JPS6370700A - 電気音響変換器の振幅特性を改良する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電話技術分野の電気音響変換器の振幅特性を
改良する装置であって、ケーシング上側部分とケーシン
グ上側部分との間で支承体内で固定された、圧電式の層
を備えた変換プレートと、変換プレートの前に配置され
た共振器とが設けられていて、ケーシング上側部分が音
響通過開口を成す中央貫通孔を有している形式のものに
関する。

従来の技術 変換プレートの前室内に共振器を配置することは多くの
刊行物で公知である。従ってドイツ連邦共和国特許第１
１６７８９７号明細書から、円形の縦軸線を有する音響
的なパイプとして変換振動板の前に共振器を形成するこ
とは公知でるる。このばあい共振器はパイプとして変換
振動板自体に配置される。これによって少女くとも変換
振動板の構造が複雑となり、従ってこの変換振動板は別
の使用ケースにおいては使用できない。

更にドイツ連邦共和国特許出願公開第 ３１０７２９３号明細書によって、変換プレートの前に
配置された仕切板とこの仕切板を閉じる枠との間で共振
器が形成される装置が公知である。このばあい仕切板は
異なる斜面を有していて、該斜面に、カプセル組立て状
態でフレームに接触する附加部が配置されている。この
ようにして形成される中空室が、連結開口を介して変換
プレ・−トの前に設けられる前室に接続される共振器を
成す。しかしながらこのような構成では、共振室を形成
するために、変換器カプセルの構造高さを多少高くする
必要がある。これによって頻繁に困難性が生ずるように
なるか又はこのようなカプセルを収容する卓上電話器本
体企改造しなげればならなくなる。

更に斜面の寸法決め並びに共振室のシールは製作技術的
に困難である。

発明が解決しようとする問題点 従って本発明の課題は、変換プレー　トの前に配置され
る共振器によって変換器カプセルの構造高さ全体が拡大
されないように、冒頭に述べた形式の電話技術分野の電
気音響変換器の振幅特性を改良する装置を提供すること
にある。

問題点を解決するだめの手段 前記課題は本発明によれば、ケーシング上側部分が変換
プレートの前室に接続される連結開口を成す別の２つの
貫通孔を有していて、これら貫通孔がケーシング上側部
分内に配置された片側で開かれた環状の通路（接続され
ていて、貫通孔および通路が共にケーシング上側部分の
外面側から中央貫通孔を備えたカバー板によって閉じら
れていることによって解決された。

発明の作用効果 本発明では変換プレートの前室に対する、力が バー板によって閉じられる通路並びに貫通孔メβ共振器
を成す。この共振器はケーシング上側部分内に配置され
ているので、構造高さ全体は何等変らない。変換器プレ
ートを除いて個々の構成部材は比較的簡単なプラスチッ
ク射出成形部材から成っていて、このばあいこれら構成
部材の寸法決めは困難なことではない。更に通路を閉じ
たばあいに共振器が変ることはない。それというのもド
イツ連邦共和国特許出願公開第３１０７２９．３号明細
書による公知の装置の仕切板に設けられた附加部は不必
要であるからである。

異なる共振器を形成するために、通路が横断面および長
さを等しく又は異なわせて形成されていると有利である
。

カバー板を正確に位置決めするために、カバー板が中央
貫通孔に隣接する円筒状の附加部を有していて、この附
加部がケーシング上側部分の中央貫通孔に係合している
と有利である。これによってカバー板を所定の位置で不
変に固定することができる。

カバー板をケーシング上側部分に接着することができる
。しかしながら製作技術的にみて、円筒状の附加部に、
ケーシング上側部分の環状の切欠きに係止される係止突
起が一体成形されていると有利である。

通路および貫通孔を完全に密に閉鎖するために、カバー
板の上面と円筒状の附加部の軸線との間の角度が９０度
よりも小さいと有利である。

下 これによってカバー板の縁部範囲は初ばね力２でケーシ
ング上面に接触する。

実施例 変換器カプセルはケーシング上側部分１とこのケーシン
グ上側部分を閉鎖するケーシング上側部分２とから成っ
ている。両ケーシング部分１ｄ円筒状のピン３，４によ
って結合可能で、このばあいピンはケーシング上側部分
１の縁部範囲に配置されていてかつケーシング上側部分
２の適当な切欠き５内に係合している。ケーシング上側
部分１とケーシング上側部分２との間には圧電式の層６
を備えた変換プレート７が配置されていて、この変換ｌ
プレートは縁部範囲で支承体８，９によって不動に保持
されている。

