JPS6371400A - 砂絵材料、並びに立体的砂絵及びその製作方法 - Google Patents

砂絵材料、並びに立体的砂絵及びその製作方法

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JPS6371400A
JPS6371400A JP21630486A JP21630486A JPS6371400A JP S6371400 A JPS6371400 A JP S6371400A JP 21630486 A JP21630486 A JP 21630486A JP 21630486 A JP21630486 A JP 21630486A JP S6371400 A JPS6371400 A JP S6371400A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規な微粉末状親水性結合剤の層が着色表面上
に81層されてなる砂状微細物からなる砂絵材料並びに
この砂絵材料を用いて製作された立体的砂絵及びその製
作方法に関する。
〈従来の技術〉 従来2砂絵の技法としては、ボード、合板等の台板の上
に溶液タイプやエマルジョンタイプなどの液状接着剤又
は粘、′0剤を筆などにつけて好みの文字、絵画、模様
(以下図柄と略称する)を描き。
その上に色別の着色砂状粉末をふりかけて図柄を表わす
方法が採られている。
また、これらの方法では白板上の接着剤と直接接した砂
しか固着されないため凹凸感や羅動感が出ないなどの欠
点があるから砂絵の表面に接着剤液を噴霧するなどして
、台板」二の接着剤と直接接しない砂と砂、砂と台板間
の接着を補う方法、更には有機質バインダーで処理した
砂で砂絵な描き、この砂絵を水蒸気で処理して固着させ
る方法(特開昭54 58577)などの改良方法が開
示されている。
これらの方法により得られろ砂絵は、慨して平面的なも
のであり、木質的に立体的砂絵を得ることを意図するも
のではない。立体的絵画に近いものの製作方法としては
、板状片の表面に石片又はこれに類似する物体を両面を
構成する様に配置、糊性して岩やその他の物体を表現し
、砂又は砕石、あるいはそれらの混合物f!:wI料に
て貼着するかこれらし二糊料を混練後貼着して砂、砕石
部を形成し、岡や山、又は立木あるいはその他の物体を
やや立体的に画面で形成し1石片、砂、砕石部及びその
他の部分の表面に油絵共その他の絵具を適宜塗布して製
作する方法や、合成樹脂エマルシヨンに着色剤、発泡剤
等を混合した各色の絵具を用いて絵画を紙等の両面に描
いて乾燥後加熱発泡させる方法等(特開昭51−922
2L  特開昭53−145737)が開示されている
のみであり、本格的な立体的砂絵に関する開示は見当ら
ない。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述の如く、従来の砂絵の技法によるものは、概して平
面的な砂絵の域を出ず、強いて、より立体的砂絵を得よ
うとする場合には、従来の砂絵の技法により製作された
砂絵の上に更に従来の技法により適当な接着剤を塗布し
て1第色砂状微細物をふりかけ、これを所定回数fjk
返すことによって立体的な砂絵を得ることができるが1
手数がかかり、煩雑であるという欠点を有しているばか
りでなく、本格的に立体的な砂絵を得ることができな(
)。
また、有機質バインダーで処理した砂を用いて砂絵を製
作し、水蒸気で処理して固着させる方法が開示されてい
るが(特開昭54−5!1577)、この処理砂は9例
えば好ましい有機質バインダーとして水溶性高分子を用
い、この高分子の水溶液で処理した砂を用いるものであ
り、かかる処理によって得られる砂表面に形成されるバ
インダ一層は薄く、砂絵の立体的表現を意図する部分に
この処理砂を、積層、盛り上げ、所望の立体的形状とな
し、本格的な立体的砂絵を得ようとしても積層盛り上げ
た部分における砂粒子間の結合は弱く、立体的表現部分
を保持するには極めて不十分であり、弱い衝撃にも6・
