有
する溝を横断面が円形のマンドレルの表面につる
巻状に形成したことを特徴とする紙管製造機のマ
ンドレル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21318383A JPS60105528A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 紙管製造機のマンドレル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21318383A JPS60105528A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 紙管製造機のマンドレル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60105528A JPS60105528A (ja) | 1985-06-11 |
JPS637144B2 true JPS637144B2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=16634915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21318383A Granted JPS60105528A (ja) | 1983-11-15 | 1983-11-15 | 紙管製造機のマンドレル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60105528A (ja) |
-
1983
- 1983-11-15 JP JP21318383A patent/JPS60105528A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60105528A (ja) | 1985-06-11 |
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