ケーシング上側部分２は音響通過開口を成す中央貫通孔
１０を有している。更にケーシング上側部分２内には別
の２つの貫通孔１１．１２が設けられていて、これら貫
通孔には片側で開かれた２つの通路１３．１４が接続さ
れる（第２図および第５図参照）。貫通孔１１，１２お
よび通路１３，１４は共に円筒状の附加部１５を備えた
カバー板１６によって閉じられている。

附加部１５の自由端部には多数の係止突起１７゜１８が
設けられていて、これら係止突起は中央貫通孔の範囲で
ケーシング上側部分２の斜面１９に係止される。更にカ
バー板はその上面と円筒状の附加部の軸緋との間で９０
度よりも小さな角度を成している。カバー板が通路１３
．１４および貫通孔１１．１２の上方にかぶせられたば
あいには、カバー板はケーシング上側部分ニ係止され、
このばあいカバー板の縁部範囲は切下 ばね力２でケーシング上側部分２の上面に不動に接触し
、これによって通路および貫通孔は音響的に密に閉じら
れる：

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は変
換器カプセルの横断面図、第２図はカバー板を取りはず
した状態での変換器カプセルの平面図、第３図はカバー
板の横断面図、第４図は第１図Ａ部分を詳細に示した図
、第５図は第２図Ｂ部分を詳細に示した図である。 １・・・ケーシング上側部分、２・・・ケーシング上側
部分、３，４・・・ピン、５・・・切欠き、６・・・層
、１、・・変換プレート、８，９・・・支承体、１０・
・・中央貫通孔、１１．１２・・・貫通孔、１３．１４
・・・通路、１５・・・附加部、１６・・・カバー板、
１７゜１８・・・係止突起、１９・・・斜面 ＦＩＧＩ　　　− ”°′。。。Ｋ 七ス臣シ″。 。−ノ′。 ｌＧ４ １日 ６・・・層 ７・・・変換プレート １６・・・カバー板

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．電話技術分野の電気音響変換器の振幅特性を改良す
   る装置であつて、ケーシング下側部分（１）とケーシン
   グ上側部分（２）との間で支承体（８、９）内に固定さ
   れた、圧電式の層（６）を備えた変換プレート（７）と
   、変換プレートの前に配置された共振器とが設けられて
   いて、ケーシング上側部分が音響通過開口を成す中央貫
   通孔を有している形式のものにおいて、ケーシング上側
   部分（２）が変換プレート（７）の前室に接続される連
   結開口を成す別の２つの貫通孔（１１、１２）を有して
   いて、これら貫通孔がケーシング上側部分内に配置され
   た片側で開かれた環状の通路（１３、１４）に接続され
   ていて、貫通孔（１１、１２）および通路（１３、１４
   ）が共にケーシング上側部分（２）の外面側から中央貫
   通孔（１０）を備えたカバー板（１６）によつて閉じら
   れていることを特徴とする、電気音響変換器の振幅特性
   を改良する装置。
2. ２．通路（１３、１４）が横断面および長さを等しく又
   は異なわせて形成されている特許請求の範囲第１項記載
   の装置。
3. ３．カバー板（１６）が中央貫通孔（１０）に隣接する
   円筒状の附加部（１５）を有していて、この附加部がケ
   ーシング上側部分（２）の中央貫通孔（１０、２０）内
   に係合している特許請求の範囲第１項記載の装置。
4. ４．円筒状の附加部（１５）に、ケーシング上側部分（
   ２）の環状の切欠き（１９）に係止される係止突起（１
   ７、１８）が一体成形されている特許請求の範囲第３項
   記載の装置。
5. ５．カバー板（１６）の上面と円筒状の附加部の軸線と
   の間の角度が９０度よりもいくらか小さくされている特
   許請求の範囲第４項記載の装置。