lえられず、形態保持の面で極めて不満足であり、実用
上天きな欠点をもっている。
本格的な立体的砂絵を得るために上記諸欠点を克服する
ことが従来技術上の大きな5題であり、このための新規
な砂絵材料の出現が待望さhていた。
く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、かかる状況に鑑み鋭意検討した結果、着
色砂状粉末物の表面に微粉末状親水性結合剤の層が積層
されてなる砂状微細物が砂絵材料として好適であり、と
りわけ、立体的砂絵材料として極めて好適であることを
見出し、この微細物を用いて前記従来技術上の課題を克
服し、極めて簡単な操作で本格的な立体砂絵を得た。す
なわち本発明者らは着色された珪砂、大理石、寒水石。
などの破砕物、カオリンやベン+−ナイト等の粘土鉱物
、ゼオライト、木粉、パルプ粉等の繊維質微細片などを
所定量の水で湿潤させ、湿潤状態にあるこれら破砕物な
いし微細片表面に微粉末状ないし微細顆粒状の親水性結
合剤をまぶす形で付着させ、乾燥して得た第色砂状微細
物からなる砂絵材料を)Dいることにより1本格的な立
体的砂絵の立体的表現部分を保持するに十分な砂状微細
物間の結合力を保持させることができること、更には、
この砂状微細物は水の浸透性に優れ、かつ木の浸透によ
る湿潤とその後の乾燥により粒子間に十分な結合力が発
現することを見出し、本発明を完成し従来技術上の課題
を解決することに成功した。
本発明は、まず第1に表面に着色層及び微粉状親水性結
合剤の層が積層されてなり、かつ微粉状結合剤の層が最
外層である砂状微細物からなる砂絵材料である。また、
第2に、着色された砂状微細物の表面に微粉末状親水性
結合剤の層が積層されてなる砂状微細物からなる砂絵材
料の隆積結合層を所望立体的形状としてなる立体的砂絵
である。
更には、第3に、合板の表面の図柄部に着色砂状微細物
を散布、固定して砂絵を製作するに当り。
その砂絵の立体的表現を意図する部分に着色された砂状
微細物の表面に微粉末状親水性結合剤の層が積層されて
なる砂状微細物を隆積させて、所望立体的形状となし、
その立体的形状の表面部より、水を浸透させた後乾燥さ
せることを特徴とする立体的砂絵の製作方法である。
本発明に用いられる砂絵(本発明にいう砂絵とは無機系
砂状物を用いたもののみでなく、他の微細物材料を用い
砂絵的外観を呈する砂絵類似物をも包含する)材料に用
いる砂状微細物としては。
珪砂、大理石、寒水石などの破砕物、セラミックビーズ
又はその破砕物、ガラスピーズ又はその破砕物、カオリ
ンやベントナイト等の粘土鉱物、パーライトやゼオライ
ト等の多孔質微細片などの無機系のもののほか、木粉、
パルプ粉、プラスチックビーズ又はその破砕物などの有
機系のもの、更には、これら材料の粉粒体を微細物を核
とし又は核とせずして、通常の方法で造粒した造粒物が
好適に用いられる。
上記砂状微細物の着色物は常法により着色し得られるが
9例えばアクリルエマルジョン、メチルセルローズなど
のバインダー、顔料等の水中分散体と砂状微細物とを混
合撹拌し乾燥する方法等が採られる。所望色彩、色調の
如何によってはより少い顔料で均質に着色された砂状微
細物は、微細物を水で湿潤させた後、均一に混合した無
機フィラー、バインダー、顔料等を湿潤微細片の表面に
付着させた後乾燥させる方法で得られる。この方法は水
に濡れ湿潤する物質、水を保有する親水性物質、更に物
質自体は、いわゆる親水性物質の範1iに属さないが、
水に濡れ、がっ微多孔質であるために水を吸収保持する
微細物に好適に用いられる。
本発明の最表層が微粉末状の親水性結合剤で形成されて
いる着色砂状微細物とは、前記の如き方法で着色された
砂状tfIi細物を水で湿潤させた後。
湿潤微細物にまぶす形で付着させ乾燥することにより得
られるものをいう。適度の水量で湿潤された微細物は次
いで添加され、まぶされる形で微細物表面への付着が行
われ、微粉末状の親水性結合剤との間で水分の授受を経
ながら湿潤微細物表面への付着が行われ、微粉末状の結
合剤の層が形成される。着色砂状微細物の湿潤時の水分
保持性とその湿潤に用いる水量との相対的関係を適正に
保持することによって結合剤が泥状化を来たさず、かつ
湿潤水量不足による表面上への付着の不完全性を排除し
て本発明の効果を享受できろ砂状微細物が得られる。
着色砂状微細物を湿潤させるに当り使用する水の量は、
微細物の水分保持性の程度に応じて選定され、一義的に
は決まらないが、通常微細物100qi量部当り0.1
〜300重量部の範囲にあり、より好ましくは0.4〜
200重量部の範囲から選定される。
例えば1本保有量の少ない寒水石、珪砂等の着色微細物
では微細物100重量部当り用いる木の量は0.4〜1
4重量部が好ましく、 1〜6重量部がより好適である
。プラスチックビーズ又は破砕物に対しては、1.5〜
30重量部が好ましく、3〜16重量部がより好適であ
り、木粉等の親水性で水保有量の大きいものでは、30
〜200重量部が好ましく40〜140重景部がより好
適である。
また、微細物の着色後の未乾燥、湿潤状態にある着色砂
状微細物の本保有敗が好適な領域にある場合には、この
着色晃作に引き続いて前記微粉末状の親水性結合剤の層
の形成操作を行なうことができる。
本発明に用いられる親水性結合剤としては、2+。
に影潤または溶解する特性を有し、水の存在下で微細物
間の接着を惹起し、乾燥後の徹け・男物な固着する結合
剤、例えばメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
−ス ニルアルコール、ポリアクリル酸ソーダなどが好適に用
いられる。とりわけ、メチルセルロース。
ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースがより好適である。その理由は、水の浸透性、水の
浸透時の結合剤層における粘性の発現性に優れること、
そして粘性の発現に起因して、立体的形状に微細物を積
層せる部分が固定され。
形状が比較的強固に安定化され、他方形状の修正、整形
が容易にできる流動性をも併せ持っているからである。
従って、精密な立体的砂絵を得ることがより一層容易に
可能となる。
本発明に用いられる親水性結合剤の量は着色砂状微細物
の密度、多孔性など単位重量当りの表面積に関連する特
性により決まり、−i的には定まらないが、 この着色
砂状微細物(軸重基準)100重量部当り0.1〜35
重量部が好適に用いられ、例えば寒水の破砕物の場合に
は100:fllii部当り0.2〜4重量部が好まし
く0.6〜2.4重量部がより好適であり、密度のより
小さい木粉パルプ粉等を砂状微細物として用いる理容に
は、100重量部当り6〜30重量部が好ましく10〜
24重及部がより好適である9親水性結合剤の量が少な
すぎると本格的な立体砂絵に要求される実用的な砂状微
細物粒子間等の接着力の発現が不充分となるばかりでな
く水の浸透とともに発現する粘性による眞記未乾燥時の
形態安定性、形状の修正容易性等も期待できず、精緻な
立体砂絵を得ることが不可能となり好ましくない、また
、親水性結合剤の量が多過ぎると水の浸透性が悪化する
ばかりでなく、乾燥過程で表面の荒れを生じ美観上好ま
しくなく、乾燥に不必要な時間を要することとなり好ま
しくない。
本発明の立体砂絵は最表層が微粉末状の親水性結合剤で
形成されている着色砂状微細物を用いることを特徴とす
るものであり、最表層が微粉末状のこの結合剤から成る
ことに起因してその層は厚く、そのために立体的表現を
意図する部分に砂状微細物を十分な高さに積み上げて所
望立体形状となし、その表面部より水を浸透させて微細
物相互間を接着し、次いで乾燥させて実用に酎え得る強
固な微細物量結合を発現させ得て本格的な立体的砂絵を
得ることができる。
更に、この結合剤の層が微粉末状結合剤がまぶせる形で
付着形成されているために水の浸透性は極めて良好で、
たとえば水を保有させた筆先を軽く、前記立体的表現部
の表面部に触れさせるという簡単な操作でも、広範囲に
水が浸透し渡るという特徴をもつ。
本発明の立体的砂絵を製作するには、合板の表面の図柄
部に前記着色砂状微細物を散布し、更に立体的表現を意
図する部分にこの着色砂状微細物を積層、盛り上げて隆
積させ、所望形状を形成せしめた後表面部より水を保有
させた筆先等をこの微細物に触れさせて水を浸透させる
か、スポイト等で水を付与させるか、ノズルより水を噴
躾させる等の方法で水を浸透させ、立体形状部の着色砂
状微細物全体に水を行き渡らせた後乾燥させるという簡
単な操作で行うことができる。
本発明の砂絵材料は前述の如く最表層部が比較的厚い親
水性結合剤層で成っていることに起因して、台板表面の
図柄部を粘着面としなくとも1表層から内部へ浸透し合
板に到達した木と砂vtl細物表層の結合剤とにより図
柄部への接着が確保される。図柄部を予め水で濡らして
おくことは、より好ましく図柄部の面積が広い場合、水
で湿潤させる際一部乾燥するのを防止する観点から1〜
2%のカルボキシメチルセルロース等の水溶液を用い湿
潤させることがより好適である。
耐水性が要求される場合には、砂状微細物で形成された
立体表現部の表面部より浸透させる木及び前記台板上の
図柄部を湿潤させる水に合成樹脂エマルジョン又はカル
ボキシメチルセルロース等の不溶化剤し例えばエポキシ
化ポリアミド(昭和高分子■製)、 E−3149(大
同化成工業@製)]あるいは、これら両者を添加し用い
ることにより。
乾燥役得られる砂絵に耐水性を付与することができる。
単に水溶性高分子水溶液等で処理するなどの従来の方法
で得られる有機質バインダーで処理した砂状物を用いた
場合には、本発明の如き製作方法を採用しても、優れた
水の浸透性が期待できず。
また、結合剤層が薄くそのために本発明でV)られる如
き実用に耐え得る強固な微細物間の結合を有する本格的
な立体砂絵を得ることができない。
なお、本発明の砂絵材料は、通常の砂絵のみならず、例
えば2重ガラスコツプの間隙に各1・1の色に着色した
砂状物をガラスコツプの外側から見るとき美麗な砂絵と
なる様に充填したものが近年装飾品として用いられてい
るが、これらにも適用されるものである。すなわち、こ
の装飾品に充填された従来の砂状物粒子は充填されたま
まで砂状物粒子間は固定されていないため、小さな振動
、衝撃等で砂絵が変形してしまう欠点を有している。
本発明の砂絵材料を用いることにより前述の如く水を浸
透させ乾燥させて、容易に砂状物間、及び砂状物とガラ
スコツプ壁とを固定することができる。かかる着色砂状
物の充填、積層によって形成される砂絵も本発明にいう
砂絵に包含されるもめである。
〈作用及び発明の効果〉 前述の如く適度の水量で湿潤された着色砂状微細物は、
次いで添加されまぶされる形で微禎物表面に付着された
微粉末状の親水性結合剤が選択的に水分を吸収内部まで
浸透して親水性結合剤相互間で水分の授受を経ながら微
細物表面相互の接着が良好に行われ、その結果この結合
剤の層が厚みをもって着色微細物の表面に形成される。
微粉末結合剤層を最表面層にもつことに起因して得られ
た砂状w細物により形成された砂絵の立体的表現部の*
細物積み上げ部の水の浸透性は極めて優れており、また
この結合剤層の厚みが大きいことに由来して実用に耐え
得る強固な微細物間等の結合が得られ、極めて簡単な操
作で本格的な彫りの深い立体的な砂絵を得ることができ
ろ。
〈実施例〉 以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、これら
実施例に限定するものではない。なお1部とあるのは重
量基準で示した。
実施例1 乾燥5号珪砂100部にアクリルエマルジョン(固形分
45%)0.6部及びフタロシアニングリーンのノニオ
ン界面活性剤による顔料分散体1.4部を添加し、混合
撹拌し185℃5分間乾燥し、?7色した珪砂を得た。
次いで撹拌1をもつ混合機内で、上記着色珪砂100部
を撹拌しつつこれに木2部を噴1しながら着色珪砂を湿
潤させた後微わ)状のカルボキシメチルセルロース1.
2部を撹拌しつつ添加し、湿潤珪砂表面にまぶせろ形で
展着させ、 100℃の乾燥温度で15分間乾燥し最表
層部にカルボキシメチルセルロースの層が積層されてな
ろ砂絵用着色珪砂を得た。
合板にベニヤ板を用い、図柄部に1.5%のカルボキシ
メチルセルロースの水溶液を塗布し、その上に、得られ
た着色珪砂を散布、積層し盛り一ヒげて、長さ1511
幅30、高さ1酬の魚の片身を形づくり、その表面部の
数箇所に水を保有させた筆先を接触させて水を浸透させ
、珪砂粒子間及び白板と珪砂間を付着させた。水を浸透
付与させると、水の浸透後活性が発現し形状が保持され
る。この粘性による形態安定性は(析めでよく、形の精
緻な修正を行い自然乾燥後精密な魚の立体的砂絵を得た
。この立体的砂絵は珪砂粒子間の接着はもとより、珪砂
と台板との接着も充分であり、実用上。
耐VR撃性も充分であった。
実施例2 実施例1において、24〜50メツシユの粒度を持つ寒
水石の破砕物を用い、台板上に塗布する水及び着色寒水
石の破砕物を積層盛り上げて形成した立体的表現部に浸
透させる水に代えて、E−3149(大同化成工業(株
製カルボキシメチルセルロースの不溶化剤)の水による
10倍液を用いた以外は実施例1と同様に操作した。こ
れの浸透性、粘性の発現性は優れたものであった。得ら
れた精緻な魚の立体砂絵は、寒水石破砕物及び破砕物と
台板との接着ともに充分であり、台板を立てて、2I1
1の高さから床上に砂絵の立体的表現部が床に直接触れ
ない態様で落下させた場合の衝撃にも耐える耐衝撃性を
有していた。更に、砂絵を水に浸漬した場合も、形が崩
れず良好な耐水性が付与されていた。
実施例3 攪拌翼をもつ造粒機内で24〜50メツシユの木粉10
0部を撹拌しつつ、これに水150部を噴9オしなから
木粉を均一に湿潤させる。得られた湿潤木粉にタルク8
0部、カオリンクレー40部、軽炭80部および色±4
0部からなる無機フィラー、顔料(酸化鉄、NYB −
40、日本弁柄工業■製)10部、バインダーとして粉
末エマルジョン(モビールDM −200、ヘキスト合
成f4$1i12)5部をあらかじめ均一に混合した後
撹拌しつつ添加し、湿潤木粉表面にまぶせる形で付着さ
せる。この付着操作が完了した後造粒操作を行い着色湿
潤造粒物を得た。次いで湿潤造粒物に微粉状のヒドロキ
シエチルセルロース粉末20部を撹拌しつつ添加し造粒
物表面にまぶせる形で展着させ、100℃の乾燥温度で
15分間乾燥し最外層にヒドロキシエチルセルロースの
層が積層されてなる砂絵用着色造粒物を得た。
得られた着色造粒物を用いて実施例2と同様にして精緻
な魚の立体砂絵を製作した。この砂絵形成過程における
水の浸透性や水の浸透時の粘性の発現性、更にこの粘性
の発現に起因する形態安定性、形の修正の容易性は極め
て優れたものであり。
乾燥後得られた砂絵の耐衝撃性、耐水性は実施例2と同
様充分なものであった。
実施例4 実施例1において、砂状微細物として14〜24メツシ
ユのガラスピーズを、顔料にジスアゾイエローを、更に
微粉状のカルボキシメチルセルロースを2部用いた以外
は実施例2と同様に行なった。
E−3149含有水を浸透付与させると含有水の浸透性
は極めて優れており、浸透後活性が発現し形状が保持さ
れ、粘性による形態安定性は極めてよく、形の精緻な修
正を行い自然乾燥後精密な立体的砂絵を得た。得られた
立体的砂絵はガラスピーズ粒子間の接着、ガラスピーズ
と台板との接着共に充分であり、実施例2と同様の耐水
性、耐衝撃性を有していた。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 砂状微細物の表面に着色層及び微粉状親水性結合剤
    の層が積層されてなり、かつ該微粉状結合剤の層が最外
    層である着色砂状微細物からなる砂絵材料。 2 親水性結合剤がカルボキシメチルセルロース、メチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースである特許
    請求の範囲第1項記載の砂絵材料。 3 着色された砂状微細物の表面に、微粉末状親水性結
    合剤の層が積層された砂状微細物からなる砂絵材料の隆
    積結合層を所望立体的形状としてなる立体的砂絵。 4 親水性結合剤がカルボキシメチルセルロース、メチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースである特許
    請求の範囲第3項記載の立体的砂絵。 5 台板の図柄部に着色砂状微細物からなる砂絵材料を
    散布、固定して砂絵を製作するに当り、該砂絵の立体的
    表現を意図する部分に着色された砂状微細物の表面に微
    粉末状親木性結合剤の層が積層されてなる砂絵材料を、
    隆積させて所望立体的形状となし、該立体的形状の表面
    部より水を浸透させた後、乾燥させることを特徴とする
    立体的砂絵の製作方法。 6 親水性結合剤がカルボキシメチルセルロース、メチ
    ルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースである特許
    請求の範囲第5項記載の立体的砂絵の製作方法。
JP21630486A 1986-09-13 1986-09-13 砂絵材料、並びに立体的砂絵及びその製作方法 Granted JPS6371400A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103264611A (zh) * 2013-06-08 2013-08-28 何冬海 一种沙画的制作方法及沙画用沙
JP2019505416A (ja) * 2016-02-12 2019-02-28 インポッシブル オブジェクツ,エルエルシー 自動化された複合系付加製造のための方法および装置

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